■ グローバリゼーション市場の流れを受け、企業は世界的競争に勝ち抜くために経営の効率化を進め、成果・実力主義の導入を提唱してまいりました。その過程で個の多様性やワークライフバランスなど「個人」に注目が浴びたのも、こういった成果・実力主義への強い関心の表れとも言えます。ただ、表面的に標榜してはいるものの制度が頭打ち状態になっているケースも多々見られ、そのような矛盾した組織の間では「やらされ感の蔓延」「仕事に対する情熱が湧かない」といったモチベーションの低下が深刻化しており、この先、企業が発展していく上で早急な改善が迫られております。
■ しかしながら、様々な角度から熱意を持った社員を持つ事が経営戦略において重要であると言われているにも関わらず、多くの企業で社員が十分にモチベーションを発揮できていないのも事実です。その背景には90年代から続いた長い不況の余波で目先の利益や生産性の向上ばかりを優先し、“ヒト”に対する情熱の創生を怠ってきた経営側の責任でもあります。組織を動かす基本は人であり、意欲を失った社員の氾濫は今後の企業の将来を左右しかねません。企業の人材育成力が問われている今、社員自身が自発的に課題に取り組み組織全体の機運を盛り上げていく経営側の努力は、これからの企業成長において必要不可欠と言えるのではないでしょうか。
■ 1日目では、コミュニケーションをテーマにモチベーションの喚起・浸透策について検証いたします。社員の中で眠っている熱意を洗い出し、何故それが組織の中で停滞しているのか、そして社内変革を浸透させる対話についても触れ、考察してまいります。
■ 2日目では、組織力の発展をテーマに組織におけるモチベーションの持続について検証いたします。社員の間で目覚め始めた意欲を伸ばし、どのようにして社員自身が自発的に動く状態にするか、そして定着後も半永続的に意欲を持続させていくためのヒントにも触れ考察してまいります。
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