金融危機を契機に世界的な需要不足が日本経済を再びデフレ状況に陥れ、資本市場やビジネスのグローバル化が叫ばれる中、時を同じくして2015年にも上場企業への強制適用が噂される国際会計基準・IFRSの導入準備を前倒しし本格的に取り組む企業が相次ぎでてきた。「時価評価」を重視する国際会計基準の策定に日本企業の意向が十分反映させるかどうか懸念する声も多いが、グローバル経済の中で企業を測る共通の“モノサシ”を使いこなす力が、投資家だけでなく、これからの企業経営には大きく問われてくることは確かである。日本的経営の特徴ともされる株式の持ち合いやM&Aによるのれんの問題など、企業利益に大きな影響をもたらす経営手法の抜本的見直しは、経営者やCFOにとって喫緊の課題である。
本プログラムでは、IFRSの最新動向と会計制度の行方、そして未だ明確にならないグレー・ゾーン(取り決め)に揺れる日本企業がその新しい基準導入に向け今為すべき施策や留意点について、一線で活躍される著名な講師陣をお招きし考案するものである。さらにグローバル・レベルで激変する経営環境の中で臨機応変な経営判断を舵取る経営者の右腕、CFOの役割についても検証する。 |