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グローバルM&Aシンポジウム2016

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グローバルM&Aシンポジウム2016
企業価値の向上
~M&Aを真の成功へと導く事業戦略

開催日時

2016年 10月 7日(金) 13:00~17:30(受付開始 12:15~)

参加対象者

経営者/経営企画、事業企画、国際事業、人事、経理・財務、知的財産、M&Aなどをご担当の役員・管理職の方々

 

 13:00~ 13:05  ご挨拶(5分間)

 

 

 13:05~13:55  特別講演(50分間)【M&A後の企業文化融合・ビジョン浸透】

 

 

世界で最も期待されるエンターテインメント企業グループへ
~バンダイナムコの経営統合後におけるマネジメントと事業展開

  • 「暴走」のすすめ
  • 組織は個の力の集合体
  • 創業DNAと“IP軸戦略”

 

株式会社バンダイナムコホールディングス
代表取締役会長

石川 祝男

1978年 株式会社ナムコ(現バンダイナムコエンターテインメント)入社。 2005年 ナムコ代表取締役副社長就任。2006年 株式会社バンダイと株式会社ナムコのゲーム事業を統合、株式会社バンダイナムコゲームス(現バンダイナムコエンターテインメント)代表取締役社長に就任。2009年 株式会社バンダイナムコホールディングス代表取締役社長を経て15年より現職。

 

バンダイナムコホールディングスは、2005年にバンダイとナムコが経営統合し誕生しました。現在、国内外に向けて玩具やゲーム、その他さまざまなエンターテインメントを提供していますが、経営統合直後はカルチャーの融合も進まず、業績も急激に悪化しました。その後、どのようにバンダイナムコグループが立ち直ったのか、社員に伝え続けたメッセージや社内で推進したことは何だったのか、具体的事例を交えてお伝えします。

 13:55~14:40  基調講演(45分間)【ポストM&Aにおける組織戦略】

 

 

M&Aの成功・失敗のカギを握るPost-Merger問題

  • 統合後に生じるさまざまな問題~代表的な事例
  • 異なる企業文化を持つ組織を融合させていくために
  • “40歳定年制”真の意味~M&Aを機に個の能力を磨き直す

 

東京大学大学院経済学研究科・経済学部教授

柳川 範之

1988年 慶應義塾大学経済学部通信教育課程卒業。1993年 東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。経済学博士(東京大学)。慶應義塾大学経済学部専任講師を経て、1996年 東京大学大学院経済学研究科助教授、同准教授を経て、2011年より現職。NIRA総合研究開発機構理事。経済財政諮問会議専門委員。内閣府、国土交通省、経済産業省、文部科学省等で審議会・研究会の委員を務める。東京大学金融教育研究センター・フィンテック研究フォーラム代表。主な著作物:『法と企業行動の経済分析』日本経済新聞社、『契約と組織の経済学』東洋経済新報社、『会社法の経済学』東京大学出版会(三輪芳朗・神田秀樹と共編著)、『日本成長戦略 40歳定年制』さくら舎、『40歳からの会社に頼らない働き方』筑摩書房、『東大教授が教える独学勉強法』草思社等。

 

企業がM&Aを行う動機・理由は色々ありますが、M&Aの成功・失敗のカギを握る事項の一つとして、統合後に生じるさまざまな問題(Post-Merger問題)をどう克服していくかといった点があげられます。企業はその歴史が長ければ長いほど企業独自の文化・風土が根付いており、このことが企業の生産性をあげる原動力となっていることは言うまでもありません。ところが組織の統廃合に伴い企業独自の文化・風土は曲がり角を向かえ、旧・組織を機軸とした派閥抗争の激化、コミュニケーション不足による生産性の減退など、Post-Merger問題が多発しております。企業はこういったM&A後に発生する課題に対処していくため、どのようなことに取り組んでいけばよいのか。学術的な知見等も踏まえて解決のヒントについて考察します。

 14:40~15:10  協賛セッション(30分間)【これからのM&A業務に求められる分析力】

 

 

事業会社におけるCapital IQ Platformの活用事例

  • ターゲット企業の抽出(ロングリスト・ショートリストの作成)
  • 候補先企業の詳細分析(同業他社分析など)
  • 企業価値の算定
  • 活用事例

 

S&P Global Market Intelligence
営業部門
シニアセールスアソシエイト

関 陽子

2015年4月入社、S&P Global Market Intelligenceの営業部門に所属。主に事業会社セグメントを担当し、M&Aのワークフローソリューションや、取引先企業の信用分析ツール等の提案を行っている。

 

ここ数年、日本企業のクロスボーダーM&A案件が活発化している環境下で、これまで証券会社やFA等に委託していた業務を内製化する動きが高まっております。S&P Capital IQプラットフォームは、M&A業務におけるワークフローをサポートするツールとして、証券会社やコンサルなど多くの方々にご利用頂いており、近年では事業会社様でのご利用も増えてきております。当ツールのご利用方法を、実際の事業会社様での事例も含めご紹介させて頂きます。

 15:10~15:25  コーヒー・ブレイク(15分間)

 

 

 15:25~16:15  事例講演(50分間)【川下統合による新事業リソース】

 

 

日東電工の新事業リソース獲得戦略
  • 新事業リソースの取込形態
  • リソース取込後の事業展開事例
  • 新規事業の創出事例

 

日東電工株式会社
上席執行役員 事業開発統括部長

丸山 景資

1981年 日東電工株式会社入社。回路材事業部営業・企画部長、電子機器業界営業部長等を経て、2008年 理事・グローバルニッチトップ推進室長、2011年 執行役員後上席執行役員、事業開発統括部長、 Nitto Denko Technical Corporation 非常勤取締役を歴任、新規事業開発を統括。2016年にNitto BioPharma, Inc.代表にも就任。関西経済連合会産業振興委員会委員、北海道大学次世代大学力強化推進会議委員、北海道大学フード&メディカルイノベーション推進運営委員を兼任。

 

新事業リソースの取込形態の検討からリソース取込後の事業展開について解説するとともに、Nitto の伝統的な展開としての核酸医薬のプロセス材料にその川下統合である核酸受託製造、さらに難治性疾患への標的型DDS創薬開発事例を紹介します。

 16:15~17:25  特別鼎談(70分間)【M&Aと企業価値向上に向けたプロセス】

 

 

今一度、M&Aの成功について考える
~シナジーを実現する統合プロセス
  • PMIにおける主要課題と解決方法
  • 長期的な成長を支える経営戦略の策定
  • 統合の成否を左右する異なる企業文化への対応

 

 

<パネリスト>
アース製薬株式会社
取締役会長

大塚 達也

東京大学大学院を卒業後、大塚製薬株式会社を経て、1990年アース製薬株式会社に入社。約300億円だった売上を社長時代に1,300億円超に伸ばし、東証一部に上場させた。2014年3月より現職。現在は女子プロゴルフツアー「アース・モンダミンカップ」の企画推進に携わっている。

<パネリスト>
コニカミノルタ株式会社
取締役会議長

松﨑 正年

1950年 東京都生まれ。1976年 東京工業大学大学院 総合理工学研究科 修了後、小西六写真工業株式会社(のちのコニカ株式会社)に入社。コーポレート研究開発部門、技術企画部門を経て、主に情報機器(プリンター、デジタル複合機)の製品開発、商品企画に携わる。コニカとミノルタの経営統合以降は、分社体制下で、情報機器事業会社取締役 制御開発本部長、持株会社執行役として研究開発機能会社社長、取締役兼務常務執行役として技術戦略担当を歴任後、2009年4月に代表執行役社長に就任。2014年4月より取締役会議長に就任し、現在に至る。

 

<モデレーター>
東京大学大学院経済学研究科・経済学部教授

柳川 範之

鼎談のポイント

 

日本企業によるM&Aが増加の一途をたどり続けている昨今、しかしながらその7割が失敗と言われております。M&Aの成功とは何をもっていうのでしょうか。M&A後の統合(PMI)はケースによる差はあるものの、どのようなM&Aにおいても必要不可欠な事項であると言えます。これら統合プロセスの中で企業が新たな組織を円滑に運営し、シナジーを創出していくにはどういったプランを策定・実行していけばよいのか、いくつかのポイントより企業価値を高めるためのM&Aについてディスカッションを行います。

 17:25~17:30 クロージング(5分間)

 

 

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