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CIO Online Forum 2020
ニューノーマル時代のリスクと
チャンスにどう立ち向かうか
~CIO/IT部門が担う責務とリーダーシップ~

開催概要

開催日時

  • Vol.12020年8月4日(火)14:00~16:30 
    「事業継続とIT戦略/ガバナンス」
  • Vol.22020年8月5日(水)14:00~16:30 
    「DXと成長戦略」

開催趣旨

新型コロナウイルス(COVID-19)感染症が、未曽有のスピードと規模で広がり、世界を混乱に貶めています。 “人命を守る、生活を守る”ための対策が何より優先される時代が、この2020年に訪れると誰が予想しえたでしょう。世界のマネジメントリーダーが、その混乱の深さ、長さに戸惑い、今為し得るべき事業継続の対応に追われています。COVID-19が引き起こした混乱に、そしてCOVID-19が引き起こすであろう変化(市場、消費者、競争環境など)に、企業そしてマネジメントはどう向き合うべきでしょうか。

目の前での事業継続と今後の生き残りを賭け、そしてコロナ後における事業の更なる成長を目指し、CIO、IT部門には今まで以上に経営から大きな役割が求められています。想定外のCOVID-19の出現により、テレワークへの急速なシフト、ITを駆使した働き方の改革は劇的に変化しました。しかし、非常事態に対する対応の遅れやガバナンス体制、事業継続管理(BCM)プログラムの不整備、IT戦略における影響と見直しなど、多くの企業で様々な再点検が求められているでしょう。また、withコロナ、afterコロナの成長を見据え、デジタルをどう既存ビジネスに取り込み、ビジネス貢献を果たすか。IoTやAIなど先進テクノロジーも取り込みながら、自社内に価値を創りだすデジタルトランスフォーメーション(DX)の実現・推進においてもCIO、IT部門には、継続してその変革を成し遂げるための「強いリーダーシップ」が求められています。

DXによる事業成長を実現すべく国、そして企業がデジタル化への大きな一歩を踏み出す中で、新型コロナウイルス感染症の拡大が、全世界に広まりました。このような危機の時代にこそ、自らが変革の舞台に立ち、企業を牽引する強いリーダーが求められます。CIO、そしてIT部門が変化の先頭に立ち、変革推進者として立ち上がる時を今まさに迎えたのではないでしょうか。今回で第4回目を迎えるCIOフォーラムでは、今CIOやIT部門に求められている「ニューノーマル時代の責務とリーダーシップ」に焦点を当て、現役のCIOやITリーダーをオンライン形式で多数お招きし、COVID-19からの学びと真のDX実現に向けたキーファクターを検証していきます。

概要

参加対象者

経営者、役員、情報システム、経営企画、デジタル関連部門他、各事業部門の管理職の方々

参加料

両日参加
¥16,500円(お一人様/税込み)
*2日間のライブ視聴とオンデマンド視聴料金
1日参加
¥8,800(お一人様/税込み)
*選択回のみ(1回)のライブ視聴とオンデマンド視聴料金

参加形式

オンラインLive配信

開催後1ヶ月程度のオンデマンド配信(参加者限定)

本セミナーはオンラインでのライブ配信となります。視聴方法はお申込み後にご案内いたします。

お申込者でない方への視聴用URL共有はご遠慮ください。同じ会社内で複数名でのご参加を予定されている場合にも、お手数ですがお一人ずつお申し込み下さい。

登録時のメールアドレスに登録完了メールを送付いたしますが、万が一届かない場合、大変お手数ですが、customer1@b-forum.netまでご連絡ください。

主催

株式会社ビジネス・フォーラム事務局

 

協賛

日本アイ・ビー・エム株式会社

区切り線

プログラム詳細

Vol.1/8月4日(火)
「事業継続とIT戦略/ガバナンス」

14:00~14:30 基調講演【COVID-19からの示唆】

コロナ危機からの学びと示唆
~IBMの取り組み事例からの検証

  • IBMにみるパンデミック対応~危機管理の考え方と対策
  • ニューノーマルを見据えた経営施策の見直しと対応
  • 新たな脅威、サイバー攻撃への対応

日本アイ・ビー・エム株式会社

グローバル・テクノロジー・サービス事業本部

レジリエンシー・サービス事業部長

園部 哲久

社内営業支援システムを担当するSEとして日本IBMに入社後、営業職へ転向。金融機関の合併に伴うシステム統合検討などに従事。2001年NY州に日系金融機関担当営業として駐在中、同時多発テロのリカバリー活動などに従事。帰国後は、メガバンクの基幹システム刷新提案リーダー、インフラ長期包括ソリューション事業部長、官公庁・地方銀行・サービス業など全国・多業種でのITシステム高度化を推進する事業部長を歴任。現在は、IT環境における事業継続性 (レジリエンシー) を高める専門部署にて、自然災害やサイバー攻撃からの復旧高度化・自動化を支援するソリューション・サービスの部門長を務めている。

講演内容のポイント

各企業がデジタル化へのシフトを急速に進める中で、新型コロナウイルス感染症の拡大が、全世界に広まりました。目の前の事業継続と未来の成長をどうドライブしていくか。世界有数のリーディング・カンパニーとしてIT業界を牽引し続けるIBMにとっても、様々な対策を強いられた未曽有の数カ月でした。同社にみるパンデミック対応とはどのようなものだったか。そしてCOVID-19影響下の脅威として注目の集まるサイバー対策とはどのようなものか。新たな時代の事業継続のあり方とサイバー・レジリエンシーの強化に向けて今為すべき施策など、コロナ危機からの知見と示唆を含め、講演いただきます。

14:35~15:15 特別講演【デジタル変革力】

日産自動車におけるデジタル戦略
~ ビジネス変革への挑戦 ~

  • 日産自動車におけるグローバルデジタル戦略の取組み
  • デジタル変革の具体成果と課題
  • IS/IT部門のこれからの役割と内部変革

日産自動車株式会社

グローバルIS/IT 理事(VP)

能丸 実

日産自動車入社後、生産技術開発部門にて、新しい自動化設備の開発と導入に従事。情報システム部門への異動後、システム開発、運用、企画統括を担当し、現在は、 デジタルパフォーマンスオフィサーとして、Nissan Global IS/IT 次期中期戦略 「Nissan Digital Next」の策定と実行を通して、デジタルトランスフォーメーションによる新しいビジネス価値創造に挑戦している。

講演内容のポイント

「CASE」に代表される、「100年に一度の変革期」を迎えている自動車業界において、コロナ禍によるワーク・ライフスタイルの変化も相まって、DXによる価値創造の期待が一層高まる中、日産自動車のIS/IT部門は、新たな挑戦を開始しています。これまでのIS/ITデジタル戦略、その実行成果と課題、そして、現在挑戦している新戦略プログラムの内容を、実例とともに、具体的に紹介します。

加えて、DXイネーブラーとしての、新たなIS/IT部門の役割、それを果たすための、グローバルガバナンス、内部変革の方針と実績についても、言及していきます。

15:25~16:30 パネルディスカッション【IT戦略/ガバナンス】

withコロナ時代のIT戦略/ガバナンス

  • withコロナ時代CIO、IT部門の役割と責務
  • 経営とITをどうつなぐか~攻守におけるガバナンスシステム
  • デジタル変革力を高めるために~課題と展望

パネリスト

テルモ株式会社

執行役員

チーフインフォメーションオフィサー(CIO)

情報戦略部長

竹内 克也

日系製造業にて30年以上情報システム企画、開発に従事。米国、欧州にて地域IT統括機能の立ち上げ、帰国後グローバルITガバナンスを担当。2014年テルモ株式会社へ入社、CIOとしてグローバルIT統括を担当。基幹システム刷新、デジタル化、情報セキュリティシステム再構築等をグローバルに推進。経済産業省 デジタル・ガバナンス検討会委員。

パネリスト

ソフトバンク株式会社

IT&ネットワーク統括IT本部

本部長

北澤 勝也

システム開発会社を経て、ソフトバンク・テクノロジー株式会社(現SBテクノロジー株式会社)にてYahoo!BBプロジェクト参画後、2003年ソフトバンクBB株式会社(現ソフトバンク株式会社)へ入社。14年情報システム本部 経営基盤統括部 統括部長就任、19年IT本部 本部長、現在に至る。

パネリスト

日本アイ・ビー・エム株式会社

グローバル・テクノロジー・サービス事業本部

レジリエンシー・サービス事業部長

園部 哲久

社内営業支援システムを担当するSEとして日本IBMに入社後、営業職へ転向。金融機関の合併に伴うシステム統合検討などに従事。2001年NY州に日系金融機関担当営業として駐在中、同時多発テロのリカバリー活動などに従事。帰国後は、メガバンクの基幹システム刷新提案リーダー、インフラ長期包括ソリューション事業部長、官公庁・地方銀行・サービス業など全国・多業種でのITシステム高度化を推進する事業部長を歴任。現在は、IT環境における事業継続性 (レジリエンシー) を高める専門部署にて、自然災害やサイバー攻撃からの復旧高度化・自動化を支援するソリューション・サービスの部門長を務めている。

モデレーター

特定非営利活動法人(NPO法人) CIO Lounge

理事長

(元 ヤンマー株式会社 取締役 CIO)

矢島 孝應

1979年松下電器産業株式会社(現パナソニック株式会社)入社。三洋電機株式会社を経て2013年1月にヤンマー株式会社に入社。その間、アメリカ松下電器5年、松下電器系合弁会社取締役3年、三洋電機株式会社執行役員、関係会社社長3年を経験。ヤンマー株式会社入社後、執行役員ビジネスシステム部長就任。2018年6月に取締役就任。 2020年5月退任。 現在NPO法人 CIO Lounge理事長。

16:30 終了

Vol.2/8月5日(水)
「DXと成長戦略」

14:00~14:30 基調講演【After COVID-19と成長戦略】

アフターコロナとCIO、IT部門の責務と役割
~真のDXと事業成長に向けて

  • CIOが担う責務とリーダーシップ
  • アフターコロナの世界を考える
  • これからのデジタル・トランスフォーメーション

日本アイ・ビー・エム株式会社

パートナー

グローバル・ビジネス・サービス事業本部

技術戦略コンサルティング

森 祐之

国内システム・インテグレーターを経て、PWCコンサルティング株式会社(当時。現・日本IBM)に入社。以来、IT戦略立案、システム化計画、グローバルEA、大規模システム構築プログラム管理、デジタル変革推進など、ビジネスとITを融合させるためのコンサルティング・プロジェクトを中心に長く活動。テクノロジーの進化が企業のあり方を大きく変えることに伴い、変わり続けるCIO、IT部門の役割を発信し、その変革をリードしている。現在は、IT/デジタル戦略・IT変革コンサルティングチームのリーダーとして、デジタル技術をはじめとする先進技術を活用したビジネス変革を推進。

講演内容のポイント

ニューノーマル時代の到来、そしてDXの牽引役として、CIO、IT部門は、今後より一層経営から大きな期待が寄せられるのではないでしょうか。企業経営にITが深く関わり、デジタルをどう既存ビジネスに取り込み、ビジネス貢献を果たすか。このような危機の時代にこそ、CIO、そしてIT部門が変化の先頭に立ち、変革推進者として立ち上がる時を今まさに迎えたといえます。アフターコロナを見据え、CIOやIT部門が担う責務やリーダーシップとはどのようなものか。本講演では、最新の「グローバル経営層スタディ」の結果を踏まえ、CIOが担う新たな役割と責任、そしてデジタル・トランスフォーメーションを企業成長に繋げるためのキーファクターなどについて考察していきます。

14:35~15:15 特別講演【DXによる企業成長】

成長を牽引するDXを目指して
~ニューノーマルを見据えた経営とデジタルの融合~

  • データドリブンな経営を実現するためのフレームワーク
  • デジタルを活用し、市場を拡大する戦略と必要条件
  • デジタルトランスフォーメーションを成功させるための社内ガバナンス整備

日本コカ・コーラ株式会社

CDO 最高デジタル責任者

石井 恵三

1995年米アートインスティチュート大卒業。昨年よりCDO(最高デジタル責任者)として、日本におけるコカ・コーラのデジタルビジネスの成長や拡大を推進し、運営やサービスの立ち上げ等の、デジタル戦略全体を統括する。25年以上に渡り、アジア太平洋地域、アメリカ、日本という幅広い地域において、AIG、AMAZON、AOL、エスティローダー等の企業でデジタルやEコマース、ダイレクト事業に従事。コカ・コーラの前は、世界最大の旅行会社であるエクスペディアにて日本法人の代表取締役社長を担う。

講演内容のポイント

コロナウイルスの流行は、企業の経営において、また働く人々の環境にも大きな変化をもたらし、今後はニューノーマルの環境下でどう最新技術を活用した企業経営をするかが求められています。本セッションでは、「デジタルの活用がいかに企業経営の強化を成し遂げるのか?」「デジタルトランスフォーメーションがどうマーケットを変えていくのか?」「その促進のための社内ガバナンスの整備はどう行えばいいのか?」「大企業におけるデジタルトランスフォーメーションに必要なものは?」等の問題を、具体的な例を用いて紐解いていきます。代表取締役社長からCDO(最高デジタル責任者)へのキャリア転換を経て、現在、日本コカ・コーラ株式会社でデジタルトランスフォーメーションを牽引する石井恵三氏を迎え、企業におけるデジタルトランスフォーメーションの真髄を提言いたします。

15:25~16:30 パネルディスカッション【デジタル変革の加速×CIO、IT部門】

After COVID-19の世界
~真のDX実現へ、拡大する責務とチャンスにどう立ち向かうか

  • IT投資、IT人材/組織戦略の今後
  • 経営の最前線で考えるIT部門に求められるビジネス構想力とは
  • ITが主導するDX実現へ向けた、ポイント

パネリスト

中外製薬株式会社

執行役員

デジタル・IT統轄部門長

志済 聡子

1986年に北海道大学を卒業後、日本IBMに入社。官公庁システム事業部第二営業部長、ソフトウエア事業 理事インダストリーSW事業部長などを歴任後、2009年から同社執行役員として公共やセキュリティー事業を担当。2019年、中外製薬に入社。同社執行役員 デジタル・IT統轄部門長に就任、現在に至る。内閣サイバーセキュリティ戦略本部 専門調査会委員、Society5.0時代のデジタル・ガバナンス検討委員。

パネリスト

株式会社オープンハウス

執行役員

CIO

田口 慶二

慶応大学環境情報学部卒。大手通信会社や外資系情報セキュリティ会社にて、インターネット黎明期における国際標準化活動、EC基盤開発、ITコンサルティングに従事。その後は流通業界や住宅広告業界に身を置き、インターネットを活用した自社の戦略マーケティング、新規事業開発を加速させてきた。2014年株式会社オープンハウスに入社。2018年同社執行役員CIO(最高情報責任者)に就任。コロナ禍においてもグループ全体でのリモートワーク環境を牽引。デジタルトランスフォーメーションの牽引者として、IT戦略策定と実行を担う。

パネリスト

日本アイ・ビー・エム株式会社

パートナー

グローバル・ビジネス・サービス事業本部

技術戦略コンサルティング

森 祐之

国内システム・インテグレーターを経て、PWCコンサルティング株式会社(当時。現・日本IBM)に入社。以来、IT戦略立案、システム化計画、グローバルEA、大規模システム構築プログラム管理、デジタル変革推進など、ビジネスとITを融合させるためのコンサルティング・プロジェクトを中心に長く活動。テクノロジーの進化が企業のあり方を大きく変えることに伴い、変わり続けるCIO、IT部門の役割を発信し、その変革をリードしている。現在は、IT/デジタル戦略・IT変革コンサルティングチームのリーダーとして、デジタル技術をはじめとする先進技術を活用したビジネス変革を推進。

16:30 終了

※ プログラム内容や時間は急遽変更となる場合がございます。予めご了承いただきますようお願い申し上げます。

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