開催概要
開催日時
- Online 2023年11月30日(木)13:30~17:30
開催趣旨
今日の変化が激しいビジネス環境では、変化に対して迅速に適応、そして継続的に革新し続ける能力が企業成長の鍵となります。 AI などの新しいテクノロジーがこれらの変化への対応を促進できるようになった一方、日本企業の労働生産性は引き続き停滞しています。 この一因として、日本企業における「業務プロセスのデジタル化やこれを活用した継続的な改善」がビジネスの優先事項として捉えられず、適切な対応策が不十分であることが考えられます。
デジタル業務改革ツアーは、デジタル業務改革のコンセプトや事例、SAP Signavioとパートナー企業の最新アプローチなどを通じて、日本企業がデジタルな業務改革を推進することで労働生産性を向上し、グローバル水準の競争力を獲得するための情報・ヒントを提供します。
概要
イベント名 |
デジタル業務改革ツアー2023 |
---|---|
参加対象者 |
企業の経営者・役員、業務改革責任者、情報システム部門責任者・リーダー、経営企画部門・ DX 推進ご担当の皆さま |
参加料 |
無料(事前登録制) |
申し込み締め切り |
2023年11月29日(水)17:00 |
主催 |
|
ゴールドスポンサー |
|
協力 |
株式会社ビジネス・フォーラム事務局 |
プログラム詳細
13:30~13:40 ご挨拶
SAP ジャパン株式会社
Enterprise Cloud事業本部
SAP Signavio事業部 事業部長
関原 弘隆
1996年、国内大手精密機器メーカを経てSAPに入社。約20年SAPにて勤務後、Openソースベンダーのカントリーマネージャを務める。2022年1月SAP再入社。パッケージソフトウェア黎明期からSAPのサービスビジネスをけん引し、多くのプロジェクトを支援した実績と経験を持つ。SAPにおいては、テクニカルコンサルタントとしてキャリアをスタートさせ、デリバリー部門のみならず、プロジェクトの提案をリードするサービスセールス、またライセンスセールスのマネジメント職を歴任。2022年1月より現職。日本のお客様のビジネスプロセス管理のモダナイズ、インテリジェントエンタープライズの実現に向けてSAP Signavioのビジネスをリードしている。
13:40~14:10 基調講演
価値あるデジタル業務改革の実践~BPMフレームワークのデジタル実践が肝~
外部環境の変化と新たなテクノロジーの登場が加速する現代において、多くの企業がデジタル業務改革に積極的に取り組んでいます。しかしながら、当初の期待通りに効果が得られないケースや、プロジェクト完了後の持続的改善に課題を抱えている企業も少なくありません。
業務改革の成功はBPM (ビジネスプロセスマネジメント)の実践が不可欠であるとSAPは考えます。なぜ今BPMが重要なのか、そしてデジタル業務改革の成功におけるBPMの戦略的価値についてご紹介致します。
SAP ジャパン株式会社
Enterprise Cloud事業本部
SAP Signavio事業部 - Value Advisory
柴﨑 公一朗
外資コンサルティング企業にて、グローバルでのSAP導入、業務改革プロジェクトに従事。その他にセールス、コーポレート、M&Aアドバイザリー等の経験を経て現職。SAPでは、BPMの専門家・アドバイザーとして、BPMを推進する組織論や方法論、BPM組織構築に関するアドバイザリーサービスを提供。勉強会、外部講演なども実施。
14:10~14:40 事例講演Ⅰ
業務課題改善に向けて SAP Signavioを活用した業務プロセスの可視化
AJSの販売管理業務は、個別最適の積み重ねの結果、事業部や部門ごとに異なるツールやデータ項目を使用し、標準となる業務フローが確立されていないことから、業務の非効率が生じていました。そこで、販売管理業務プロセスの標準化と自動化による効率向上を目指して、プロセスフローを整理・可視化し、共通システムと標準プロセスの構築をしました。この度は、SAP Signavioを活用した業務標準化についてお話します。
AJS株式会社
インダストリービジネス第1事業部 BPI企画室 室長
岡本 匡史 氏
1991年AJSに入社後、システムの提案から開発、保守運用まで経験し、大手製造業の購買、販売、製造、会計に関するシステム構築を通して幅広い業務知識を有し2022年4月より現職。デジタルを活用した業務分析を推進し業務の課題を抽出し業務改善に貢献できる取り組みを実施している。
14:40~14:50 休憩
14:50~15:20 ブレイクアウトセッションⅠ
15:20~15:50 ブレイクアウトセッションⅡ
15:50~16:20 ブレイクアウトセッションⅢ
16:20~16:30 休憩
16:30~17:00 事例講演Ⅱ
SAP Signavioを用いた業務デッサン~プロセスの3D化~
現在富士通では全社規模でのDXプロジェクトをはじめとして、様々な変革プログラムが複数並行して実施されております。 本日は中核を占めるプロジェクトであるOne ERP+で進行中の業務プロセスの標準化について、実施に至る背景や実施体制、進めていく中で見えてきた課題点等についてお話させていだだきます。
富士通株式会社
CEO室 CDPO Division
グローバル推進シニアマネージャー
田林 有里 氏
1996年SAPジャパンに入社。コンサルタント、開発、プリセールス等製品に関わる職種を多く経験。三菱ふそうトラック・バスの社内ITを経てダイムラー(現メルセデス・ベンツ)会計システム グローバルCoEチームメンバーとして海外子会社向けに導入・サポートを8年経験。2021年10月より現職。
17:00~17:30 特別対談
日本企業におけるBPM実践の現状と課題について
ビジネスプロセスマネジメントの専門家として、企業の業務改革・改善を支援してきた山本 政樹 氏と、国内の業務プロセス管理(BPM)ツール・サービスの提供で圧倒的な実践を誇るNTTデータイントラマートの屬 武士 氏が、日本企業のBPM実践の現状とその課題そして、今後のあるべき姿について議論いたします。
株式会社エル・ティー・エス
執行役員
ビジネスマネジメント本部 & Management部長
山本 政樹 氏
立命館大学政策科学部卒業後、アクセンチュアを経てエル・ティー・エスに入社。システム開発案件における企画・要件定義、業務の集約・統合、業務改善活動の立ち上げ支援など、ビジネスプロセス変革プロジェクトを中心に手がけ、現在はビジネスプロセスマネジメント及びビジネスアナリシスの手法や人材育成に関する啓発を中心に活動している。ビジネス・ブレークスルーチャンネルビジネスプロセスマネジメント 講師、公益社団法人企業情報化協会BPM研修講師、著書に『サービスサイエンスによる顧客共創型ITビジネス』(共著)、『Process Visionary』(共著)、『ビジネスプロセスの教科書』、『Business Agility』。2022年11月に『ビジネスプロセスの教科書 第2版』を上梓。
株式会社NTTデータ イントラマート
エンタープライズソリューション本部
コンサルティンググループ コンサルティングチーム スペシャリスト
屬 武士 氏
2008年からintra-mart社にてシステム開発と上流コンサルティングに関わり、特に業務プロセスの可視化・改善を中心に活動。金融、保険、メーカーの販売会社、情報通信業など、さまざまな業務改善プロジェクトにプロジェクトマネージャーとして参画し、企業の課題の発見と解決に貢献している。
※ プログラム内容や時間は急遽変更となる場合がございます。予めご了承いただきますようお願い申し上げます。