生成AIの普及により、企業の戦略や施策における「正解」は、これまでにない速度と量で生成されるようになりました。
その結果、一見すると経営の意思決定は容易になったように見えますが、実際の現場では、選択肢が過剰に増えたことで判断に時間を要し、結果として意思決定そのものが停滞してしまう企業も少なくありません。
本講演では、「正解があるにもかかわらず決められない」という意思決定のパラドックスに着目し、その背景にある構造を整理します。情報や分析の不足ではなく、前提の置き方、責任の設計、マインドセットといった経営の論点に目を向けながら、変革を加速させるために経営がいま設計し直すべき意思決定の在り方について考察します。
Digital Innovation Forum 2026 ビジネス×生成AI: 実装の壁を突破し「価値創出」へ導く実践ロードマップ
開催日時
(配信開始予定 13:45 -)
開催趣旨
―「実装」の先にある、AIとの共創。次代を勝ち抜く「次なる一手」―
生成AIの登場は、もはや「便利なツール」の域を超え、サービスの質や生産性のあり方を根本から変えようとしています。しかし、利便性の裏にあるデータ信頼性やガバナンスのリスク、そして何より「自律型AIエージェント」をいかにしてビジネスと融合し組織に組み込むかという新たな難題に、多くのリーダーが直面しているのではないでしょうか?
テクノロジーは今、「人間が指示を出す段階」から「AIが自律的に動く段階」へと進化を遂げています。この変革を単なる効率化で終わらせるか、あるいはヒトがイノベーションに専念できる環境への転換点とするか。その舵取りこそが、企業の競争優位性を左右する時代となりました。
次なる成長を見据えるなかで、AIを実装からイノベーションのツールに転嫁していくことが求められているなかで、いかにしてその活用のロードマップを描き、ビジネスと融合していくべきか?既存のビジネスとAIの融合への必要性を理解し地に足のついた【生成AI】活用をリードしていくべきか?など、推進組織やCDO/CIOなどデジタルリーダーへの経営からの期待は大きくなる一方で、現場からは今出来ている業務を変えていく必要性や危機感を浸透させ変革マインドへチェンジしていくかなど、課題が上がってきていることもその活用を遅らせている要因として聞かれるようになってきました。
しかし、変化していくことが前提となっているビジネス環境下において未来へ向けたAIとの共創は待ったなしのなかおります。
そこで今回のイベントでは昨年に続き第二弾として【実装から価値創出】をキーワードに以下のような課題を取り上げながら考察を深めていきます。
- ・AIエージェントと共に進める「自律型ビジネス」へのロードマップ
- ・革新的サービスを生む「AIアシスタント」の真価と未来予測
- ・変革を加速させる「デジタル/ITリーダー」の戦略的思考法と実行力
など、「変化」が前提の今、未来への共創は待ったなしです。セッションでは、すでに成果を上げている先進企業の「生の実践知」と、豊富な実装経験を持つプロフェッショナルの視点から、明日から組織を動かすためのヒントを徹底的に紐解いていきます。
プログラム詳細
14:00 - 14:40
基調講演
到来する⼈とAIが共⽣する社会において価値創造多産な国とするためのロードマップ
資源の乏しい日本においてイノベーションによる価値の創出こそが重要であり,そのためのAI活用について考える.そもそも,生成AIは本当に価値を生み出せるのであろうか?そして,AIをイノベーションに活用するために我々に求められる能力とは? また,それ以前にイノベーションとは逆のAIへの依存への懸念も日々大きくなっている.教育においてAIはどうあるべきなのか,そしてあるべき人とAIとの共生社会とは何なのか? そして,もはや注目は生成AIからAIエージェントに移りつつあり,それは,AIが道具から相棒に変容しつつあることを意味する.進化するAIが我々にもたらす影響について考察する.

慶應義塾大学 理工学部 教授
人工知能学会 会長
慶應義塾大学 共生知能創発社会研究センター センター長
栗原 聡 氏
慶應義塾大学理工学部 教授.人工知能学会 会長.慶應義塾大学共生知能創発社会研究センター センター長。博士(工学)。NTT基礎研究所、大阪大学、電気通信大学を経て、2018年より現職。科学技術振興機構(JST)さきがけ「社会変革基盤」領域統括。オムロンサイニックエックス社外取締役、総務省・情報通信法学研究会構成員など。マルチエージェント、複雑ネットワーク科学、計算社会科学などの研究に従事。著書『AIにはできないー人工知能研究者が正しく伝える限界と可能性』(角川新書)、『AIの倫理 人間との信頼関係を創れるか』(角川新書),『AI兵器と未来社会キラーロボットの正体』(朝日新書)、編集『人工知能学事典』(共立出版、2017)など多数。
14:40 - 15:10
協賛講演
正解が溢れる時代の意思決定 - 生成AIが経営の意思決定を難しくする本当の理由
- 生成AI時代における正解の構造とは
- 正解のコモデティ化が競争優位を変える理由
- 変革を加速させるための、意思決定の実践方法

KPMG/あずさ監査法人
Digital Innovation & Assurance統轄事業部 Digital Advisory事業部
アソシエイト・ディレクター
佐藤 基右 氏
AI・データを軸に、経営の意思決定構造そのものを変革するデジタルアドバイザー。
国内外の企業において、デジタルとテクノロジーを起点とした組織・業務変革をリード。確立したテクノロジーと、将来の変革可能性を見据えたエマージング・テクノロジーを横断的に活用し、経営課題やガバナンス、事業価値と結び付けた変革構想を推進する。
デジタルストラテジーやオペレーションモデルを基盤に、戦略策定から実装検証、市場展開までを一貫して捉え、一過性に終わらない持続的な取り組みとして機能させることを強みとする。
講演のポイント
15:10 - 15:15
休憩
15:15 - 15:55
特別講演
“オムロン流”の生成AI活用
DX推進の本質「現場の内発的動機と経営のエンパワーメントの融合」
- 経営と現場 両輪のAI推進
- 全社横断のプロジェクトチーム「AIZAQ」(アイザック)立ち上げにおける課題と成果
- 【学ぶ】→【実践】へ 実践に拘るオムロンDXの展望

オムロン株式会社
グローバルビジネスプロセス&IT革新本部 デジタル戦略構築部 部長
伊藤 卓也 氏
ソフトウェアによる価値創出を主軸に、オートモーティブ~ヘルスケア・医療でオフショア含むグローバル案件に幅広く従事。2016年オムロンヘルスケアに入社。北米向け世界初プロダクトのローンチ、英国向け遠隔診療サービスをUI/UXから立ち上げまで一貫して担当。2020年にイノベ推進本部へ、価値検証・リスク管理・体制構築で事業化を多面的に推進。2023年より生成AIを軸に全社の業務変革を牽引。
※ プログラム内容や時間は急遽変更となる場合がございます。予めご了承いただきますようお願い申し上げます。
開催概要
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参加対象者
経営者・役員、CIO/CDO、及び、経営企画、デジタル部門、IT関連部門等の管理職の方々
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参加料
無料(事前登録制)
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参加定員
100名
※申し込み多数の場合は抽選とさせて頂きます。
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参加形式
オンライン配信(配信環境: vimeo)
※本セミナーはオンラインでの配信となります。視聴方法はお申し込み後にご案内いたします。
※お申込者でない方への視聴用URL共有はご遠慮ください。同じ会社内で複数名でのご参加を予定されている場合にも、お手数ですがお一人ずつお申し込み下さい。
※登録時のメールアドレスに登録完了メールを送付いたしますが、万が一届かない場合、大変お手数ですが、customer1@b-forum.netまでご連絡ください。
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主催
株式会社ビジネス・フォーラム事務局
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協賛