calendar_today開催日時

オンライン配信
2026年6月17日(水)15:00 - 17:15
(配信開始予定 14:45 -)
オンデマンド配信
2026年6月22日(月)~7月31日(金)
*期間内にご自由に視聴いただけます。オンデマンド配信視聴希望の方も本サイトよりお申し込みください。

開催趣旨

経営環境の不確実性が一層高まる中、企業価値経営への転換やサステナブル経営への取り組みが求められるなど、CFO組織はかつてないほど複雑な経営課題への対応を迫られています。その結果、現場のリーダーの皆様は、業務の量・質の両面において大きな負担を抱えていらっしゃる状況ではないでしょうか。こうした中、デジタル技術の進化は、付加価値の高い業務へのシフトや業務効率化を実現する処方箋として注目されており、「データドリブンな経営や業務プロセスへ変革せよ」「生成AIを業務に実装せよ」といったメッセージとともに、管理部門やDX推進責任者への期待が一層高まっています。昨今、きらびやかな先進事例が数多く紹介される中で、「自社は遅れているのではないか」「より積極的にデジタル化のスピードを速めるべきではないか」といったマネジメントの声も多く聞かれます。

一方で、慢性的なリソース不足やスキル伝承の遅れ、サイロ化した組織の壁、複雑かつ統一性を欠いたシステム構成、さらにはユーザー部門の理解やリテラシー不足など、実務を担う現場の経営管理リーダーやDX推進リーダーの皆様においては、「理想」は理解しつつも、「現実」とのギャップに日々悩まれているのが実情ではないでしょうか。

本フォーラムでは、こうした「理想」と「現実」のギャップに正面から向き合い、現場に寄り添った実践的な課題を共有するとともに、それらをどのようにブレイクスルーしていくべきか、その突破口となるキーワードに焦点を当てて議論します。変革に向けた取り組みの最前線に立つリーダーの皆様をお招きし、現場のリアルな課題や意思決定における葛藤を共有するとともに、あずさ監査法人の豊富な支援事例や最新のCFOサーベイを踏まえながら、「身の丈に応じた」「リアルな」変革の道筋を多角的に考察します。アカデミックなフレームワークや華々しい成功体験を語る場ではなく、「そのキーワードは自社に本当に必要なのか」という本質的な問いに立ち返り、「実践的な経営管理」のあり方を議論します。日々の業務プロセス改革からITソリューションの現実的な活用レベルに至るまで、実務者が直面する課題に徹底的に寄り添い、明日からの変革を具体化し、一歩を踏み出すためのヒントをご提供します。

プログラム詳細

15:00 - 15:30

特別ゲスト講演

CFO組織を担う実務リーダーの役割と責務

CFOは、1)最適調達を行い、2)投資価値を最大化し、3)Cashを還元と再投資に振り分けることで企業価値を創造します。CFO組織の各リーダーが目的を持って数字を紡ぎだすことで、データに意味が生まれ、これらの判断が可能となります。将来のCFOを担う皆さんに、経営管理が生み出す価値をお話しさせていただきます。

元日本瓦斯株式会社 専務執行役員 コーポレート本部長

(Best CFO2023-2025・Best IR officer2021-22)

清田 慎一

東海銀行(現三菱UFJ銀行)、オリックスグループ、小松製作所を経て、2012年に日本瓦斯(ニチガス)に入社、2025年12月退任。
ニチガスではIR部を立ち上げ資本市場との対話を深化させ、CFOを務めた。2023年、2024年、2025年Extel社(旧Institutional Investor)のエネルギー部門Best CFOランキングで第1位に選出。2015年に同社執行役員、2021年に常務執行役員、2022年に専務執行役員、2025年に退任。

講演のポイント

資本コストや株価を強く意識した経営改革を牽引し、投資家から極めて高い評価を受ける「資本コスト経営」を体現してきた清田氏。米国金融専門誌「Institutional Investor誌」にて、2023年、24年、25年と3年連続でベストCFOの1位に選出されるなど、日本を代表するCFOとして、資本市場との対話を重ねながら圧倒的なPBR向上と企業価値創造を実現してきた。本講演では、これまでの実践から得た知見をもとに、経営戦略と現場を繋ぎ、稼ぐ力の向上を担う実務リーダーがいかに数字に向き合い、その責務を果たすべきか。将来のCFOを担う皆さんに、経営管理が生み出す真の価値と、CFO組織が担うべき役割の本質についてお話しいただきます。

15:30 - 15:45

基調講演①

不確実な時代に企業価値向上を実現する
― CFO組織の経営管理高度化とFP&A機能強化の実践 ―

  • CFOが直面する経営管理上の主な課題
  • CFO組織の現場における課題と、その解決に向けたアプローチ
  • 課題解決に向けた実践的な対応

有限責任 あずさ監査法人

アドバイザリー統轄事業部 アソシエイトディレクター

近藤 佳史

国内系コンサルティング会社で、製造業を中心に中期経営計画の策定や経営管理・管理会計制度の改革に関するコンサルティング業務に従事。2011年にあずさ監査法人のアドバイザリー部門に入所。以来、様々な業種のグローバル企業に対して、グループ組織再編、経営管理・管理会計制度の刷新、経理業務改革・BPR、経営管理システムの構想策定・導入支援など、CFO組織の変革に関するコンサルティング業務に幅広く従事。

講演のポイント

地政学リスクの高まりやテクノロジーの急速な進歩などにより、経営環境の不確実性が一層高まる中、CFO組織にはステークホルダーから企業価値向上に向けた変革を推進する役割が求められています。こうした課題に対応すべく、現場ではさまざまな取り組みが検討・推進されているものの、各種制度対応の負荷や組織間の壁、リソース不足などにより、十分に実行できていない企業も多く見られます。
本講演では、CFOおよびCFO組織の現場が直面する経営管理高度化・FP&A機能強化に向けた課題に焦点を当て、その解決に向けた実践的なアプローチや対応の方向性について解説します。

15:45 - 16:00

基調講演②

経営管理高度化を支えるデータとIT活用の推進
― 多種多様なソリューションから最適解を導く実践アプローチ ―

  • 経営管理高度化に必要となるデータとシステム構成の見極め
  • 多種多様なITソリューションと、既存システムとの共存の考え方
  • 段階的に最適解を導くための実践的なソリューション選定アプローチ

有限責任 あずさ監査法人

アドバイザリー統轄事業部 ディレクター

中内 聡子

総合商社・大手監査法人系コンサルティングファームにおける実務経験を経て、2017年あずさ監査法人に入所。20年超のコンサルティング経験において、主に経理・経営管理領域における業務プロセス改革と管理会計高度化、システム基本構想策定~導入業務、組織再編、プロジェクト管理支援業務に係る多数のプロジェクトに従事。直近では会計基準・制度変更時の業務プロセス・システム対応や基幹システム刷新時の財務経理部門支援を数多く手掛けており、プロジェクトマネージャーとしての豊富な経験を有する。

講演のポイント

本講演は、事業会社の経営企画リーダー・推進者層を対象に、新たな経営管理の指標・枠組み・体制を実現するための実践的なアプローチを解説します。経営管理高度化においては、構想や指標設計にとどまらず、それを支えるデータの範囲を適切に定義し、自社に適したITソリューションを見極めることが不可欠です。一方で、経営管理領域のITソリューションは百花繚乱であり、ERPや連結会計、BIといった既存システムとの共存を前提とした検討に加え、AIをはじめとする直近から近未来にかけた技術動向の把握も求められます。
本講演では、こうした前提を踏まえ、段階的に最適なITソリューションを選定していくためのステップバイステップの実践ガイドを提供します。

16:00 - 16:15

基調講演③

経営管理領域におけるAI活用の最前線
― AI機能の現状とデータマネジメントの重要性、マルチAIエージェントがもたらす可能性 ―

  • EPMシステムにおけるAI機能の現状と活用動向
  • AI活用の前提となるデータマネジメントの重要性
  • マルチAIエージェントによる予算編成の将来像

有限責任 あずさ監査法人

アドバイザリー統轄事業部 ディレクター

生田 武則

1998年国内SIerに入社。大手銀行向け基幹システム導入プロジェクト、半導体製造会社向け基幹システム導入プロジェクト等においてプロジェクトマネジャー、プロジェクトリーダーとして従事。2007年 あずさ監査法人に入所。IT監査部において、大手製造業、小売業、金融機関等のシステム監査、内部統制監査に従事。その後、IFRS推進部において、大手製造業、小売業等のIFRS導入におけるシステム対応アドバイザリーに従事。2012年アカウンティング・アドバイザリー・サービス事業部の発足により現職。これまでに、経営管理システム導入支援、経理業務改革プロジェクト支援、基幹システム導入プロジェクト支援等のアドバイザリー業務に従事。

講演のポイント

AI活用がさまざまな業務領域で進展する中、経営管理領域においても「AIをどのように活用すべきか」「何から着手すべきか」といった課題に直面する企業が増えています。本講演では、EPMシステムに搭載・実装が進みつつあるAI関連機能について、具体例を交えながら紹介するとともに、AIを真に業務に活かすために不可欠となるデータマネジメントの重要性を整理します。
さらにその先の将来像として、複数のAIが役割分担しながらシナリオ生成や調整を行う「マルチAIエージェントによる予算編成」を取り上げ、今後の経営管理の高度化がどのような方向へ進んでいくのかを解説します。

16:15 - 17:15

経営管理実務リーダー
パネルディスカッション

FP&Aに求められる 変革の進め方と実践における心構え
「現場のリアル:変革リーダーの心得と、FP&Aに求められる行動様式」

  • 経営層・各部門・現場に対する関わり方と合意形成の進め方
  • 「総論賛成・各論反対」の構造と、現場で生じるハレーションへの対処
  • 自身の役割・ミッションの捉え方と、実行につなげるための行動のあり方
  • データおよびITソリューションとの向き合い方(活用と定着の実践)

株式会社リクルート

スタッフ統括本部

三木 久生

1989年株式会社リクルートに新卒で入社、中途採用情報誌の計数管理を担当後、全社レベルの事業管理を担当。経理・財務の勤務経験はなく、一貫してFP&A(Financial Planning & Analysis)として、経営計画の策定および目標達成に向けた業績管理PDCAサイクルの基盤構築・運用実践に携わる。また、事業と全社スタッフのパイプ役として、構造改革・内部統制体制構築・上場準備・グループ再編等、様々なプロジェクトに関わる。

オムロン株式会社

グローバル理財本部 FP&A部長

山崎 敦史

戦略系コンサルティング会社を経て2004年にコーリンメディカルテクノロジー株式会社に入社、その後オムロンヘルスケア株式会社の買収により2005年にオムロングループに参画。主にヘルスケア事業・制御機器事業に従事、事業戦略策定やPMIを含めたM&A&Aの実行、海外子会社の事業再編、グループ横断での業務プロセス革新および経営システム・ITシステム刷新などを経験し、2024年よりFP&A部門の部長職へと就任。

モデレーター

有限責任 あずさ監査法人

アドバイザリー統轄事業部

マネージング・ディレクター

柏原 恭太

1999年朝日アーサーアンダーセン入社。様々な業種のグローバル企業に対して企業戦略を実現するための経営管理の仕組みの構築、組織再編、管理会計の高度化に関わるコンサルティング業務に従事。2008年に有限責任 あずさ監査法人のアドバイザリー部門に入所、以来、CFOを取り巻く環境変化を踏まえたCFOアジェンダに関わるCFO組織改革、コーポレート組織の業務プロセスの改革、シェアードサービス化や組織再編、持株会社化などに広範なテーマに従事。最近では特にFP&A導入や業務の実装、日本企業の業績・財務コントロールの変革、資本コスト経営の定着化に向けた支援に数多く従事、セミナー・寄稿多数。

講演のポイント

不確実性が高まる経営環境の下、企業価値向上やサステナブル経営への対応が求められる中、経営管理・CFO組織には従来以上に高度かつ複雑な役割が期待されています。一方で、慢性的なリソース不足やスキル継承の課題、組織やシステムの分断などにより、理想と現実の間で多くの実務リーダーが課題を抱えているのが実情です。
本パネルディスカッションでは、事業会社の経営企画・FP&Aの推進責任者をお招きし、現場で直面するリアルな課題や意思決定における葛藤を共有するとともに、短期・中長期の取り組みやデータ活用、IT・生成AIの実践的な位置づけについて議論します。自社にとって本当に必要な変革の道筋を、現場視点から探ります。

※ プログラム内容や時間は急遽変更となる場合がございます。予めご了承いただきますようお願い申し上げます。

開催概要

  • 参加対象者

    大手企業の経営企画、事業管理、経理・財務部門のマネージャー、プロジェクト推進者の方々

  • 参加料

    無料(事前登録制)

  • 参加定員

    150名

    ※申し込み多数の場合は抽選とさせて頂きます。

  • 参加形式

    オンライン配信(配信環境:vimeo

    ※本セミナーはオンラインでの配信となります。視聴方法はお申し込み後にご案内いたします。

    ※お申込者でない方への視聴用URL共有はご遠慮ください。同じ会社内で複数名でのご参加を予定されている場合にも、お手数ですがお一人ずつお申し込み下さい。

    ※登録時のメールアドレスに登録完了メールを送付いたしますが、万が一届かない場合、大変お手数ですが、customer1@b-forum.netまでご連絡ください。

  • 主催

    株式会社ビジネス・フォーラム事務局

  • 協力