国内市場の成熟化を背景に、非連続的な成長を目指す日本企業にとってM&Aは不可欠な経営戦略となっています。昨今では成長領域の獲得や海外案件など活況を呈する一方で、期待したシナジー効果や企業価値の向上を実現できず、統合作業において組織の混乱を招くケースも少なくありません。その成否を分ける最大の要因は、成約後の統合プロセスであるPMIの巧拙にあります。
このような状況を踏まえ、本講演では、M&Aを真の企業価値創造へと結びつけるための要諦について解説いただきます。M&Aを単独のイベントとして終わらせず、全社の経営戦略や事業戦略と密接に連動させる重要性を紐解くとともに、想定したシナジーを確実に取り込むためのPMIの具体的な計画策定と実行プロセスを深掘りいただき、さらに、M&Aの成功を決定づける経営トップの確固たる意志と推進力、そして組織全体に求められる能力構築のあり方について、実践的な視点から考察を深めていただきます。