Digital Innovation Forum 2024 Spring
破壊的イノベーションを創る“生成AI”の可能性
~ビジネス実装へ向けたヒントと未来~
開催概要
開催日時
- Online2024年5月28日(火)14:00~16:30 (配信開始 13:45~)
開催趣旨
近年社会情勢の変化とともに、ビジネス環境におけるデジタルテクノロジーの活用は大きな変曲点を迎えております。なかでも、“生成AI”の登場は大きなインパクトを与え、2024年は【如何にして顧客向けサービスや業務システムに組み込んでいくか?】が競争優位性に与える影響とともに、ビジネスチャンス拡大へ向けたターニングポイントとなっております。
しかし一方で、オープンソースのAIによる情報の信憑性や基盤モデルの選定など、実装へ向けた課題も聞かれ始めるようになってきました。こうした課題に立ち向かい、少ないビジネスチャンスを獲得し差別化や市場を席捲し始めている企業も出現しております。 では成果を実現した企業が乗り越えてきた壁や実装に向けたリーダーシップやビジネス構想をいかに描いてきたのでしょうか?
本フォーラムでは、【生成AIのビジネス実装へ向けたアプローチ】をキーワードに、いち早く業務実装を行い、本年からは順次顧客向けサービスへの展開も始めているベネッセコーポレーション様が乗り越えてきた壁やスピード感ある意思決定を行ってきた背景を陣頭指揮をとられていらっしゃる専務執行役員 CDXO 橋本様よりお話いただき、世界有数の総合電機メーカーである日立製作所様からは各事業領域におけるAIトランスフォーメーションの推進責任者である吉田様よりイノベーションと生産性向上へのお取組みをお話しいただく予定です。ビジネス実装の課題を乗り越え価値創出へ向けたヒントを豊富な事例から考察していきます。
皆さまのご参加をお待ちしております。
概要
参加対象者 |
経営者・役員、CIO/CDO、及び、経営企画、デジタル部門、生成AIなど先端テクノロジーを活用した関連部門等の管理職の方々 |
---|---|
参加料 |
無料(事前登録制) |
参加定員 |
100名 |
参加形式 |
オンライン配信(配信環境:Vimeo) ※本セミナーはオンラインでの配信となります。視聴方法はお申込み後にご案内いたします。 ※「@b-forum.net」からのメールを受信できるように設定をお願いいたします。 ※登録時のメールアドレスに登録完了メールを送付いたしますが、万が一届かない場合、大変お手数ですが、customer1@b-forum.netまでご連絡ください。 ※お申込者でない方への視聴用URL共有はご遠慮ください。同じ会社内で複数名でのご参加を予定されている場合にも、お手数ですがお一人ずつお申し込み下さい。 |
主催 |
株式会社ビジネス・フォーラム事務局 |
協賛 |
プログラム詳細
14:00~14:40 基調講演
ベネッセが進める生成AIの価値変革
~社内活用から事業実装の難所と勘所~
- 社内活用へ向けた3ステップのアプローチ
- サービス実装時における課題と成果
- 生成AIで描く真のイノベーションへ向けた未来

株式会社ベネッセホールディングス
専務執行役員 CDXO 兼
Digital Innovation Partners 本部長
橋本 英知 氏
1998年ベネッセコーポレーションに入社。セールスプロモーションの企画・制作から、新商品開発、新規事業開発、経営企画などを経験後、マーケティング戦略・組織人事・業績管理・コンプライアンス・ITなどに広く携わる。こどもちゃれんじ事業、英語教育事業、進研ゼミ事業の責任者を務めたのち、20年からベネッセグループ全体のDX推進責任者を経て、22年より現職。社外では、DX、マーケティング、人材・組織開発、テクノロジー、ベンチャーファンド領域での活動を中心に、講演・寄稿など多数。
14:40~15:10 協賛講演Ⅰ
顧客と新しいカタチでつながるための生成AIとデータ活用
- 消費者向けAIとビジネスのためのAIの違い
- AIによるビジネス成果を引き出すためのデータ
- 業務の流れのなかで、顧客接点で生成AIを活用するユースケース

株式会社セールスフォース・ジャパン
製品統括本部
プロダクトマネジメント&マーケティング本部
プロダクトマーケティングシニアマネージャー
前野 秀彰 氏
大手通信会社やIT商社にてSaaS製品のプロダクトマネージャーとしての業務に従事し、日本市場でのビジネス拡大をリード。2022年に株式会社セールスフォース・ジャパンに入社。入社後はインダストリー製品全般のプロダクトマーケティングを担当し、現在はAI・データ領域の製品に関する戦略策定・市場への啓蒙活動を行う。
講演のポイント
社内業務に生成AIを取り込み、生産性の向上を目指すケースが広がっています。一方、生成AIの活用によって営業やサポートといった顧客接点を変革することで、更にビジネス競争力の向上へと繋げることができるはずです。本セッションでは、実現に向けて重要な鍵となる「信頼できる企業データのAI活用」と「AIの業務への組み込み」をどのようにSalesforce上で実現できるのか、実例とともに解説します。
15:10~15:15 休憩
15:15~15:45 協賛講演Ⅱ
生成 AI と共に働く未来像
- 企業における生成AI活用の課題と解決方針について
- 生成AIの活用事例
- Google の考える生成AI のこれから

グーグル・クラウド・ジャパン合同会社
上級執行役員
カスタマー エンジニアリング担当
小池 裕幸 氏
1987年4月に日本アイ・ビー・エム(株)に入社。製造業担当のシステムズ・エンジニア、プロジェクト・マネージャーを経験。COO 補佐を経て、IT インフラのセールス部門、数々の新規プロジェクトをマネージャー職として担当。2010 年執行役員 ITS デリバリー担当、執行役員 IBM クラウド担当、執行役員テクニカル・リーダーシップに従事。2020年5月より、現職グーグル・クラウド・ジャパン合同会社 上級執行役員 技術部門担当。
講演のポイント
生成 AI の発展が幅広く周知された近年、これをただのトレンドとして過ごすのではなく、企業改革に活用していくために必要な準備とはどのようなものでしょうか。 Google Cloud では、Google Workspace 上で利用できる生成 AI、Gemini for Google Workspace をはじめ、様々な生成 AI 基盤をローンチし企業での利活用をすすめております。ここで得られた学びをもとに、Google Cloud の最新の取り組み・活用事例をご紹介してまいります。
15:45~16:25 特別講演
生成AIとともに日立が実現するAIトランスフォーメーション
~全社活用へ向けたGenerative AIセンターの取り組み~
急激なブームとなっている生成AIについて、どう業務に活用していくのか、DXに繋げていくのか、日立社内の取り組みやお客様の動向、事例やユースケースなどをご紹介します。また生成AIの活用に向けた課題やリスクなどを踏まえて、今後の方向性について解説します。

株式会社 日立製作所
Generative AIセンター センター長
兼 Chief AI Transformation Officer
吉田 順 氏
98年に日立製作所に入社。2012年にAI/ビッグデータ利活用事業を立ち上げ、AIやデータ利活用プロジェクトを多数推進。21年より、トップデータサイエンティストを集結したLumada Data Science Lab.のco-leaderとして、Lumada事業拡大の加速と人財育成の強化に取り組んできた。現在は、Generative AIセンター センター長として、生成AIを活用したプロジェクトをリード。
※ プログラム内容や時間は急遽変更となる場合がございます。予めご了承いただきますようお願い申し上げます。