データ駆動型スマートビル戦略 ~サステナブル不動産を実現する不動産DXの新潮流~
アイテック阪急阪神株式会社/阪急阪神ビルマネジメント株式会社/阪急阪神不動産株式会社/MetaProp/株式会社THIRD
一橋講堂 15:45~16:45
不動産業界を取り巻く環境は、ESG投資の加速、資産価値の変動リスク増大、オペレーションを回す技術者不足など、かつてない変革期を迎えています。本セッションでは、サステナブルな不動産運営とNOIの両立を実現する為の現場の最前線である不動産管理のオペレーションの現場で何が起きているか?にフォーカスを当てて建物管理のデジタル化による課題解決の最前線をご紹介いたします。阪急阪神グループですでに実用化しているテクノロジーの具体的な導入事例を交えながら、理想と現実の狭間でどのような点を苦労したのかなどできるだけ生々しいお話も提供いたします。こうした阪急阪神グループにおける導入実績から得られた知見をもとに、新たに構築するスマートビルディングプラットフォームによる、多様なステークホルダーとの協創を通じた不動産価値向上の展望を示し、業界のデジタル変革を牽引する新たなビジョンを提示します。
登壇者
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楠葉 誠司
アイテック阪急阪神株式会社 都市創造事業本部 本部長
1989年阪神電気鉄道に入社。鉄道に関わる建設及び保守事業を担当。その後、阪神グループの情報通信事業に従事し、Wi-Fiや地域BWAなど無線通信ビジネスの立ち上げを行う。2019年よりアイテック阪急阪神株式会社にて、交通ソリューションをはじめスマートビルビジネス、まちなか安心安全のビジネス拡大に注力、現在に至る。
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前田 尚紀
阪急阪神ビルマネジメント株式会社 執行役員
1992年阪急電鉄入社 商業施設・オフィスビル等の開発や運営管理に従事し、現在は阪急阪神ビルマネジメントにてビルメンテナンス部門を担当。THIRD様をはじめとしたスタートアップ企業や大学との協働により、DXを活用したスマートビル化の推進、ビルメンテナンス業務の省人化・合理化、AIを活用した省エネにも取り組んでいる。
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川瀬 博基
阪急阪神不動産株式会社 賃貸事業部 副部長
1997年阪急電鉄株式会社入社。鉄道駅舎の建設改修及び保守管理業務を担当後、不動産事業部門の建設・施設管理に従事し、2023年4月より現職、阪急阪神グループが保有する賃貸物件全体のCAPEX管理を含む施設維持管理全般を統括。
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村上 知旨
MetaProp アジアパシフィック代表
MetaPropのアジアパシフィック代表として、IR、投資および事業開発を担当。主に北米の不動産・建設関連ベンチャーとアジアにおける事業開発を進めるとともに、直近ではアジア圏のベンチャーへの投資も実行。 前職の住友商事ではテラスモール湘南・Ginza Sixなどの国内大規模開発、並びに、投資家向けBTS事業における用地取得~開発を推進。加えてアジアにおけるオフィスを中心とした複合開発の仕掛を行う。その後、米国シリコンバレーおけるCVC活動に従事し、ベンチャーとの共創ビジネスを複数立ち上げる。
【MetaProp社について】
MetaPropは、ニューヨークを拠点とする不動産関連技術(PropTech)にフォーカスしたベンチャーキャピタルです。2015年の創立以降、不動産・建設バリューチェーン全体で175社以上のスタートアップに投資をしてきました。アジアのパートナーおよび投資家には、アナンダ・デベロップメント、キャピタランド、中央日本土地建物、日本政策投資銀行、ユージーン・コーポレーション、GSフューチャーズ、ジャカルタ・セキュアブディ・インターナショナル、三井不動産、住友商事などが含まれます。
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井上 惇
株式会社THIRD 代表取締役
新卒で大手ITベンダーへ入社しDBエンジニアとしてキャリアをスタート。その後、外資系投資銀行にて金融商品設計/マーケティング担当。その後外資系のPEファンドの傘下で証券会社の立ち上げを経験。企業再生/経営コンサルティング会社にて不動産業界向けのコンサルティングチームの責任者を経たのちに、株式会社THIRDに入社、代表取締役に就任。
次のセッション(16:45~)
一橋講堂
施設運営のスマート化が日本社会を救う!~持続可能な社会実現に向けた建物DXの挑戦
大成建設株式会社/グローブシップ株式会社/ソフトバンクロボティクス株式会社/株式会社THIRD/一橋大学名誉教授 米倉誠一郎氏
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