Apptio Innovation Day - IT、ファイナンス、ビジネスを融合させるための1日 –

calendar_today開催日時

会場開催|東京
2025年11月19日(水)13:30~18:00
(受付開始 13:00~)/
懇親会 18:00~19:10

開催趣旨

ITは今や企業の競争力を左右する最重要資産です。持続的な成長を実現するには、テクノロジー投資を単なる「コスト」ではなく「戦略」へと変革することが求められています。

Apptio Innovation Dayでは、この変革を実現するためのリーダーシップと実践モデルをテーマに、2つの基調講演をお届けします。 第1部では「変革期に求められるリーダーシップとマインドセット」と題し、DXとデータドリブン経営を推進するうえで必要なリーダーの考え方と実践知を紹介。 第2部では「IBM クライアント・ゼロに学ぶ、TBM×AIによる全社IT経営変革」として、IBMが自社を実験場としてApptio製品を活用して進める、経営・IT・業務を統合したデータドリブン経営モデルを解説します。

さらに、Apptioソリューションを活用した最新の実践事例を通じて、 IT支出の可視化、クラウドコスト管理、Kubernetes環境におけるコスト最適化、投資ポートフォリオ最適化の具体的な手法をご紹介。 Apptioソリューションが支えるIT経営変革の最前線を、ぜひご体感ください。

プログラム詳細

13:30 - 13:35

ご挨拶

日本アイ・ビー・エム株式会社

テクノロジー事業本部 Apptio事業部長

塩塚 英己

13:35 - 14:05

【基調講演1】

変革期に求められるリーダーシップとマインドセット
〜DXとデータドリブン経営を実現するために〜

  • 変革を牽引するリーダーに必要なマインドセット
  • JAL・JALカードのケーススタディから得られる実践知とインサイト
  • ビジネス戦略とIT戦略の融合から生まれる競争優位性
  • データx AI時代に求められるビジネス視点とIT視点

株式会社JALカード

代表取締役社長

西畑 智博

1984年 東京大学工学部卒業、日本航空株式会社(JAL)入社。1995年 JALのeビジネスを推進。 2014年 執行役員として旅客基幹システムを50年ぶりに刷新する SAKURAプロジェクトを担当し完遂。2018年 イノベーション推進本部長、2019年常務執行役員デジタルイノベーション本部長としてDX・新規事業創造を推進。2022年6月より現職に就任。
受賞歴
2018年 IT Japan Awardグランプリ、2019年 IT協会・IT最優秀賞、2021年DX銘柄2021、2024年 JALカードとしてDX認定を獲得。

14:05 - 14:45

Apptioで実現する、ITを戦略的投資に変える共通言語「TBM」
〜データに基づく意思決定を支えるIBMのTBMソリューション〜

企業がITで競争力を高めるためには、もはやITを「コスト」ではなく「価値を生む戦略的投資」として管理することが不可欠です。

本セッションでは、IBMが提供するTBM(Technology Business Management)ソリューション群の中核であるApptioを中心に、IT・財務・ビジネスの間に共通言語をもたらし、経営判断を支える実践的なフレームワークを紹介します。

実際のApptioデモを通じて、コスト構造の可視化から投資判断、価値創出の最適化までのプロセスを具体的に解説。CIO、CFO、ビジネスリーダーが一体となって戦略的なデータドリブン経営を推進するためのアプローチをご紹介します。

日本アイ・ビー・エム株式会社

テクノロジー事業本部 Apptio事業部 カスタマーサクセス本部長

浅川 真弘

IBMにて、官公庁および民間企業を対象に、大規模システム開発からデジタル変革まで、構想策定・実行支援・組織マネジメントに従事。従来型のウォーターフォール開発に加え、アジャイルやデザイン思考を取り入れたユーザー起点の業務変革・サービス創出にも注力し、複数の企業で変革を成功に導く。
事業部門責任者として、グループ会社統合による新会社の設立や、全社横断のデジタル推進をリードし、経営と現場の双方を巻き込んだ変革を実現。
2024年1月よりApptio株式会社に参画。テクノロジー投資の透明化と最適化をテーマに、TBM(Technology Business Management)アプローチを通じて、企業の戦略的ITマネジメントを支援。TBMの国内におけるエバンジェリストとして、発信・啓発活動にも取り組んでいる。

14:45 - 15:15

IT投資の見える化、パーソルホールディングスの実現への道筋

  • IT投資を最適化するには、「As-Is」の正確な把握と「To-Be」とのギャップ分析が必要
  • 仲間作りと現実的な第一歩を踏み出す
  • 継続的な投資最適化に向けてソリューション/ベンダーを選定
  • IT投資を分析するには定量的に分析・比較できる基盤構築が必要

パーソル ホールディングス株式会社

グループAI・DX本部
ビジネスITアーキテクト部 テッククオリティ&イノベーション推進室 室長

菅井 俊

社内SEとして2002年に食品流通会社に入社。
汎用機で稼働している基幹システムや連動するサブシステムの要件定義から実装までの開発・運用・保守といった一連の作業に加え、業務規定の作成、ヘルプデスク、事務所の移転対応など、事業会社の「IT」と呼ばれるものは一通り経験。20年間従事した後、次の外資系人材会社においても社内SEとして基幹システムの機能拡張に加えセキュリティ対策を担当。
現職では、パーソルホールディングスでバックオフィス業務のDX推進に従事。

15:15 - 15:45

Apptio お客様事例講演②

近日公開

株式会社三越伊勢丹システム・ソリューションズ

経営企画部
経営企画部付 兼 経理担当長

中西 正幸

1992年にシステムインテグレーション企業に入社。
1999年に株式会社名古屋三越コンピュータサービス(現:三越伊勢丹システム・ソリューションズ)入社後、顧客システムの開発など百貨店システムの構築・運用、三越伊勢丹統合プロジェクトやIT全般統制業務に従事して、2022年4月より経理担当。

15:45 - 16:05

休憩

16:05 - 16:35

FinOpsで実現するクラウド&Kubernetesコスト最適化
〜 IBM/Apptio FinOps ソリューションが支える次世代のクラウド運用〜

近年、マルチクラウドやKubernetes、AI技術の利用が広がる一方、クラウドコスト管理の規模は拡大を続け、その複雑さも増しています。本セッションでは、IT経営課題の一つとなっている「クラウド&Kubenetesコスト最適化」について、FinOpsの実践を支えるIBM/Apptioソリューションの全体像とそれらを活用した可視化・分析・最適化の方法をご紹介します。Cloudabilityでの全社的支出管理、Kubecostによるコンテナコストの把握、そしてTurbonomicの自動化による運用高度化について解説し、クラウド利用におけるコスト効率とビジネス成長を両立させるためのアプローチをご紹介いたします。

日本アイ・ビー・エム株式会社

テクノロジー事業本部 Apptio事業部 プロダクトマネージャー / カスタマーサクセスマネージャー

京野 英司

VMwareやSalesforce、IBMにて複数クラウドプラットフォームの運用高度化から、SaaSビジネスやコスト管理領域に至るまで一貫してITインフラとクラウドビジネスの最前線に従事。
2025年8月よりApptio事業部へプロダクトマネージャー兼カスタマーサクセスマネージャーとして参画。日本企業の戦略的IT管理においてTBM(Technology Business Management)やITFM、FinOpsプラクティスの導入および定着支援に取り組んでいる。

16:35 - 17:00

中外製薬のFinOps戦略 - Cloudabilityで実現するコスト最適化

  • DX推進におけるクラウドコスト管理の重要性 - 中外製薬のDXにおいて、なぜクラウドコスト管理が重要課題となったのか、DX推進に伴うクラウド利用拡大の背景と課題をご紹介
  • Cloudabilityを活用した可視化の実現 - Cloudabilityの導入プロジェクトとどのようにコストを可視化し、最適化を行っているか、中外製薬の事例をご紹介
  • 中外製薬のFinOps戦略・ロードマップをご紹介 - 中外製薬が考えるFinOpsの全体像と今後の展開をご紹介

中外製薬株式会社

デジタルトランスフォーメーションユニット
デジタルソリューション部
プラットフォームサービスグループ
課長補佐 (Manager)

金 奎一

2024年 中外製薬にキャリア入社。プラットフォームガバナンス・FinOps担当として従事。
創薬研究から臨床開発、製造、営業まで全バリューチェーンのマルチクラウド環境のコスト最適化を推進。全社クラウドガバナンス体制の構築とFinOpsプラクティスの導入・展開を担当。

17:00 - 17:25

戦略的ポートフォリオマネジメントで投資の価値を最大化する
〜Targetprocessで実現するアジリティと経営の一体化〜

変化と競争の激しい市場において、IT投資をビジネス戦略と連動させ、価値を最大化することが求められています。本セッションでは、Targetprocessを活用した、戦略的ポートフォリオマネジメント(SPM)の実践を紹介。事業目標とIT投資を一元的に可視化し、優先順位付け・リソース配分・成果のトラッキングを可能にします。CIO・PMO・事業部門が共通のフレームで連携し、アジリティとガバナンスを両立する「ビジネスとITの一体化」を実現するアプローチを、デモを交えて解説いたします。

日本アイ・ビー・エム株式会社

テクノロジー事業本部 Apptio事業部 インプリメンテーションコンサルタント

髙栁 雄太郎

2010年IBM入社。エンジニア職、プロジェクトマネージャーとして、官公庁および民間企業を対象に、大規模システム開発を中心に構想策定・開発・運用支援をリード。2019年からは業務変革コンサルタントとして新規事業の業務設計、導入支援に従事。2024年4月よりApptio事業部に参画。Apptioのインプリメンテーション・コンサルタントとして企業のテクノロジー投資の透明化と最適化を支援。また、Targetprocessのスペシャリストとして、企業のエンタープライズ・アジャイル、ポートフォリオ管理推進を支援。

17:25 - 17:55

【基調講演2】

IBM クライアント・ゼロに学ぶ、TBM×AIによる全社IT経営変革​
〜Apptioで実現する、CIO・CFO・事業部門が連携したデータドリブン経営〜

  • IBMが自社を“クライアント・ゼロ”として、TBMとFinOpsを実践し、経営・IT・業務を統合したデータドリブン経営を推進。​
  • Apptio製品群(IBM Apptio、IBM Cloudability、IBM Targetprocess)でテクノロジー投資を可視化し、CIO・CFO・事業部門が共通指標で意思決定。​
  • IBMにおけるAIを活用したビジネスプロセス変革において、AI ROIダッシュボードで成果とコストを定量管理。​
  • データセンターコストとクラウドコストを正確に把握し、ハイブリッドクラウドモデルの価値を定量的に評価・最適化。
  • 変革を全社的に推進するTBMオフィスの取り組みを紹介し、継続的なIT経営変革を実現する組織モデルを提示。

日本アイ・ビー・エム株式会社

執行役員 トランスフォーメーション & オペレーションズ担当

小野 健二

1991年4月 北海道拓殖銀行入行。1998年4月 慶應ビジネススクール (専攻: 管理会計) 入学。2000年に日本IBM入社。ファイナンス部門、オペレーションズ部門など、社内管理部門に従事し、企業買収〜統合、会社分割をはじめ、様々な社内トランスフォーメーション・プロジェクトをリード。現在、社内のDX、企業変革、AIを活用した社内生産性向上を推進している。
IBMで営業・コンサル・デリバリー経験がない代わりに、数字に置き換えて語る自分の豊富な経験を強みとし、お互いに価値を交換しながら経営変革に取り組んでいる。

17:55 - 18:00

クロージング

日本アイ・ビー・エム株式会社

テクノロジー事業本部 Apptio事業部長

塩塚 英己

18:00 - 19:10

懇親会

※ プログラム内容や時間は急遽変更となる場合がございます。予めご了承いただきますようお願い申し上げます。

開催概要

  • 参加対象者

    経営者・役員、CIO、CDO、CTO、CFO、および IT・DX・財務部門の責任者

  • 参加料

    無料(事前登録制)

  • 参加定員

    150名

    ※申し込み多数の場合は抽選とさせて頂きます。

    ※フリーアドレスの方、競合他社の方のご参加はお断りいたします。

  • 参加形式

    リアル開催

    ※登録時のメールアドレスに登録完了メールを送付いたしますが、万が一届かない場合、大変お手数ですが、customer1@b-forum.netまでご連絡ください。

  • 主催
  • 協力

    株式会社ビジネス・フォーラム事務局

東京都港区赤坂9-7-1 東京ミッドタウン
  • 都営大江戸線「六本木駅」8番出口より直結
  • 東京メトロ日比谷線「六本木駅」より地下通路にて直結
  • 東京メトロ千代田線「乃木坂駅」3番出口より徒歩約3分
  • 東京メトロ南北線「六本木一丁目駅」1番出口より徒歩約10分