ITガバナンス・フォーラム 2026 AI活用時代における“戦略的IT投資”と“強靭なデジタル基盤”の確立

Guest Speakers

江崎 浩

東京大学 大学院
情報理工学系研究科 教授

松尾 栄一

アフラック生命保険株式会社

執行役員

堀 健二

サンスターグループ

情報セキュリティ グローバルディレクター
(兼)日本地域IT&DX推進部長
(兼)消費財日本事業本部 デジタル戦略管掌

calendar_today開催日時

Online
2026年2月6日(金)13:30~16:25
(配信開始予定 13:15~)

開催趣旨

様々な領域でデジタルが活用される現代において、企業におけるIT/システムはビジネスの根幹であり、ビジネスの成長と競争優位性を支えるうえで欠かせないものとなっています。

しかし、この進化の裏側で、企業が直面する課題は一層深刻化しています。

IT環境のハイブリッド化・複雑化、サイバーリスクの増大、慢性的なIT人材不足といった課題に加え、生成AI、クラウド、ローコード/ノーコードといった新たなテクノロジーの波は、IT開発の内製化・民主化を促し、求められるIT人材像と管理体制を根本から変えようとしています。クラウド利用が主流となった今、IT投資管理の考え方も変化し、ITコストは増加傾向にある一方で、機能向上を活かした業務負担軽減や価値創造を目指す、先を見通す戦略的な判断力が、企業に強く問われています。

実際に、多くの大企業では、数百・数千にも及ぶ複雑なシステムを抱え、全体像の把握やガバナンスが行き届かず、IT資産が、むしろ経営の機動力低下を招く事象も出てきています。IT部門がレガシーシステムの維持・管理に追われ、未来への戦略的なIT投資の機会を逸している状況は、もはや看過できない重要な経営課題ではないでしょうか。

今回のITガバナンス・フォーラム2026では、AI活用時代だからこそ必要となるITガバナンスをテーマに、IT投資とデジタル基盤構築のあり方について有識者の知見と先進企業の事例を交え考察してまいります。後半のパネルディスカッションでは、各社がIT/システムの課題にどう向き合い、どのような管理体制を構築しているのか。そして、いかにIT投資を事業成長に直結させているのか。パネリストの皆様との本音の議論を展開し、ITガバナンスの最適解に迫ります。

プログラム詳細

13:30 - 14:00

基調講演

AI時代のデジタルインフラ基盤 とITガバナンス

AI(人工知能)は、企業デジタル基盤の前提条件となりつつあります。DX(デジタルイノベーション)の推進は、すべての産業および企業における効率化と新ビジネス構造の創生を目指しています。本講演では、AI時代の企業におけるデジタルインフラ基盤とITガバナンスのあり方を展望します。

東京大学 大学院 情報理工学系研究科 教授

江崎 浩

1987年 九州大学 工学部電子工学科 修士課程 了。同年4月株式会社東芝 入社。 1990年より2年間 米国ニュージャージ州 ベルコア社、1994年より2年間米国ニューヨーク市 コロンビア大学にて客員研究員。1998年10月より東京大学 大型計算機センター助教授、2001年4月より東京大学情報理工学系研究科 助教授。2005年4月より現職。WIDEプロジェクト代表。MPLS-JAPAN代表、JPNIC理事長、JNSA理事長、IPTVフォーラム代表理事、日本データセンター協会副理事長/運営委員会委員長、CSA Japan代表。工学博士(東京大学)。

14:00 - 14:20

講演Ⅰ

攻めのガバナンスが企業を変える―AI時代のリーダーシップ再設計

  • 攻めのガバナンスで企業価値を高める戦略とは
  • CIO・CDO・CAIOの役割再設計が競争優位を生む理由
  • 変革の加速に必要となるリスクを恐れない経営文化の構築方法

KPMG/あずさ監査法人

Digital Innovation & Assurance統轄事業部 Digital Advisory事業部

ディレクター

関根 麻里子

KPMG/あずさ監査法人デジタルアドバイザリーディレクター。約20年にわたりコンサルティングファームにて企業のIT課題解決を支援。M&Aにおける企業買収・売却時のIT戦略策定やIT投資効果の測定、ITガバナンスや内部統制の構築・評価など、変化の激しい経営環境下においてCIOアジェンダの検討を中心にサポート。
ビジネス変革時の戦略策定に加え、システム、オペレーション、組織に関するリスクや業務継続影響分析を行い、戦略とリスクの両面を見据えDX推進に取り組んでいる。また、利害関係の異なるステークホルダー管理においてはコミュニケーションを重視し、目標の共有を通じてビジネス変革の過程を円滑に進める支援を行っている

講演のポイント

AIエージェント時代、企業が勝ち抜く鍵は“守りと攻め”を両立させたデジタル・AIガバナンスにあります。日本企業は伝統的に守りを重視したガバナンスを構築してきましたが、技術の進歩が早いAI時代には、守り重視のガバナンスでは変革が進まず、攻めと守りの両輪でガバナンスを構築していく必要があります。合わせて、CIO・CDO・CAIOといった役割の再定義と権限委譲が不可欠です。本セミナーでは、経営陣が迅速な意思決定を行い、AIリテラシーを武器に変革を加速するための実践的アプローチを紹介します。デジタル人材の育成からガバナンス体制の高度化まで、企業価値向上を実現する最新の“攻めのガバナンス”戦略をわかりやすく解説します。

14:20 - 14:25

休憩

14:25 - 14:55

特別ゲスト講演Ⅰ

ビジネスを加速させるIT戦略
~アフラックにみる、IT基盤強化への取り組みと効果~

  • アフラックの目指すDXと、ITガバナンスへの考え
  • “止まらないIT基盤”の構築とIT投資判断
  • 経営をリードするためのIT部門の変革
  • 事業成長に繋げるIT投資/基盤のあり方

アフラック生命保険株式会社

執行役員

松尾 栄一

1990年 国内生命保険会社に入社。
1998年 外資系生命保険会社に入社。システム部門にてプロジェクトマネジメントを数多く経験。戦略プログラミングオフィスにて、全社プロジェクトのマネジメントを担当。
2013年 アフラックに入社。システム部門にて開発部、業務統括部を経験。DX推進、先端技術のシステム開発、システム部門横断管理・戦略作成等を担当。
2022年 デリバリコーディネーション部長を経て、現職。
2024年よりITインフラ・ITアーキテクチャ領域を担当。

14:55 - 15:15

講演Ⅱ

デジタル時代の経営を支えるIT部門のイノベーション
~AIとオブザーバビリティによる高度な自動化の実現~

  • デジタル時代におけるIT部門の課題
  • IT部門のイノベーションに必要となるテクノロジー
  • IT部門のイノベーションがもたらす効果

Dynatrace合同会社

執行役員 エバンジェリスト

日野 義久

日本IBMにて大手金融機関向けにシステム提案・導入を担当後、2004年より運用管理製品(Tivoli)の事業責任者として国内への製品戦略および市場展開を主導。その後SAPを経て、2017年よりデロイトトーマツコンサルティングにて企業のDXプロジェクトを支援。 2021年6月より現職にて、IT部門におけるDXの取り組みとしてAIを活用した運用の高度化(AIOps)の普及を推進。多くのITリーダーへのご進講や意見交換を実施中。

講演のポイント

デジタル時代の経営にとって、スピード感のあるデジタル施策の企画と実行が益々重要視されてきています。先行している欧米各国では、ITの運用を大きくイノベーションさせてレジリエンス(回復力)向上、スタッフ生産性向上、コスト削減、ビジネスアジリティ(俊敏性)向上を実現し企業のデジタル力向上に取り組む企業が増えています。国内でも同様な取り組みが始まりだしています。本セッションでは、Dynatraceが提供するAIとオブザーバビリティを活用してIT運用の高度な自動化(IT運用DX)を実現させる方法について、ユーザー事例を交えてご紹介します。

15:15 - 15:45

特別ゲスト講演Ⅱ

サンスターのDX戦略に見る、IT投資・IT人材活用の変化

  • サンスターにおける、攻めのDX/守りのDXの事例
  • 実践を通じて感じているIT投資構造の変化
  • IT利活用企業におけるIT人材の役割の変化

サンスターグループ

情報セキュリティ グローバルディレクター
(兼) 日本地域IT&DX推進部長
(兼) 消費財日本事業本部 デジタル戦略管掌

堀 健二

1986年名古屋大学工学部電子工学科卒業。パナソニック株式会社にて、研究・商品開発・営業・宣伝販促・広報などの実務経験の後、初代Web Master、全社CRM戦略統括、松下電器/松下電工/三洋電機システム統合プロジェクト事務局長、グループ情報システム戦略担当部長などを歴任。2019年よりサンスター株式会社。専門は情報セキュリティ戦略・情報システム戦略・エンタープライズアーキテクチャー・デジタルトランスフォーメーション・デジタルマーケティング。日経ITイノベーターズ エグゼクティブメンバー。

15:45 - 15:55

休憩

15:55 - 16:25

パネルディスカッション

IT戦略/ガバナンスにおける“ホンネ座談会”
~IT投資・管理・組織/人材育成のリアル~

ご登壇者様のご講演内容を踏まえ、事業成長に繋げるIT投資やIT資産管理体制のあり方
IT人材獲得/育成における課題、そして解決へのビジョンについて議論してまいります。

アフラック生命保険株式会社

執行役員

松尾 栄一

サンスターグループ

情報セキュリティ グローバルディレクター
(兼)日本地域IT&DX推進部長
(兼)消費財日本事業本部 デジタル戦略管掌

堀 健二

KPMG/あずさ監査法人

Digital Innovation & Assurance統轄事業部 Digital Advisory事業部
マネージング・ディレクター

島田 武光

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モデレーター

東京大学 大学院

情報理工学系研究科 教授

江崎 浩

※ プログラム内容や時間は急遽変更となる場合がございます。予めご了承いただきますようお願い申し上げます。

開催概要

  • 参加対象者
    • 企業の経営層、役員、CIO/CDO
    • 情報システム、経営企画、デジタル戦略/DX部門の管理職やリーダーの方々
    • IT投資・運用管理体制、デジタル基盤整備等に課題をお持ちのマネジメント層の方々
  • 参加料

    無料(事前登録制)

  • 参加定員

    100名

    ※対象外の方にはお断りさせていただく場合がございます。

  • 参加形式

    オンライン配信(配信環境:Vimeo)

    ※本セミナーはオンラインでの配信となります。視聴方法はお申し込み後にご案内いたします。

    ※お申込者でない方への視聴用URL共有はご遠慮ください。同じ会社内で複数名でのご参加を予定されている場合にも、お手数ですがお一人ずつお申し込み下さい。

    ※登録時のメールアドレスに登録完了メールを送付いたしますが、万が一届かない場合、大変お手数ですが、customer1@b-forum.netまでご連絡ください。

  • 主催

    株式会社ビジネス・フォーラム事務局

  • 協賛