経営DXフォーラム 2026 先進事例に学ぶデータ活用と経営意思決定の未来 ~高品質なデータ基盤が拓く企業価値向上~

Guest Speakers

日戸 興史

元オムロン株式会社
取締役執行役員専務 CFO 兼 グローバル戦略本部長

日戸興史事務所 代表

久世 和資

旭化成株式会社

取締役 副社長執行役員 研究開発・DX・知的財産統括

大畑 正利

株式会社サンリオ

経営戦略本部 データ・テクノロジー推進室

高井 将吾

株式会社FOOD & LIFE COMPANIES

経営企画部 デジタル戦略課 課長

奥 智宏

住友ベークライト株式会社

HPPグローバル事業企画室長

橘 康弘

旭有機材株式会社

コーポレート統括本部 経理・財務部 部長

calendar_today開催日時

会場開催|東京
2026年3月9日(月)14:30~17:45
(受付開始 14:00~)
懇親会 17:45~19:00

開催趣旨

デジタル技術の進化と経営環境の複雑化により、企業の競争力を左右する要素は、従来の経験や勘に依存した判断から、データを起点とした合理的かつ迅速な意思決定へと大きくシフトしています。経営課題を正確に可視化、現状を把握し、未来を創る判断を下すためには、データを経営の中核に据えた意思決定の仕組みづくりが不可欠となっています。経営DXは単なる業務のデジタル化にとどまらず、経営意思決定の質そのものを高め、企業価値向上につなげるための重要な取り組みとして位置づけられ、特に、複数の事業や組織を抱える企業においては、事業ポートフォリオの最適化、資本コストを意識した経営管理、ガバナンスの高度化といった課題が複雑に絡み合い、個社最適から全社・グループ最適への転換が強く求められています。

しかし現実には、部門ごとに分断されたデータの統合には、システムやデータ定義の違い、業務プロセスや組織文化の壁など、いくつもの高いハードルが存在します。その変革は容易ではありませんが、テクノロジーの進化とスピード経営が求められる現代の企業経営においては、避けて通れない経営インフラの再構築、大変革と言えるでしょう。そしてその実現には、経営企画、経理財務、IT・情報システム、DX部門が連携し、データ活用に向き合うことが欠かせません。経理財務部門は、これまでの「記録と報告」を担う役割から、データに基づいて経営を支え、価値創造に貢献する存在へと進化しつつあります。一方で、経営企画部門には、事業・ファイナンス・データを横断的につなぎ、全社最適の視点から経営管理の高度化を推進する役割が期待されています。さらに、IT・情報システム、DX部門は、経営の意思決定を支えるデータ基盤やシステムの構築・運用を担い、経営と現場をつなぐ重要なパートナーとしての強いリーダーシップが求められていくでしょう。

経営DXフォーラム 2026では、“先進事例に学ぶデータ活用と経営意思決定の未来”をテーマに、経営企画・経理財務・IT/情報システム・DX部門のリーダーが一堂に会し、いち早く困難な改革に取り組む先進企業の挑戦の歩みから、真のデータ活用による経営の高度化と企業価値向上のヒントを考察してまいります。データが経営の共通言語となる未来に、部門の垣根を越えた連携によって意思決定の質を高め、持続的な企業価値向上を実現することが、今、求められています。本フォーラムが、未来の経営を構想し、変革を実践するリーダーにとって、新たな示唆と気づきを得る場となることを願っております。

プログラム詳細

14:30 - 14:35

オープニング

株式会社アバント 代表取締役社長

株式会社ジール 取締役会長

岡部 貴弘

**********

14:35 - 15:05

基調講演

グループ全体最適で企業価値向上を実現する実践ROIC経営
~CFO視点からみたより良い意思決定/実行力向上に向けての経営DX

  • 企業価値の継続的向上に向けてのDX
  • 資本コストを意識した経営の実現~事業ポートフォリオ、ROIC等
  • 実行力/完遂力が伴ったデータ活用/経営意思決定/経営管理の要点

元 オムロン株式会社
取締役執行役員専務 CFO 兼 グローバル戦略本部長

(現 株式会社ワコールホールディングス/株式会社ジーエス・ユアサコーポレーション/株式会社T&Dホールディングス 各社 社外取締役)

日戸興史事務所 代表

日戸 興史

日戸興史事務所 代表、元国内大手電気機器メーカー取締役専務執行役員 CFO 兼 グローバル戦略本部長。入社以来、エンジニア、技術企画を担当。1996年から4年間シリコンバレー駐在。2006年ヘルスケア子会社経営統括部長、2014年取締役執行役員常務、2017年 CFO就任。2023年6月 退任。現在は、社外取締役3社の他、個人事業主として各種経営アドバイスを行うとともに、日本CFO協会理事、京都大学iPS細胞研究財団 理事ほか。

15:05 - 15:25

主催者講演

市場との対話を「実質化」する経営管理
~投資家の期待を社内の規律に変えるデータ基盤~

  • 投資家は「未来の成長」を問い、経営は「過去の実績」で答えてしまう「対話のズレ」を解消するためのアプローチ
  • 成長投資の蓋然性を証明するために、エクイティストーリーと連動したKPIを数値的根拠として提示する重要性
  • 市場からの期待値を正確に把握し、経営の意思決定プロセスに「資本コスト」という規律を組み込むための基盤

株式会社アバントグループ CSO

株式会社アバント 取締役

諸井 伸吾

コンサルファーム、ファンド、事業会社での経営企画や事業本部長、COOを経験し、2022年4月より企業経営に役立つ情報システムを探求し続けてきたアバントグループに参画。
現在はグループCSO(戦略担当)、IR室長、経営管理ソリューションを担うアバント社取締役、IRコンサルティングを担うVISTA社取締役として戦略実現に取り組む。

15:25 - 15:55

特別ゲスト講演

人・データ・組織風土を起点としたDXと経営
~旭化成にみる変革の歩みと更なる成長に向けて~

  • 人・データ・組織風土を軸に進めたDXと経営変革の実践
  • 無形資産を活かし事業化スピードを高める仕組み
  • 共創とAIで描く次世代成長モデルと経営の展望

旭化成株式会社

取締役 副社長執行役員 研究開発・DX・知的財産統括

久世 和資

1987年に筑波大学大学院工学研究科修了。工学博士。同年に日本IBM入社。東京基礎研究所にてプログラミング言語やソフトウェアエンジニアリングの研究領域をリード。2005年に執行役員。東京基礎研究所所長、システム開発研究所長、サービスイノベーション研究所長、未来価値創造事業部長、開発製造担当、研究開発担当を歴任し、2017年より最高技術責任者(CTO)。2020年7月 旭化成に入社、執行役員エグゼクティブフェロー。2021年4月に常務執行役員。2022年6月に取締役 専務執行役員 デジタル共創本部長。2024年4月に取締役 副社長執行役員 研究開発・DX統括。2025年4月より現職。

15:55 - 16:10

休憩、移動時間

16:10 - 16:50

ブレイクアウトセッション
*お申し込み時に参加希望のセッションをご選択ください

経営企画、経理・財務部門対象

事例講演 A-1

住友ベークライトにおける製品別収益可視化への挑戦​ ~連結多軸分析で実現する事業成長と価値創造 ~

  • M&A拡大で顕在化した製品別損益把握の課題​
  • 収益構造の可視化に向けたデータ定義と統合の重要性
  • 海外拠点との対話を通じた実効性ある仕組みづくり

住友ベークライト株式会社

HPPグローバル事業企画室長

奥 智宏

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IT・DX部門対象

事例講演 B-1

キャラクターIP企業サンリオのデータ活用改革 ~基盤刷新と Microsoft Fabric で実現した“全社で使える”データ活用~

「ハローキティ」をはじめ世界的なキャラクターIPを展開するサンリオでは、事業の多角化に伴い、全社でデータを活用できる基盤と“使われ続ける”文化づくりが重要なテーマとなっていました。一方、従来基盤には保守性や性能、分析環境のばらつきなどの課題があり、部門横断の活用に限界がありました。
本講演では、Microsoft Fabric を採用した基盤刷新の背景と、実業務に根ざしたデータ活用の取り組みを通じ、データ活用が事業と組織にもたらす変革について紹介します。

株式会社サンリオ

経営戦略本部 データ・テクノロジー推進室

大畑 正利

アミューズメント企業の情報システム部門、SIer を経てサンリオに入社。
データエンジニア、データアーキテクト、BI エンジニア、データサイエンティストとして、データ基盤の設計・構築から分析・可視化、AI 活用まで一貫して担当している。
Microsoft Fabric を中心としたデータ基盤の刷新や運用、データ連携の設計、機械学習・AI テクノロジーの適用、AI エージェントの開発など、広範な領域の取り組みを推進している。
業務プロセスの自動化や分析基盤の標準化など、組織横断のデータ活用推進にも従事。
主なロール:データエンジニア/データアーキテクト/BI エンジニア/データサイエンティスト

16:50 - 17:05

休憩、移動時間

17:05 - 17:45

ブレイクアウトセッション
*お申し込み時に参加希望のセッションをご選択ください

経営企画、経理・財務部門対象

事例講演 A-2

旭有機材が語る、経営管理改革への道 ~予実管理効率化とROIC経営浸透の道筋~

  • 経営管理改革を目指した背景と課題意識
  • 迅速な意思決定に向けた予実管理の効率化
  • 現場アクションと連動したROIC経営の浸透に向けて

旭有機材株式会社

コーポレート統括本部 経理・財務部 部長

橘 康弘

ゼネコン勤務を経て、2004年に旭有機材工業株式会社(現・旭有機材株式会社)へ入社。本社経理部門にて有価証券報告書や法人税申告書の作成業務に従事し、2009年には会計グループ長として財務会計を担当。2017年には管材システム事業部・管材製造所の管理グループ長を務め、宮崎県延岡市の工場で管理会計を担当した。2021年より経理・財務部長を務めている。

IT・DX部門対象

事例講演 B-2

売上高1兆円への挑戦:スシローが描く「次世代データ戦略」の全貌 ~グローバル成長を支えるデータ活用基盤の刷新~

回転寿司「スシロー」をはじめとする人気寿司チェーンを展開し、世界を舞台に躍進を続けるFOOD & LIFE COMPANIES(F&LC)。売上高1兆円という目標に向かう中で、爆発的に増え続けるデータは「成長の源泉」へと進化しています。
本講演では、海外展開の加速やサプライチェーンの高度化、さらに「デジロー」に代表される店舗体験の変革など、グループ全体の事業成長を全方位で支える「戦略的データ基盤」への刷新を詳解。単なる効率化に留まらず、現場がより付加価値の高い戦略に集中できる環境をいかに構築したのか。AI活用を見据えたこれからのデータ活用・事業成長のシナリオを明かします。

株式会社FOOD & LIFE COMPANIES

経営企画部 デジタル戦略課 課長

高井 将吾

2012年に株式会社FOOD & LIFE COMPANIESに中途入社。
現在はデジタル戦略推進のリーダーとして、データプラットフォームの構築やデータ活用人材の育成、AI活用も含む全社のビジネスプロセス変革に取り組んでいる。

17:45 - 19:00

懇親会

※ プログラム内容や時間は変更となる場合がございます。予めご了承いただきますようお願い申し上げます。

開催概要

  • 参加対象者

    経営者、役員、CFO、CIO、CDO、経営企画、経理財務、IT/DX部門の管理職の方

  • 参加料

    無料(事前登録制)

  • 参加定員

    300名

    ※申し込み多数の場合は抽選とさせて頂きます。

  • 参加形式

    会場開催

  • 主催
  • 共催

    株式会社ビジネス・フォーラム事務局

東京都千代田区丸の内2-7-2 KITTE 4階
  • JR、東京メトロ丸の内線「東京駅」より徒歩約1分
    (丸の内線 東京駅 地下道より直結)
  • JR京葉線「東京駅」より徒歩約3分
  • 東京メトロ千代田線「二重橋前〈丸の内〉駅」より徒歩約2分
  • 都営三田線「大手町駅」より徒歩約4分
  • JR、東京メトロ有楽町線「有楽町駅」より徒歩約6分