不確実な経済環境下でボトムライン(最終損益)の改善が経営の最優先事項となる中、その鍵を握る調達・購買機能の活用と高度化は喫緊の課題となっています。本講演では、多くの企業で開拓余地の大きい間接材支出に焦点を当て、調達・購買の機能を全社的な支出の統制と最適化へと繋げるための管理手法を提示します。その上で、調達・購買機能が事務的業務の脱却から、ビジネスイノベーションを創出する戦略的組織へ至るまでの段階的発展を定義した「調達・購買の成熟度モデル」に基づき、高度化を実現するための具体的なステップを詳説します。
Procurement Leadership Forum 2026 調達・購買イノベーションによる競争優位の実現! ~不確実時代を勝ち抜く、リスクと戦略的調達改革~
開催日時
(配信開始予定 12:45~)
開催趣旨
昨今のビジネス環境は、激化する国際紛争や不確実性の高い関税対応、通商規制、そしてAIをはじめとするテクノロジーの台頭など、これからの調達購買領域では、「コスト削減」や「安定供給」といった従来のルールに追加し、2026年ではこれらのリスクを理解しより一層戦略的に調達購買領域の梃入れをおこない調達プロセスの完全可視化や複雑化するサプライヤー管理の効率化が求められることは言うまでもありません。
企業の健全な成長を支え、企業価値に直結する透明性とトレーサビリティの確保に向けた調達購買のトランスフォーメーションは待ったなしとなっております。
一方で、多少高くてもこれまでの商習慣上変更することができないケースや、複雑なサプライチェーンによる属人的な業務が多く残ってしまうケースもあり、一筋縄では変革を実現することはできず、スピード感のある市場の変化についていけなくなり競争力を失ってしまう可能性もはらんでいるのではないでしょうか?
しかし日々実務実行が必要となる間接購買では、ドラスティックなイノベーションは難しく既存ビジネスを対応しながら調達先とコンセンサスをとり、短期で変えるところと長期的な視野で改革を進めていく箇所を見極め、変化に強い組織体にしていくためのマネジメントのリーダーシップが求められているといえます。
そしてこの課題は調達購買の担当のみならず、それらを必要とする製造現場や物流/サプライチェーンそして情報システムに至るまで全社で協力することでキャッシュを最大化するイノベーティブな調達購買戦略こそが変化に強い企業として生き残る条件といっても過言ではありません。
今回のセミナーでは、【調達購買イノベーションによる競争優位の実現】をキーワードに、マネジメントに求められるアジェンダとして、
- 戦略実行におけるリーダーシップ
- 調達網のデジタル化による高度化
- AIを活用した未来の調達購買戦略
など、実務の最先端にいる三井化学社の購買改革の事例や、テクノロジーの今と未来の可能性に至るまでチャレンジングなお取組みからのみ得られる改革成功のポイントと失敗の勘所を考察し、この領域に携わる皆様とともに次代を勝ち抜く見据えるべき姿について、検証していきます。
イベントの後半では、オンラインならではのリアルタイムサーベイを活用しご参加いただく皆様もご一緒に課題感の共有や解決のヒントを得られる場を醸成していきます。
皆様のご参加をお待ちしております。
プログラム詳細
13:00 - 13:40
基調講演
変化に強い“調達の最適解”
~価値創出部門への変革の視座~
- あるべき調達組織・人的資本の探究
- 中長期の視点で全体最適を目指す調達リーダーシップ
- 未来の調達の姿
バリュープラス株式会社
代表取締役社長
田中 俊英 氏
(元第一三共株式会社 総務・調達部 調達グループ長)
1962年東京生まれ、1984年慶応義塾大学法学部法律学科卒業。
1984~2024年大手製薬会社 三共株式会社(現 第一三共株式会社)に入社し、40年間に亘り、コーポレート部門(調達・購買、総務・労務・人事、経営管理、シェアードサービス)のエキスパートとして幅広く経験する。その間、本社の課長・グループ長・参事、グループ会社の部長・取締役・顧問を歴任。
13:40 - 14:10
協賛社講演①
調達・購買の成熟度モデルによる「高度化」への挑戦
―競争優位を築く戦略組織への変革―
- ボトムライン(最終損益)改善に向けた調達・購買機能の高度化と有効活用の必要性
- 間接材支出に焦点を当て、調達・購買機能を全社的な支出の統制と最適化へと繋げる管理手法の提示
- 調達・購買機能を事務的業務から戦略的組織へと発展させる「調達・購買の成熟度モデル」の解説
Coupa株式会社
バリューサービス本部 シニアカスタマーバリューマネージャー
浅野 宏 氏
自動車部品メーカーにて設備・資材調達の実務を経験後、コンサルティング会社にて複数業種のSCM改革やERP導入プロジェクトを担当。化学メーカーでのグローバルSCM構想策定・プロセス改革の主導を経て、現在はCoupa株式会社のカスタマーバリューマネージャーとして、顧客の価値実現を支援している。現場実務・戦略・テクノロジーの三視点を融合させ、調達・SCMの変革を通じてビジネス価値の最大化を支援するスペシャリスト。
講演のポイント
14:10 - 14:15
休憩
14:15 - 14:45
特別ゲスト講演
三井化学の間接購買集約とイノベーション ~購買改革の課題と展望~
- 課題に“気づく”購買改革のきっかけ
- 網羅的な視点と集中購買の課題と成果
- グループ・グローバル展開の課題
三井化学株式会社
理事 DX推進本部 購買部長
新田 敏雄 氏
2024年4月より三井化学株式会社DX推進本部購買部長として、購買部門の変革を主導。デジタル技術を活用した業務改革と戦略的調達体制の構築に取り組む。
長年、同社の主力事業に従事。営業・マーケティング分野で新規市場・顧客開拓に実績あり。米国・シンガポールでの駐在経験を通じてグローバルな人的ネットワークを構築。
14:45 - 15:15
協賛社講演②
間接材購買の未来を創る ― Amazonビジネスで進める購買変革の最前線
- コスト削減・業務効率化を実現し、ビジネス購買全般を最適化するプラットフォームへと進化を続けるAmazonビジネス
- 購買・調達変革を推進いただくための中長期的な施策実行とご支援内容
- 多様な業種・規模の導入企業に見る購買変革の具体的成果
アマゾンジャパン合同会社
Amazonビジネス事業本部 コマーシャル営業統括本部 製造・インフラ営業部 部長
福本 大河 氏
富士ゼロックス(現 富士フイルムビジネスイノベーション)にてソリューション営業を経験した後、2018年にアマゾンジャパンに入社。営業組織で営業に従事し、2022年よりテリトリー営業部・製造営業部のマネージャーを務める。2024年からは製造営業部を統括。
講演のポイント
2017年に日本で企業向けEコマースとして事業を開始したAmazonビジネスは、常に進化を続けています。近年ではビジネス購買全般を最適化するEコマースとして、多くのお客様に採用いただいております。 本セッションでは、Amazonビジネスを活用した間接材購買改革の進め方を事例を交えてご紹介していきます。
15:15 - 15:45
協賛社講演③
1,000社との議論から見えてきた2030年に求められる調達機能とは?
- 調達機能が複雑になる昨今、各社は調達機能の見直しをされています
- AIがすべてを解決する万能の手段ではないことが見えてきた中、何を軸に調達の未来を考えるとよいのでしょうか
- 弊社代表の大平が年間1000社の調達トップと議論してきた中で得た知見や示唆を皆様に共有いたします
株式会社Leaner Technologies
代表取締役CEO
大平 裕介 氏
慶應義塾大学卒業後、A.T. カーニーに入社。日本を代表するリーディングカンパニーを中心に、主に調達改革や事業戦略策定などに従事し、当時最速でアソシエイトに就任。
コンサルタント時代の経験から、日本企業が非連続的な成長を遂げるためには、テクノロジーの力で調達機能を抜本的に変革する必要があると感じ、2019年2月に株式会社Leaner Technologiesを創業。
15:45 - 15:50
休憩
15:50 - 17:00
LIVE
パネルディスカッション
調達購買イノベーションによる競争優位の実現
- サプライヤー管理に向けた課題と展望
- 調達購買組織のあるべき姿 役割の再定義と展望
- 経営に寄与するこれからの調達購買
など、聴講者参加型のオンラインサーベイも実施し、皆様の課題をパネリストがどのように捉え解決に導いてきたか?プロフェッショナルがどう考え戦略を実行しているかなど、皆様とご一緒に考察を深めていくプログラムを予定しております!
日東電工株式会社
SCM本部 グローバル調達部 部長
水本 幸典 氏
2016年に日東電工入社。2018年よりドイツに赴任し欧州事業を統括。2022年に帰任し現職。各国・地域で個別運営されていた調達活動のグローバル管理体制構築を推進。データ基盤整備、サプライヤー管理高度化、ガバナンス強化、DX推進を通じ、『QCD管理』から『競争優位による経営貢献』への進化を推進中。
三井化学株式会社
理事 DX推進本部 購買部長
新田 敏雄 氏
バリュープラス株式会社
代表取締役社長
田中 俊英 氏
(元第一三共株式会社 総務・調達部 調達グループ長)
モデレーター
未来調達研究所株式会社 取締役
神戸大学大学院 経営学研究科 非常勤講師
牧野 直哉 氏
1969年東京生まれ 大学卒業。重工業メーカーで発電プラントの輸出営業を経験後、資材部へ異動し、購買業務に従事。現在に至るサプライヤリレーションの礎を構築(初のサプライヤミーティング開催等)。外資系機械メーカーで、アジア太平洋地域のサプライチェーン管理を担当。集中購買を徹底しサプライヤ数8割で購入額の9割の購入を実現。神戸大学ではトップマネジメント講座の調達購買分野を実施。内閣府防災担当の策定する東日本大震災後の企業/サプライチェーンの防災対策へのアドバイス。「調達・購買戦略決定入門」「大震災のとき!企業の調達・購買部門はこう動いた―これからのほんとうのリスクヘッジ」「ほんとうの「調達・購買」実践マニュアル-社内の「まあいいや」業務を変える知識とノウハウ-」「製造業の現場バイヤーが教える! 調達・購買部門の<業務力向上>完全ガイド」(日刊工業新聞社)「購買・調達の基本と仕組みがよ~くわかる本」(第1版、第2版 秀和システム)全6冊
※ プログラム内容や時間は急遽変更となる場合がございます。予めご了承いただきますようお願い申し上げます。
開催概要
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参加対象者
経営者・役員、及び、調達・購買、サプライチェーン、生産、経営企画、デジタル戦略/DX部門、IT部門、他事業部門等の管理職の方々
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参加料
無料(事前登録制)
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参加定員
150名
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参加形式
オンラインLive配信(配信環境:Vimeo)
※本セミナーはオンラインでの配信となります。視聴方法はお申し込み後にご案内いたします。
※お申込者でない方への視聴用URL共有はご遠慮ください。同じ会社内で複数名でのご参加を予定されている場合にも、お手数ですがお一人ずつお申し込み下さい。
※登録時のメールアドレスに登録完了メールを送付いたしますが、万が一届かない場合、大変お手数ですが、customer1@b-forum.netまでご連絡ください。
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主催
株式会社ビジネス・フォーラム事務局
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協賛


