予防型サイバーセキュリティ フォーラム 2026 増え続けるサイバーリスクに、どう優先順位をつけるか ~本当に向き合うべきリスクを見極め、侵入されづらい組織をつくる~
Guest Speakers
西尾 素己
東京大学 先端科学技術研究センター
客員研究員
同 工学部 非常勤講師
多摩大学大学院 特任教授
大西 遼平
三菱ケミカル株式会社
デジタル統括本部
セキュリティ・インフラ本部
サイバーセキュリティ部
開催日時
(配信開始13:45 -)
開催趣旨
サイバー攻撃が高度化・複雑化する中、企業の攻撃対象領域はデジタル化やクラウド活用、サプライチェーンの拡大に伴い、広がり続けています。さらに近年は、AIの進化により脆弱性の発見や悪用のスピードが高まり、脆弱性が公開されてから攻撃に利用されるまでの時間が一段と短くなることが懸念されています。こうした環境では、すべてのリスクに一律で対応することは現実的ではありません。自組織にとって本当に重要なリスクを見極め、優先順位をつけて対処につなげる「リスクベース」の考え方が、これまで以上に重要になっています。
本セミナーでは、東京大学 先端科学技術研究センター 客員研究員 西尾 素己 様より、インフォスティーラーによる認証情報窃取の実態や攻撃者のエコシステムを解説いただきます。さらに、正規の認証情報を用いて侵入された後、攻撃者が組織内部の弱点や権限をたどって重要資産へ到達するリスクとそれらのアタックパスを事前に把握するポイントについてご講演いただきます。
マクニカからは、国内ASM市場No.1*ベンダーとして培ってきた知見をもとに、攻撃者から見える外部公開資産や潜在リスクを幅広く可視化し、優先的に対処すべきリスクを見極めるEASMを起点とした予防型サイバーセキュリティの考え方と、新たな取り組みをご紹介します。
さらに、三菱ケミカル様より、現場でどのような課題意識のもとASMを軸とした予防型セキュリティに取り組まれているかをお話いただきます。
プログラム詳細
14:00 - 14:05
オープニング
予防型セキュリティの全体像と本日セッションの流れ
株式会社マクニカ
14:05 - 14:35
基調講演
これまでの常識を破壊するインフォスティーラーの脅威
2020年、人知れずインフォスティーラーは散布された。構造が単純だったことに加え、ClickFix等のソーシャルエンジニアリング型の散布方法も相まって、検知されないまま感染端末から認証情報を窃取し続け、2025年ごろから正当な認証情報を用いたサイバー攻撃が本格化した。本講演ではインフォスティーラーの脅威と、IABを巻き込んだ攻撃者のエコシステムと、正当な認証情報を用いて侵入された際に重要なInternal ASMによるアタックパスの事前計算の概念にも触れる。

東京大学 先端科学技術研究センター 客員研究員
同 工学部 非常勤講師
多摩大学大学院 特任教授
西尾 素己 氏
1996年、大阪府八尾市生まれ。
小学生時代、Windows 98のペイントツールで特定色の選択ができないことをきっかけにプログラミングを学び始める。
中学生時代にはベルリンに拠点を置くホワイトハット集団Chaos Computer Club e. V. (CCC)の存在を知り、コンピュータセキュリティを独学で学ぶ。
ソフトウェア企業、Web サービス企業にて、ソフトウェア開発およびセキュリティテストに従事した後、2014年に株式会社 FFRI に入社し、現在はセキュリティの基礎研究に従事。
Webセキュリティを得意とし、これまでに多くの著名サイトの脆弱性を報告。また、パッケージソフトについても脆弱性を発見し報告している。
14:35 - 14:50
主催講演1
リスクベースセキュリティへの転換 ~ROCという新しい考え方~
- 爆増する脆弱性・アラートに対し、「すべて対応」から「リアルリスクに基づく優先順位付け」へと変えるべき理由と今後のセキュリティ運用の考え方を解説
- 2026年6月にCISAから公開された運用指令BOD 26-04や最新の脆弱性動向を踏まえ、CVSSだけに依存しないリスクベースセキュリティの実践アプローチを紹介
- プロアクティブなリスク低減を実現する新たな運用モデルとして、マクニカが提唱するROC(Risk Operations Center)のコンセプトと実現イメージを紹介

株式会社マクニカ
ネットワークスカンパニー セキュリティサービス事業部 技術部 部長
笠井 大騎
ASMやSOC/CSIRTをはじめとした自社サービスの企画・開発・事業推進を担当。官公庁・大手企業向けのサービス提供やCSIRT運用の経験を踏まえ、リスクベースセキュリティを実現するROC(Risk Operations Center)のコンセプトを提唱している。
14:50 - 15:05
主催講演2
対策を増やすより、攻撃前のリスクを減らす
~多様な侵入リスクに先回りする「ANTERAS」~
- 4年連続国内ASM市場No.1*の評価を支えた、攻撃者視点によるリアルリスクの把握、網羅的な資産把握、優先順位付け、対処支援の実践知
- ASMで把握した資産を起点に、脆弱性、漏洩認証情報、Web資産、侵害兆候などを関連付け、自社にとって攻撃リスクの高いポイントを見極めるアプローチ
- 多様化する侵入リスクへ先回りし、リスクの発見から具体的な対処までを一貫して支援する「ANTERAS」の全体像

株式会社マクニカ
ネットワークスカンパニー セキュリティサービス事業部 営業部第1課
阪田 陽樹
これまで株式会社マクニカにてネットワーク事業・セキュリティ事業・AI事業などの領域で顧客の課題解決に従事。 現在は、マクニカ独自のセキュリティサービスの開発・企画・導入により国内企業のセキュリティ課題の解決を支援している。
15:05 - 15:35
事例講演
グローバルに広がる脆弱性リスクにどう向き合うか
~選択と集中で進める対処の実践と課題~
- グローバルな脆弱性リスクへの対処に取り組むことになった背景と、当時の課題感
- 複数ソリューションの比較・検討を通じて重視した選定のポイント
- ソリューション活用による運用面での変化・効果と、そこから見えてきた課題・今後の展望

三菱ケミカル株式会社
デジタル統括本部 セキュリティ・インフラ本部 サイバーセキュリティ部
大西 遼平 氏
不動産会社でセキュリティ組織の立ち上げと業務整備に従事。2022年、三菱ケミカルシステム(現・三菱ケミカル)へ入社。脅威インテリジェンスや脆弱性情報収集・リスク評価・対処推進の運用経験をベースに、外部攻撃対象領域管理(EASM)のソリューション選定から運用構築までを主導。自らを「脆弱性の塊」と称し、弱さを知る者こそ大切なものを守れると信じてやまない。
15:35 - 15:40
クロージング
リスクベース運用に向けた第一歩と今後のご案内
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株式会社マクニカ
※ 株式会社アイ・ティ・アール 市場調査レポート「ITR Market View:サイバー・セキュリティ・コンサルティング・サービス市場2025」(2025年12月発行)、
同レポートには旧サービス名(Macnica Attack Surface Management)で掲載
※ プログラム内容や時間は急遽変更となる場合がございます。予めご了承いただきますようお願い申し上げます。
開催概要
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参加対象者
大手・中堅企業の情報システム、セキュリティ、DX、経営企画部門の責任者・担当者の方々
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参加料
無料(事前登録制)
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参加定員
100名
※申し込み多数の場合は抽選とさせて頂きます。
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参加形式
オンライン配信(配信環境:vimeo)
※本セミナーはオンラインでの配信となります。視聴方法はお申し込み後にご案内いたします。
※お申込者でない方への視聴用URL共有はご遠慮ください。同じ会社内で複数名でのご参加を予定されている場合にも、お手数ですがお一人ずつお申し込み下さい。
※登録時のメールアドレスに登録完了メールを送付いたしますが、万が一届かない場合、大変お手数ですが、customer1@b-forum.netまでご連絡ください。
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主催
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協力
株式会社ビジネス・フォーラム事務局