サステナビリティは、企業の成長と利益を生み出す力になり得るのか。『パーパス経営』『CSV経営戦略』を著し、日本企業の経営変革と価値創造を探究してきた名和高司教授が、社会価値と経済価値を両立・相乗させる「トレードオン」の発想を解説。理念を掲げるだけで終わらせず、持続的な利益と企業価値の向上を実現するための経営の潮流と実践アプローチを紐解き、日本企業が目指すべき未来を展望します。
Guest Speakers
名和 高司 氏
京都先端科学大学
教授
一橋ビジネススクール 客員教授
高岡 宏明 氏
キリンホールディングス株式会社
常務執行役員 経営企画部長
(事業提携・投資戦略)兼CSV戦略担当
恩田 ちさと 氏
三井物産株式会社
執行役員 サステナビリティ経営推進部長
稲継 明宏 氏
株式会社ブリヂストン
サステナビリティ戦略統括部門長
長沼 亨 氏
ENEOSホールディングス株式会社
サステナビリティ推進室長
●● ●● 氏
****株式会社
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織戸 香里 氏
株式会社UL Japan
環境・サプライチェーン事業部 サステナビリティグループ マネージャー
開催日時
(受付開始 12:30 -)/
交流会 17:00-18:00
開催趣旨
来たる2027年3月から、日本版サステナビリティ開示基準(SSBJ基準)に基づく情報開示の義務化が順次開始されます。これにより、企業にはマテリアリティの特定や、サステナビリティ推進・情報体制の整備など、様々な対応が求められます。一方で、投資家や顧客、取引先、従業員といったステークホルダーは、その取り組みが形だけの対応ではなく、企業価値や事業成長にどう結び付くのかをこれまで以上に注視しています。
サステナビリティが企業経営の前提条件となる今の時代に求められるのは、対応を「守り」にとどめず、投資・情報開示・ガバナンスを経営戦略と一体化し、企業価値創出の武器へと転換する「攻め」のサステナビリティ経営です。社会課題への対応を「稼ぐ力」を生み出す施策へと昇華させることが、これからの企業の「競争力」になるのです。
しかし、「自社のパーパスと結び付け、具体的な施策に落とし込めない」と悩む企業も少なくありません。サステナビリティ経営は、一つの部署や担当者だけで推進できるものではなく、経営層の強いコミットメントのもと、各部門・現場を巻き込み、協力し合うことで実効性を持ちます。さらに、サステナビリティ課題には、脱炭素、人権、サプライチェーンなど、一社単独では解決できない「協調領域」も数多く存在します。だからこそ、担当・会社の垣根を越えて実践知を共有し、サステナビリティ経営のあるべき姿を考え、共創していく――。皆様のサステナビリティ経営の前進を後押しすべく、各社のリーダーが集う「サステナビリティ・リーダーズ交流会」を開催します。
本フォーラムでは、経済的成果を生み出す「攻めのサステナビリティ経営」をテーマに、企業価値を磨き上げる「競争」と、ステークホルダーや社会と共に課題に挑む「共創」の両立を目指し、持続可能な企業変革のリアルをお届けします。試行錯誤や苦労話も含めた「生の声」から、実践のヒントをお持ち帰りください。さらに、セッション後には、同じ課題感を持つサステナビリティ・リーダーや担当者同士が、本音で語り合える交流の場もご用意いたしました。変革の最前線に立つ皆様のご参加を、心よりお待ちしております。
プログラム詳細
13:05 - 13:45
基調講演
社会価値と『確かな利益』を両立する、これからのサステナビリティ経営
~日本企業の強みを活かし、持続的な企業価値を創出する変革の仕組み~
- サステナビリティを「理念から行動へ」とつなげるための視点と実践論
- これからの競争時代を勝ち抜く、経済価値と社会価値の「トレードオン」
- 企業価値を再定義し、未来を切り拓く「日本企業の持続的価値」の重要性
京都先端科学大学 教授
一橋ビジネススクール 客員教授
名和 高司 氏
東京大学法学部卒、ハーバード・ビジネス・スクール修士(ベーカースカラー授与)。三菱商事(東京、ニューヨーク)に約10年間勤務。2010年まで、マッキンゼーのディレクターとして、約20年間、コンサルティングに従事。自動車・製造業分野におけるアジア地域ヘッド、ハイテク・通信分野における日本支社ヘッドを歴任。日本、アジア、アメリカなどを舞台に、多様な業界において、次世代成長戦略、全社構造改革などのプロジェクトに幅広く従事。2010年6月より、一橋大学大学院国際企業戦略研究科教授に就任。ファーストリテイリング、味の素、SOMPOなどの社外取締役も務める。近著に『パーパス経営 30年先の視点から現在を捉える』(東洋経済新報社)がある。
講演のポイント
13:45 - 14:15
特別事例講演1
サステナビリティを「事業の前提条件」にする、三井物産のサステナビリティ経営
~社会課題解決と企業価値の両立に向けた、変革と実践の道のり~
- サステナビリティを事業活動の「前提条件」と捉え、経営・事業判断に組み込む三井物産のアプローチ
- 社員・現場を巻き込み、サステナビリティを組織の「当たり前」として浸透させていくための実践と変革
- 多様なステークホルダーとの共創を通じて、社会課題解決と企業価値の両立を目指す取り組みと、今後の展望
三井物産株式会社
執行役員 サステナビリティ経営推進部長
恩田 ちさと 氏
1995年に女性総合職4期目として入社。化学プラント部に配属後、関係会社や基礎化学品燃料部への出向等を経験し、2000年よりベネズエラに2年駐在。その後プロジェクト本部の中南米担当に帰任、船舶・航空本部等の経験を経て、2014年よりプロジェクト本部の中南米担当部署にて室長に。2020年よりサステナビリティ経営推進部長、2023年4月より現職。
講演のポイント
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14:15 - 14:40
Issue Solver Session
Coming Soon
調整中
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●● ●● 氏
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講演のポイント
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14:40 - 15:00
コーヒーブレイク
15:00 - 15:30
特別事例講演2
サステナビリティを経営の中核へ
~CSV経営と情報開示が拓く企業価値創造~
- CSVを経営の中核に据え、社会的価値と経済的価値を両立させるキリンの価値創造
- 社会やステークホルダーとの共創を通じて、企業価値を高めるこれからのサステナビリティ経営
- 日本企業に先駆けて取り組むSSBJ基準への対応と、先行開示に至るまでの実践
キリンホールディングス株式会社
常務執行役員 経営企画部長(事業提携・投資戦略)兼CSV戦略担当
高岡 宏明 氏
1993年キリンビール入社。情報システム部門で社内システムの企画、開発に従事。2007年4月からキリンビール経営企画部、同年7月よりキリンホールディングス経営企画部。1年間の海外留学を経験した後、グループ経営戦略の策定、M&A実務を担当。2017年にグループのオセアニア酒類事業会社であるLionへ赴任、2018年より同社取締役。2022年1月よりキリンホールディングス経営企画部部長兼DX戦略推進室長。2023年3月よりキリンホールディングス経営企画部長。2026年3月よりキリンホールディングス常務執行役員兼経営企画部長。
講演のポイント
CSV経営を通じて社会的価値と経済的価値の両立を追求してきたキリンホールディングス。常務執行役員・高岡氏が、社会や多様なステークホルダーとの共創を通じた価値創造の考え方と実践を解説します。さらに、日本企業で初めてSSBJ基準に準拠したサステナビリティ関連財務情報を開示した同社における先行開示の狙いや取り組みを紹介。サステナビリティと情報開示を企業価値向上につなげるためのヒントをお話しいただきます。
15:30 - 15:55
Technology × Sustainability Session
サステナビリティ経営を「実行」につなげる仕組みづくり
~データ・ガバナンス・テクノロジーで支える継続的な変革~
サステナビリティを企業価値につなげるには、「継続的に実行できる仕組み」が欠かせません。
本セッションでは、データ・ガバナンス・テクノロジーを活用した仕組みづくりを解説します。
さらに、実行を組織に定着させるアプローチをご紹介します。
株式会社UL Japan
環境・サプライチェーン事業部 サステナビリティグループ マネージャー
織戸 香里 氏
UL Solutions入社後、マーケティング部にてブランディングと PR を担当。事業開発部に異動後、ULの新しいサービスやソリューションの日本における市場調査と機会発掘を推進。2019年にサステナビリティ関連ソリューションを手掛ける現組織に異動し、SaaS型ESGデータ管理ソリューションであるUL 360ソフトウェアの事業をリード。現在、数多くの企業様のパートナーとして、ソフトウェアの力を最大限に活用したデータドリブンなESG経営の支援に尽力している。
講演のポイント
サステナビリティ経営を企業価値につなげるためには、方針や目標の策定、情報開示にとどまらず、経営や事業活動の中で継続的に実行できる仕組みを整えることが重要です。本セッションでは、変化する規制・開示要請を見据え、データの信頼性やトレーサビリティ、ガバナンスを確保するためのポイントを整理します。また、テクノロジーがサステナビリティ経営を支える役割にも触れながら、蓄積されたデータを進捗の把握や課題・機会の特定、経営や事業の意思決定、次のアクションへとつなげていくアプローチをご紹介します。
15:55 - 16:55
パネルディスカッション
「きれいごと」で終わらせない。サステナビリティを企業価値につなげるには?
~「開示(SSBJ)」と「事業活動」、それぞれの現場から考える~(仮)
- 「SSBJ本格化」も見据えて。自社におけるサステナビリティ情報開示の位置づけと試み
- サステナビリティを掲げるだけで終わらせず、「経営」や「事業」を動かしていくための実践
- 社内の仕組みと現場の実行力を、持続的な「企業価値」へと結びつける道筋
パネリスト
株式会社ブリヂストン
サステナビリティ戦略統括部門長
稲継 明宏 氏
2004年、ブリヂストン入社。環境宣言のリファイン、環境長期目標の策定など、環境戦略策定に従事。2015年よりグローバル全体のCSR戦略企画を推進。2018年に経営企画部長としてグローバル本社の経営企画業務を担当した後、2019年からはグローバル全体のサステナビリティ戦略を主導している。
パネリスト
ENEOSホールディングス株式会社
サステナビリティ推進室長
長沼 亨 氏
1995年日本石油株式会社(現ENEOS株式会社)入社。
販売部門で新規事業開発に携わった後、企画部門に長く在籍し、中期経営計画策定、予算管理、投資審査、M&A等を担当。
その他、海外子会社への出向、スタートアップ投資部門(CVC)責任者の経験を経て、2025年4月より現職。
モデレーター
京都先端科学大学 教授
一橋ビジネススクール 客員教授
名和 高司 氏
講演のポイント
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17:00 - 18:00
交流会
ぜひ参加者の皆様の情報交換や、講演者とのコミュニケーションの場としてご活用ください。
※ プログラム内容や時間は急遽変更となる場合がございます。予めご了承いただきますようお願い申し上げます。
開催概要
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参加対象者
経営者・役員、CSO/CSuO、サステナビリティ/ESG/CSV/IR部門のマネジメント層/リーダーの方及び、経営企画、社長室、リスク、ガバナンス推進部門ほか、サステナビリティ関連事項に課題をお持ちの方々
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参加料
無料(事前登録制)
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参加定員
100名
※申し込み多数の場合は抽選とさせて頂きます。
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参加形式
リアル開催
※登録時のメールアドレスに登録完了メールを送付いたしますが、万が一届かない場合、大変お手数ですが、customer1@b-forum.netまでご連絡ください。
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主催
株式会社ビジネス・フォーラム事務局
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協賛
- 東京メトロ「日本橋駅」B9出口直結
- 東京メトロ半蔵門線「三越前駅」B5出口より徒歩3分
- JR各線「東京駅」日本橋口より徒歩5分
