製造現場においてデータの収集が進むなか、集めた大量のデータを十分に活かしきれていないケースは少なくありません。変化の激しい市場環境で勝ち抜くには、現場データを統合し、経営から現場まで同じデータで語れる状態をつくることが新たな競争力となります。
本講演では、経営判断と現場改善をつなぐデータソリューションi-BELTの核である、IT-OT融合を実現する次世代データ基盤「i-BELT Hub」をご紹介。オムロンのセンシング技術を基に、稼働・プロセス・品質などの傾向監視データを活用し、安定稼働と経営判断につなぐ改善事例を解説します。また、OTデータの価値をさらに広げるIBM Maximo連携の将来像をお伝えします。
OTとITの融合 ~現場と経営が同じデータで語る、次世代の工場設備管理~
開催日時
(受付開始 13:00 -)
※講演のみご参加の場合は14:55終了
開催趣旨
製造業を取り巻く環境は、原材料・エネルギー価格の高騰やサプライチェーンの不確実性、熟練人材の退職による技能継承の課題など、かつてないスピードで変化しています。
こうした中、多くの企業でIoTやセンサーによる現場データの収集が進む一方、「集めたデータを効果的に利用できていない」「部分的な改善はできても経営にまで活かしきれていない」「設備の老朽化が進む中で、どの設備を重点的に守り、どこに投資すべきか根拠を示しきれない」といった声が少なくありません。
これからの競争力の源泉は、稼働・工程・品質・保全などの現場データを統合し、現場から経営層までが「同じデータで語れる状態」をつくることにあります。とりわけ、日々の安定稼働から中長期の投資判断に至るまで、現場の課題と経営の意思決定が直結するのが設備保全の領域です。設備保全を単なる「維持コスト」ではなく「次の価値を生み出すための活動」として捉え直し、設備ごとの重要度やリスクに応じて保全の力を集中させることで、保全と設備投資の最適化につなげる。こうした設備の信頼性を軸にした設備管理・アセットマネジメントの考え方が、いま改めて注目されています。
本セミナーでは、センシング・制御技術で製造現場を支えてきたオムロン株式会社と、EAM(統合資産管理)ソリューション「IBM Maximo」の導入を支援する株式会社エクサが登壇します。まず、オムロンのIT-OT融合を実現する次世代データ基盤「i-BELT Hub」による傾向監視・安定稼働の実践事例を、続いて、IBM Maximoを活用して設備データを現場と経営の双方で活かす、信頼性中心の設備管理のアプローチをご紹介します。
講演後のラウンドテーブルでは、参加希望者(※)の皆様に、講演者や関係者も交えて意見を交わしていただくことができます。他社の取り組みや悩みに触れながら、自社の次の一手を考える場としてご活用ください。
経営企画・生産技術・設備管理・工場DXに携わる皆様にとって、自社のDXを一歩前に進めるヒントとなれば幸いです。皆様のご参加を心よりお待ちしております。
※少数開催のため抽選制となります。
プログラム詳細
13:30 - 13:35
オープニング
13:35 - 14:15
講演Ⅰ
現場データの統合と「傾向監視」で経営判断をどう変えるか?
~i-BELT Hub×IBM Maximoで繋ぐデータ活用の実践知~
- 現場改善から経営判断へ繋ぐ、データソリューションi-BELT の全体像と目指す姿
- 製造現場におけるデータ活用の現在地と「傾向監視」による安定稼働実現の事例
- i-BELT Hub×IBM Maximo連携によるさらなる価値拡張
オムロン株式会社
インダストリアルオートメーションビジネスカンパニー
アドバンスドソリューション事業本部
ソリューション伝達事業部 部長
水澤 竜太
総合自動車部品メーカーでの生産技術経験を経て、アマゾンジャパンでの物流プロセス改善、ヨックモックやインスタリム等でのSCM・生産技術・営業と多様な現場で実績を重ねる。自動車・倉庫分野における生産技術の知見を強みに、現在はオムロンにて部長としてデータソリューションを活用した日本エリアの顧客案件推進を牽引。よどみなく止まらない・進化し続ける生産現場の変革に取り組んでいる。
講演のポイント
14:15 - 14:55
講演Ⅱ
信頼性中心の工場・設備管理を実現
―機械の声をどう活かすか、現場と経営で考えるデータ活用―
- 現場と経営をつなぐEAM(統合資産管理)による現場業務のデータを管理者・経営層で活用できるプラットフォームについての紹介
- i-BELT Hub×IBM Maximo連携によりどのような効果を得ることができるか、現場および管理者・経営者の視点でご紹介
株式会社エクサ
DXソリューション営業部 セールス・プロフェッショナル EAMエキスパート
髙橋 友人
2005年、日揮グループに入社。プラントのO&MおよびQCエンジニアとして海外プロジェクトをはじめとする現場業務に従事し、建設・保全時の設備保全情報(台帳、適正予備品、保全計画、手順書等)をEAM/CMMSへ移管する業務などに携わる。2014年に日本IBMへ移籍し、EAMやIoT/AIを活用した保全ソリューションの技術営業を担当。2022年よりエクサに参画し、設備管理コンサル・プリセールスを経て、現在は設備管理SMEとして現場経験と最新ITを強みに製造・プラント企業のDX・EAM推進を牽引している。
講演のポイント
設備の老朽化、熟練者の退職、そして突発停止による損失の拡大。工場の最適化が待ったなしの状態の中、工場設備の管理・メンテナンス・装置購入の投資において優先順位や根拠を明確にするためには、データの活用が必須です。本講演では、日々の保全活動を「守りのための作業」から「価値を生む取り組み」へと転換する視点で、設備のOTデータがどのように健全な工場運営につながるのかを、設備の信頼性を高める観点から、現場の管理者および経営の視点から解説します。現場の設備データ、保全の記録、コストの情報をIBM Maximoでつなぐと何が見えるようになるのか。次世代工場における業務データの活用シナリオをもとに、無理なく始めるための進め方をご紹介します。
14:55 - 15:15
休憩
※この後のラウンドテーブルにご参加されない方は、ここまでで終了となります。
15:20 - 17:00
少人数制ラウンドテーブル
「機械の声」を、現場と経営の共通言語に
~次世代アセットマネジメント ラウンドテーブル~
「現場データは集まり始めたが、効果的に使えていない」「現場の改善にとどまり、経営判断にまでつながっていない」。多くの製造業が抱えるこの課題に、唯一の正解はありません。本ラウンドテーブルでは、講演でご紹介した傾向監視や信頼性中心の設備管理の考え方を踏まえ、ラウンドテーブル参加者の皆様で意見を交わしていただきます。講演者をはじめIBM・オムロン・エクサの関係者も議論に加わります。
設備を含む現場データをどのように活用し、どの設備を重点的に守るのか。現場と経営が同じデータで語るには何が必要か。「リアルな悩み」や「乗り越え方のプロセス」を共有し、知見を交えることで、自社の次の一手のヒントをお持ち帰りいただけます。
※少人数制のため、抽選制とさせていただきます。参加をご希望の方は、申し込みページよりご回答ください。
ファシリテーター
株式会社エクサ
DXソリューション営業部
後藤 萌子
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議論テーマ
安定稼働の維持に向けて、講演で取り上げた設備を含む現場データを自社ではどう活かしているか、活かしきれていないかを参加企業同士で共有。
テーマ①:どのようなデータを基に保全活動や設備投資をしているか。IT-OTの融合によって業務がどう変わっていくか
テーマ②:現場と経営が「同じデータで語る」ために、何が壁になっているか(データ・組織・人材)
講演登壇者(IBM・オムロン・エクサ)も参加し、各社の取り組みにコメント。
約10名の少人数・対話形式で、立場や業種を越えた実践知をお持ち帰りいただけます。
※ プログラム内容や時間は急遽変更となる場合がございます。予めご了承いただきますようお願い申し上げます。
開催概要
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参加対象者
経営層・役員、経営企画、製造・生産技術、設備管理・保全、情報システム・DX推進部門などの責任者の方々
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参加料
無料(事前登録制)
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参加定員
50名
※申し込み多数の場合は抽選とさせて頂きます。
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参加形式
リアル開催
※登録時のメールアドレスに登録完了メールを送付いたしますが、万が一届かない場合、大変お手数ですが、customer1@b-forum.netまでご連絡ください。
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主催
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協力
株式会社ビジネス・フォーラム事務局
- 東京メトロ日比谷線「虎ノ門ヒルズ駅」A2出口直結
- 東京メトロ銀座線「虎ノ門駅」B2出口より地下通路経由 徒歩約6分
- 東京メトロ丸ノ内線・千代田線・日比谷線「霞ヶ関駅」A13出口より徒歩約8分