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Life & Work Seminar 2017 開催レポート

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Life & Work Seminar 2017 開催レポート

事例講演Ⅱ:<戦略から仕組みを整える>

 

伊藤忠の人材戦略 全貌と全体構図
~最重要資源“ヒト”の力を最大化させ、
 競争力につなげる仕組み~

伊藤忠商事株式会社 人事・総務部長 兼 人材開発室長 垣見 俊之

 

 

伊藤忠商事株式会社 人事・総務部長 兼人材開発室長

垣見 俊之


1990年慶応大学経済学部卒業後、伊藤忠商事入社と同時に人事部に配属。1995年10月から実務研修生として約1年半 ニューヨークに派遣。帰国後 人事考査・労務問題・職務給制度導入・組合対応等 人事制度全般を担当。2003年より、4年間伊藤忠米国会社のDirectorとして再度ニューヨークに駐在。HRデューデリや北米地域の人事戦略全般を担当すると共に経営企画も兼任。帰国後2008年4月より伊藤忠におけるグローバル人材戦略全般の構築・推進、又、2011年4月からは本社のダイバーシティ推進も兼任。2012年4月より、企画統轄室長として人事・総務全般の戦略・企画立案を担当。2016年4月より現職。

参加者の声

 

思っていたよりも地道で現実的な取組の積み重ねだった。人事の計画的な推進とTOPの覚悟が重要と感じた。

“厳しくとも働き甲斐のある会社”すばらしいキーワードだと思いました。

「女性」を一括りにせず、個々の適正、キャリアビジョンを踏まえて支援されている所が良かったです。

働きやすさは決して企業価値向上につながらない、ことを意識し、働きがいを軸にすえること、大切に考えたい。

伊藤忠様の働き方改革の流れ、またいかに人事労務部門の想いや、経営者との議論が大切か考えさせられました。

特別協賛講演:<経営戦略と働き方改革>

 

企業成長を加速させる“戦略連動の働き方改革”
~成功のための実践手引き~

エッグフォワード株式会社 代表取締役社長 徳谷 智史

 

 

エッグフォワード株式会社
代表取締役社長

徳谷 智史


企業変革/人財組織開発のプロフェッショナル。大手戦略コンサル入社後、アジアオフィス代表を経て、「世界唯一の人財開発企業」を目指し、エッグフォワードを設立。総合商社、メガバンク、戦略コンサル、リクルートグループなど、業界トップ企業数百社に人財・組織開発やマネジメント強化のコンサルティング・研修等幅広く手がける。近年は、先進各社の働き方改革、AI等を活用したHR-Tech分野の取り組みや、高校・大学等の教育機関支援にも携わる。東洋経済Online連載等メディア掲載多数。

参加者の声

 

事例が分かり易く働き方改革に合わせて組織や事業戦略見直しの必要性が分かった。

日本の企業の課題点を明確に定義しており、実例も有り面白かった。

   当たり前の事が出来ていないのはなぜなのか。自分が何をしていくべきか考えさせられた。

働き方改革における陥りやすい課題が理解できた。伊藤忠様の話題と通じる所が多く、

   「そもそも論」を考えるきっかけになった。

働き方改革について、人事で考えて制度を導入していくのではなく、経営視点を交えながら、

   体系的かつ論理的に考える必要性を感じた。

働き方改革の本質を簡潔にご説明頂き大変参考になりました。人材育成の観点で気付きの多い講演でした。

特別セッション:<これからの働き方と経営>

 

社員と組織の力を引き出す経営
~これからの組織のあり方・働き方~

 

 

 
 
 

 

カルビー株式会社
代表取締役会長 兼 CEO

松本 晃


1972年 伊藤忠商事株式会社入社。1993年 ジョンソン・エンド・ジョンソン・メディカル株式会社(当時)入社。1999年 ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社 代表取締役社長就任、最高顧問を経て2008年カルビー株式会社 社外取締役。2009年6月より現職。

ロート製薬株式会社 代表取締役会長 兼 CEO

山田 邦雄


1980年にロート製薬株式会社に入社。営業現場を経て、商品開発・マーケティング等に携わる。1991年6月取締役就任、営業全般の指揮を執る。専務、副社長時代は海外への展開をはかり、中国、ベトナム等に進出。1999年6月代表取締役就任。新規分野であった化粧品ビジネスへの大幅シフトをすすめ、主力事業に転換。2009年6月、10年任期の予定通り53歳で社長交代、代表取締役会長兼CEO就任。米国メンソレータム社会長兼務。現在、「健康経営」を目指す取り組みをはじめ、アグリ・再生医療ビジネスなどの新規事業の展開に力を注いでいる。

エッグフォワード株式会社
代表取締役社長

徳谷 智史


企業変革/人財組織開発のプロフェッショナル。大手戦略コンサル入社後、アジアオフィス代表を経て、「世界唯一の人財開発企業」を目指し、エッグフォワードを設立。総合商社、メガバンク、戦略コンサル、リクルートグループなど、業界トップ企業数百社に人財・組織開発やマネジメント強化のコンサルティング・研修等幅広く手がける。近年は、先進各社の働き方改革、AI等を活用したHR-Tech分野の取り組みや、高校・大学等の教育機関支援にも携わる。東洋経済Online連載等メディア掲載多数。

一橋大学イノベーション研究センター特任教授
法政大学大学院イノベーション・マネジメント研究科教授

米倉 誠一郎


イノベーションを中心とした経営戦略と組織の史的研究が専門。『一橋ビジネスレビュー』編集委員長、およびアカデミーヒルズの日本元気塾塾長でもある。ハーバード大学歴史学博士号取得(Ph.D.)。2012年よりプレトリア大学日本研究センター所長・顧問を兼任。著書は、『オープン・イノベーションのマネジメント』(有斐閣)、『創発的破壊 未来をつくるイノベーション』(ミシマ社)、『2枚目の名刺』(講談社+α新書)、『経営革命の構造』(岩波新書)の他、近著に『イノベーターたちの日本史:近代日本の創造的対応』(東洋経済新報社)がある。

参加者の声

 

松本会長、山田会長の御達観を伺い、発想の域を広げる事が出来ました。

   山田会長の「健全なマイノリティ意識」という言葉も印象に残りました。

松本会長の成果を出せば、会社にいなくていいと、山田社長の自分達が生き残れるならばそれでいい、

   副業もOKは、大変両者の話は参考になった。

経営の立場からできる事、しなくてはいけない事を理解できた。そもそも働き方改革を語る前に

   日本としてしなければならない事、それを部門の運営に反映することの重要性を感じた。

臨場感のあるやり取りが非常に面白かったです。

   松本氏の「厳しくあったかい会社」という考え方に共感しました。

大企業は従業員半分いればまわせる・・・というコメントに、組織の今を見たような気持ちになりました。

   「会社は何をなすべきか?」が個にも課せられている。そういった自走する組織が作れたら、

        幸せにもつながるように感じました。

考え方をしっかり示して海外の競合に負けないよう社内競合を起こすべきに共感。

会社は何のためにあるのか?世のため、人のために稼ぐ!!

   社内で再度働き方改革の目的について議論したく思います。

コーヒー・ブレイク&リフレッシュ・チェアヨガ・タイム

 


 

企画者から御礼

 

この度は「Life & Work Seminar 2017“ 働く”+”ヒト”を見つめ直す ~社員と組織の“力を引き出す”を考える、働き方と経営~」 に多数のご来場を賜り、誠にありがとうございました。

 

日本企業は何を基準に働き方改革に挑むべきなのか。 この問いに向き合うためには、今一度“ヒト”という最重要資源を見つめ直す必要があるのではないかという思いから、本企画は着想致しました。プログラムの前半では、”ヒト”の本質を捉え、理解し、ヒトの力を引き出す方法を、後半のセッションでは、より組織と経営に焦点をあて、競争力を高めるための改革や、組織のあるべき姿・これからの働き方を検証して参りました。本セミナーが皆様各々の会社・組織に合った働き方を見出す上でのヒントとなりましたら幸いで御座います。皆様のご参加、当日のご協力誠にありがとう御座いました。

 

ビジネス・フォーラム事務局では、今後も皆様の課題解決のヒントとなるようなセミナーを企画してまいります。 企画・テーマ等にご希望・ご意見がございましたら、ぜひこちらまでお寄せ下さいませ。最新のセミナーはこちらからご確認ください。

 

株式会社ビジネス・フォーラム事務局
プロデューサー 山本 沙紀

 

 

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