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M&A Management Forum 2018 開催レポート

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M&A Management Forum 2018 開催レポート

 
M&A Management Forum 2018

日本企業のM&Aにみる成功と失敗の勘所・難所

プロフェッショナルズに学ぶ、統合後を見据えたM&Aマネジメントの要諦

 

開催日:2018年 5月 10日

主催:株式会社ビジネス・フォーラム事務局

特別協賛:株式会社ベイカレント・コンサルティング

協賛:ベライゾンジャパン合同会社


 

 

2018年5月10日、赤坂インターシティ コンファレンスにて、「M&A Management Forum 2018」 が開催されました。

 

 世界的な景気拡大を背景に、日本企業のM&Aマネジメントの力量が問われています。 国内市場の縮小を見越した海外企業の買収や、「選択と集中」を狙った事業売却案件なども含め、持続的な成長戦略を実現する経営手法として、いまや事業規模に関わらず 一般化しつつあるM&A。そうした中、歴史的な「株高」が続く日本市場において、企業は手元の潤沢な資金(カネ余り)をM&Aや投資など、成長への布石を打つ必要に迫られています。一方で、買収後に明るみとなる減損損失のリスク(買収額の高値掴み、資産価値の下振れ、ガバナンスの欠如、そして文化・人の不融合など)への対策に頭を悩ませている企業経営者やM&A担当者は多いのではないでしょうか。

 

 昨年秋に開催し、大好評を博した本フォーラムの第2弾として、「失敗しないM&A」を実現するための知見を、最新のトレンドと実際に現場を取り仕切った経験を有するプロフェッショナルをゲスト講演者に招き検証 致します。事業ポートフォリオ戦略から買収先の選定時 、交渉時、そして買収後も本来企業が有する独自の「強み(財力・技術力・人材力など)」をシナジーとして生み出せる統合マネジメントを見据え、一連のプロセスのなかで成否を分けるポイント(勘所)と留意すべき点(難所)について、豊富な実体験をもとにした有益な情報を享受することを目的としたプログラムです。

基調講演

日本たばこ産業株式会社
前 代表取締役副社長

新貝 康司

特別協賛セッション

株式会社ベイカレント・コンサルティング
マネージング・ディレクター

田中 大貴

M&A×事業ポートフォリオ

三菱商事株式会社
財務開発部M&Aアドバイザリーチーム
チームリーダー

西澤 亮一

協賛セッション

ベライゾンジャパン合同会社
執行役員 社長

藤井 一弘

M&A×CTO

富士フイルム株式会社
取締役副社長 CTO

戸田 雄三

特別講演

元 日本電産株式会社
M&A担当役員
(DANTOTZ consulting 代表取締役)

川勝 宣昭

 

※ご登壇者のご所属、お役職は2018年6月時点のものです。

基調講演

 

JTのM&A ~ 日本企業が世界企業に飛躍するために

日本たばこ産業株式会社 前 代表取締役副社長   新貝 康司

 

  • 海外大型M&Aの経験から得た教訓 ~ 「押さえるべきツボ」と「やってはいけない」こと
  • M&Aの実行と事後における経営者の役割

 

講演内容のポイント:
日本を代表する「大型グローバルM&Aの成功企業」と称される日本たばこ産業(JT)。数あるM&A事例の中でも2兆2500億円という歴史的な買収額で知られる“ギャラハー社買収”を成功に導き、その計画準備段階から、買収交渉、統合、その後の経営に至るまでの指揮を執り、JTがM&Aを通じ「真のグローバル化」を遂げるまでをリードしてきた新貝氏より、長年の実践で培われてきた持論や経営哲学を交え、昨今の日本企業のグローバルM&Aにみる課題解決のヒントと成功に導くためのポイント(勘所)、そして留意点(難所)についてご講演いただきました。

日本たばこ産業株式会社
前 代表取締役副社長

新貝 康司

1980年 日本専売公社(現日本たばこ産業株式会社、以下“JT”)へ入社。1989年に渡米。以降6年にわたり抗HIV薬Viraceptの開発等、米国新薬・バイオベンチャーとの数々の共同研究開発提携案件を発掘。1996年 JT本社に戻り全社経営企画・財務戦略を担当後、財務企画部長、取締役執行役員財務責任者(CFO)を経て、JT International S.A. にて2007年の英国ギャラハー社の買収・統合を指揮。2011年 代表取締役副社長。2018年1月より代表取締役、同年3月より社友に就任。2014年6月からリクルートホールディングス社社外取締役も兼任。

聴講者の声

 

 M&Aにおける肝の部分を、活字にできない情報まで織り込んで話して頂き、非常に興味深く聞かせて頂きました。

 M&Aの要点のみならず、会社経営、改革の視点からも非常に為になる、経験に依拠した内容であった。倍の時間でも、もっとお話を伺いたいと思える素晴らしい講演。

 エピソードを交えながら、JT特有の事象にとどまらず一般企業のM&A従事者にも分かりやすく説明してくれて、理解が深まった。一時のM&Aに止まらず、人財の育成など中長期的視点での提案も気付きになった。

 とても充実した内容でした。実体験に基づくリスクの指摘及びそれに対する対応策など、参考になることばかりでした。

特別協賛セッション

 

異業種M&Aで外せない重要論点

株式会社ベイカレント・コンサルティング マネージング・ディレクター   田中 大貴

 

 

 企業の既存事業が頭打ちするなか、新規事業開発を目的とした異業種M&Aが年々増加の傾向にあります。一方で、M&Aを単なる「切った張ったの世界」として捉えているトップマネジメントがいまだに多いことも事実です。株式会社ベイカレント・コンサルティング マネージング・ディレクター田中氏に、異業種M&Aに関しての留意点についてご講演いただきました。

M&Aを考える前に、まず「経営課題」を明確にする

 

  まず、「目指す姿」「経営課題」「戦略」の3つの言葉を定義した上で、私たちコンサルタントが考えるM&Aの位置づけをお話ししたいと思います。M&Aを行うにあたっては、まず市場の観点、競合の観点、自社の観点で分析をし、現状を把握します。一方で、企業にはそれぞれミッションがあります。現状とミッションの間に、「目指す姿」としてのビジョンが設定されているべきと考えます。そして、現状と目指す姿とのギャップが「経営課題」であると私たちは捉えています。この「経営課題」を解決するために「戦略」を立てるわけです。 M&Aは、この「経営課題」に関連してくるものです。経営課題を解決する戦略パターンは、論理的に大きく2つに分けられます。1つが「自力で解決するパターン」。もう一つは「他力を活用するパターン」です。M&Aは、実は他力を活用する戦略パターンの1オプションにしか過ぎません。それが私たちの考え方です。

M&Aが本当に必要なのか?

 

 

  本日お話させていただく論点の1つ目は、「新規事業開発に向けて、買うべき会社をどう選ぶか?」です。近年、私たちが受ける一番多いご相談も、「M&Aをしたいのだけれど、どこを買えばいいのか」というものです。

しかし、我々が「M&Aをしたい」と言われた時には、まず「本当にM&Aが必要ですか」とお聞きします。それに対して、明確な回答が返ってくれば、経営課題が特定できている証拠です。反対に、現状と目指す姿がはっきりしていなければ、経営課題もはっきりしません。そのため、自力で解決するのか、他力で解決するのかも判断できません。その場合は本当にM&Aが必要かどうかもわかりません。

相談される企業は、「M&A用に投資予算が何千億円あります」とおっしゃいます。しかし、まずは「M&Aが本当に必要かどうか」を見極めることが大切です。経営課題を特定し、自力解決するのか他力解決するのかを見極め、他力の中でもM&Aなのかどうかを見極めて、初めてM&Aに移ります。そして、このように、M&Aが必要かどうかを論理的に考えて行っている企業のほうが、明らかにM&Aの成功の確率は高いです。
実際の検討では、企業の経営戦略を分類するフレームワークである「アンゾフのマトリクス」の縦軸と横軸をカスタマイズして応用して、戦略の方向性を定め、M&Aの目的を明確にしていきます。M&Aを思いつきや度胸で検討するのではなく、いかに論理的に検討をしていけるかが重要だと考えます。

子会社のガバナンスは買収前に決めておく

 

 

  2つ目の論点は「子会社ガバナンスを、いつどう決めるか?」です。相手が異業種なので、自社のビジネスモデルが違うと、どうしても経営に対して口を出しにくく感じます。そこで、どこまで子会社の経営に介入すべきなのか、子会社ガバナンス、いわゆる「親会社と子会社間のルール」をどの段階で決めておくべきなのかということです。これに対する答えは「買収する前」です。子会社のガバナンスは、買収前に方針を決めておくべきなのです。 子会社ガバナンスの基本方針は、対象企業との関係性によって4つに分類できると考えています。それは、「子会社から学び取る」「親会社の経営の型で牽引する」「肝だけを押さえて任せる」「子会社を経営サポートする」です。M&A前にこれらの中から基本方針を決めておきます。そして、我々が提唱するSERVEというフレームワークに沿って、組織設計、経営体制、ルール、目標管理、評価制度の観点から、ガバナンスの内容を具現化していくのが良いでしょう。

シナジー再創出のカギは企業文化の融合

 

 

  3つ目の論点は「“買ってしまった後”のシナジーを、どう検討するか?」です。異業種M&Aだと、自分たちに馴染みのない業界、業種を買収するため、「バラ色のシナジー」を期待してしまう方がいます。そして、買収後に、思っていたようなシナジーが出ないと、「シナジーをもう一回出し直すことができるのだろうか」となるのです。 シナジー再創出のカギは、企業文化の融合です。組織再編や拠点再編など、両者の利害関係が絡み得る領域は、M&A後しばらく時間が経っても特に手がつけにくく、積み残しの課題となりがちです。そういった領域の課題を解決するためには、組織文化や企業風土といった「価値観の違いが生まれる領域」に切り込まねばなりません。組織文化や企業風土は、一朝一夕で創られるものではなく、従業員の行動が積み重なって層となり形成されるものです。そのため、組織文化や企業風土に変化を起こすには、相応の熱量が必要になります。 我々の経験則としては、企業文化を融合させるポイントは、両者が交わることによる成功体験の創出だと考えています。いかに、「高い熱量の建設的衝突」を巻き起こせるか。そのための工夫を仕掛けるのが、我々コンサルタントの仕事です。シナジーの再創出は机上だけでは決してできないのです。

経営のツールとしてのM&A

 

  本日お伝えしたかったことをまとめると、次の7つとなります。

 

1)M&Aは戦略の手段に過ぎない(目的不在のM&Aは百害あって一利なし)

2)およそ2~3割のM&Aは、新規事業開発を目的としている

3)アンゾフのマトリックスを活用すれば、既存事業を基軸にした新規事業開発を検討できる

4)事業間シナジー創出を狙った「シナジーパズル」でも、対象企業を探すことができる

5)子会社ガバナンスの4つの基本方針は、M&A前に検討できる

6)バリュー/組織文化/風土の融合が、シナジー再創出の肝となる

7)企業文化を融合させるポイントは、両者が交わることによる成功体験の創出

 

M&Aは、日本企業にますます必要になってくると予測しています。少なくともこの先5年ぐらいは、「デジタル」と「M&A」が、経営の最重要キーワードとなるでしょう。もしかしたら、「デジタル×M&A」かもしれません。そうはいっても、デジタルもM&Aも、経営のツールにしか過ぎません。このツールを自在に使いこなせるかどうかが、今後日本企業が生き残れるかどうかの分かれ道だと考えています。本日お話したことが1つでも皆様の参考になれば幸いです。ご清聴ありがとうございました。

株式会社ベイカレント・コンサルティング
マネージング・ディレクター

田中 大貴

 

早稲田大学からマッキンゼー、ジェネックスパートナーズ等を経て現職。M&A戦略策定、ポストM&A支援、M&A知見化が専門。プロジェクト成果の再現性と確実性に重きを置き、クライアントとの「共創型プロジェクト」を手掛ける。

聴講者の声

 

 M&Aについて最近考えていることを整理する上で、ヒントとなる考え方をいくつか得ることができました。

 新貝氏も言及されていたが、「買う前」「交渉前」が大事であるとの御意見は説得力がある。Second-PMIには大変興味を持ちました。

 要点を絞った内容で理解しやすかった。シナジー創出前にベースとなる組織、風土プロセスの浸透に関しては、強く共感しました。

 全体を通じて、トータルを実務で運営された方の内容は、目的から難所・勘所がわかり、高い評価ができる。

M&A × 事業ポートフォリオ

 

M&Aを活用した事業ポートフォリオの入れ替え

三菱商事株式会社 財務開発部M&Aアドバイザリーチーム チームリーダー 西澤 亮

 

 

  • 社内M&Aアドバイザーの役割と体制構築
  • 外部M&Aアドバイザー等との連携体制のあり方
  • M&Aを活用した事業ポートフォリオの入れ替え

 

講演内容のポイント:
いまや日本企業の成長戦略として、M&Aは避けては通れない選択肢の一つです。日本の総合商社のなかでも有数の事業ポートフォリオを抱え、活発なM&Aプレイヤーである三菱商事グループにおいて、社内アドバイザーとしてM&A戦略に従事する西澤氏より、社内M&Aアドバイザーに求められる役割と体制構築、外部M&Aアドバイザー等との連携のあり方、そしてM&Aを活用した事業ポートフォリオを入れ替えする視点を交え、実践のポイントを紹介いただきました。

三菱商事株式会社
財務開発部M&Aアドバイザリーチーム
チームリーダー

西澤 亮一

三菱商事株式会社のM&Aアドバイザリーチームでグローバルヘッドを務め、現在は社内アドバイザーとしてM&A戦略とそれに関連する財務業務に従事。現在のポジション以前は、MCフィナンシャル・サービシーズにて3年間プライベート・エクイティ関連業務に従事、その後、北米三菱商事会社においてストラクチャード・ファイナンス及びM&A部門のヘッドを2年間務める。東京大学卒業後、ロンドンビジネススクールにてMBAを取得。

聴講者の声

 

 売却側のお話が、大変参考になりました。

 具体的な観点、フレームを提示して頂き、とてもわかりやすかったです。タレントマネジメントや外部アドバイザーの活用が、特に参考になりました。

 自社チームの育成、外部との連携の考え方、失敗から学びポートフォリオの変更など、勉強になった。

 社内におけるM&Aアドバイザーの重要性、役割がとてもよく理解できました。ありがとうございます。

協賛セッション

 

グローバルM&AにおけるITガバナンスの重要性

ベライゾンジャパン合同会社 執行役員 社長 藤井 一弘

 

 

  • ITガバナンスの欠如がもたらすインフラストラクチャーやセキュリティーのリスク
  • 外部M&Aアドバイザー等との連携体制のあり方
  • ITインフラストラクチャーの運用や組織構成におけるガバナンス

講演内容のポイント:
大きな成長が期待される海外市場に素早く進出して、短期間で業績を拡大させる大きな選択肢のひとつに、M&Aが存在することは議論の余地のないところかと思われます。そのポジティヴな側面がフォーカスされる一方で、海外の文化や商習慣の差異に加えて、ITインフラストラクチャーやリテラシーの差異がもたらすガバナンスの欠如やリスクなどについて、グローバルでM&Aを迅速に展開する企業をお客様として経営レベルで支援し続けるベライゾン社にお話しいただきました。

ベライゾンジャパン合同会社
執行役員 社長

藤井 一弘

IBMにて、サーバーテクノロジーグループのセールスディレクターなどを歴任。その後、オラクルおよびマイクロソフトにて企業向けセールス部門担当の幹部を務め、2017年6月よりベライゾンエンタープライズサービスの日本法人の執行役員社長に就任し、現在に至る。

聴講者の声

 

 M&AにおけるITの盲点はあまり意識がなかったので、とても参考になりました。

 M&AにおけるIT面のリスク/可能性は、新しい視点でした。おもしろかったです。

 全体を通じて、トータルを実務で運営された方の内容は、目的から難所・勘所がわかり、高い評価ができる。

 システム化もM&Aの大きな検討課題であると分かり、興味深かった。

M&A × CTO

 

攻めのM&A戦略
~ 富士フイルムにみる技術を梃子にした新事業開発マネジメント

富士フイルム株式会社 取締役副社長 CTO  戸田 雄三

 

 

  • フイルム事業からの脱却 ~ 技術力を活かしたV字回復
  • M&Aによる事業の多角化(化粧品、医療事業)事例紹介
  • M&AにおけるCTOの役割(買収先の選定から交渉時、統合後に至るまで)

講演内容のポイント:
蓄積した技術力とノウハウを活かし、事業の多角化を実現し見事、創業事業(フイルム事業)からの脱却を図り、V字回復を遂げた富士フイルムを技術マネジメントの面から支えてきた“ゲームチェンジャー”戸田氏。化粧品・医薬品など新たな事業と市場を開拓するため、積極果敢なM&Aを展開していくうえで求められる技術トップ(CTO)の知見や役割について、豊富なエピソードと経験からくる持論を交えご講演いただきます。

富士フイルム株式会社
取締役副社長 CTO

戸田 雄三

 

聴講者の声

 

 M&Aを実施するうえで、「CTOしかできないという領域」に納得感があり、とても参考になりました。

 改めて自社の存在というものを考えて定義し、ストーリーを考えたいと思いました。

 技術視点から見たM&Aについて分かりました。コアコンピタンスの定義からストーリーを作ることが大事で、その背景には実現したい社会がある必要があることについては、非常に納得させられました。

 M&Aを利益のためではなく社会のために、という熱い想いが伝わってきて感銘を受けました。まず自分の会社を知ること、という言葉も響きました。

特別講演

 

買収した企業を必ず、V字回復させる経営術
~ 日本電産流、強い会社を作る3つの条件

元 日本電産株式会社 M&A担当役員 ( DANTOTZ consulting 代表取締役 )  川勝 宣昭

 

 

  • M&Aの捉え方: 買うよりも育てる
  • 強い会社の3つの条件:
    「経営リーダー」、「企業カルチャー」、そして「メソッド、経営手法」
  • どうしたら企業カルチャーを変えられるのか

講演内容のポイント:
過去40年間、日本電産が買収した企業50数社全てを、1社の例外もなく、ほぼ1年以内に黒字化V字回復させる「永守流経営学」のメソッドを、営業強化、コストダウン、そして企業カルチャー変革の実践事例から紹介。規模に囚われない買収前・後の留意点について言及いただく。

元 日本電産株式会社
M&A担当役員
(DANTOTZ consulting 代表取締役)

川勝 宣昭

 

聴講者の声

 

 NO.1の価値のある講演です。カルチャー改革&営業戦略強化のメソッドの重要性を含め、変革手段、方法まで内容があるプレゼンで、とても参考、実用性があります。ありがとうございました。

 M&Aは、買うより育てる。意識改革が大事であることがよくわかった。

 全てにおいて為になった。考え方も具体的なメソッドも共に、即使用できるレベルで勉強になった。是非又同氏の話を伺いたい。

 M&Aにかかわらず、自社内の不振部門の再生に役立つ知見を得るべく、聞かせて頂いた。ヒントにしたい。