デジタルトランスフォーメーションセミナー
~デジタル勝者になる為のロードマップを描く~
開催概要
開催日時
- 東京2019年12月4日(水)13:00~17:00
(受付 12:30~)
開催趣旨
経済産業省が警鐘を鳴らす2025年の崖問題、SAPのS/4HANAへの移行含めた基幹システムの再構築、プロダクトや店舗・決済のデジタル化、データ戦略、デジタルによる業務改革など、今後の経営において課題は山積みです。AI、データ活用の強化を含めたトップラインを上げていく為の施策と、バックオフィスを効率化していくことを両立するためのIT戦略の全体像をどのように描いていくべきか、その指針のポイントを本セミナーではお伝えします。
ゲスト講師にはグーグル・クラウド・ジャパン合同会社、Partner Development Manager 古屋 裕規様を迎え、世界を牽引する同社が提供する最新ITサービスの全貌と同社が取り組むIT戦略をリアルな事例とともにお話いただきます。
2025年までに取り組むべき優先的事項は何か、デジタル勝者になるべく、ブラックボックス化した既存システムの問題を放置することなく、戦略と融合したデジタルトランスフォーメーションを実現する為に本セミナーを開催いたします。皆様のご参加を心よりお待ちしております。
概要
参加対象者 |
CIO、CDO、経営企画、情報システム部門他、デジタル推進の役職者の方 |
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参加料 |
\10,000(お一人様 / 税込み ※税率10%) |
主催 |
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運営 |
株式会社ビジネス・フォーラム事務局 |
会場
大手町フィナンシャルシティ カンファレンスセンター 3F 会議室
東京都千代田区大手町1-9-7 South Tower
※ 東京メトロ丸の内線「大手町駅」A1番出口直結
※ 東京メトロ半蔵門線、東西線、千代田線、都営三田線「大手町駅」E1・A4出口よりアクセス可能
※ JR各線「東京駅」 丸の内北口より徒歩7分
プログラム詳細
12:30~ 受付開始
13:00~13:10 オープニング・スピーチ

KPMGコンサルティング株式会社
代表取締役社長 兼 CEO
宮原 正弘
13:10~14:00 第1講座
デジタル変革を推進するテクノロジー戦略 ~あなたの企業は「2025年の崖」を飛び越えられるか~
DX(デジタルトランスフォーメーション)を全社展開するには
テクノロジー戦略を立案すべき
テクノロジー戦略はどのように立案すればよいのか。これまでも多くの企業で活用されてきたエンタープライズ・アーキテクチャ(EA)のフレームワークを使って現状の見える化と目指すべき姿を描いていくやり方は今後更なる綿密さが求められる。
EAとは、ビジネス戦略を推進するために、全体最適の視点で整合性がとれた業務・組織・情報システムを運営していく体系的な取り組みを指す。最初にビジネス・アーキテクチャ(BA)を策定し、各アーキテクチャを定義するというトップダウン型アプローチに特徴がある。守りのIT投資ではなく戦略実現の為の攻めのIT投資への転換、テクノロジーを活用した業務・サービスの改革、デジタル変革に対応する人材の確保と育成、これらが全ての企業に求められる局面を迎えている。KPMGが独自調査したCIOサーベイより、企業のCIOがどのような課題を抱え、そしてこれから何に取り組もうとしているか、コンサルティングの現場の事例も交えてお伝えする。

KPMGコンサルティング株式会社
執行役員 パートナー
浜田 浩之
約25年にわたり、IT戦略、全社ITアーキテクチャ方針の策定をはじめ、基幹業務・システムの企画から導入、プログラム・プロジェクトマネジメント、IT部門改革等の支援に多数従事。トランスフォーメーションの成功は、実現性・実効性を十分に議論された企画・計画であること、業務とシステムを一体で推進するための経営が参画する体制とマネジメントが重要であると考え、製造業や公共機関をはじめとする様々なクライアントにおいて、テクノロジートランスフォーメーションのプロジェクトを推進。
14:00~15:00 第2講座 【特別ゲスト講演】
グーグルが取り組むデジタルトランスフォーメーションと、その基盤となる先端テクノロジーのご紹介
世界のテクノロジーを牽引するグーグルが今何を考え、そして何を未来に見据えているか。グーグルがユーザに提供している最新テクノロジーとは何か、そしてグーグルが自社のデジタルトランスフォーメーションとして何に取り組んでいるか、自社と対顧客の両面から戦略の在り方をお伝えする。クラウド、AI、アナリティクス、今後中枢に据えるべき重要項目のヒントがグーグルの展開にはある。同社自体の取組みも聞ける貴重な機会をお見逃しなく是非ご参加ください。

グーグル・クラウド・ジャパン合同会社
Partner Development Manager
古屋 裕規 氏
大手通信事業者、米系戦略コンサルティングファームを経て、2010年よりGoogle。デジタルメデイア向けGoogle認定パートナービジネスを立ち上げ、アジア太平洋地域に渡り同事業を統括。2016年より、Google Cloudパートナーエコシステムの拡大を担当。パートナー各社CXOに対し、Google Cloudテクノロジーを活用したビジネス開発のみならず、経営戦略策定・組織運営を含めた幅広い支援を実施。工学博士、Google Certified Professional - Cloud Architect。
15:00~15:10 休憩
15:10~16:00 第3講座
企業価値に変革をもたらすAI活用 ~生産性が50%以上改善したら経営はどう変わるか~
AI活用のNext Stage
企業の業務が複雑で高度になればなるほど一部の高度な人材の暗黙知は増大している。それは企業の競争力そのものに影響する課題が発生する。暗黙知を誰しもが再現可能にする。その為にテクノロジーを活用するという流れが望ましい。AIを導入することが目的になっては本末転倒であり、AIをはじめとした先端技術を活用し、人の能力を拡張する。これが目指すべきデジタルトランスフォーメーションの姿である。過去の知見活用と現状把握、未来への発想は常に同時に進んでいく。それらを高度な意思決定に昇華させていくためにはどのようなテクノロジーが必要か。自然言語処理、MR技術、画像識別AI、データ活用、挙げればキリがない様々なテクノロジーをどのように自社に展開していくか、現場に落とし込むのは容易なことではない。その指針となるフレームを、コンサルティングの現場で把握した事例・ユースケースとともにKPMGを代表するテクノロジー部門のディレクターよりお伝えする。

KPMGコンサルティング株式会社
AIT(Advanced Innovative Technology)
ディレクター
山本 直人
大手SIerにてIT業界でのキャリアをスタート。その後、当時最先端であったJava技術を専門とするベンチャー企業へ転職。ほぼ未経験の状態からキャリアを積み重ね、その後、米系の大手コンサルティングファームでビッグデータやモビリティ等の先端技術開発に携わる。KPMGコンサルティングでのデータアナリティクス部署の立ち上げに伴い、2016年にKPMGコンサルティングに参画。
16:00~16:50 第4講座
デジタル経営に変革するための5つのドメイン
その場で自社のDX診断実施
CIOとCDOの役割の狭間がなくなってきたと言われて久しいが、まだ各企業においては情報システム部門とデジタル戦略部門が分離しており、戦略とシステムの融合が図れていない企業は多い。そこには各企業の複雑な課題が存在しており、理想論だけでは決して進まない事情を抱えている。だからといってデジタルトランスフォーメーションの進行を緩めるわけにはいかず、2025年までに待ったなしの様相である。本講座では、自社のデジタルトランスフォーメーションがどれだけ進んでいるか、又、実施項目の網羅性やその精度はどうか診断のフレームを提供する。そしてこれから更にデジタルトランスフォーメーションを加速させるために必ずおさえるべき実施事項を明確に提示します。CIO、CDOが今後の戦略の鍵を握ることは言うまでもなく、その戦略設計と実行力が担う責務は大変大きい。その道しるべとなる全体像と参考にすべき様々な業種のベンチマーク事例を本講座ではお伝えする。

KPMGコンサルティング株式会社
C&S(Consumer & Service)
ディレクター
佐久間 俊一
国内大手コンサルティングを経てKPMGへ参画。20年間を通じて流通、消費財メーカー、人材ビジネスをはじめとしたBtoCビジネスを中心にデジタル戦略・データ戦略を専門とする。戦略設計、業務改革、システム導入、デジタルマーケティングなど多岐に渡る業務経験からそれらがどのように融合していくことが最適な戦略・戦術・戦闘につながっていくのか探求をし続けている。データ分析、デジタルマーケティング関連著書あり、日経流通新聞にて30回連載中。
16:50~17:00 質疑応答
17:00 終了
※プログラム内容は予告なく変更となる可能性がございます。