Beyond Retail CX 2021
流通・小売業における新しい顧客体験
~企業の変革実現へ必要なポイント解説~
開催概要
開催日時
- Online2021年9月15日(水)14:00~15:20
開催趣旨
未だ終わらないコロナ禍は、流通・小売業界に大きな影響を及ぼしています。
外出制限や第3波、第4波などの危機が押し寄せ、消費者の行動を変える大きな要因にもなり、従来通りのマーケティング/販売活動ができないこと、社内プロセスの改善など、組織の課題が浮き彫りとなり、それを再編していくためにも、より一層デジタル変革への動きが必要になっています。
このリアルからデジタルへの劇的なスピードシフトは、小企業におけるデジタル化の遅れを露見してしまうことにもなりました。自社のデジタル化を推進しなければ、今後の事業継続にも影響を及ぼすこととなり、より一層企業の危機感は高まるばかりです。
この状況を打破するには、IT人材の獲得はもちろんですが、経営層やマネジメント層のITリテラシーを高める取り組みが欠かせません。また、より良い上質な顧客体験を提供するために、企業は効率的な、経営課題の解決とオムニチャネルの運用が必要になって参ります。
今回は、小売業が顧客体験を提供するために、どのように社内で推進していけば良いのか、 小樽商科大学の近藤様、三越伊勢丹ホールディングス三部様、アイムデジタルラボ 鈴木様をゲストとしてお迎えし、小売業においての先端事例を交えながら、ポイントを絞って解説してまいります。
この機会に是非ご参加ください
概要
参加対象者 |
流通・小売企業の経営者、役員及びCxO、情報システム部門のリーダーご担当者様 |
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参加料 |
無料(事前登録制) |
参加定員 |
150名 ※申込み多数の場合は抽選とさせて頂きます。何卒ご了承くださいませ。 |
参加形式 |
オンライン配信 ※本セミナーはオンラインでの配信となります。視聴方法はお申込み後にご案内いたします。 ※お申込者でない方への視聴用URL共有はご遠慮ください。同じ会社内で複数名でのご参加を予定されている場合にも、お手数ですがお一人ずつお申し込み下さい。 ※登録時のメールアドレスに登録完了メールを送付いたしますが、万が一届かない場合、大変お手数ですが、customer1@b-forum.netまでご連絡ください。 ※競合他社の方のお申込みはお断りさせていただくことがございます。 ※参加対象外の方はご参加をお断りする場合がございます。 |
主催 |
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協力 |
アマゾン ウェブ サービス ジャパン株式会社 株式会社ビジネス・フォーラム事務局 |
プログラム詳細
14:00~14:30 基調講演
リアルとデジタルの融合─顧客体験の革新─
- 小売業のデジタル・トランスフォーメーション
-小売業のDXとは何か、なぜ必要なのか- - オムニチャネル・カスタマージャーニー
-カスタマージャーニーをオンラインとオフラインで捕捉する- - いくつかの先端事例
-良品計画、ABCマート、Fabric Tokyo、b8ta- - 顧客体験を革新する4つのポイント
-チャネルの統合的管理、データ(顧客、商品、物流)の統合的管理、統合的組織の編成、ダイミック・ケイパビリティの構築-
小樽商科大学大学院商学研究科
教授
近藤 公彦 氏
1961年京都府京都市生まれ。1984年同志社大学商学部卒業、1990年神戸大学大学院経営学研究科博士後期課程単位取得。岡山商科大学講師、助教授、小樽商科大学商学部助教授、教授を経て、2004年同大学院商学研究科アントレプレナーシップ専攻(専門職大学院)教授。2014年大学評価・産学官連携等担当副学長(現在に至る)。この間、2005年から2006年にかけて、米国ノースウェスタン大学大学院IMC学科客員教授。2020年近藤公彦・中見真也編『オムニチャネルと顧客戦略の現在』(千倉書房、2019年)にて、日本マーケティング学会「マーケティング本大賞2020」受賞。
14:30~14:50 主催講演
AWSで顧客体験をデジタル化する3つのポイント
コロナ禍における小売業販売は多くの業態で伸び悩みが生じています。そのような状況下でクラウドを活用し、お客様へ新しい顧客体験の機会を創出している企業様が大変増えております。本講演では三越伊勢丹様、ファミリーマート様の事例をご紹介しながら、顧客との接点をデジタル化で可能にした方法と、そのポイントについてお話しいたします。
株式会社サーバーワークス
代表締役社長
大石 良
1973年新潟市生まれ、東北大学経済学部卒業。丸紅株式会社でISP事業に従事。2000年にサーバーワークスを設立し、2008年に「社内サーバー購入禁止令」を定め、翌年からAWS専業のクラウドインテグレーターとして事業を展開。2019年3月に東証マザーズに上場し、2021年1月には東京証券取引所市場第一部へ市場変更。「クラウドで、世界を、もっと、はたらきやすく」をビジョンに掲げ、クラウドの先駆者として注目を浴びている。
14:50~15:20 事例紹介講演
三越伊勢丹におけるDXの取り組み 〜デジタルを通じた最高の顧客体験を目指して〜
三越伊勢丹ではデジタルを利用し、最高の顧客体験を創出するために様々な取り組みを行っています。講演では、まず三越伊勢丹におけるDXの全体像を紹介します。次に三越伊勢丹リモートショッピングアプリを取り上げ、4ヶ月での初期開発から現在でも続く毎週リリースの中で、売場と開発チームのコミュニケーションをどう変えていったのか、また、どのようなIT技術に取り組んでいったのかについてお話しします。
株式会社三越伊勢丹ホールディングス
執行役員 情報システム統括部長
兼 株式会社アイムデジタルラボ
代表取締役社長
三部 智英 氏
株式会社伊勢丹入社後、浦和店婦人服を経験したのちに、情報システムを担当。百貨店基幹システムやMD(マーチャンダイジング)システム、ECシステム等に関わり、三越伊勢丹におけるDXを推進。2019年10月に三越伊勢丹におけるデジタル機能子会社アイムデジタルラボを立ち上げた。その後、株式会社三越伊勢丹 デジタル推進Gにて、DXの推進役を経験後、現在は、情報システム統括部とアイムデジタルラボを兼任し、グループにおけるシステム全体を統括しながらデジタルの推進に取り組んでいる。
株式会社アイムデジタルラボ
取締役
鈴木 雄介 氏
流通系システム子会社、フリーランスのITアーキテクトなどを経て、2007年にグロースエクスパートナーズ株式会社の創業に参画。2018年にエンタープライズDXコンサルティングを手がけるグロース・アーキテクチャ&チームス株式会社を設立し、代表に。三越伊勢丹においてアジャイルやマイクロサービスの導入を支援していたが、2019年から株式会社アイムデジタルラボの取締役を兼任し、三越伊勢丹のDXにおける技術・プロセス・人材などの整備を推進する。日本Javaユーザーグループ前会長。2013年に日経BPのこれが日本のトップアーキテクトに選出。著書に「Cloud First Architecture 設計ガイド」、監訳に「ソフトウェアアーキテクトが知るべき97のこと」、雑誌寄稿多数。
※ プログラム内容や時間は急遽変更となる場合がございます。予めご了承いただきますようお願い申し上げます。