昨年12月15日に続き、カゴメ株式会社 常務執行役員 CHO（最高人事責任者） 有沢 正人氏をお招きして、『第5回 有沢正人塾』を開催させていただきます。

カゴメ様は、経営計画と事業計画の推進にとって欠かすことのできないツールとして、タレントマネジメントシステムを導入、会社側の視点、および個人側の視点からそれぞれに目的をまとめ、情報を一元して管理、適所適材の人材配置を実現、10年後、20年後を見据えた長期キャリアプランの設計、能力開発も導入の狙いとされています。その上で、それぞれのポジションで後継者を絞り込んだ、サクセッションプランニング（後継者育成計画）にも尽力、2021年に改訂されたコーポレートガバナンス・コードでは、経営陣にも多様な視点が求められる旨が明記され、今後、ますます経営を担う人材の底上げ・透明性の高い専任の実現する事が重要となります。

また、人材・組織両面の成長を支え促進するため、2017年度よりHRBP機能を導入、今後は機能を拡大、充実させ、より人事部・経営主体の人事へと転換していくことを目標にされています。

今回の塾では、

• カゴメ様が導入する、“タレントマネジメントシステム”について
  • 経営計画・事業計画の推進にとって欠かすことのできないツール
  • 散在している人材情報を一元管理・見える化～人材マネジメントの質と生産性の向上
  • 人材配置を最重要課題と認識し、その決定のために必要な情報を即座に入手できる環境整備
• カゴメ様が進める、“サクセッションプランニング”“HRBP”について
  • ポジション／人材情報を可視化した上で、経営陣で議論、意思決定を行う
  • 人材開発に結び付け、現任者および候補者の底上げを行う
  • 個人の自律的成長を促進するHRBP～現場人事課題を明確化、経営や本部との連携

このような観点から第一部・第二部に分け、考察してまいります。ご講演の後には、それぞれ25分間のQ&Aの時間を設けておりますので、事前・事後を問わず皆様からの積極的なご質問をお待ちしております。毎回、多くのご質問をいただき、時間内でご紹介しきれない回もございましたので、この場でお詫びさせていただくとともに、今後の皆様のご活動の参考にしていただきますよう、奮ってのご参加をお待ちしております。