第9回 有沢正人 塾
カゴメ様のデジタル人材戦略とHRBP制度
~キャリア自律の促進とタレントマネジメントシステムをベースとして
2024年5月29日(水) 13:30~16:40(受付 13:00~)
経営者、役員、経営企画、人事、人材育成、デジタル、IT部門、各部門の教育ご担当者など
※知識・経験の有無を問わず、人事・人材教育に関わりのある方であれば、どなたでもご参加いただける内容です
¥25,000(お一人様/税込み)
定員 30名(事前登録制)
※参加者が20名に達しない場合は開催中止とさせていただく場合がございます。予めご承知おきください。
主催:株式会社ビジネス・フォーラム事務局
講師のご紹介
カゴメ株式会社 常務執行役員 兼
カゴメアクシス株式会社 代表取締役社長
有沢 正人 氏
慶應義塾大学商学部卒業後、1984年に協和銀行(現りそな銀行)に入行。銀行派遣にて米国でMBAを取得後、主に人事、経営企画に携わる。2004年に日系精密機器メーカーであるHOYAに入社。人事担当ディレクターとして全世界のグループ人事を統括、全世界共通の職務等級制度や評価制度の導入を行う。また、委員会設置会社として指名委員会、報酬委員会の事務局長も兼任、グローバルサクセッションプランの導入などを通じて、事業部の枠を超えたグローバルな人事制度を構築する。2009年に外資系保険会社であるAIU保険に人事担当執行役員として入社。ニューヨーク本社とともに、日本独自のジョブグレーディング制度や評価制度を構築する。 2012年1月、カゴメ株式会社に特別顧問として入社。カゴメの人事面におけるグローバル化の統括責任者となり、全世界共通の人事制度の構築を行っている。 2012年10月より執行役員CHOとなり、国内だけでなく全世界のカゴメの人事最高責任者となる。2018年4月、常務執行役員CHOに就任。2023年10月より現職。
今回より会場での開催を解禁し、カゴメ株式会社 常務執行役員 兼 カゴメアクシス株式会社 代表取締役社長 有沢正人氏をお招きして、『第9回 有沢正人塾』を開催させていただきます。
カゴメ様は、社員のキャリア自律を促すために、人事制度周りのインフラを改革しており、人材育成担当という名のHRBP(HRビジネスパートナー)制度を導入しておられます。HRBPの役割は、社員個人の自律的な成長を促進するとともに、現場の課題を明確化し、経営陣や本部と連携しながら、現場が持つ課題を着実に解決していくものであると定義付け、現場へ行ってタレントマネジメントシステムも使いながら、「◯◯さんは、何をしたいですか」「それはなぜ」と本人のキャリアについて対話を繰り返し、個人のキャリア意識の向上や開発のサポートを行っています。前半では、こういったキャリア自律とHRBPを中心に考察します。
後半では、企業がビジネスを展開する上で必要不可欠なキーパーソンとして注目されているデジタル人材に焦点を当て、カゴメ様における、タレントマネジメントシステムをベースとしたデジタル人材の育成について考察します。昨今、多くの企業で聞かれる、『IT部門はデジタル人材の育成ができない』、『人事部門はITのことをよく分かっていない』、などといった声に対し、企業はどのようにすればデジタル人材の育成をうまく進められるのか?そして人事とITが分かる人をどのように育てていくべきであるか?これらの成否が、企業が持続的な成長を実現するための鍵を握っていると言えます。
今回の塾では、
- カゴメ様のキャリア自律を促すための人事制度とHRBPについて
- 企業が持続的な変革・成長を実現するためには、人材の自律的成長が要となる
- カゴメが考えるHRBPの役割は人材・組織両面の成長を支え促進すること
- 現場人事課題を明確化、経営や本部へ連携しながら着実に課題を解決
- タレントマネジメントをベースとした、カゴメにおけるデジタル人材の育成
- 経営計画と事業計画の推進にとって欠かすことのできないタレントマネジメントシステム
- “デジタル人材”と“IT人材”との違い、定義付け
- デジタル人材育成の難易度ではなく、育成を手段として何を目指しているか意識することが大切
このようなポイントから第一部・第二部に分け、考察してまいります。ご講演の後には、それぞれ20分間のQ&Aの時間を設けておりますので、皆様からの積極的なご質問をお待ちしております。
今後の皆様のご活動の参考にしていただきますよう、奮ってのご参加をお待ちしております。
プログラム
13:30~13:35 オープニング
事務局ご挨拶、本日の説明
13:35~13:55 アイスブレイク
ご参加者様同士で名刺交換、情報交換の場として
13:55~14:45 テーマ1
カゴメ様のキャリア自律を促すための人事制度とHRBPについて
- 企業が持続的な変革・成長を実現するためには、人材の自律的成長が要となる
- カゴメが考えるHRBPの役割は人材・組織両面の成長を支え促進すること
- 現場人事課題を明確化、経営や本部へ連携しながら着実に課題を解決
14:45~15:05 インタラクティブQ&A 1
テーマ1の内容を踏まえて
15:05~15:25 休憩
15:25~16:15 テーマ2
タレントマネジメントをベースとした、カゴメ様におけるデジタル人材の育成
- 経営計画と事業計画の推進にとって欠かすことのできないタレントマネジメントシステム
- “デジタル人材”と“IT人材”との違い、定義付け
- デジタル人材育成の難易度ではなく、育成を手段として何を目指しているか意識することが大切
16:15~16:35 インタラクティブQ&A 2
テーマ2の内容を踏まえて
16:35~16:40 本日のまとめ・終了