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SAP Finance Day 2019
次世代CFO組織の役割の変化と
それを支える仕組み

開催概要

開催日時

  • 東京2019年 3月12日(火) 13:30~17:45
    (受付 13:00~)

開催趣旨

近年のビジネス環境下は、経営活動のグローバル化やテクノロジーの発展による市場競争の激化など変化の激しい時代にあります。

CFOが管掌されている経理・財務および経営管理の領域も、こうした背景を受け、これまでの財務管理の責務を果たす守りの役割のみならず、不確実性の高い時代において変化に柔軟に対応し、企業価値を最大化するための投資マネジメントの策定など、企業成長を加速させる攻めの役割の重要性が一層高まっているのではないでしょうか。

今回で3回目を迎える、SAP Finance Day 2019では、こうした変化の激しい時代においてCFOに求められる役割等について早稲田大学大学院教授の大村敬一様より整理いただき、その上で、変化に強いCFO組織となるためのヒントを紐解いて参ります。さらに、SAPグループからは、デジタル・テクノロジーが攻めと守りの経営に対してどのように活用されているのかについて、各々の事例のご紹介と導入時の要諦やアクションに結びつけていく上での留意点等についてご紹介致します。

不確実性の高い時代における、強いCFO組織になるためのキーファクターを考察して参ります。 皆様のご参加をお待ち申し上げております。

概要

参加対象者

企業の経営者層・CFO、および経理・財務・経営企画・購買、調達部門などご担当の役員・管理職の方々

参加料

無料

参加定員

200名(事前登録制)

申込み多数の場合は抽選とさせていただきます。

当イベントは参加対象を限定させていただいております。
対象者以外の方に関しましては、お断りさせていただく場合がございますので、予めご了承下さい。

主催

SAPジャパン株式会社

協力

株式会社ビジネス・フォーラム事務局

会場

ベルサール半蔵門

東京都千代田区麹町1-6-4 住友不動産半蔵門駅前ビル2F

東京メトロ半蔵門線「半蔵門駅」3番出口直結

東京メトロ有楽町線「麹町駅」3番出口より徒歩6分

JR中央・総武線、東京メトロ丸ノ内線・南北線 「四ツ谷駅」麹町口より徒歩14分

区切り線

プログラム詳細

13:30~14:00

オープニングセッション

SAPジャパン株式会社

バイスプレジデント
チーフトランスフォーメーションオフィサー
兼 デジタルエコシステム統括本部長

大我 猛

14:00~14:50 【基調講演】

なぜ日本はCFOが育たないのか?
~経営を担うCFOに求められる資質や役割について~

資本のグローバル展開が進展し、経営の柔軟性が求められるなか、本邦企業には、 資本政策・財務戦略のキーマンとしてのCFO人材の育成が迫られています。 そのような要請は今後も益々広がるはずですが、わが国の実態を見ると、 CFOが育っているとはいえないのが現状です。なぜCFOが育たないのでしょうか。
現状は過渡期にあり、今後定着していくものと期待されますが、それでは、 CFOにはどのような資質や機能が必要でしょうか。論点整理を試みます。

早稲田大学大学院 大村 敬一 氏

早稲田大学大学院

経営管理研究科 教授

大村 敬一

1972年、慶応義塾大学商学部卒業。日本生命保険相互会社、全国銀行協会連合会を経て、1981年、慶応義塾大学経済学研究科博士課程修了。経済学博士(法政大学)。法政大学経済学部助手(1981年)、同助教授(1982年)、法政大学経済学部教授(1990~96年)、早稲田大学商学部教授(1997~2001年)、内閣府(経済財政)官房審議官(2001~03年)、大学院ファイナンス研究科開設準備室室長(2002~04年)、早稲田大学商学部教授(2003~07年)、早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授(2004~16年)、同ファイナンス研究センター教授(2004~16年) 。早稲田大学大学院経営管理研究科教授(2016年~)。この間、マサチューセッツ工科大学スローンスクール客員研究員(日米友好基金、1986~88年)、ミシガン大学ビジネススクール客員研究員(1993~94年)、証券アナリスト試験委員(1982~2005年)、証券アナリストカリキュラム委員長(1990~2005年)、大蔵省財務総合政策研究所特別研究官(旧財政金融研究所1999~2003年)、公認会計士試験委員(2000年)、日本ファイナンス学会会長(2000~02年)、同研究科委員長・研究センター所長(2004~06年)。日本リアルオプション学会会長(2006~08年)、ニューヨーク大学大学院スターンスクール客員研究員(2006~08年)。

14:50~15:05 コーヒーブレイク

15:05~15:50 選択制セッション①

ソリューションセッション1

デジタルトランスフォーメーションを梃にした
ファイナンス組織のあり姿

事業環境がダイナミックに変化し続ける中、自社が勝ち残り続けるためにファイナンス組織は何をすべきか。デジタルテクノロジーを活用したファイナンス組織の将来のあり姿、権限・機能配置とオペレーションモデル、機械学習を利用した年度着地予測など将来予測型経営管理に向けた具体的な取組み、働き方の変化について事例を交えて考察していきます。

SAPジャパン株式会社
CFOソリューション推進室
シニアソリューションプリンシパル

早稲田大学大学院非常勤講師
日本CFO協会主任研究委員

米国公認会計士 公認情報システム監査人

中野 浩志

ソリューションセッション2

総支出管理(Total Spend Management)による
意思決定の効率化

CFOとして経営資源効率の観点で重要となる支出マネジメントの有効性と対応策を事例・他社課題から考えます。また、これを支援するデジタルの仕組みを事例を含めてご紹介します。

SAPジャパン株式会社 川崎 雅弘 氏

SAPジャパン株式会社

購買・調達ネットワーク事業本部 ソリューション部
ディレクター

川崎 雅弘

15:50~16:00 ショートブレイク

16:00~16:45 選択制セッション②

ソリューションセッション3

守りの経営にも貢献する次世代型ERPと機械学習&GRCのハイブリッド利用について

財務・経理の守りの経営の領域においても、AI、機械学習は、次世代型ERP(S/4)及びガバナンス、リスク、コンプライアンスのソリューションであるGRCとの合わせ技で、その適用範囲を拡大し、飛躍的な省人化・工数削減、時間短縮、網羅性の向上をもたらせている。ここではその事例、システム概要、今後の方向性についてご説明致します。

SAPジャパン株式会社

プラットフォーム事業本部
シニアソリューションプリンシパル

早稲田大学大学院 非常勤講師
公認内部監査人

関口 善昭

ソリューションセッション4

これからのあるべき間接業務とは?
- デジタルトランスフォーメーションがもたらす間接費管理の高度化

稟議書、契約書、請求書、経費精算などの紙処理を前提とした非効率的な仕事がいまだ蔓延している企業現場。今こそ、これらの間接業務をデジタルトランスフォーメーションで省力化させ、企業成長の根源であるコア業務へ注力するべきだと考えます。
本セッションでは、間接業務のデジタルトランスフォーメーション実現に着手するにあたり、必要となるポイントは何か、また、どのように取り組むべきかをご提案いたします。

株式会社コンカー 三村 真宗

株式会社コンカー

代表取締役社長

三村 真宗

16:45~16:55 ショートブレイク

16:55~17:45 特別講演

ネスレグループにおける財務管理部門体制について(仮)

ネスレ日本株式会社

執行役員
財務管理本部 営業管理統括部 部長

中岡 誠

1985年3月 神戸大学経営学部卒。同年4月 ネスレ日本株式会社入社 東京支店横浜営業所藤沢出張所で営業担当。1989年9月から財務本部に所属し、工場での原価計算、内部監査、ネスレコンフェクショナリー株式会社でのコン トローラー・管理部長、ネスレ日本株式会社売掛管理部長、ビジネスプランニング&レポーティング部長等を経て2016年10月から現職。

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