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第1回 IPS Forum
中堅・中小企業のためのグローバル経営戦略
~経営意思決定のスピードが今後の10年を決める~

開催概要

開催日時

  • 東京2019年 4月16日(火)15:00~17:00
    (受付 14:30~)
      懇親会 17:00~18:00

開催趣旨

日々変化を続けるビジネス環境、企業が長いスパンで競争優位を獲得していくことが困難な時代を迎え、大企業のみならず、中堅・中小企業においても事業のグローバル化・多角化・新規事業開拓など、これらの難局を乗り切るため企業経営者・経営層にはより迅速な経営判断が必要となっています。

大手企業と比べて、中堅・中小企業の大きな強みとなるのは「小回りの良さ」=「スピード」です。すぐに決断し、動くことができる。この意思決定のスピードは、グローバルでビジネスを展開する上で大きな利点です。しかしながら、中堅・中小企業が大企業と同じ手法でグローバル展開をすれば、時間も費用もかかります。中堅・中小企業に適した導入方法、運用でグローバル経営をしていく必要があります。

今回のフォーラムでは、グローバル経営のためのシステム展開やデータ連携の重要性を感じながらも、まだ着手できていない中堅・中小企業の経営者・経営層の皆様を対象に、神戸大学大学院経営学研究科 教授 三品和広氏からはグローバル化に成功した日本企業の事例研究に基づく、必敗の方程式と必勝の方程式、All for One Steeb AG デトレフ・メールマン氏からはUnited VARsの活動紹介を通じて、世界の中堅・中小企業のシステムグローバル展開などについて、より具体的な事例をもとに中堅・中小企業にとってのグローバル経営戦略について考察してまいります。

会社紹介

Implementation Partner for SAP

株式会社アイ・ピー・エスは、1997年創業のSAP専業ベンダーです。

創業のきっかけは、代表の渡辺寛が当時大手企業ばかりに入っていたSAP ERPを「中堅・中小企業が使ってこそ効果が出るものだ」と感じたことです。中堅・中小企業こそ、基幹業務システムの構築などに時間を取られてはいけない、既に出来上がったSAP ERPというシステムを使い、本来の事業の発展に少ないリソースを充て注力すべきだという考えは、今も変わらずアイ・ピー・エスの企業理念の一つです。 創業以来22年間、中堅・中小企業を中心に150社を超えるSAP ERP導入を行い、海外拠点への導入も数多く経験してきました。その国内外での取り組みが認められ、2013年にSAPジャパンの推薦を受け、日本代表パートナーとしてSAPのグローバル組織『United VARs』(※) へ参画しました。また、日本で7社のみが認定されているSAPプラチナパートナーでもあります。(2019年3月現在、国内SAPパートナーは140社以上)

2019年、元号が改められ、日本は名実ともに新しい時代へと突入します。

『日本企業の経営課題2018』(一般社団法人日本能率協会発行)の調査結果によると、「各分野へのIT・ソフトウェアについての投資スタンス」を増やすと答えた比率は「かなり」から「やや」までを合わせると75.1%。新しい時代にこれまで以上のIT投資を行い、デジタル技術を積極的に経営に取り入れていきたいという意欲が数字にも表れています。

「IPS Forum」は中堅・中小企業のためのシステム活用をテーマに、皆様が今後のビジネスへ活かせるヒントを検証することを目的にスタートします。第1回の今回は「グローバル経営戦略」をテーマに、日本企業全体の話から世界のリアルな導入事例まで、国内外の講師を招聘してお届けいたします。

※『United VARs』は世界90か国以上をカバーする、51社のSAPパートナーが中堅・中小企業のグローバル展開のために相互協力をするSAPのグローバルパートナー組織です。

概要

参加対象者

中堅・中小企業の経営者・経営層の皆様

参加料

無料(事前登録制)

参加定員

50名

申込み多数の場合は抽選とさせていただきます。

当イベントは参加対象を限定させていただいております。
 対象者以外の方に関しましては、お断りさせていただく場合がございますので、予めご了承下さい。

主催

株式会社アイ・ピー・エス

協力

株式会社ビジネス・フォーラム事務局

会場

イイノホール&カンファレンスセンター

東京都千代田区内幸町2-1-1 飯野ビルディング 4F

 東京メトロ 日比谷線・千代田線「霞ケ関」駅 C4出口直結

 東京メトロ 丸ノ内線「霞ケ関」駅 B2出口 徒歩5分

 東京メトロ 銀座線「虎ノ門」駅 9番出口 徒歩3分

 東京メトロ 有楽町線「桜田門」駅 5番出口 徒歩10分

 JR山手線・京浜東北線・東海道線・横須賀線、都営地下鉄浅草線、ゆりかもめ「新橋」駅 徒歩10分

 都営地下鉄 三田線「内幸町」駅 A7出口徒歩3分

区切り線

プログラム詳細

14:30~15:00 受付

15:00~15:15 ご挨拶

株式会社アイ・ピー・エス

15:15~16:15 基調講演

海外現地法人:必勝の方程式

1990年前後を境に、日本企業の命運は暗転した。その原因をバブル経済の崩壊に求める向きもあるが、それは余りに表面的である。より本質的な問題の一つは、輸出牽引型の国際化の時代から海外現地法人を基軸とするグローバル化の時代に突入する局面で、日本企業の慣行が裏目に出たところにある。

日本企業は具体的にどこで躓いたのか、どうすれば拡大する市場を取り込むことができるのか。

本講演では、グローバル化に成功した日本企業の事例研究に基づいて、必敗の方程式と必勝の方程式を解説してみたい。

神戸大学大学院経営学研究科

教授

三品 和広

専攻は経営戦略・経営者論。1982年一橋大学商学部卒業。84年同大学大学院商学研究科修士課程修了。 89年米ハーバード大学文理大学院博士課程修了(Ph.D.(企業経済学))、同大学ビジネススクール助教授に就任。95年北陸先端科学技術大学院大学助教授などを経て、2004年から現職。著書は『経営戦略の実戦3:市場首位の目指し方』(2018年)、『モノ造りでもインターネットでも勝てない日本が、再び世界を驚かせる方法―センサーネット構想』(2016年)等多数で、『戦略不全の論理』(2004年)は、第45回エコノミスト賞、第21回組織学会高宮賞、第5回日経BP・BizTech図書賞受賞。

16:15~17:00 特別講演 ※同時通訳あり

United VARsはいかにして海外企業のデジタル化をサポートするのか

デジタル化はITにおける次代の革命であり、社内外のビジネスプロセスを劇的に変化させます。特に各国の企業は、来るデジタルビジネスとインテリジェントエンタープライズの時代の到来に備える必要があるでしょう。United VARsは、世界でも有数のSAPパートナーの最大の組織であり、実に51のパートナー企業が全世界90ヶ国以上をカバーしています。 本講演ではUnited VARsの活動紹介とともに、世界の中堅・中小企業がどのようにしてシステムをグローバル展開しているのか、事例を交えながらお伝えいたします。

United VARs
マネージングディレクター、

All for One Steeb AG(ドイツ)
国際ビジネス開発責任者

デトレフ・メールマン

80年代初め、最も初期の顧客となり、そしてSAPのグローバルプロジェクトに携わる。自身で立ち上げた企業で中堅企業へのSAPソフトウェアの販売・導入事業に従事した後、SAP社に勤務。2004年にはドイツ最大のSAPパートナーであるAll for One Steebに迎え入れられ、同社のパートナー事業と国際ビジネスを成長させた。2006年にAll for One社とスペインのSeidor社がイニシアチブを取り、United VARsを設立。2011年にUnited VARs LLPを法人組織として設立した際には、マネージングディレクターとして任命を受け、今日ではAll for One Steebの国際的な活動をリードするとともに、4人のチームメンバーと共にUnited VARsのマネージメントに邁進している。

17:00~18:00 懇親会

18:00 終了

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