IBM CDO コンファレンス 2019
- 世界最大級のデータプラットフォーム活用術に学ぶ -
満員御礼
開催概要
開催日時
- 東京2019年4月24日(水)13:00~17:30(受付開始 12:30~)
開催趣旨
<本邦初! IBMのChief Data Officer (CDO)がデータプラットフォーム活用術やデータを起点としたIBMの事業変革事例を大公開>
今日、『データ』は経営資源としての存在感をより強めています。データを活かせるかどうかが企業の競争力に直結するようになり、日本企業においてもChief Data Officer (CDO)を任命する動きが広がっています。しかし、データ・ガバナンスへの取り組みや、ビッグデータ・プラットフォームの整備、そして社内の組織・体制づくりなど欧米企業やスタートアップ企業に比べ遅れている点は否めず、CDOにとって喫緊のチャレンジとなっています。
今回、いくつもの企業のCDOを歴任し、2017年度の米国「Chief Data Officer of the Year」にも選ばれた IBMのChief Data OfficerであるInderpal Bhandari (インダーパル・バンダーリ)が日本企業への提言のために来日。CDOが目指すべきビジネス・ゴールやチャレンジ、その解決に対するヒント、そして、IBM自身のデータプラットフォームについて、そのアーキテクチャや活用方法、事業変革への貢献を皆様と共有いたします。
日本においてChief Data Officerとしてご活躍中の皆様、またデータ戦略・活用を担うリーダーの皆様のご来場をお待ちしております。
概要
参加対象者 |
大手企業におけるCDO(チーフ・データ・オフィサー/チーフ・デジタル・オフィサー) |
---|---|
参加料 |
無料 |
参加定員 |
200名(事前登録制) ※ 申込み多数の場合は抽選とさせて頂きます。 |
主催 |
|
協力 |
株式会社ビジネス・フォーラム事務局 |
プログラム詳細
※プログラム内容・時間等は予告なく変更になる場合がございます。予めご了承ください。
13:00~13:10
オープニング
日本アイ・ビー・エム株式会社
理事
IBMクラウド事業本部
Data&AI 事業部長
黒川 亮
平成9年日本アイ・ビー・エムに営業として入社。以降、銀行、生保、損保を中心に多くの金融のお客様を担当。平成21年、メガバンク様担当営業部長。平成23年には社長補佐を経験。平成24年金融第四事業部第二営業部部長。平成29年、システムズ・ハードウェア事業部にてインダストリー事業本部担当やコグニティブ・システム事業担当などの要職を歴任。平成31年1月に理事に就任。Data and AI事業部長として現在にいたる。
13:10~14:10
基調講演CDO's Journey to AI Enterprise: Getting you to next, faster
(AIエンタープライズを実現するCDOのジャーニーとは-より早く次の段階へ)
- CDOのミッションとゴール、IBMにおけるデータ戦略組織
- AIエンタープライズ・データプラットフォームやテクノロジーが
IBMの変革に果たした役割 - AIエンタープライズ実現に向けたCDOのジャーニーとは
- IBM自身の経験とベストプラクティスにもとづくヒント
Global Chief Data Officer,
IBM Corporation
Inderpal Bhandari
(インダーパル・バンダーリ)
インダーパル・バンダーリは、2015年12月にIBMに再入社、新設されたグローバル・チーフ・データ・オフィサーに就任。これまでの豊富な経験をもとに、IBMのデータ戦略策定、IBM自身のコグニティブ・エンタープライズへの変革をリードし、コグニティブ・エンタープライズへの道のり、つまり、お客様がコグニティブになるためのロードマップを作り上げた。
バンダーリは、Cambia Health Solutions社、Express Scripts/Medco Health Solutions社で20年以上のリーダー経験をもち、Cambia Health Solutions社ではシニア・バイス・プレジデント兼チーフ・データ・オフィサーとしてデータ戦略策定、消費者体験戦略をリード。2017年にはCDO Clubにより米国Chief Data Officer of the Yearに選ばれた。
14:10~14:25 休憩
14:25~15:00
「データドリブン経営」の現実
- CDOが目指すべき「データドリブン経営」とは:
データドリブン経営 v.s. KKD経営 - データドリブン経営への2つのルートと、それぞれのルートに潜む
必ず失敗する罠 - 罠を突破した先行企業事例とCDOが知っておくべき3つの重要成功要因
日本アイ・ビー・エム株式会社
GBS 戦略コンサルティンググループ
アソシエイトパートナー
& 多摩大学大学院MBA 客員教授
前田 英志
東京大学大学院修了(機械工学)、一橋大学国際企業戦略科修了(MBA)。専門は技術戦略とビジネスアナリティクス。日本IBM 戦略コンサルティンググループにて、データ戦略をリード。コンビニエンス事業の事業戦略策定、外食事業の全社データプラットフォーム変革、不動産賃貸事業の家賃最適化等でプロジェクト・リーダーとしてビジネス価値を実現。また、データサイエンティスト育成道場プログラムを開発し、小売業、製造業、商社、アミューズメント業等に展開。この取組みは、経済産業省のものづくり白書(2017)に掲載されている。過去IBMの経営企画に所属し、IBMの変革プロジェクトにも参画。IBMアカデミー・オブ・テクノロジーのメンバー。著書に「IBMを強くしたアナリティクス(共著、日経BP社)」等がある。
15:00~15:35
デジタル戦略を支えるAI × データアーキテクチャとテクノロジー
- DX時代におけるデータとAI活用のトレンドとCDOが直面する課題
- IBMの成長とイノベーションを支えるAIエンタープライズ・データプラットフォームのアーキテクチャと実装テクノロジー
- 先進データ活用事例をもとにしたアプローチと次世代データプラットフォーム
日本アイ・ビー・エム株式会社
IBMクラウド事業本部
Data & AI事業部
Products & Solutions 統括部長
村角 忠政
データベース等のビッグデータソリューション、統計解析ツールなどのデータ活用ソリューション、AIソリューションなどの製品責任者。日本市場における、Db2、IIAS、DataStage、SPSS、Watsonなどの100種類を超えるソフトウェア、Saasサービスの戦略、企画、販売、アライアンスを担当。様々な業種業態のお客様に対して、単純な製品の導入だけではなく、CRM領域、IoT領域、経営分析など、データとAIの活用・デジタルトランスフォーメーションを推進している。
15:35~15:50 休憩
15:50~17:20
特別講演楽天における、データ活用戦略の実践
- 楽天における、CDO(チーフ・データ・オフィサー)のミッション
- 楽天流、データ活用戦略とその成果
- データ活用における課題・チャレンジと今後の展望
楽天株式会社
常務執行役員
CDO(チーフ・データ・オフィサー)
グローバルデータ統括部 ディレクター
北川 拓也 氏
ハーバード大学で数学と物理学を専攻し、同大学院物理学科博士課程を修了。物性物理の理論物理学者として、『Science』、『Nature Physics』、『Physical Review Letters』などの学術雑誌へ20本以上の論文を出版。その後、楽天でデータサイエンスの組織を立ち上げ、現在、CDO(チーフデータオフィサー)としてグループ全体のデータ戦略と実行を担い、インドやアメリカを含む海外拠点の組織も統括する。2017年に設立された楽天データマーケティング株式会社では取締役を兼任。データ基盤作りや科学的な理解に基づく顧客体験の提供、広告事業の立ち上げ、データによるビジネスイノベーションなどを推進している。
【対談セッション】
後半はInderpalもステージに上がり、ディスカッションを展開して参ります。
Global Chief Data Officer,
IBM Corporation
Inderpal Bhandari
(インダーパル・バンダーリ)
17:20~17:30 クロージング