DAIKIN ものづくり強化セミナー Vol.37
グローバル企業の設計開発
～生産性を高める設計開発プラットフォームのあるべき姿と実現の鍵～

開催概要

開催日時

東京2019年5月23日（木） 14：00～17：00 （受付 13：30～）
大阪2019年5月24日（金） 14：00～17：00 （受付 13：30～）

開催趣旨

ビジネスの環境は益々不確実性を増しています。

人材不足や働き方改革が叫ばれる中で、現場業務の無駄を省く効率化を進め、生産性を向上させることで、本来、時間やリソースを割くべき新製品開発や品質改善活動に注力できる環境を整えることが重要であり、IT活用による業務補完がますます重要視されています。サプライ・チェーンでは、生産管理システム等の基幹系システムが多くの企業で導入されていますが、顧客要求を汲み取りながら差別化製品を生み出すはずのエンジニアリング・チェーンでは、未だに紙・Excelでの業務運営が多く、ビジネススピードに合った情報連携が出来ていないのが現状ではないでしょうか。

グローバル化が加速する中、コンカレント開発を強化するためには、スピードある情報連携は不可欠です。更には、開発段階で品質を担保するためには、開発途上の不適合だけではなく、過去の不具合情報等、複合的に情報を管理・活用する必要があります。

本セミナーでは、エンジニアリング・チェーン・マネジメントにおける情報管理基盤の考え方、設計ナビゲーションによる部門連携強化と人材育成、顧客満足度向上に向けた品質情報管理のあるべき姿の3つの切り口で、日本の製造業のものづくり力強化のキーファクターを検証いたします。

概要

参加対象者	製造業企業において設計、開発、研究、品質保証、生産、技術管理などものづくり業務における管理職およびそれに従事する方々
参加料	無料（事前登録制） ※ 申込み多数の場合は抽選とさせていただきます。 ※ 当セミナーは参加対象を限定させていただいております。　対象者以外の方に関しましては、お断りさせていただく場合がございますので、予めご了承ください。
参加定員	東京：150名大阪：120名
主催	ダイキン工業株式会社
協力	株式会社ビジネス・フォーラム事務局

東京会場

JR品川イーストビル 10階セミナー会場

東京都港区港南2丁目18番1号 JR品川イーストビル

※JR、東海道新幹線、京浜急行「品川駅」直結

大阪会場

梅田センタービル 31階ホワイトホール

大阪市北区中崎西二丁目4番12号梅田センタービル

※ 阪急電車「梅田駅」より徒歩約5分

※ 地下鉄「梅田駅」・「東梅田駅」より徒歩約7分

※ JR「大阪駅」より徒歩約10分

区切り線

プログラム詳細

13：30～　受付

14：00～　オープニング

14：05～14：40　主催講演（35分間）

エンジニアリング・チェーン・マネジメントにおける情報管理のあるべき姿
～ダイキン工業空調生産本部事例を交えたご紹介～

激しい環境変化に適応できる
エンジニアリング・チェーン・マネジメントの必要性
エンジニアリング・チェーンにおける具体的な情報活用手法のご紹介
設計品質向上ソリューションSpaceFinderのご紹介

ダイキン工業株式会社

電子システム事業部

事業戦略グループ

浅和哲也

14：40～14：45　休憩（5分間）

14：40～15：45　ゲスト講演（65分間）

生産性向上と働き方改革を支える設計開発プラットフォームの構築
～市場競争を勝ち抜くためのコスト競争力・提案力の強化へ～

設計ナビゲーションによる、設計精度の向上とコストダウンの取組み
ノウハウの組織的活用と業務の段取り・先取りによる手戻りや失敗の防止
発想力・提案力向上を目指して
～『考える時間』をつくる業務の効率化（働き方改革）～

JFEエンジニアリング株式会社

環境本部エンジニアリングセンター

プロセス設計部

木村　孟 氏

講演内容のポイント

エネルギーシステムや環境システム、水処理システム、橋梁・海洋構造物などの社会インフラまでグローバルに幅広く手がける総合エンジアリング会社であるＪＦＥエンジニアリングは、更なる事業拡大に向け、業務効率化と生産性向上を目指し、設計領域でのナビゲーションシステムを構築しています。

業務の流れを見える化し、各工程でこれまで蓄積したノウハウを活かすことで、適切なコストで設計を進めるための仕組みを構築。また、業務負荷と価値を見極めたリソース運営により、本来技術者が費やすべき『考える時間』をつくることでビジネスや顧客の動向に応じた提案力の強化を進めています。本講演では、その中核となる設計ナビゲーションを中心に、生産性向上と働き方改革を促進するための業務改革の実例をご紹介いただきます。

16：05～16：15　休憩（10分間）

16：15～17：00　事例紹介（45分間）

顧客満足度向上に向けた品質向上システム構築の取り組みのご紹介
日新電機株式会社様事例のご紹介

新品質情報管理システム構築のあるべき姿、旧システムの課題
不具合発生状況および処理停滞状況等の早期把握、
対応リードタイムの短縮
品質改善のための情報収集・分析の効率化、本業への集中