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製造業シニアエグゼクティブによる
イノベーションの薫陶と相互学習
第7期「イノベーション フォーラム ジャパン」
グローバル市場で生き残るために、いかにして
日本発のイノベーションをマネジメントするか?

開催日変更のお知らせとお詫び

当イベントは、新型コロナウイルス(COVID-19)の国内感染の拡大をうけ、お客様の健康と安全を最優先に考慮し、
第5回のイベント開催を6月9日(火)に延期し開催させていただくこととなりました。

延期前にご登録されていたお客様には大変ご迷惑お掛けしましたこと、深くお詫び申し上げます。
上記新日程でご参加いただける場合は今一度本サイトよりご登録くださいますようご検討お願い申し上げます。

開催概要

開催日時

  • 東京
    13:30~17:50 (受付開始 13:00~)

    • 第1回:2019年 9月26日(木)  終了しました
    • 第2回:2019年10月17日(木)  終了しました
    • 第3回:2019年11月13日(水)  終了しました
    • 第4回:2020年 1月29日(水)  終了しました
    • 第5回:2020年 6月9日(火)  終了しました

開催趣旨

変化・変動の年と予測されている2019年が始まっています。

2018年末、OECDは世界経済の成長はピークを越えたという分析を公表しました。実際に、米国においてはGDP成長率が下落傾向にあり、米中の貿易戦争や未解決の所得格差や債務問題等も経済見通しに暗雲が漂い始めています。欧州においては政治的混沌が続き、経済リスクを冗長させています。英国のEU離脱を巡る混乱、EUの要だったメルケル独首相の現任期限りでの引退表明、大規模デモで支持率が低下しているフランスマクロン大統領の苦難など、繊細なバランスのうえに成り立っているユーロ経済圏の先行きは不透明になりつつあります。

一方、産業界においては、サービスが本格化する5GやAI・ロボティクス、IoT、CASE、インダストリー4.0など、 “デジタル”周辺におけるビジネス/サービスモデルの大転換が起こりつつあり、リスクともに大きな市場機会が開かれています。

われわれは、このような前例のないグローバル政治環境・経済環境の激震に関わらず、いや、如何な外部環境の変化をも乗り超えて経営の舵取りをしなければなりません。

その時のキーワードは「イノベーション」と「アントレプレナーシップ」です。

アーサー・ディ・リトル(ADL)は、1886年、米国ボストンにて創業した「イノベーション」を旗印にしたグローバル戦略コンサルティングファームです。このたびビジネス・フォーム事務局のご協力を得て、“生の”イノベーション創出経営に関する学習機会を持つべく、「第7期 イノベーションフォーラムジャパン」を実施させていただくことになりました。

イノベーション経営に携わった当代一流の経営者・イノベーターを講師としてお迎えし、「イノベーションマネジメント」と共に、それを実現する「アントレプレナーシップ」に関する有益な議論・交流を深めさせていただきたいと存じます。日本の次代を担う、エグゼクティブ皆様のご参加をお待ち申し上げます。

概要

参加対象者

製造業の経営者、役員ほか、経営企画、事業企画、研究・技術開発、その他各事業部門の責任者の方々

参加料

全5回 ¥270,000(お一人様 / 税込)

1回 ¥54,000(お一人様 / 税込)

参加定員

各回25名(事前登録制)

主催

株式会社ビジネス・フォーラム事務局

プログラム主幹

アーサー・ディ・リトル・ジャパン株式会社

会場

LEVEL XXI (レベル21)東京會舘

東京都千代田区大手町2-2-2 アーバンネット大手町ビル21F シルバー・ルーム

JR「東京駅」 丸の内北口より徒歩5分

東京メトロ丸の内線・東西線・千代田線・半蔵門線、都営三田線 「大手町駅」 A5・B2A出口より徒歩1~5分

区切り線

プログラム詳細

豪華登壇者一覧

東レ

阿部 晃一

コニカミノルタ

腰塚 國博

元・積水化学工業

上ノ山 智史

元・日産自動車

水野 和敏

元・本田技研工業

小林 三郎

元・富士フイルム

戸田 雄三

早稲田大学大学院

入山 章栄

JVCケンウッド

辻 孝夫

アーサー・ディ・リトル・ジャパン

森 洋之進

元・ソニー

鈴木 智行

第5回:2020年6月9日(火) 開催

13:30~15:30 Session 1

本田宗一郎から受け継いだ大切なもの
~ イノベーション創出の極意

  • なぜいま、日本からイノベーションが生まれないのか
  • イノベーションを育むための環境・条件・考え方など
  • イノベーション創出の極意(エアバック開発事例より)

元・本田技研工業株式会社 経営企画部長

中央大学大学院・戦略経営研究科 フェロー

一橋大学大学院・国際企業戦略研究科 準教授(Adjunct Professor)

早稲田大学理工学部大学院 非常勤講師

小林 三郎

1968年早稲田大学理工学部卒業。70年 米カリフォルニア大学バークレー校工学部修士課程修了。71年 株式会社本田技術研究所に入社、四輪の衝突安全研究に従事。多くの反対がある中で16年間エアバッグの研究を続け、87年に日本で初めて商品化。その後、ホンダアメリカ研究所で新技術研究開発のマネジメントを担当し、2000年 本田技研工業株式会社経営企画部長兼経営企画室長。05年 株式会社本田技術研究所 主席研究員。退職後、ホンダでの体験をもとに、いかに創造性を高めるか、創造性を生む経営、革新をおこす企業文化の創り方等を研究。
著書に『ホンダ イノベーションの神髄』、『ホンダ イノベーション魂(DVDブック)』(ともに日経BP社)がある。

15:30~15:45 ブレイク

15:45~17:45 Session 2

創造と挑戦
~ 想像力と創造力を発揮して、
イノベーションを引き起こす ~

株式会社JOLED

シニアアドバイザー

元・ソニー株式会社

執行役副社長 コーポレートR&D担当

鈴木 智行

1979年ソニー株式会社入社。以来約30年に渡り、イメージセンサーの創世記から成熟期まで、開発から設計、製造、営業と事業全般を担当。CCDからCMOSイメージセンサーへの転換を図り、半導体事業の成長を牽引。2012年よりコーポレートR&Dを担当、15年 執行役副社長就任。技術の差異化により、イノベーティブなソニーの製品創りをリードする傍ら、人材育成にも注力し、リーダーシップ、マネジメントについて社内教育を実施してきた実績を持つ。

17:50 終了

※各セッション後半部には、本プログラムの主幹:
ADL パートナー 森洋之進氏を交えたゲスト講演者との「対談」、
そして聴講者の皆さまを交えた「質疑応答」を予定しております。

アーサー・ディ・リトル・ジャパン株式会社

パートナー

森 洋之進

東北大学工学部機械工学修士課程修了。米国力リフォル二ア大学バークレー校経宮学修士(MBA)。 大手電子機械メーカー(商品企画、設計・開発、海外戦略立案、合弁会社設立等)、米国系経営コンサルタン卜会社勤務を経て、ADLに参画。経済産業省「産業構造審議会知的財産政策部会経営・情報開示小委員会」委員、同省「特許権流動化・証券化研究会」委員。製造業を中心とする国内、海外における事業戦略立案、技術戦略立案、知的財産戦略立案、経営革新支援などを手掛ける。

第1回:2019年 9月26日(木) 開催

13:30~15:30 Session 1

日本流イノベーションの創出
~ 東レの研究・技術開発戦略を中心に

  • 日本人気質を活かした研究・技術開発戦略:“超継続”、“連携と融合”
  • “極限追求”と“革新技術新展開”によるイノベーション創出例
  • CTOの役割(総合力の発揮、将来有望なテーマの仕込み、人財育成など)

東レ株式会社

代表取締役副社長

技術センター所長(CTO)

阿部 晃一

1953年 兵庫県神戸市生まれ。77年 大阪大学大学院基礎工学部修士修了後、東レ株式会社に入社し、ポリエステルを中心とするフィルムの研究に従事。96年 リサーチフェロー(フィルム構造設計)に認定、フィルム研究所長、研究・開発企画部長、愛知工場長を経て、2005年 取締役(研究本部長)に就任。その後、09年 常務取締役、11年 専務取締役、12年 CTO就任。13年 代表取締役専務取締役を経て、14年 代表取締役副社長就任。

15:30~15:45 ブレイク

15:45~17:45 Session 2

イノベーションと新規事業開発

  • 写真フイルム事業から進化したライフサイエンス事業
  • イノベーションを育む組織、人、そして仕組みづくり
  • イノベーションを創出するリーダーの役割

元・富士フイルム株式会社

取締役副社長 CTO

一般社団法人 再生医療イノベーションフォーラム 代表理事・会長

戸田 雄三

1973年 富士フイルム株式会社に入社、カラーフィルム製品開発・製造技術に従事。93年より、Fuji Photo Film B.V(オランダ)研究所長、欧米市場向け感光材料の開発及びコラーゲン研究を基に再生医療の研究をスタート。2004年 化粧品・サプリメント事業、07年 医薬品事業を立ち上げるなど、数々のイノベーション創出と新規事業開発を先頭に立ち成し遂げてきた。2018年6月に退任。
現在は「一般社団法人 再生医療イノベーションフォーラム」の代表理事・会長として活躍中。

17:50 終了

第2回:2019年10月17日(木) 開催

15:00~17:00 Session 1

デジタルイノベーションのマインドセット

  • デジタル変革の本質
  • デジタルイノベーションの創出
  • デジタルトランスフォーメーション

コニカミノルタ株式会社

元・取締役 常務執行役員 CTO

腰塚 國博

1981年東京工業大学化学工学修士課程修了。同年小西六写真工業株式会社に入社。写真用感材の開発に従事した後、産業、印刷、医療用システムの開発リーダーを歴任。コニカとミノルタの経営統合後、2012年執行役 技術戦略部長に就任しMOTを推進。15年取締役 兼 常務執行役 事業開発本部長として、産業用光学、バイオ診断、新デジタル印刷などの新規事業開発を行い、関連する海外企業の大型買収を複数手掛け、イノベーション創出に取り組む。社外では、技術開発プロジェクトのリーダー、技術研究組合の理事長など産官学活動の推進に尽力する一方、イノベーション創出、デジタルトランスフォーメーションなどに関する外部講演多数。

17:00~17:15 ブレイク

17:15~19:15 Session 2

世界の経営学からみる、
日本企業イノベーション創出への示唆

  • なぜ今、日本企業からイノベ―ションが生まれないのか
  • イノベーションを起こすことができる企業(組織)の条件
  • グループディスカッション

早稲田大学大学院

早稲田大学ビジネススクール 教授

入山 章栄

慶應義塾大学経済学部卒業、同大学院経済学研究科修士課程修了。三菱総合研究所で、主に自動車メーカー・国内外政府機関への調査・コンサルティング業務に従事した後、2008年に米ピッツバーグ大学経営大学院よりPh.D.を取得。同年より米ニューヨーク州立大学バッファロー校ビジネススクール助教授。2013年より早稲田大学大学院 早稲田大学ビジネススクール准教授。2019年より現職。

「Strategic Management Journal」「Journal of International Business Studies」など国際的な主要経営学術誌に論文を多数発表。著書に『世界の経営学者はいま何を考えているのか』(英治出版)、『ビジネススクールでは学べない 世界最先端の経営学』(日経BP社)などがある。

19:20 終了

第3回:2019年11月13日(水) 開催

13:30~15:30 Session 1

新事業創出とCTOの役割

  • Fear、Desire、Willを大事にした新規事業立上げ
  • 圧倒的に勝ちきるストーリーによる破壊的イノベーションの実践

元・積水化学工業株式会社

取締役 専務執行役員

上ノ山 智史

1980年東京大学工学系大学院工業化学専門課程修了後、積水化学工業株式会社に入社。水無瀬研究所配属。以来一貫して研究開発及び新規事業立ち上げに従事。 90年から5年間、綜合開発室において全社研究開発・技術行政を担当。99年に水無瀬研究所長、2009年に執行役員R&Dセンター所長就任。11年常務執行役員、14年専務執行役員を経て、17年より全社研究開発管掌に就任、19年6月退任し現在に至る。

15:30~15:45 ブレイク

15:45~17:45 Session 2

『想像力』によるイノベーションの創出

  • 想像力が技術をリード
  • 音響、映像、通信の技術を融合・活用した技術経営の取組み
  • 既存技術を新領域に適用するイノベーション
  • 想像力を支える組織・人づくり

株式会社JVCケンウッド

代表取締役会長

辻 孝夫

1949年 京都府生まれ。73年 日商岩井(現双日)株式会社入社。83年 ニューヨーク本社勤務。95年 日商エレクトロニクス株式会社出向。96年 マルチメディアシステム部部長。99年 ネットワーク事業部事業部長。99年 取締役。2001年 常務取締役。02年 代表取締役社長。09年 取締役会長。10年 双日機械部門顧問。13年 株式会社JVCケンウッド 社外取締役。14年 代表取締役社長兼執行役員 最高執行責任者(COO)、兼最高リスク責任者(CRO)、兼最高革新責任者(CIO)。16年 代表取締役社長 兼 執行役員 最高経営責任者(CEO)。18年 代表取締役 会長執行役員 最高経営責任者 (CEO)。19年 代表取締役会長。

17:50 終了

第4回:2020年1月29日(水) 開催

13:30~15:30 Session 1

イノベーション・マネジメント ~世界一流のモノづくり論

  • NISSAN R35 GT-R開発の背景
    (求められたグローバルトップブランドと世界最高性能)
  • 成功の本質:企画から開発、生産、
    そして販売に至るまでの重要なエッセンス
  • イノベーションを生み出す
    環境・文化、そしてリーダーシップ等

元・日産自動車株式会社
NISSAN R35 GT-R 開発責任者

水野 和敏

1972年日産自動車に入社。シャシー設計から販売店への出向を経て初代プリメーラなどを開発。89年から92年までNISMOでレーシングカーの開発とチーム監督を務め、各カテゴリーで世界王座を獲得。93年より日産自動車に戻り、V35スカイライン、Z33フェアレディZなどに採用した「スポーツカーからセダン、そしてSUVまで、共用で編集設計ができるFMプラットフォーム」の開発に携わる。その後「ミスターGTR」と称されるきっかけになった「R35 GT-R」の開発責任者となり、開発、企画から収益、販売まですべてを統括。予算、人員、時間も半分という類い稀なる手法で世界最速のマルチパフォーマンス・スーパーカーをつくりあげた。2013年の定年退職後、14年から2019年11月まで台湾自動車メーカーのブランド"LUXGEN"車を開発する台湾HAITECの副社長 兼 華創日本株式会社の代表取締役を務めてきた。現在も"ベストカー"などの自動車誌で新型車の評価をする傍ら、様々な講演活動や出版活動と幅広く活躍中。

15:30~15:45 ブレイク

15:45~17:45 Session 2

水野和敏氏との対話

対話トピック例:

  • イノベーションの真髄とは?
  • いかにイノベーション人材を育てるか?
  • 一流とは何か? など

カリスマ開発者として一時代を築き上げた水野氏へのダイレクトな質問、そして相談事など、他では体験できない貴重なセッション

17:50 終了

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