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Strategic M&A Management Seminar 2019
成長戦略としてのグローバルM&A
~買収から売却まで日本企業の課題と勝機

開催概要

開催日時

  • 東京2019年9月27日(金)13:30~17:00
    (受付開始 13:00~)

開催趣旨

国内市場の縮小を見越した海外企業の買収や、「選択と集中」を狙った事業売却案件なども含め、持続的な成長戦略を実現する経営手法として、いまや事業規模に関わらず一般化しつつあるM&A。日本の上場企業は2018年度に設備投資やM&Aに約52兆円と過去最高の資金を投じたといわれる中、企業は手元の潤沢な資金(カネ余り)をM&Aや投資に使用するなど、成長への布石を打つ必要に迫られています。一方で、買収後に明るみとなる減損損失のリスク(買収額の高値掴み、資産価値の下振れ、ガバナンスの欠如、そして文化・人の不融合など)への対策に頭を悩ませている企業経営者やM&A担当者は多いのではないでしょうか。

今回のセミナーでは、成長戦略としてのM&Aを、推進体制、効果的な進め方、そしてPMIの留意点、さらには将来の成長や生き残りに向けた戦略的な事業ポートフォリオの構築、「選択と集中」を実現するための事業売却の決断とタイミングに至るまでの知見、加えて実際の事業売却に関する実例について、最新のトレンドと実際に現場を取り仕切った経験を有するプロフェッショナルをゲスト講演者に招き検証致します。事業ポートフォリオ戦略から買収先の選定、交渉時、そして買収後も本来企業が有する独自の「強み(財力・技術力・人材力など)」をシナジーとして生み出せる統合マネジメントを見据え、一連のプロセスのなかで成否を分けるポイントと留意点について検証して参ります。

概要

参加対象者

経営者、役員、CSO、および経営企画、事業企画、国際、法務、社長室ほか、各事業部門の責任者の皆さま 

参加料

無料(事前登録制)

参加定員

100名

※ 申込み多数の場合は抽選とさせて頂きます。

※ 本セミナーは参加対象者を限定させていただいております。対象者以外の方、競合となる企業様のご参加につきましては、お断りさせていただく場合がございますので、予めご了承ください。

共催

協力

株式会社ビジネス・フォーラム事務局

会場

イイノホール&カンファレンスセンター Room A1+A2+A3

東京都千代田区内幸町2-1-1 飯野ビルディング 4F

東京メトロ 日比谷線・千代田線「霞ケ関駅」C4出口直結

東京メトロ 丸ノ内線「霞ケ関駅」B2出口 徒歩5分

東京メトロ 銀座線「虎ノ門駅」9番出口 徒歩3分

都営地下鉄 三田線「内幸町駅」A7出口 徒歩3分

区切り線

プログラム詳細

13:30~13:40 オープニング/問題提起

東京国際法律事務所

代表パートナー

弁護士・ニューヨーク州弁護士

森 幹晴

13:40~14:45 キーノート

日本企業のグローバルM&A
~ 課題と勝機(仮)

一橋大学大学院

経営管理研究科
国際企業戦略専攻

教授、
EMBAプログラムディレクター

伊藤 友則

1979年、現:三菱東京UFJ銀行入行。国際企業部、資本市場第一部、ニューヨーク支店などにて勤務。東京銀行在職中にハーバード・ビジネススクールに留学し、経営学修士号(MBA 1984年)を取得。1995年3月スイス・ユニオン銀行(現:UBS)東京支店に入社、1998年6月よりUBS証券会社マネージング・ディレクター投資銀行本部長を務める。その間数々の民営化、IPO公開企業のエクィティーファイナンス、社債発行、M&Aを手掛ける。2011年4月一橋大学国際企業戦略研究科特任教授、2012年10月より現職。株式会社あおぞら銀行社外取締役、電源開発株式会社社外取締役。東京大学経済学部卒業。

14:55~15:10 コーヒー・ブレイク

15:10~16:50 パネル・ディスカッション

成長戦略としての海外M&Aの
実践的ノウハウ
~ 買収と売却を戦略的に活用して
事業ポートフォリオを強化する

  • 成長戦略としてのM&Aの考え方、M&A事例の紹介
  • M&A推進体制と仕組みづくり、効果的なエクセキューション(進め方)のポイント
  • PMIの留意点
  • 戦略的売却の決断とM&A売却案件のノウハウ

パネリスト

ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社

IoT事業部 事業推進1部 担当部長

(前 ソニー株式会社 経営企画管理部コーポレート
ディベロップメントグループ ゼネラルマネジャー)

初代 正樹

1991年ソニー株式会社入社。2001年ドイツに赴任し、ヨーロッパ現地法人傘下のコーポレートベンチャーキャピタルにて、欧州のスタートアップとの資本提携を推進。 2004年に帰国後、ソニー株式会社本社において様々な事業提携、資本提携、JV設立等のプロジェクトに従事。2014年コーポレート・ディベロップメントグループゼネラルマネジャーに就任し、主にエレクトロニクス事業関連のM&A案件の推進・実行を主導。2018年8月よりソニーネットワークコミュニケーションズにおいて新規事業立上げ、事業開発に従事。 神戸大学経済学部卒業。

パネリスト

富士通コンポーネント株式会社

代表執行役社長

(前・パナソニックベンチャーズ社長)

木下 雅博

1990年丸紅株式会社入社。その後三優監査法人にて会計監査、財務調査に従事。2003年三洋電機株式会社入社。同社経営企画本部にて携帯電話事業、物流事業、半導体事業、白物事業等のカーブアウト及びパナソニックとの資本業務提携案件のディールヘッド。2012年からパナソニック株式会社本社にて買収案件のオリジネーション及びヘルスケアカーブアウトディールヘッドを担当。その後米国駐在中に投資意思決定権限の完全委譲、既存事業とのシナジーを追求しないと言ったユニークさを持つパナソニックベンチャーズを設立、同社社長に就任。2019年1月パナソニック退社、同年2月富士通コンポーネント株式会社常務執行役、6月代表執行役社長に就任(現任)。神戸大学経済学部卒業。

パネリスト

東京国際法律事務所

代表パートナー

弁護士・ニューヨーク州弁護士

森 幹晴

クロスボーダーM&A(日本企業による欧米・アジアの海外企業の買収)、国内企業のM&A、独禁法、FCPA、CFIUS等のグローバル・コンプライアンスを専門とする。

長島・大野・常松法律事務所 (2004年-2015年)、Shearman & Sterling LLPニューヨークオフィス(2011年-2012年)、日比谷中田法律事務所(2016年-2018年)を経て、2019年に東京国際法律事務所を開設。 東京大学法学部卒業(2002年)、コロンビア大学ロースクール修士課程(LLM)修了(2011年)。

パネリスト

AIG損害保険株式会社

経営保険部 シニアマネージャー

北村 卓也

1991~1999年 日本長期信用銀行に勤務。2000~2015年 AONグループ(日本、チェコ、オランダ)にて、保険/リスクマネジメント・デューデリジェンス業務、中東欧・ロシア地域の日系企業取引部門の統括業務に従事。2015年より、現職にてM&A保険専任引受担当となり、現在に至る。これまでに約50件のクロスボーダー並びに国内M&A案件に係わる表明保証保険の引受に関与。2000年 仏HEC経営大学院にてMBA取得。1991年 慶應義塾大学経済学部卒業。

モデレーター

デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー
合同会社

コーポレートファイナンシャルアドバイザリー統括

パートナー

鹿山 真吾

現在、デロイト トーマツのアジア太平洋地域のTMT業界のM&Aリーダーを務める。大学卒業後、農林水産省入省。同省にて食品産業支援行政に従事後、UBSウォーバーグ証券、リーマン・ブラザーズ証券、クレディ・スイス証券の各投資銀行本部にて国内外のM&Aアドバイザリー業務・資金調達業務に従事後、2009年、デロイト トーマツ FAS(現・デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社)入社。TMTセクターの主要案件を統括。2014年よりデロイト ニューヨーク事務所にて日米M&A案件統括責任者としてクロスボーダーディールの組成・エクセキューションの陣頭指揮を執り、2017年5月東京に帰任。デロイト トーマツにおけるM&Aアドバイザリー業務を統括し現在に至る。FINRA(米国金融業規制機構)登録会員、米国コロンビアビジネススクールMBA、慶應義塾大学経済学部卒業。

16:50~17:00 クロージング

AIG損害保険株式会社

執行役員

大企業・中堅企業セグメント保険部門担当

池西 桂

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