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Chief Data Officer Day 2019
デジタル変⾰は「第⼆章」へ。
~データ活用で実現するコグニティブ・エンタープライズとは~

開催概要

開催日時

  • 東京2019年10月2日(水) 14:00~17:20(受付開始 13:30~)

開催趣旨

重要な経営資源としての『データ』が、より一層存在感を強めている今日。あらゆるものがネットに繋がることで日々膨大な量のデータが収集・蓄積されるようになり、様々な意志決定の過程や関係性まで、世界中のシステム上でデータとして表される時代となりました。

しかし、こうしたデータの約80%が各企業のシステム上に埋もれ、有効に活⽤されていない現状があります。また、企業における「CDO(チーフ・データ・オフィサー)」の役割の重要性が認識されている一方で、 データの整備や基盤づくり、有効な活用方法や適切なガバナンス、またそれを担う組織・体制づくりなどに課題を感じている 企業も多くあります。

データがもたらす可能性を最大化するため、先進企業は、新たな理想像: 「コグニティブ・エンタープライズ」(データから市場や顧客等に関する洞察を得て、新しい取り組みに⽣かそうとする企業)への転換を進めています。データの収集や分析を⾏うためのツールはもちろん、AIクラウド、ブロックチェーン、IoTといった最新テクノロジーの活用や、アジャイル型が可能なクラウド・ベースのプラットフォームを構築することで、デジタル変⾰を次なるステージへ進め、競争優位性の確⽴へ向けた取り組みを推進しています。

多くの日本企業において、デジタル変革(DX)は、ITコスト削減や導⼊スピード短縮を主眼としたクラウドの適⽤や、⼀部の業務エリアや部⾨単位のAIテクノロジーの活用などに留まる「第一章」のステージにあります。しかし時代は、本格的なDX実現のためのコグニティブ・エンタープライズへの転換、つまり「第二章」に突⼊しているのです。本セミナーでは、その実現に向けて、 今押さえるべきデータ活用術やその成功を導く実践的ヒント、DXを「第二章」へ進める組織とリーダー/CDOのあるべき姿などについて、国内外の事例を交えながら考察していきます。

概要

参加対象者

CDO(チーフ・データ・オフィサー)、データ・サイエンティスト
及び各事業部⾨におけるデータ活⽤のご責任者の皆様

参加料

無料(事前登録制)

参加定員

70名

お申込み多数の場合は抽選とさせていただきます。

主催

日本アイ・ビー・エム株式会社

協力

株式会社ビジネス・フォーラム事務局

会場

日本IBM本社事業所 2F

東京都中央区日本橋箱崎町19-21

※ 東京メトロ半蔵門線「水天宮前駅」2番出口より徒歩3分

※ 東京メトロ東⻄線、⽇⽐⾕線「茅場町駅」4番b出⼝より徒歩7分

区切り線

プログラム詳細

14:00~14:05 開会のご挨拶

日本アイ・ビー・エム株式会社

グローバル・ビジネス・サービス事業本部

コグニティブ・プロセス変革

執行役員

高橋 総一郎

14:05~14:50 基調講演

IBMリードストーリー:
コグニティブ・エンタープライズの実現に向けたデータ活用とは?
-Leverage the incumbent advantage in data–

社内外のデータから市場や顧客等に関する洞察を得て新しい取り組みに生かそうとする企業の姿をIBMは「コグニティブ・エンタープライズ」と呼びます。データの収集や分析を行うためのツールはもちろんのこと、AIクラウド、ブロックチェーン、IoTといった最新テクノロジーを活用することで、企業はデジタル変革を進め、競争優位性を確立することが可能になります。本セッションでは、急速に成長するビッグデータの価値、それが企業を差別化する優位性にどれほど貢献しているか、今一度データ活用の重要性について考察していきます。

日本アイ・ビー・エム株式会社

パートナー(理事)

グローバル・ビジネス・サービス事業本部

コグニティブ・プロセス変革

コグニティブ・ビジネス・ディシジョン・サポートリーダー

寺門 正人

日本アイ・ビー・エムにおけるAI・IoTを活用した業務変革コンサルティング部門の責任者。AIやIoTを活用した業務変革、データ基盤構築、システム構築を責任者として多数リード。また、データの見える化・情報基盤に関する執筆や、AI・IoTに関する講演・記事寄稿も多数あり。

14:50~15:30 主催講演Ⅰ

国内外事例から見るDXの成功法則
-データ・プラットフォーム構築の重要性に迫る

日本企業のデジタル・トランスフォーメーション(DX)に関する多くの取り組みはPoC(概念検証)に留まっており、DXを阻害する2025年の崖」問題が立ちはだかる中、どうすれば企業がDXを成功に導くことができるのか?海外、国内の事例を交えながら、企業におけるデータ・プラットフォームの構築やデータ・マネージメント・チームの重要性とDX成功の法則を解説していきます。

⽇本アイ・ビー・エム株式会社

アソシエイト・パートナー

グローバル・ビジネス・サービス事業本部

コグニティブ・プロセス変革

データ・プラットフォーム・サービスリーダー

大久保 将也

様々な業界のお客様において、特にアナリティクスのための情報系システム構築について、グローバル連携を含めたシステム全体の安定化やパフォーマンスの最適化、データの整合性を実現するデータガバナンス設計を得意とする。
近年では特にビッグデータを取り扱うデータレイク基盤構築をリードしている。

15:30~15:40 休憩

15:40~16:20 主催講演Ⅱ

DX活動を牽引する人材要件の考察と具体的な育成事例
- Accelerated program for the Technology Talent -

テクノロジーが急速に進化する中、企業において求められる人材像も変化しています。本セッションでは、DX活動を牽引する人材要件を改めて考察し、人材確保・育成の仕組みや具体的な育成カリキュラムなどの事例を交えながら、「DX時代に求められる人材」について、専門家視点と全社員視点(デジタルリテラシー)での要件を紹介します。

日本アイ・ビー・エム株式会社

マネージング・コンサルタント

グローバル・ビジネス・サービス事業本部

コグニティブ・プロセス変革

タレント&トランスフォーメーション

鈴木 久美子

組織人財変革コンサルティングチームで、組織変革および人材マネジメント領域を担当。5年前からデータ活用人材の確保・育成を提唱し、多くの企業においてデータサイエンティストおよび活用者の育成を支援。最近ではデータ関連だけでなく、DX全般の人材育成支援をリードしている。

16:20~17:20 特別ゲスト講演

デジタル変革とそのリーダー
~真のDXを推進するために必要なこと~

  • DX戦略と組織の問題
  • CDO/DX推進リーダーが持つべき役割と資質
  • これから向かうべきDXの方向
    ~コグニティブ・エンタープライズの実現へ向けて

一橋大学

経営管理研究科 教授 工学博士

CDO Club Japan 顧問

神岡 太郎

CMOやDigital Transformationに関心をもつ。国際CIO学会会長、政府情報システム改革検討委員会委員(総務省)、高度ICT利活用人材育成推進会議座長(総務省)、トレーサビリティ・サービス推進協議会座長(国土交通省)を歴任。『デジタル変革とそのリーダー CDO』(同文館)出版予定。他に論文多数。

※プログラム内容や時間は急遽変更となる場合がございます。予めご了承いただきますようお願い申し上げます。

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