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グローバル製造業 エグゼクティブセミナー2019
世界で戦う“強い”製造業の条件
サービタイゼーション、今から求められる稼働時間の最大化

開催概要

開催日時

  • 東京2019年9月10日(火)13:30~16:40
    (受付開始 13:00~)

開催趣旨

今、製造業は、大きなビジネスモデルの変革時期に差し掛かっています。


これまでの大量生産・大量消費を前提とした製品販売のビジネスモデルは、これからは製品そのものがもたらす機能を販売する方向にシフトし、いわゆる「サービス化(サービタイゼーション)」のビジネスモデルが徐々に一般的になると考えられます。


すでに海外では、この流れに沿って、従来の事後対応型の故障修理サービスモデルから脱却し、製品稼働時間の最大化を目標として、計画保守から予兆保全等、機器が故障する前に先んじて保守を実施するサービスモデルに、転換することが模索され始めている状況です。


今まで日本の製造業は、「ものづくり」に重きをおき、高品質な製品を廉価で提供することを基本戦略としてきましたが、これからは、この「サービス化(サービタイゼーション)」を軸とした戦略へとグローバル規模でのシフトが進み、先行する海外製造業に伍して行くことが求められてくるはずです。


今回で3回目の開催となる本セミナーでは、特別事例講演として、先進的なアフターサービス改革を実現している北米ダイムラー・トラック社のアフター・サプライ・チェーン部門総責任者である、ジェイ・ジョンソン(Jay Johnson)氏にご講演いただくとともに、日本からは島精機製作所による同社のアフターサービス改革における取り組み状況を、更にデロイト トーマツ コンサルティング合同会社より、デジタル時代に求められる″Value ″志向のアフターマーケット戦略についてご講演いただきます。


本セミナーを通じ、ビジネス戦略におけるアフターマーケット改革の必要性と、実際にどのように改革を実施していけばよいのかというプロセス改善を、再認識、ご再考いただければ幸いです。ご多忙と存じますが、是非ご参加くださいますよう、お願い申し上げます。

概要

参加対象者

製造業の経営者、役員、及び経営企画、アフターサービス、IT関連部門の管理職の方々

参加料

無料(事前登録制)

参加定員

150名

お申込み多数の場合は抽選とさせていただきます。

共催

株式会社ビジネス・フォーラム事務局

協力



デロイト トーマツ コンサルティング合同会社

会場

虎ノ門ヒルズフォーラム ホールB

東京都港区虎ノ門1-23-3 虎ノ門ヒルズ森タワー4階

 

東京メトロ銀座線「虎ノ門駅」1番出口 徒歩約5分

区切り線

プログラム詳細

13:30~13:35 オープニング

13:35~14:25 特別事例講演  *同時通訳あり

The DTNA Transformation: A Journey Toward Exceptional After-Sales Service Experiences DTNAの変革:優れたアフターサービス体験への道のり

  • ビジネスにおいてアフターサービス面を変革することが顧客満足度にとって重要である理由
  • ビジネス全体の変革と変革管理において、テクノロジーを利用する方法
  • 組織内の変革を推進するために、製造業が今できること
  • サービス・サプライ・チェーンの最適化には、部品の価格設定と在庫が重要な役割を果たす

Daimler Trucks North America LLC.

After Supply Chain

General Manager

Jay Johnson

本田技研工業株式会社に入社後、チームエンジニアとして活躍。 Purdue University修士号取得後、Chrysler Corporation in International Supply入社。 ChryslerとDaimler Trucks North America LLC (DTNA)の合併に伴い、統合チームに配属。 2000年に三菱自動車(東京)支援プロジェクトに選出され、グローバル・サプライに従事。 日本滞在後、北米に戻り、Mopar & International Procurement部門のディレクターとして活躍。 Mitsubishi Fuso Truck and Bus Corporation のCEO(最高経営責任者)から任命され、 Procurement & Supplyの総責任者に就任。 現在は米国ノースカロライナ州シャーロットに在住。 DTNAのアフターマーケット・サプライ・チェーン総責任者(ジェネラル・マネージャ)として、 9年間、同社サプライ・チェーン最適化を変革し、アフターマーケット・パーツ・ビジネスに注力、現在に至る。

14:25~15:05 主催者講演  *同時通訳あり

サービタイゼーション、今から求められる稼働時間の最大化

  • サービス化、新しいアフターサービス改革の必要性
    製品提供からビジネスにおける成果提供へ
  • 事後対応型の故障修理サービス(Break-Fixモデル)から脱却し、 製品稼働時間の最大化を中心とした計画保守・予知保全モデルへの移行
  • 最新テクノロジー、インフラストラクチャの要件と最新事例

Syncron International AB

Head of Product Strategy

Erik Lindholm

15:05~15:20 コーヒーブレイク

15:20~16:00 協力講演

デジタル時代に求められる”Value”志向のアフターマーケットビジネス戦略

  • “次の10年”に求められる製造業アフタービジネス
  • “儲け”ありきから“提供価値(Value)”主導のサービス戦略へ
  • “Always on”コンセプトのオペレーションで差別化する

デロイト トーマツ コンサルティング合同会社

アソシエイトディレクター

井上 智

・大手日系メーカーを経て現職

・製造業経営/オペレーション戦略策定から業務/組織改革、システム導入に従事

・先端デジタル技術を用いたアフターマーケット改革構想・実証実験サービスも担当

16:00~16:40 事例講演

顧客ニーズに対応できる在庫運用の最適化と物流コスト削減の取り組みについて

  • 弊社および製品と業界を取り巻く環境の変化について
  • サプライチェーンの変化と顧客ニーズにお応えできる在庫運用の最適化について
  • 環境および地域貢献を意識した物流コスト削減の取り組みについて

株式会社島精機製作所

物流部長

榎本 隆由

1988年3月島精機製作所入社。 CG関係技術者としてスタート、その後主に国内外のWG横編機の技術指導、カスタマーサービス業務に従事。 2014年より物流部門を担当。パーツサービス、機械出荷関連業務を統括、現在に至る。

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