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New Business Creation Forum 2020
未来のコトづくり
~ 新たにはじまる競争社会で企業はどう生きるか

開催中止のお知らせとお詫び

当イベントは、新型コロナウイルス(COVID-19)の国内感染の拡大をうけ、お客様の健康と安全を最優先に考慮し、
イベントの開催を急遽、中止させていただくこととなりました。

ご予定いただいておりましたお客様には、大変ご迷惑をおかけいたしますこと、重ねて深くお詫び申し上げます。

大変申し訳ございませんが、ご理解、ご了承いただけますよう、よろしくお願いいたします。

開催概要

開催日時

  • 東京2020年 3月13日(金)10:15~17:30
    ( 受付 9:40~)

開催趣旨

AI、IoT、5G、量子コンピューターなど、新技術の実用化が現実的なものになり、10年前では想像だにしなかった商品やサービスが今後、圧倒的な短い開発期間で生み出されていくことでしょう。DX(デジタル・トランスフォーメーション)への適合やSDGsを含めた社会課題解決(事業開発)への後れが指摘される日本企業は如何にしてこのVUCA時代に勝機を見い出していくのでしょうか。

そのチャンスを掴むためには、あらゆる社会的要請の中から戦略的に自社の技術力や可能性を「未来の価値」を紐づけ、優位性のある事業をいかに築き上げていけるかが問われています。企業は過去の成功事例や常識に捕らわれず、包括的な外部との連携(エコシステムなど)や、時には事業領域を根底から覆すほどの舵切りも経営判断求められていくことでしょう。

本フォーラムは従来の事業・経営の「前提」が壊れようとしているいま、「未来の事業づくり」をテーマに掲げ、非連続な環境変化と先進技術活用の狭間で揺れ動く日本企業の課題(戦略・体制・リソース面など)を洗い出し、解決のための施策やヒントを専門家とプロアクティブに新事業開発を推進する経営者やリーダーの知見から新たな気づきを得ることを目的としたプログラムです。5年後、10年後の事業構想や解決すべき社会課題をご参加の皆様とともに検証し議論してまいります。

概要

参加対象者

経営者、役員、経営企画、事業開発、研究・技術開発、組織開発、その他各事業部門の責任者の皆様

参加料

29,000円(お一人様/税込)

参加定員

150名(事前登録制)

主催

株式会社ビジネス・フォーラム事務局

特別協賛

アーサー・ディ・リトル・ジャパン株式会社

会場

赤坂インターシティコンファレンス 4F 「the AIR」

東京都港区赤坂1-8-1 赤坂インターシティAIR 4F

4Fにお越しのお客様も一度3Fへお越しください。

東京メトロ 銀座線・南北線「溜池山王駅」9番出口より徒歩3分

東京メトロ 銀座線・南北線「溜池山王駅」14番出口(バリアフリー)より直結
14番出口は銀座線改札口より約5分、南北線改札口より約7分)

区切り線

プログラム詳細

Guest speakers

未来のものづくり

株式会社大林組

石川 洋二

未来のコトづくり

法政大学大学院

米倉 誠一郎

SDGs & DX × 新事業

コニカミノルタ株式会社

腰塚 國博

新時代の事業開発

株式会社東芝

福本 勲

新時代の事業開発

トヨタ・リサーチ・インスティテュート・アドバンスト・デベロップメント株式会社

西城 洋志

経営者の視点 × 新事業

株式会社JVCケンウッド

辻 孝夫

10:20~11:30 特別講演&対談 【未来のものづくり】

夢を追うものづくり ~ 未来を創る“宇宙エレベーター”

  • オープニング「日本の未来ともの・コトづくり ~夢とロマンと社会課題解決」by 米倉誠一郎教授
  • 特別講演「宇宙エレベーター建設構想」by 大林組 石川洋二氏
  • 特別対談

株式会社大林組

技術本部 未来技術創造部 上級主席技師

兼 宇宙空間活用技術研究開発チーム 幹事

石川 洋二

1955年、静岡県生まれ。株式会社大林組 技術本部 未来技術創造部 上級主席技師。工学博士。1978年、東京大学工学部航空学科卒業。1983年、東京大学工学系大学院航空学専修博士課程を修了後、レンセラー工科大学、NASAエイムズ研究センターを経て、1989年、株式会社大林組に入社。月惑星居住計画、地球環境工学などに携り、2018年より現職。宇宙エレベーター建設計画プロジェクトのリーダーを務めている。

法政大学大学院イノベーション・マネジメント研究科 教授

一橋大学イノベーション研究センター 名誉教授

法政大学大学院 教授

米倉 誠一郎

企業経営の歴史的発展プロセスを戦略・組織・イノベーションの観点から研究。著書に、「The Japanese Iron and Steel Industry 1850-1990:Continuity and Discontinuity」(Macmillan)、「経営改革の構造」(岩波新書)、「企業家の条件」(ダイヤモンド社)、「脱カリスマ次代のリーダー論」(NTT出版)、「創造的破壊:未来をつくるイノベーション」(ミシマ社)、「オープン・イノベーションのマネジメント」(共編著、有斐閣)、「二枚目の名刺 未来を変える働き方」(講談社)、「イノベーターたちの日本史:近代日本の創造的対応」(東洋経済新報社)、「松下幸之助 きみならできる必ずできる」(ミネルヴァ書房)など多数。プレトリア大学日本研究センター顧問、一般社団法人Creative Respone代表理事、Social Innovation School学長、「一橋大学ビジネスレビュー」編集委員長も兼任。

講演のポイント

科学技術創造立国をかかげながらもこの25年、日本からイノベーションは生まれていません。日本企業が有する高い技術力に、社会課題解決の夢とロマンを掛け合わせたら未来に何が生まれるのか。その一つの解として世界が注目する「宇宙エレベーター構想」の実際を、プロジェクトチームのリーダーである大林組の石川洋二氏と、多くの企業経営者から熱い支持を受ける米倉誠一郎教授による「未来のものづくり」対談がついに実現!

11:30~12:00 基調講演 【新事業開発の潮流と課題】

新たな時代における、イノベーション創出に向けた経営改革パラダイムシフト

summary

アーサー・ディ・リトル・ジャパン株式会社

マネージングパートナー・日本代表

原田 裕介

東京工業大学大学院、マサチューセッツ工科大学(MIT)経営大学院修了。情報機器メーカーを経てADLに参画。以来、上流の素材から顧客接点まで含めた、産業を超えた事業モデル策定に関するプロジェクトを多数経験。近年は、産業構造や社会環境の変化潮流を踏まえた成長戦略の策定、イノベーションを継続的に創出する経営体制の構築等、戦略から実装までの一貫した支援に従事。経済同友会会員、経済産業省技術経営プログラム企画検討委員等。講演、著書、執筆多数。

講演のポイント

新しい技術・事業モデルの現出、あるいは、SDGsに代表されるような新たな経営目標といった、外部環境のパラダイムシフトが起きている中、本講演では、環境変化の本質的な意味合いを踏まえ、イノベーション創出に向けた、もつべき、経営の視座につき、いくつかの先進事例と合わせ紹介していきます。

12:00~13:00 ランチタイム

お弁当のご用意がございます。

13:00~14:00 先進企業講演 【SDGs & DX×新事業】

SDGs とデジタルイノベーション ~イノベーションを創出し続ける組織づくりの要諦

  • デジタル変革を組織に植え付けるために
  • 新事業開発とSDGsの取り組み

コニカミノルタ株式会社

元・取締役 常務執行役員CTO

KONICA MINOLTA PRECISION MEDICINE, INC(米国) CTO, Board Director

腰塚 國博

1981年東京工業大学化学工学修士課程修了。同年小西六写真工業株式会社に入社。写真用感材の開発に従事した後、産業、印刷、医療用システムの開発リーダーを歴任。コニカとミノルタの経営統合後、2012年執行役 技術戦略部長に就任しMOTを推進。15年取締役 兼 常務執行役 事業開発本部長として、産業用光学、バイオ診断、新デジタル印刷などの新規事業開発を行い、関連する海外企業の大型買収を複数手掛け、イノベーション創出に取り組む。社外では、技術開発プロジェクトのリーダー、技術研究組合の理事長など産官学活動の推進に尽力する一方、イノベーション創出、デジタルトランスフォーメーションなどに関する外部講演多数。

講演のポイント

これからのグローバル競争社会を生き抜く前提条件として、「SDGs」と「DX(デジタルトランスフォーメーション)」を全社的に企業経営に取り入れることは必要不可欠と認知されながらも、多くの日本企業はその実践に後塵を拝しています。海外売上比率が8割を超える日本を代表する“グローバルカンパニー”コニカミノルタの「SDGs」の取組みは何故、国内外から高い評価を得、「DX」の重要性も組織に浸透しつつあるのでしょうか。その秘訣と重要なコンセプトの一端を、新事業開発に豊富な実績と経験を有する腰塚氏ご紹介いただきます。

14:10~14:50 先進事例紹介 【社会解決課題×新事業】

社会課題解決型イノベーションの仕掛け方

  • 従来の枠組みにとらわれない社会システムの構想
  • イノベーション推進に向けたエコシステムのマネジメント

アーサー・ディ・リトル・ジャパン株式会社

パートナー

三ツ谷 翔太

京都大学工学部物理工学科卒業。同大学大学院工学研究科材料工学専攻修士課程修了。製造業やインフラ業界に対してイノベーション戦略の策定や実行を支援するほか、政府・大学・地域に対する政策立案など、幅広いステークホルダに対するコンサルティングに従事。近年は特に、モビリティやエネルギーといった次世代の社会システムの創出に向けたプロジェクトや、日本のイノベーションエコシステムの構築に向けたプロジェクトに数多く従事。講演、著書、執筆多数。

講演のポイント

SDGsに代表されるように社会課題がますます複雑化する一方で、テクノロジーは目まぐるしく進歩する時代において、単一企業による取組みだけで、複雑な社会課題をスピーディーに解決していくことは困難になってきています。本講演ではこうした経営環境の中で日本企業がイノベーション創出に向け活路を見い出すための課題と解決のヒントなどにつき、エコシステムの観点からその要諦やアプローチについて紹介していきます。

14:50~15:10 コーヒー・ブレイク

15:10~16:20 パネルディスカッション 【新時代の事業開発】

検証!ニッポン企業の未来 ~ 社会の課題解決やエコシステムにみる新事業開発の課題と勝機

summary

パネリスト

株式会社東芝

デジタルイノベーションテクノロジーセンター 参事

東芝デジタルソリューションズ株式会社

ICTマーケティング推進部 担当部長

福本 勲

早稲田大学大学院修士課程(機械工学)修了。東芝に入社後、製造業向けSCM、ERP、CRMなどのソリューション事業に携わり、現在はIIoT、デジタル事業の企画・マーケティング・エバンジェリスト活動などを担うとともに、オウンドメディア「DiGiTAL CONVENTiON」の編集長を務める。また、(一社)インダストリアル・バリューチェーン・イニシアティブ(IVI)のエバンジェリストなどを務める。著書に『デジタルファースト・ソサエティ』(共著)などがある。ビジネス+IT、Arm Treasure Data PLAZMAのWeb連載をはじめ、コラム執筆や講演など多数。

パネリスト

トヨタ・リサーチ・インスティテュート・アドバンスト・デベロップメント株式会社(TRI-AD)

VP, Business Development and Strategy

西城 洋志

九州大学工学部卒業後、ヤマハ発動機株式会社に入社。約20年に渡り表面実装技術とロボット事業においてソフトウェア開発、ソリューション開発および新事業開発に従事。2014年5月より米国駐在。2015年7月に新事業開発専任直轄子会社Yamaha Motor Ventures & Laboratory Silicon Valley, Inc.を設立し、CEOに就任。Yamaha Motor Corporation, U.S.AのNew Venture Business Development Div.も兼任。Robotics, Connected Service(As-A-Service model), Industrial Automationといった領域を中心に、事業開発・ベンチャー投資に従事した後、2020年1月より現職。

モデレーター

アーサー・ディ・リトル・ジャパン株式会社

原田 祐介

 

講演のポイント

デジタル社会で革新を起こすには、従来の「モノ」づくりに留まらず、価値創造型の「コト」モデルへのシフトがこれからのグローバル競争を勝ち抜く成長のカギと言われています。先進企業各社のエコシステムや社会課題解決の取組みの紹介に加え、「未来のコトづくり」に向けた日本企業の課題と勝機につき、専門家の知見を交え検証・議論して参ります。

16:20~17:20 ゲスト講演 【経営者の視点×新事業】

JVCケンウッド 辻会長が語る、100年先を見据えたイノベーション創出の考え方

  • Imagination is more important than knowledge
  • イノベーションの創出 ~ 想像力のある組織

株式会社JVCケンウッド

代表取締役会長

辻 孝夫

1949 年 京都府生まれ。73 年 日商岩井(現双日)株式会社入社し、83 年から89年までニューヨーク本社勤務。95 年 コンピュータ関連輸入商社の日商エレクトロニクス株式会社に出向し、ネットワーク事業部長、取締役を経て2002 年 代表取締役社長。同社を情報通信関連のソリューションプロバイダーに変革。09 年 取締役会長を経て10 年 双日機械部門顧問。13 年 株式会社 JVC ケンウッド 社外取締役を経て14 年 代表取締役社長兼執行役員 最高執行責任者(COO)。16 年 代表取締役社長 兼 執行役員 最高経営責任者(CEO)、18 年 代表取締役 会長執行役員 最高経営責任者 (CEO)を経て19 年 代表取締役会長。

講演のポイント

ドライブレコーダー、頭外定位(あたかもオーディオルームで聴くような)ヘッドホンなど、尖った商材で元気なJVCケンウッド。他にも社内に埋もれた「磨けば光る」技術の掘り起こしに目をつけ、ブルーレイディスクの技術を応用してがんの早期発見にも取り組むなど、斬新な発想で老舗AVメーカーをソリューション企業に変えつつある「コトづくりのプロ経営者」辻孝夫氏よりご講演いただきます。

17:30 終了

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