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組織開発カンファレンス 2020
組織×人材の関わり方
~時代を勝ち抜く、
変化に強い組織づくりの構築~

組織開発カンファレンス 2020 組織×人材の関わり方 ~時代を勝ち抜く、変化に強い組織づくりの構築~

講演者一覧

日本航空株式会社

藤田 直志

一橋ビジネススクール

一條 和生

武田薬品工業株式会社

平手 晴彦

早稲田大学

枝川 義邦

株式会社クレディセゾン

松本 憲太郎

株式会社アルバック

廣瀬 知子

株式会社トリドールホールディングス

鳶本 真章

コーナーストーンオンデマンドジャパン株式会社

小谷 敦子

開催概要

開催日時

  • 東京2020年1月23日(木)10:00~17:10
    (受付開始 9:30~)

開催趣旨

「令和」の時代へと変わり、引き続き今後の労働力不足が問題視される中で、「AI(人工知能)などのIT・デジタル活用」、「雇用形態の多様化」、「“働き方改革”に伴う社員のワークスタイルの変化」、「副業の解禁」など、企業の経営を取り巻く環境変化のスピードは年々激しさを増しています。働く環境の変化は、部門間、職種間、現場のリーダーと部下、従業員同士のコミュニケーションが空疎となることもあり、生産性の低下につながることや、従業員のモチベーションの創発や維持をすること、さらには「人材の定着化」や「人材活用・採用」などへ与える影響は大きいでしょう。

最近では、IT・デジタルはより欠かせない存在となり、組織マネジメントは、ますます効率化が進んでいます。従業員の成長を促進するためのツールの導入や制度見直す企業も増えましたが、なかなか目に見えた効果が出ず、頭を抱える企業も多いのではないでしょうか。では、働く環境が変化する時代に、組織は如何に対応する必要があるのでしょうか。

激しい変化を伴い、少し先の未来を予測することも困難な時代に、企業が成長を維持するためには、内部連携の強化はもちろんですが、変化に対応できる組織の柔軟さと、有効的な人材の活用・育成が重要なはずです。企業側は、組織を強固かつ健全にする取り組みをおこない、よりエンゲージメントの高い組織づくりを実現することが、一層求められてきているのではないでしょうか。

本カンファレンスでは、著名な企業や有識者をお招きし、企業が今後の組織開発をしていく上で、重要なポイントについてお話いただきます。更に、人材と組織の関わり方にもフォーカスし、変化に強い組織づくりをするためのヒントを考察してまいります。企業を存続させていくためには、従業員と組織が関係を深めていくことがなにより大切です。

是非ともこの機会に、組織の成長へとつなげるための情報収集にご活用ください。

概要

参加対象者

経営者、役員、人事、総務、組織開発、組織改革、経営企画、等 各部門の管理職の方々

参加料

¥28,000(税込/お一人様)

参加定員

150名(事前登録制)

主催

株式会社ビジネス・フォーラム事務局

特別協賛

会場

コングレスクエア日本橋 3F ホールCD

東京都中央区日本橋1-3-13 東京建物日本橋ビル3階

東京メトロ銀座線・東西線・都営浅草線「日本橋駅」B9出口直結

JR各線「東京駅」日本橋口から徒歩5分

東京メトロ半蔵門線「三越前駅」B5出口から徒歩3分

区切り線

プログラム詳細

9:30~10:00 受付

10:00~11:00 特別講演Ⅰ

日本航空(JAL)が取り組む、健康経営 ~企業理念とウエルネス~

  • JALフィロソフィ
  • JALの健康経営 ~JAL Wellness 2020~

日本航空株式会社

代表取締役副社長執行役員

藤田 直志

国際基督教大学教養学部卒。1981年日本航空株式会社入社、沖縄支店配属。2006年4月より東京支店国際販売業務部長、2007年4月より東京支店法人センター法人業務部長、2009年6月より東京支店販売業務部長を務める。2010年2月 株式会社日本航空 執行役員就任、2012年 2月日本航空株式会社(2011年4月1日 商号変更)常務執行役員、2013年4月同社専務執行役員、2014年6月取締役専務執行役員、2015年4月株式会社ジャルセールス社長を兼任。2016年4月より現職。

講演のポイント

JALの中期経営計画と連動した健康推進プロジェクト「JAL Wellness」。

健康経営の推進は、従業員の活力や生産性の向上等の組織の活性化をもたらし、結果的に業績や企業価値の向上につながると期待されます。

本講演では、JALで旅客販売統括本部長として旅客販売部門全体を統率し、実績をあげてこられた藤田氏に、組織の活性化につながる、新たな価値創造に向けJALグループが取り組む健康経営についてお話しいただきます。

11:00~12:00 基調講演

デジタル時代における世界のリーダーに求められる条件と、日本企業の課題と勝機

一橋ビジネススクール

国際企業戦略専攻 専攻長

教授

一條 和生

一橋大学大社会学部卒。同大学院社会学研究科修士課程修了(社会学修士)。フルブライト奨学生としてミシガン大学経営大学院に留学し、Ph.D.(経営学博士)を取得。一橋大学講師、社会学部専任講師、同助教授、同大学院教授を経て、現職。2003年にはスイスのビジネススクールIMDで教授として勤務。2014年4月より、一橋大学大学院国際企業戦略研究科 研究科長に就任。株式会社シマノ社外取締役、ぴあ株式会社社外取締役、株式会社電通国際情報サービス社外取締役、株式会社ワールド社外取締役、日本経済新聞社 日経ビジネススクール アドバイザリーボードメンバー、IFI(ファッション産業人材育成機構)ビジネススクール 学長、日本ナレッジマネジメント学会会長。

講演のポイント

世界的なリーダーシップ学の権威、スイスのビジネススクールIMDで日本人としては初の教授として活躍してこられた、一條氏。現在では、複数の企業の社外取締役も務められ、またリーダーシップ学、知識経営学に留まらず、デジタルトランスフォーメーションの分野まで研究されています。

本講演ではデジタル時代の組織の世界のリーダーに求められる条件と、今後の日本企業における課題と勝機についてお話しいただきます。

12:00~13:00 Lunch Time

※昼食をご用意しております。

13:00~13:50 特別講演Ⅱ

変革の時代における企業経営・組織のあり方

  • 会社の方向性や目標の明確化および人の動かし方
  • 社員自らの成長と企業の成長の実現に向けた仕組み

武田薬品工業株式会社

コーポレート・オフィサー

平手 晴彦

慶應義塾大学経済学部を卒業。日製産業、ドイツドレーゲル社アジア代表、ロシュ・ダイアグノスティックス社代表取締役社長、米国メルク社シニアバイスプレジデント、万有製薬の代表取締役社長、グラクソ・スミスクライン社代表取締役専務を経て、2010年に武田薬品工業に執行役員として入社。中国事業の再構築をなした後に、現在は本社機能の国際化を目指し、対外折衝等を統括する。

日本の製薬業界では知名度が高く、日本製薬団体連合会(FPMAJ)の役員、日本製薬工業協会(JPMA)の常任理事、米国研究製薬工業協会(PhRMA)日本代表を歴任。現在は、経済同友会の幹事、国際製薬団体連合会(IFPMA)理事会ヴァイスチェアを務める。

講演のポイント

少子高齢化による労働人口の減少や国内市場の縮小が進展する中、多くの企業がグローバル化に向けて大きく舵を切り始めています。世界市場において日本企業が競争力を獲得し、厳しい戦いに勝ち残っていくためには多文化を理解し、人材戦略を立案していくことが必要です。本講演では、武田薬品における世界戦略およびグローバル経営におけるチャレンジを紹介するとともに、グローバルな業務を進めるうえで必要な組織のあり方および人材戦略を支えるための事業運営体制などについて紹介します。

  • 武田薬品の世界戦略とグローバル経営におけるチャレンジ
  • 変革の時代における必要な組織のあり方および人材戦略
  • 国際的に通用する事業プロセス再構築および組織改革
  • グローバル人材戦略における多文化理解の重要性

13:50~14:40 事例講演Ⅰ

社員のポテンシャルを最大限に引き出す『組織開発』への挑戦

  • 企業文化の再定義と目指す方向性の設定
  • 人事制度改革と風土刷新に向けた各種取り組み
  • 事業部門における組織開発への挑戦

株式会社クレディセゾン

営業推進事業部

営業企画部長

松本 憲太郎

1993年 関西学院大学法学部卒業、クレディセゾン入社。主力のクレジットカード事業において、営業部門、商品部門、事業企画部門に従事。2014年、戦略人事部長に就任、人事制度改革を主導し全社員共通人事制度を導入。2019年より営業推進事業部を担当、東京支社長へ就任。下期より営業企画部長として営業推進事業部全体の企画、構造改革を推進している。

講演のポイント

テクノロジーの進化やビジネスのグローバル化により、ペイメント・ファイナンスビジネスの競争はますます激化しています。このような環境下において、競争に打ち勝ち、社会に必要とされる企業であり続けるために、社員の可能性を広げて成長を支援することが、優れた戦略を生み出し、機動的な戦略変更への対応を実現できると考えています。本講演では次世代を見据えた前例のない全社員共通人事制度の導入背景、以降における組織開発の取り組みについてご紹介いたします。

14:40~15:00 コーヒーブレイク

15:00~15:40 事例講演Ⅱ

アルバックのスマート社会の実現を支える人財育成

  • アルバックが人財育成で目指すもの
  • スマート社会の実現を支える企業になるための環境づくり
  • 自ら学び、考え、動く風土づくりのグループ展開

株式会社アルバック

人財センター 副参事

廣瀬 知子

筑波大学卒業後、ヤマハ株式会社入社。スポーツ事業部、半導体事業部経験後、外資系半導体・機器メーカーを経て、2007年株式会社アルバック入社。調達センター、中国駐在を経て、グローバル生産企画室、生産本部教育センター、人事部人材開発室を経て、2018年1月から現職。グループ全体向けLearning Management System を立ち上げ、グループ向け理念教育、基礎・専門教育、人的データの見える化、講演会・勉強会、語学教育、専門教育等の仕組みづくりを企画、運営。

講演のポイント

大きな技術革新の波の中で、真空薄膜技術が活用されると考えています。しかし、それでは、どこで何をどのように活用していくかとなると、社員は従来の知識・経験だけでなく、自社の強みを理解し、幅広い好奇心を持って柔軟に考え、動くことが求められます。そういう人財を育成し、グループの発展につなげていくための取組みをご紹介いたします。

15:40~15:50 ショートブレイク

15:50~17:10 特別セッション【パネルディスカッション】

脳科学から紐解く、人材育成、エンゲージメントの向上 ~これからの組織のあり方・働き方~

パネリスト

株式会社トリドールホールディングス

執行役員

CHRO 兼 経営戦略本部 本部長

鳶本 真章

大学卒業後、大手自動車メーカーに入社。マーケティング業務に従事後、京都大学大学院でMBA取得し、外資系コンサルティングファームへ。

多様な経営戦略案件にコンサルタントとして携わった後、大手日系建材メーカーで社内コンサルティング部門を担当。その後、複数のベンチャー企業の経営支援を経て2018年にトリドール入社。2019年より、執行役員CHRO 兼 経営戦略本部長に就任。人材の採用・育成を通じたグループの成長にコミットしている。

パネリスト

コーナーストーンオンデマンドジャパン株式会社

シニアディレクター マーケティング

小谷 敦子

タレントマネジメントの市場を作るべく、2017年より現職。現在、東洋経済オンラインで「会社を変える人材開発の極意」の連載を執筆中。保険会社の国際投資部門からIT業界へ転身。シトリックス・システムズ、セールスフォース・ドットコムなど急成長した外資系IT企業でマーケティングやコンサルティング分野での20年以上に渡る経験がある。需要の創出とブランドの確立を担うため、包括的なマーケティングで新しい市場を創出してきた。

モデレーター

早稲田大学

リサーチイノベーションセンター 研究戦略部門

教授

枝川 義邦

東京大学大学院にて薬学の博士号、早稲田大学ビジネススクールにてMBAを取得。早稲田大学高等研究所准教授などを経て現職。研究分野は、脳神経科学を軸とした人材・組織マネジメントなど。脳の仕組みや働きについて、メディア出演も多い。書籍には『「脳が若い人」と「脳が老ける人」の習慣』(明日香出版社)などがある。2015年早稲田大学ティーチングアワード総長賞、2017年ユーキャン新語・流行語大賞を「睡眠負債」にて受賞。

※ プログラム内容や時間は急遽変更となる場合がございます。予めご了承いただきますようお願い申し上げます。

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