FUJITSU
Global Executive Seminar
イノベーション × グローバル
~DXで創り出す!マネジメントで実践する!
これからのイノベーションとは~
開催概要
開催日時
- 東京2020年1月30日(木) 14:00~18:20
(受付 13:30~)
懇親会 18:20~19:10
開催趣旨
GAFAをはじめとするグローバルなマーケットで躍進するハイテク企業は、世界時価総額ランキングの上位を占め、スタートアップも、その成長スピードはさらに加速度を増しています。テクノロジーをベースに如何にして成長を果たすかは、企業における共通かつ喫緊の課題でしょう。
テクノロジーの進化、そして市場がグローバル化していく中で、イノベーションを創出し持続的な成長を実現するためにも、DXの実行は待ったなしの状態といえます。これまでのサクセスストーリーが通用しないビジネス環境で、企業はいかに戦っていくべきか。日本企業に欠けているものや成長を阻害している要因とはどのようなものか。そして、イノベーションへの挑戦に、今もっとも必要とされるキーファクターとはどのようなものでしょうか。
今回で第10回目を迎えるFUJITSU Global Executive Seminarでは、DX時代におけるイノベーションをメインテーマに開催いたします。基調講演として、一橋大学 名誉教授 野中郁次郎 氏をお迎えし、知的創造を通じたイノベーションの本質をお話いただき、スリーエム ジャパン 大久保孝俊 氏からは、ニューロマネジメントの観点からイノベーション創出におけるヒト・組織の構築やマネジメントのヒントを考察します。そして富士通からは、イノベーションの実践事例として、体操競技における「3Dセンシング/AIによる自動採点システム」を実現した開発秘話やそれをグローバルスタンダードにとして正式導入に至るまでの取り組みをご紹介し、最後に早稲田大学大学院 教授 入山章栄氏を迎え、日本企業の課題やイノベーションを起こすための企業(組織)の条件について、グローバル視点でマネジメントとイノベーティブ企業の研究結果から紐解いていきます。当セミナーを、これからの皆様の新たなイノベーション創出とグローバル成長戦略策定の一助としていただければ幸いです。
概要
参加対象者 |
グローバル関連部門、経営企画部門などの担当役員/事業部長/本部長ほか 責任者の方々 |
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参加料 |
無料 ※申込み多数の場合は抽選とさせていただきます。 |
参加定員 |
100名(事前登録制) |
主催 |
富士通株式会社 グローバルビジネス推進統括部 |
協力 |
株式会社ビジネス・フォーラム事務局 |
プログラム詳細
13:30 受付開始
14:00~14:10 ご挨拶
富士通株式会社
執行役員専務 営業部門長
窪田 雅己
14:10~14:40 基調講演
グローバルな経営課題から見るイノベーション戦略(仮)

一橋大学
名誉教授 日本学士院会員
野中 郁次郎 氏
早稲田大学政治経済学部卒業。富士電機製造株式会社勤務ののち、カリフォルニア大学経営大学院(バークレー校)にて博士号(Ph.D.)を取得。南山大学経営学部教授、防衛大学校教授、一橋大学産業経済研究所教授、北陸先端科学技術大学院大学教授、一橋大学大学院国際企業戦略研究科教授を経て現職。著書に、『失敗の本質』(1984、ダイヤモンド社、共著)、『The Knowledge−Creating Company』(1995、Oxford University Press、共著、米国出版社協会ビジネス経営書部門「ベスト・ブック・オブ・ザ・イヤー」賞)、『知識創造企業』(1996、東洋経済新報社)、『知的機動力の本質』(2017、中央公論新社)、『野中郁次郎 ナレッジ・フォーラム講義録』(2018、東洋経済新報社)ほか多数。
14:40~15:55 特別講演
ニューロマネジメントが導く、「マネジメント2.0」
~イノベーションを育む、人・組織のマネジメントとは~
- イノベーションを生み出すイノベーション・マネジメントの設計図
- ヒトの本質に基づいた、モチベーション向上へのヒント
- 組織の想像力を生み出すヒント

スリーエム ジャパン株式会社
執行役員
コーポレート・プロセス・イノベーション及び品質保証担当
大久保 孝俊 氏
1955年生まれ。長崎県出身。1980年3月、九州大学大学院工学研究科応用化学専攻修士課程終了。1983年3月、住友スリーエム(現スリーエム ジャパン)に入社。1987年7月、米3M社メモリーテクノロジーグループ研究員。1999年10月、山形スリーエム(現スリーエムジャパンプロダクツ山形事業所)デコラティブ・グラフィックス技術部長。2003年9月、米3M社アジア・太平洋地域担当シックスシグマ・ダイレクター。2005年6月、米3M社コーポレートリサーチ研究所上席技術部長。2007年6月、スリーエム ジャパン株式会社 執行役員 技術担当。2016年8月から現職。2016年8月から現職。2013年から東京工業大学イノベーション人材養成機構非常勤講師。2015年から早稲田大学ビジネススクール非常勤講師として、「Business Systems Design for Innovation」の講義を担当。
15:55~16:15 コーヒーブレイク
16:15~17:15 実践事例
富士通のイノベーション実践事例 ~テクノロジーでスポーツに革命を!
富士通は国際体操連盟と共同で、3D センシング/AI による体操プロジェクトを推進しています。富士通独自の技術である、選手の動きを3 次元でとらえるレーザーセンサー技術、センシングしたデータから骨格の動きを推定し数値化するデータ処理技術、およびそれを映像化する技術を活用し、「する」「観る」「支える」の観点からスポーツの新たな世界の実現を目指しています。このようなプロジェクトの道のりと開発秘話をご紹介します。

富士通株式会社
スポーツ・文化イベントビジネス推進本部
第二スポーツビジネス統括 部長
兼)東京オリンピック・パラリンピック推進本部
シニアディレクター
藤原 英則
1970年 大阪府生まれ。前職は金融マン、富士通に転社後、大手SIerの営業。
2015年 東京オリンピック・パラリンピック推進本部の企画推進統括部長として、Bリーグ/日本バスケットボール協会とのICTパートナー契約や日本体操協会との共同研究、国際体操連盟との業務提携など、新ビジネスの企画の立上げを行う。現在は、世界初の3Dセンシングによる体操プロジェクトの責任者。スポーツ庁の委員の経験等、スポーツ行政にも関わりながらスポーツの産業化、国民のスポーツ振興・健康促進に尽力する。
2019年6月より公益社団法人日本新体操連盟 理事。筑波大学大学院非常勤講師、青山学院大学非常勤講師も務める。
17:15~18:15 対談セッション
グローバルイノベーションの最前線
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早稲田大学大学院
早稲田大学ビジネススクール 教授
入山 章栄 氏
慶應義塾大学経済学部卒業、同大学院経済学研究科修士課程修了。三菱総合研究所で、主に自動車メーカー・国内外政府機関への調査・コンサルティング業務に従事した後、2008年に米ピッツバーグ大学経営大学院よりPh.D.を取得。同年より米ニューヨーク州立大学バッファロー校ビジネススクール助教授。2013年より早稲田大学大学院 早稲田大学ビジネススクール准教授。2019年より現職。
「Strategic Management Journal」「Journal of International Business Studies」など国際的な主要経営学術誌に論文を多数発表。著書に『世界の経営学者はいま何を考えているのか』(英治出版)、『ビジネススクールでは学べない 世界最先端の経営学』(日経BP社)などがある。

富士通株式会社
グローバルマーケティング本部
チーフストラテジスト
高重 吉邦
1984年に富士通に入社し、一貫して海外ビジネスに従事。グローバル企業との戦略提携や合弁会社の設立運営などに携わる。2012年より、富士通の未来ビジョンと企業がデジタル技術を活用してどのようにイノベーションを起こすことができるかについての考えをまとめた「Fujitsu Technology and Service Vision」の制作とグローバルへの普及を責任者としてリード。世界各地でイノベーションについての講演を行っている。米コーネル大学MBA取得。
18:15~18:20 クロージング
富士通株式会社
執行役員常務
産業・流通営業 グループ長
山口 裕久
18:20~19:10 懇親会 ※イーストスイート
※プログラムは予告なく変更になる場合がございます。予めご了承くださいませ。