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危機の時代を乗り越えるイノベーションと
デジタルトランスフォーメーション

~デジタルシフトによる新しい競争優位性と
勝ち続ける組織の作り方~
≪ライブ配信決定≫

開催概要

開催日時

  • 東京2020年 5月21日(木) 13:00~17:55
    (受付 12:30~)

開催趣旨

グローバル経済の浸透と停滞・規制緩和・急速なITの発展・海外のデジタル企業によるディスラプションなど、事業環境の変化スピードが格段に速くなっており、従来の外部環境や業界構造を前提にしていた戦略や組織の在り方は大きな見直しを求められています。加えて、昨年から続く気象変動や新型コロナウイルスといったリスクが多発し、事業環境の不安定さが増したという経営者様の声をよく伺います。

こうした時代に企業変革を志す経営者の関心は、短期的には昨今の経済ショックを乗り越え早急に既存事業の収益を立て直すこと、そして、中長期的にはこうした変化し続ける環境に適用する組織と競争優位性を構築することではないでしょうか。

従来のポジションや組織能力の陳腐化するスピードが速まるなかで、持続的な成長を実現するために重要なことの一つに、「業績が落ちかけてもすぐに新しい対応策を打って業績を回復できる力」(ダイナミック・ケイパビリティ)と言われています。特に、トップマネジメントには、ここ数カ月で活用が進んでいるデジタル技術をビジネスモデルやオペレーションの中に組み込むデジタルシフトへの理解と取り組みが求められます。

本セミナーでは、イノベーションを導く最先端の経営理論と、実際にデジタルを活用し組織変革に挑戦し、企業変革を果たしつつある経営者のエピソードを交え、困難な時代に飛躍するヒントをご提供いたします。

新型コロナウイルスへの対応について

本イベントは、ライブ配信と現地開催を予定しておりますが、状況によってライブ配信のみとさせていただく場合がございます。

ライブ配信が視聴できるURLや会場のご案内についてはセミナーご当選者様にのみご連絡いたします。回線や容量、および現地会場の席数の観点からセミナーを抽選制とさせていただきますので何卒ご了承ください。

本イベントは、新型コロナウイルス(COVID-19)に関するWHOならびに厚生労働省、内閣官房等の発表や動向を注視するとともに、政府方針に則り速やかに対応し、予防と拡散防止に努めます。

今後状況が変化した際は変更事項などを随時ご案内いたします。

オンライン配信の準備はもちろん、会場でのイベント運営では細心の注意を払い、感染リスクを高める3つ条件(①換気の悪い密閉空間、②人が密集している、③近距離での会話や発声が行われる)を防止します。大きくは①会場における換気、②会場席を半分空け密集度を下げる、③会場内のマスクの着用と会話機会の減少に取り組む予定です。詳細は以下をご覧ください。

  • 会場設備(机、椅子、テーブル、演台)および運営備品(マイク、PC、マウス、クリッカー)等の清掃およびアルコール除菌
  • 運営スタッフの予防(アルコール除菌、手洗い、うがいの励行、マスク着用や事前の検温等)
  • 会場における可能な限りの換気対応
  • 会場席に余裕を設け、密集度を下げる予定です。

    ※会場520名の席数に対し100名前後の来場を想定しており、コロナウイルスの影響に応じて席数を増減させます。最終的な来場人数については、サイト掲載やメールを通してご報告させていただきます。

  • フロア内にアルコール消毒液を準備しておりますので、ご使用ください。
  • 咳エチケットや手洗いの実施など、皆様のご協力を宜しくお願いいたします。
  • サーモグラフィーによる体温測定を実施する可能性がございます。一部の方にご入場をお断りする場合がございます。
  • ご自身の体調に不安のある方は、くれぐれもご無理をなさらないようお願いいたします。
  • ご講演いただく講師のご都合で、会場での講演を実施する場合でも、別室からのライブ配信とさせていただくことがございます。ご了承いただけますと幸いです。

概要

参加対象者

経営者、役員、経営企画、営業統括、営業推進、店舗統括、人事部門、教育研修の責任者の方々など

参加料

無料

参加定員

250名(事前登録制)

申込み多数の場合は抽選とさせていただきます。

ライブ配信を実施する場合、定員を増員いたしますが、回線の関係で抽選とさせていただきます。

参加方法

ライブ配信(Web)にてご参加いただけます。

会場への参加をご希望者される方は会場をご案内いたしますが、状況によってはライブ配信のみとさせていただきます。

主催

ClipLine株式会社

協力

株式会社ビジネス・フォーラム事務局

会場

ライブ配信 / 一橋大学一橋講堂

ご当選者様にライブ配信が視聴できるURLをお送りいたします。
また、ご希望者様がいらっしゃれば会場のご案内も検討しておりますが、状況によってはライブ配信のみになる可能性がございます。

東京都千代田区一ツ橋2-1-2 学術総合センター内2F

東京メトロ半蔵門線、都営三田線、都営新宿線「神保町駅」A8・A9出口より徒歩4分

東京メトロ東西線「竹橋駅」1b出口より徒歩4分

区切り線

プログラム詳細

13:00~13:10 【主催者挨拶】

13:10~14:00 【基調講演】

イノベーションを生む組織 ~デジタル時代のヒューマナイジング・ストラテジー~

  • イノベーションを起こす組織・人材とは
  • 「共感」~個人の知から組織の知へ~
  • デジタル技術を活用する時代の中でイノベーションを起こす要諦

一橋大学

名誉教授

野中 郁次郎

早稲田大学政治経済学部卒業。富士電機製造(株)勤務ののち、カリフォルニア大学経営大学院(バークレー校)にて博士号(Ph.D)を取得。南山大学経営学部教授、防衛大学校教授、一橋大学産業経済研究所教授、北陸先端科学技術大学院大学教授、一橋大学大学院国際企業戦略研究科教授を経て現職。著書に、『失敗の本質』(1984、ダイヤモンド社、共著)、『The Knowledge−Creating Company』(1995、Oxford University Press、共著、米国出版社協会ビジネス経営書部門「ベスト・ブック・オブ・ザ・イヤー」賞)、『知識創造企業』(1996、東洋経済新報社)、『知的機動力の本質』(2017、中央公論新社)、『野中郁次郎 ナレッジ・フォーラム講義録』(2018、東洋経済新報社)ほか多数。

14:00~14:30 【主催社講演】

サービス業のデジタルシフト
~マネジメントのデジタル化がもたらす新しい競争優位性と組織の作り方~

ClipLine株式会社

取締役 COO

金海 憲男

京都大学理学部卒業、同大学院理学研究科修了後、アクセンチュア株式会社、株式会社ジェネックスパートナーズにおいてコンサルタントとして多数の多店舗展開企業の経営改革を主導。回転寿司チェーン「あきんどスシロー」を始め、売上数百億〜1千億円規模の企業の業績向上と組織変革を完遂。2013年ClipLine株式会社を創業し、コンサルティングノウハウを活かしてClipLineを開発。AIなど先端技術の応用可能性を検証する一方で、サービス業の価値の源泉である人材の育成こそが真の生産性向上につながるという思想を持つ。

14:30~14:45 休憩

14:45~15:35 【キーセッション】

ヴィア・ホールディングス、再生と危機を乗り越えるマネジメント変革
~NPS/顧客ロイヤリティ改善・コスト構造最適化・新型コロナウイルス対策を加速させるデジタルシフト~

  • 業績回復への戦略 ~「①現場第一」「②原点回帰」「③人財育成」~
  • 変革の裏側 ~顧客満足度向上、コスト構造の変革、人材多様化の実現~
  • スピーディーな危機対策 ~新型コロナ対策事例~

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株式会社ヴィア・ホールディングス

取締役兼常務執行役員

株式会社フードリーム

代表取締役社長 兼 パステルカンパニー代表

今井 将和

中央大学文学部卒。教育コンサルタント会社を経て株式会社すかいらーくに入社。店長を経た後、本部の教育、人事、経営企画部門にて、主に人事教育制度の設計やM&A業務を担当。その後、2005年に株式会社扇屋コーポレーションに入社、2009年6月より株式会社ヴィア・ホールディングスの取締役に就任しグループの企画管理を管掌。傘下企業の代表取締役を歴任し作年2月より現職の株式会社フードリーム代表取締役社長に就任。

<株式会社ヴィア・ホールディングスのご紹介>
扇屋・一源・一丁・パステル等居酒屋・レストランを500店舗程運営する外食業界の東証一部上場企業の株式会社ヴィア・ホールディングス。
2018年以降、顧客の嗜好の多様化、競合や中食との競争激化、人手不足や物流費等のコスト増加の影響から業績が減速したが、2019年に新中期経営計画を策定し、急速に業績を向上させています。今まさに変革に力を入れている今井氏から、裏側で支えているClipLineの活用事例や新型コロナ対策、マネジメント変革について伺います。

ClipLine株式会社

代表取締役社長

高橋 勇人

京都大学理学部卒業、同大学院理学研究科修了後、アクセンチュア株式会社、株式会社ジェネックスパートナーズにおいてコンサルタントとして多数の多店舗展開企業の経営改革を主導。回転寿司チェーン「あきんどスシロー」を始め、売上数百億〜1千億円規模の企業の業績向上と組織変革を完遂。2013年ClipLine株式会社を創業し、コンサルティングノウハウを活かしてClipLineを開発。AIなど先端技術の応用可能性を検証する一方で、サービス業の価値の源泉である人材の育成こそが真の生産性向上につながるという思想を持つ。

15:35~15:50 休憩

15:50~16:50 【事例講演】

先進企業における組織変革の実践
~ドラッグストア・食品スーパーの事例にみる"小売業の差別化"の根幹を支えるデジタル活用~

ClipLineをご導入頂き、組織変革を進める企業様より、導入エピソードを伺います。今回は業界内でユニークなポジションを築いた二社をお招きし、ClipLineの導入前の背景、期待した効果、導入した結果として起きた組織の変化についてお話しいただきながら、小売業界において、戦略の実現のためにどのようにデジタル技術を活用するべきか本質を紐解きます。

株式会社アインホールディングス

執行役員 物販運営統括本部長

株式会社アインファーマシーズ

取締役 物販事業部長

石川 香織

1995年北里大学薬学部卒業後、薬剤師として住商リテイルストアーズ株式会社(現 株式会社トモズ)入社。化粧品バイヤーを経験後、2007年アインファーマシーズ入社。従業員教育担当、商品部バイヤーを経て、2013年5月 商品部長。2015年11月より現職。

<株式会社アインホールディングスの紹介>
調剤薬局国内最大手のアイングループが運営するコスメ&ドラッグストアAINZ & TULPE(アインズ&トルペ)は、「女性が1時間楽しめるお店」をコンセプトに、首都圏をはじめとした都市部を中心に全国70店舗で展開。
一般的なドラッグストア市場では、食品や調剤部門を取り込む一方で、ディスカウントや他小売市場との競争の激化により、業界内でもダイナミックな統合・再編が進んでいます。
こうした環境の中、勝ち残るカギとなるのは圧倒的な「差別化」であり、アイングループにおいては、女性の生き方や価値観が多様化する時代を見据え、2000年より従来の郊外型ドラッグストアからコスメを中心としたストアづくりに大きな戦略転換を実行。ほとんどの顧客が女性という中で、女性たちの心を捉える売場改革や人材育成を進め、販売機会の最大化を図っています。このコスメ&ドラッグ事業を統括する石川様をお招きし、激変する業界で勝ち残る戦略とオペレーションについて伺います。

株式会社オオゼキ

人財開発室

室長

青木 慎一

1990年にオオゼキ入社。フロア部門での販売経験を積んで、1996年から店長職を遂行する。小型から大型の様々な店舗を経験し、2017年の創業60周年を機に「100年企業を目指す」ため、新設された人財開発室へ部署異動。主に採用から教育研修、従業員フォローアップ等幅広く担当。

<株式会社オオゼキのご紹介>
株式会社オオゼキは東京を中心に44店舗のスーパーマーケットを展開する食品小売企業。
食品スーパー市場は、長期的には人口減少による市場縮小が予測され、コンビニやドラッグストアなどが品揃えを拡充した結果、他業態との競争も激化しています。また、他の小売業と比較してEC化率が低く、地域の嗜好性への対応や顧客満足度の要となるのは、店舗オペレーションであり、特に、総菜など店内調理や接客などが顧客価値につながりやすいです。
こうした環境のなかで、オオゼキ社は正社員比率を高め、地域のお客様に愛され、固定客・ファンの獲得を実現しています。オオゼキ社が店舗オペレーションや業務品質をさらに高めるべく取り組み始めたデジタル活用について、人財開発室長青木氏に伺います。

ClipLine株式会社

取締役 COO

金海 憲男

16:50~17:05 休憩

17:05~17:55 【特別講演】

危機管理の時代に世界標準の経営理論で考える、イノベーション・デジタルトランスフォーメーション

  • 急激な環境変化の下、経営者に必要な変革への危機意識
  • デジタルトランスフォーメーションによる新しい価値創出
  • イノベーションを生み出すための「セオリー」と「ベストプラクティス」

早稲田大学大学院 経営管理研究科

早稲田大学ビジネススクール 教授

入山 章栄

慶應義塾大学経済学部卒業。同大学院経済学研究科修士課程修了。三菱総合研究所で主に自動車メーカー・国内外政府機関への調査・コンサルティング業務に従事した後、2008年に米ピッツバーグ大学経営大学院より博士号(Ph.D.)を取得。同年より米ニューヨーク州立大学バッファロー校ビジネススクール助教授に就任。2013年より准教授を経て現職。専門は経営戦略論および国際経営論。「Strategic Management Journal」、「Journal of International Business Studies」などの国際的な主要経営学術誌に論文を多数発表している。主な著書に『世界の経営学者はいま何を考えているのか』(英治出版)、『ビジネススクールでは学べない世界最先端の経営学』(日経BP社)などがある。

※ プログラム内容や時間は急遽変更となる場合がございます。予めご了承いただきますようお願い申し上げます。

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