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グローバル・ファイナンス・マネジメント2020
今が変化・変革の時!
経理・財務部門における
デジタルトランスフォーメーション化の新潮流

~キーワードは可視化・標準化・自動化・統制強化~

開催概要

開催日時

  • Online2020年9月25日(金) 15:00~17:25(配信開始予定 14:45~)

開催趣旨

経理と財務とは企業における過去と未来の数字を管理する業務・部門です。一般にバックオフィスと呼ばれる管理部門では他部門にくらべてデジタル化が遅れていると言われています。とはいえ、このコロナ禍においては、多くの企業において、リモートワークをしており、この企業の資金を管理する部門が、リモートワークにおいていかに機能するかが、生命線となります。

2020年4月15日に日本CFO協会が発表した調査結果では、緊急事態宣言から一週間、55%の企業が「決算業務の遅延」を懸念、半数が業績下方修正見込み、テレワーク実施企業は7割に増加する一方で「業務のデジタル化対応に不満」が 72%と、DX化の遅れが浮き彫りとなりました。

この先、企業の働き方は、大きな変化と進化を遂げようとしています。リモートワークが当たり前となり、大きな障壁となっている、電子決算やペーパーレス化も一気に進むこととなります。この新しい時代に向かって、経理財務部門DX化が変革をとげるための可視化・標準化・自動化・統制強化を助けるシステムについてもあわせて考えるべき時です。

本イベントでは、日本CFO協会様より調査結果を解説していただき、いち早く経理財務部門のDX化を実施されている企業様からその事例をご紹介いただきます。あわせて、最新クラウド型「リモート決算」「資金管理」のソリューションをご紹介いたします。

この機会にぜひ皆様のご参加をお待ちしております。

概要

参加対象者

企業の経理、財務、及びファイナンスに関わる経営企画・経営戦略など、情報システム部門の管理職者の皆様

参加料

無料(事前登録制)

参加定員

300名

申込み多数の場合は抽選とさせて頂きます。

早期に定員に達した場合、お申し込みを締め切らせていただく場合がございます。

参加形式

オンラインLive配信

本セミナーはオンラインでのライブ配信となります。視聴方法はお申込み後にご案内いたします。

お申込者でない方への視聴用URL共有はご遠慮ください。同じ会社内で複数名でのご参加を予定されている場合にも、お手数ですがお一人ずつお申し込み下さい。

登録時のメールアドレスに登録完了メールを送付いたしますが、万が一届かない場合、大変お手数ですが、customer1@b-forum.netまでご連絡ください。

共催

キリバ・ジャパン株式会社

ブラックライン株式会社

協力

株式会社ビジネス・フォーラム事務局

区切り線

プログラム詳細

15:00~15:15 開会の挨拶

キリバ・ジャパン株式会社

代表取締役社長

小松 新太郎

15:15~15:45 基調講演

なぜ進まない?経理財務部門のデジタルトランスフォーメーション
~DX化を阻む日本企業特有の根本原因~

ここ数年、急激に導入が促進されているデジタルトランスフォーメーション(DX)。 しかし、財務経理部門ではなかなか進まないようです。新型コロナウイルス感染拡大を抑制するために発出された緊急事態宣言という「対応不可避」の事態においても、テレワークは十分に実行されず、緊急事態宣言解除後は、一気に元通りになっていることが、一般社団法人CFO協会の調査で判明しました。 財務経理部門での、「IT化、デジタル化、DX化」などを阻む、最も重大な原因を解き明かします。

一般社団法人日本CFO協会

協会主任研究委員 公認会計士

中田 清穂

1985年 公認会計士2次試験合格。青山監査法人入所。主に大手電機メーカーの米国基準での連結財務諸表監査を担当。1992年 プライスウォーターハウスコンサルタント株式会社に転籍。トヨタ自動車、NEC、三菱石油(現JX)、日本軽金属など、主に連結経営システムの構築・導入に従事。1997年 株式会社ディーバ設立。連結経営システム、DivaSystem(ディーバ・システム)を開発。パナソニック、JFE、新日鉄、NTT、三井不動産、帝人、日本ユニシス、大手電力会社など、約400社の連結経営システム導入を手掛ける。2005年 独立し、有限会社ナレッジネットワークで、IFRS任意適用、連結経営、J-SOXおよび決算早期化など、決算現場の課題解決を主眼としたコンサルティング活動を展開。また、大手監査法人の中堅公認会計士向けに『財務会計の本質的考察』をテーマにした研修なども実施。最近は、『“スーパー経理部長”から“真のCFO”へのメタモルフォーゼ』をテーマに活動中。その一環として、「『過去実績の決算&予実比較』から『経営戦略的思考を踏まえた財務数値の合理的将来予測』へのシフト」をテーマに、企業の持続的成長を支える経理財務部門への変革を推進する活動を展開中。

その他の活動:
・日本CFO協会主任研究委員(2014年より)
・キヤノン電子株式会社独立社外監査役(2015年より)
・有限会社ナレッジネットワーク

15:45~15:50 休憩

15:50~16:20 事例講演

経理財務業務の完全デジタル化を実現したテクノロジーと成果

セゾン情報システムズでは、約3年前より、全社的な働き方改革を進めてきており、経理・財務部門においてもデジタル化、圧倒的な効率化を実現するとともに、今年3月の期末決算では完全在宅で決算業務と監査対応まで実現しました。本セッションでは、本実現へ向けたステップやテクノロジー活用今後の展開構想についてご紹介します。

株式会社セゾン情報システムズ

経営推進部財務経理チーム チーム長

公認会計士

鷲尾 武

事業会社2社の経理部門を経て、有限責任あずさ監査法人(KPMG)に入所。大手証券会社、不動産会社を中心に会計監査業務に従事。2011年公認会計士登録。2013年セゾン情報システムズ入社。財務経理部門において、財務会計及び管理会計の仕組み構築、決算とりまとめ、資金調達・運用など担当。現在は財務経理チーム長として財務経理全般のとりまとめをする傍ら、財務経理業務の新しい働き方を実現する「モダンファイナンスPJ」のPMを務める。

16:20~16:40 共催講演1

Fintech連携と決算業務のデジタル化でかわる経理の現場(仮)

近年、経理部門は事業の多様化や新会計基準への対応のため財務諸表作成にかかる時間が増加しており、本来リソースを集中させるべき会計不正や横領への対応といったガバナンスの強化が十分にできていない状況にあります。業務生産性向上とガバナンス強化を同時に実現するためには、経理財務領域のデジタルトランスフォーメーション(DX)が必要になります。本セッションでは、決算DXを実現するBlackLineソリューションについて紹介します。

ブラックライン株式会社

プロダクトコンサルタント

鍋田 春至

ITコンサルタントとして3年の業務を経て、あずさ監査法人へ入社しIT監査業務に従事。在職中に米国公認会計士試験に合格し、以降は会計監査業務を兼務。ITソリューションを利用した会計監査のデジタルトランスフォーメーションに貢献。7年間の監査業務の経験後、2020年3月にブラックライン株式会社に入社。ITと会計の知見を活かし、日本における決算業務デジタルトランスフォーメーションに取り組む。

16:40~17:00 共催講演2

待ったなし、今こそ取り組むべき財務業務のデジタルトランスフォーメーション

現在、財務部門ではコロナ環境下での業務のリモート化、重要度が増す資金の可視化や資金繰りへの対応、そしてますます巧妙になるBEC(ビジネスEメール詐欺)への対応に追われています。一方でIT部門においては、ERPの更改期限となる2027年までに経理財務システムのマイグレーションが必須となります。今こそ、財務部門とIT部門が連携し、業務のシステム化、デジタルトランスフォーメーションに取り組むべきタイミングです。本セッションでは、財務DXを実現するキリバエンタープライズについて紹介します。

キリバ・ジャパン株式会社

営業本部ソリューション部

プリセールス ディレクター

吉田 英樹

三重大学人文学部卒。NTT研究所、NTT東西、NTTデータで最新のIT技術を活用した新規ビジネスの立案と商用化を実行。三菱UFJ銀行にてFintech関連の中期経営計画の策定及び検証を実施、じぶん銀行の設立に従事、銀行TMS/GCMSの次世代プロジェクトに参画。経営コンサルティングファームを経て、国内の連結会計ベンダーにてドイツのTMS提供会社と業務提携を行い、TMS製品の日本企業への展開を主導。国内外の財務部門の役割と課題に精通し、きめ細やかな財務コンサルテーションを得意とする。

17:00~17:20 対談

働き方改革先進企業が語る 経理・財務部門におけるデジタルトランスフォーメーション化の新潮流

企業における働き方改革やファイナンス部門の業務の高度化について、ディスカッションいたします。

株式会社セゾン情報システムズ

代表取締役社長

内田 和弘

IT業界において30年以上、CSI株式会社(現CSIソリューションズ)常務取締役、株式会社CSK(現SCSK株式会社)理事、株式会社ジェー・アイ・イー・シー(現株式会社JIEC)取締役および株式会社シマンテックで常務執行役員を歴任。2011年セゾン情報システムズに入社、「HULFT」や「DataSpider Servista」を中核とするHULFT事業を担当、同事業のグローバル化を推進、成長ともに、2016年に代表取締役社長に就任。就任後は、共同基幹システム稼働と並行し、事業の選択と集中を遂行、新しい経営方針、戦略を描き、新たな収益事業として、HULFT/ DataSpiderを活用し、企業内・企業間および SaaSと各種システムとの連携やデータ連携・蓄積基盤を構築する「リンケージ・ビジネス」を立上。また社内組織の評価制度の刷新や働きやすい職場環境を構築するべく、働き方改革に着手し、新しいオフィスへの移転や、テレワーク、フレックスといった勤務体系を導入するといった社内変革を実施。

ブラックライン株式会社

代表取締役社長

古濱 淑子

20年にわたりSAPジャパン株式会社やSAP AGに勤務し様々な要職を歴任。日本企業のERPをはじめとするITビジネスソリューションの定着に貢献。その後、フィリップス株式会社にて女性役員として、コネクティッドケア&ヘルスインフォマティックス事業を統括し、ヘルスケア業界でのデジタルトランスフォーメーションをリード。2019年1月に、ブラックライン株式会社代表取締役社長に就任し、日本でのファイナンスオートメーション市場の確立とそのパイオニア・リーダーとしての市場の成長を牽引するべく会社設立の基盤づくりを行うとともに、ユーザー、パートナーへの啓蒙に取り組む。

17:20~17:25 クロージング

summary

ブラックライン株式会社

代表取締役社長

古濱 淑子

17:25 終了

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