デジタルトランスフォーメーション時代における
商社の事業投資の在り方
開催概要
開催日時
- Online2020年 9月 4日(金)14:00~16:30
開催趣旨
商社のビジネス創造を支える事業投資。デジタルトランスフォーメーションが世界的に進み、新型コロナウィルス禍の影響もあり産業構造が大きく変化していく中、事業投資においてもデジタルは欠かせないパーツとなってきています。
本オンライン Live配信セミナーでは、総合商社に求められる事業投資のあり方についてご紹介いただいたのち、事業投資先管理にいかにデジタルが活用できるかをSAS Institute Japan社のソリューションデモンストレーションを交えてご紹介させていただきます。
また後半では、「商社における事業投資の実践と課題」をテーマに、対談セッションを設けており、その中でQ&Aの時間を設け、皆さまとの質疑応答も予定しておりますので、今後、各社様でのお取り組みをご検討されるに当たって、有益な情報交換の場としてもぜひご活用ください。
概要
参加料 |
無料(事前登録制) |
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参加定員 |
50名 ※ 申込み多数の場合は抽選とさせて頂きます。 ※ 早期に定員に達した場合、お申し込みを締め切らせていただく場合がございます。 |
参加形式 |
オンラインライブ配信 ※本セミナーはオンラインでの配信となります。視聴方法はお申込み後にご案内いたします。 ※お申込者でない方への視聴用URL共有はご遠慮ください。同じ会社内で複数名でのご参加を予定されている場合にも、お手数ですがお一人ずつお申し込み下さい。 ※登録時のメールアドレスに登録完了メールを送付いたしますが、万が一届かない場合、大変お手数ですが、customer1@b-forum.netまでご連絡ください。 |
主催 |
株式会社ビジネス・フォーラム事務局 |
協賛 |
プログラム詳細
14:00~14:45 基調講演
総合商社の未来とその選択肢
総合商社は経済構造の変化と共にオーガニックに事業モデルを変容してきた日本独自の業態である。具体的には、当初の日本企業の国際化を支援するインターミディアリー(仲介者)から、やがて資源や事業に直接投資するインベスター(投資家)へと業態拡張を行い、今まさに産業の上流から川下までを統合支配を試みるインテグレーターへと活路を開こうとしている。しかし、世界水準で見れば企業体としての収益性や成長性は見劣りし、総合商社は偉大なるローカルリーディングカンパニーとも言える。その原因を探ると共に、今後の商社の戦略オプションを模索する。

早稲田大学ビジネススクール
教授
平野 正雄 氏
1987年から20年間、マッキンゼー&カンパニーにビジネスコンサルタントとして勤務。ハイテク産業や製造業から医薬品や金融までの幅広い産業分野において、企業の経営戦略、組織変革、グローバル化、M&A、コーポレートガバナンスなどの経営課題の解決に従事。この間、1998年から2006年までマッキンゼー日本支社長。その後、プライベート・エクイティー大手のカーライルにおいて複数の日本企業のマネージメントバイアウト(MBO)投資に参画。工学博士(東京大学)。
14:45~15:25 講演
コーポレートDXの未来を考える:事業投資先管理にいかにデジタルが活用できるか
総合商社のコアビジネスである事業投資。事業投資先管理の領域にデジタル技術とデータを活用することで、商社はいかに競争力を高めることができるのか。本セッションでは、有限責任監査法人トーマツの商社インダストリーの専門家である花木氏とアナリティクスの専門家の長谷川氏の両名が、事業投資先管理における一般課題を踏まえて当該領域におけるデジタル変革の在り方を考察します。そのうえで、SAS Institute Japan株式会社のリスクソリューションを統括する須永氏が、課題解決・業務高度化の方策としてSASのソリューションをご紹介します。
有限責任監査法人トーマツ
リスクアドバイザリー事業本部/インダストリー事業部 シニアマネジャー
公認会計士
花木 完 氏
2007年12月に監査法人トーマツ(現 有限責任監査法人トーマツ)に入社し、上場企業の会計監査及び内部統制監査の他、IPOを目指す未上場会社向けに株式上場支援業務や内部統制構築支援業務等に従事。その後、2018年3月にリスクアドバイザリー事業本部インダストリー事業部に転籍し現職。リスクアドバイザリー事業本部では、商社インダストリーを中心にグループガバナンス強化やリスクマネジメント関連業務、内部監査支援等のガバナンス強化に向けた制度・体制構築に関するアドバイザリー業務に従事。
有限責任監査法人トーマツ
デロイトアナリティクス シニアマネジャー
長谷川 大地 氏
大手監査法人、外資系大手アナリティクスベンダー等を経て現職。主に金融機関に対する金融リスク管理、金融規制対応等に係るアドバイザリー業務やモデル構築業務等に従事した他、商社や不動産業向けに投資基準策定、事業リスク計量化、信用リスク管理・与信管理高度化等のアドバイザリー業務にも従事。その後は、アナリティクス領域全般に係る業務支援・ソリューション提案に従事し、アナリティクスを活用した業務高度化の実績を多数有する。現在はデロイトアナリティクスにて、アナリティクス起点による企業のデジタルイノベーション、デジタル変革の推進に注力。

SAS Institute Japan株式会社
リスクソリューション統括部 部長
日本証券アナリスト協会 認定アナリスト
須永 真昼
1970年 東京都出身。1993年 国内生命保険会社入社。財務企画部・有価証券部を経て金融系ベンチャー企業へ転職、2005年から福岡銀行/ふくおかフィナンシャルグループ。リスク統括部、営業企画部にて、融資業務の効率化や統計およびデジタル技術を活用したマーケティング・チャネル開発の企画に従事し、デジタル・トランスフォーメションを推進。2019年4月から、SASにおいて、リスク・ソリューションのプリセールスチームをリードしている。
15:25~15:45 休憩
15:45~16:30 対談
商社における事業投資の実践と課題
本セッションでは、登壇講師による対談セッションを予定しております。講師へのQ&Aの時間も設けておりますので、情報交換の場としてもご活用ください。

早稲田大学ビジネススクール
教授
平野 正雄 氏

有限責任監査法人トーマツ
リスクアドバイザリー事業本部/インダストリー事業部
シニアマネジャー
公認会計士
花木 完 氏

有限責任監査法人トーマツ
デロイトアナリティクス シニアマネジャー
長谷川 大地 氏
SAS Institute Japan株式会社
リスクソリューション統括部 部長
日本証券アナリスト協会 認定アナリスト
須永 真昼
16:30 終了
※ プログラム内容や時間は急遽変更となる場合がございます。予めご了承いただきますようお願い申し上げます。