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コーポレート・サステナビリティ・フォーラム2020
企業の成長戦略を支え、
社会的価値を高める、
ESG・SDGs戦略のあり方

開催概要

開催日時

  • Day12020年9月28日(月)14:00~16:30 
    (配信開始予定 13:45~)
  • Day22020年9月30日(水)14:00~16:40 
    (配信開始予定 13:45~)

開催趣旨

企業が持続的成長を目指す上で重視すべき側面として、欧米企業を中心にESG(環境、社会、企業統治)をはじめとする非財務情報の適切な開示、その制度化を求める動きが強まっています。この非財務情報と財務情報を組み合わせた統合報告書を発行する上場企業も数百社を数え、投資家からの注目も日に日に増しています。この高まりの背景には、先行する欧米においてESGを基準にした銘柄選定が定着し、結果として株式の投資リターンも高くなりやすいという見方が考えられます。

しかしながら日本ではこういった考え方が始まって日も浅く、統合報告書に統一されたルールが存在しないにもかかわらず、ある種のブームとも言えるムードの先行から、経営者(CEO)がESGやSDGs(持続可能な開発目標)などへ積極的に取り組む姿ばかりがクローズアップされています。そのため株価の上昇を第一に求めるステークホルダーからの厳しい要求に対し、そもそものところで一連の改革の意義や問題点の認識、前向き、かつ正しく対処できていない企業が多い現状にあります。

今回のフォーラムでは、企業の成長戦略を支え、社会的価値を高めるためのESG・SDGs戦略のあり方について、各社の事例を中心に考察してまいります。その中で、2つのサステナビリティへの責任と効果的情報開示、世界の投資家が注目するESGデータとその活用、ESG戦略と具現的取り組み、気候変動時代に求められる水リスク対応、気候変動対応を中心としたサステナビリティの取組みとその開示、サプライチェーンの最適化とデジタル変革、多様なステークホルダーとのより良い関係構築などといった観点より、戦略的かつ持続的に行われるための施策について検証いたします。

概要

参加対象者

経営者、役員、経営企画・財務・IR・総務部門などの管理職の方々

参加料

無料(事前登録制)

参加定員

各回200名

参加形式

オンラインLive配信

本セミナーはオンラインでのライブ配信となります。視聴方法はお申込み後にご案内いたします。

お申込者でない方への視聴用URL共有はご遠慮ください。同じ会社内で複数名でのご参加を予定されている場合にも、お手数ですがお一人ずつお申し込み下さい。

登録時のメールアドレスに登録完了メールを送付いたしますが、万が一届かない場合、大変お手数ですが、customer1@b-forum.netまでご連絡ください。

主催

株式会社ビジネス・フォーラム事務局

協賛

S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンス

八千代エンジニヤリング株式会社

Blue Yonderジャパン株式会社

区切り線

プログラム詳細

Day1 2020年9月28日(月)

14:00~15:00 基調講演 企業のサステナビリティへの認識・責任

2つのサステナビリティへの責任と効果的情報開示

  • 社会の持続可能性への責任と企業の持続可能性への責任
  • 企業は広範なステークホルダーに対し能動的に有用な情報を体系的に示すべき
  • イノベーションへの意欲とサステナビリティ・ガバナンスの確立が鍵

青山学院大学 名誉教授

東京都立大学 特任教授

北川 哲雄

早稲田大学商学部卒、同大学院修士課程修了。中央大学大学院博士課程修了。博士(経済学博士)。シンクタンク研究員、運用機関リサーチャーを経て1995年より青山学院大学大学院国際マネジメント研究科教授。2019年より現職。近編著に『バックキャスト思考とESG/SDGs投資』(同文館出版、2019年)がある。主な社会的活動として、ESG情報開示研究会代表理事、全米IR協会(NIRI)会員、国際ガバナンスネットワーク(ICGN)会員。

講演内容のポイント

自社の持続的な成長を実現していくために、企業は広範なステークホルダーに対してどういったコミュニケーションを図るべきか。昨今、資本市場においては、ESGの観点から投資判断評価を行うことが活発化しており、企業側にはステークホルダーとの対話をいかに効果的かつ効率的に行うかが課題となっています。しかしながら、多くの企業では、ガバナンスに関する開示において大きく見劣りし、いかに形式基準をみたしているかの記述に終始しています。当講演では、こういった視点を背景に、「2つのサステナビリティへの責任と効果的情報開示」についてご説明いただきます。

15:00~15:20 休憩

15:20~15:40 協賛社講演1 企業が求める信頼性の高いESG分析

世界の投資家が注目するESGデータとその活用

  • ESG投資の機会増加の要因
  • 気候変動をめぐる信頼性の高いESGデータの必要性
  • 豊富なデータと的確な分析によるESG評価

Trucost│S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンス

ESGイノベーション&アナリティクス

シニアアナリスト

久保 愛子

主に欧州、北米、アジア太平洋地域のプロジェクトに携わり、ポートフォリオにおけるカーボンフットプリントや環境関連のリスク分析、企業におけるSDGsリスク・インパクト評価やネットベネフィット分析を担当。また、新たなESG分析ツールの開発にも従事。それ以前には、サステナビリティ関連の方針体系および社内システムの構築、情報開示の高度化、PE投資におけるESGインテグレーションなどの支援といったコンサルティング業務、英国にてクリーンテクノロジーに関するリサーチ業務に従事。

講演内容のポイント

「Build Back Better」の取り組みに注目が集まる中、ESG投資の機会が増えています。特に日本ではカーボンエフィシェント指数をはじめ、気候変動をめぐる投資の動きが活発化しており、ビジネス戦略や投資家の意思決定に活用できる信頼性の高いESGデータがより一層求められています。豊富なデータと的確な分析によりESG評価を一元化したS&Pグローバルのツールを通じて考察していきます。

15:40~16:30 事例講演1 企業のESG戦略策定、サステナビリティへの貢献

“Kirei Lifestyle Plan” ~ 花王のESG戦略と具現的取組

  • サステナビリティに関する花王の取組の歴史
  • 花王のESG戦略 “Kirei Lifestyle Plan”の策定経緯と内容
  • 花王のアクションの象徴的な取組と情報公開

花王株式会社

ESG戦略部長

畑中 晴雄

花王化粧品販売、花王カスタマーマーケティング、花王 コーポレートコミュニケーション部門 サステナビリティ推進部長、経営サポート部門 サステナビリティ推進グループ部長を経て、2018年7月よりESG部門 ESG戦略部長。

講演内容のポイント

花王株式会社は130年にわたり、人々の暮らしに寄り添うことで、豊かな生活文化の実現をめざしておられます。ESG領域における活動をこれまで以上に重視しながら、「利益ある成長」の実現に取り組み、2018年には、ESG視点での「よきモノづくり」を本格化するためにESG部門を立ち上げられました。本講演では、“Kirei Lifestyle Plan”策定にあたって、国連の開発目標であるSDGsにも示されている社会のサステナビリティ(持続可能性)にどう貢献し、より持続可能なライフスタイルを送りたいという消費者のニーズや願いに、どう応えていくか、これまでの経緯や実際の取り組みなどを中心にお話しいただきます。

16:30 終了

Day2 2020年9月30日(水)

14:00~14:20 協賛社講演2 水リスクと持続可能性評価

気候変動時代に求められる企業の水リスク対応

  • 操業に大きなインパクトを与え始めた水リスク
  • 企業が水リスク対応を求められる理由・取り組む上での課題
  • 今、企業に求められている対応/先進企業の取り組み事例

八千代エンジニヤリング株式会社

事業開発本部 第一開発室

水リスクマネジメント室 マネージャー

吉田 広人

2008年八千代エンジニヤリング(株)入社、公共インフラコンサルティング部門に所属し、国や自治体の水資源保全事業や水循環政策等を担当。2018年に民間企業向けサステナビリティコンサルティングチームの立ち上げメンバーとして参画し、現在はマネージャーとして従事。2020年よりCDPウォーターセキュリティースコアリングパートナーとして活動。

講演内容のポイント

気候変動に伴う水資源の変化が顕著となっていることから、企業は持続的に操業していくために、水を含む自然資本の活用や環境、社会の変化に対する柔軟性が求められています。自社の環境に対するリスクを把握し、戦略的かつ科学に基づいた対応をする必要性は高まっており、水リスクへの対応もその一つです。当講演では、企業と、企業が共生する環境や地域社会の発展にとって必要不可欠な水を持続的に確保するため、企業が考慮すべき水リスクや、理想的なリスク低減活動のポイントをご説明いただきます。

14:20~15:10 事例講演2 企業に求められる気候変動への対応

三菱商事によるサステナビリティの取組みとその開示(気候変動対応を中心として)

  • 三菱商事における非財務取組み全般(マテリアリティの特定、事業戦略への織り込み)
  • (特に)気候変動問題への対応
  • 上記取組みの開示(有価証券報告書、統合報告書、ESGデータブックといった開示媒体の使い分け)

三菱商事株式会社

サステナビリティ・CSR部長

藤村 武宏

同社入社後20年の法務経験の後、経営企画部にて同社経営戦略に従事。現在、サステナビリティ・CSR部長として気候変動等、環境や社会の課題に対する商社ビジネスを通じた解決策を提供すべく、関連施策の企画・運営、ESG投資家対応に注力。91年入社。ニューヨーク州弁護士。気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)メンバー。

講演内容のポイント

三菱商事株式会社では、地球(生態系)や人間・企業活動にとり重大な影響を及ぼす気候変動は、グループにとってリスクであると同時に新たな事業機会をもたらすものといった考えのもと、持続可能な成長機会を目指す上での対処・挑戦すべき重要な経営課題の一つとされています。企業への気候変動における情報開示要請の動きが高まりを見せ、企業と投資家などのステークホルダーとの間の気候変動に関する対話の機会が広まりを見せる中で、当講演では、非財務領域における取り組み全般から、具体的な気候変動への対応、情報開示のあり方などについてお話しをいただきます。

15:10~15:20 休憩

15:20~15:40 協賛社講演3 SDGsとサプライチェーンの最適化

Supply Chains Save the World
 ~サプライチェーンの最適化・デジタル変革で世界をより良いものに~

  • ESG経営、SDGs目標達成の成功要因の1つ - デジタル変革とeガバナンス
  • コロナや災害、人手不足への対策としても改めて注目されるサプライチェーン最適化・再構築の重要性
  • AIなど最先端テクノロジーを活用した、オートノマス(自律的な)サプライチェーンTMによる、廃棄削減、生産効率化、物流最適化、資源消費削減
  • 先進的なSCMの取り組みにより、持続可能性の責任を果たしつつ、収益性を強化

Blue Yonderジャパン株式会社

代表取締役社長

桐生 卓

SAPジャパン、日本オラクルにおいて要職を歴任。20年以上にわたり、業界横断的なクラウドソリューションの提供と企業のビジネス変革に携わる。2019年より現職。AI・機械学習ベースの自律的なサプライチェーン・ソリューションの推進、パナソニックとの戦略的提携により、お客様の経営・オペレーションのデジタル変革や課題解決の支援に従事。

講演内容のポイント

昨今の新型コロナウイルス感染症拡大によるサプライチェーンの混乱に対し、企業が感染のホットスポット情報に基づく状況をリアルタイムに可視化、監視、需要と供給のリアルタイムマッチングなどによって、影響を適切に管理、最小化し、サプライチェーンの回復力や弾力性の向上を目指していくことは、SDGsの目標達成の観点からも重要なポイントの一つにあげられています。当講演では、企業がサプライチェーンを最適化・デジタル変革することで、様々な工程の削減、最適化を実現、結果的に持続可能性の責任を果たし、収益を高めていく流れについてご説明いただきます。

15:40~16:40 パネルディスカッション ステークホルダーとのコミュニケーション、対話

多様なステークホルダーとのより良い関係構築に向けて

  • 自社の事業特性を踏まえたコミュニケーション戦略を構築
  • 経営トップが先頭に立ち組織的な統合戦略の策定、開示文化醸成推進
  • ステークホルダーとの対話を経営に反映する方策の検討

パネリスト

ネスレ日本株式会社

執行役員

コーポレートアフェアーズ統括部長

嘉納 未來

2001年ネスレ日本入社。消費者対応部門やリレーションシップマーケティング部門、お客様相談室長、メディアリレーションズ室長、エクスターナルリレーションズ部長を経て、2017年8月より現職。社内外の広報を統括し、社員、メディア、行政、有識者、NPO、地域コミュニティをはじめとする社内外のステークホルダーとの関係構築に取り組んでいる。

パネリスト

オムロン株式会社

サステナビリティ推進室

担当部長

松古 樹美

野村総合研究所、野村證券での事業再編・ガバナンス・株主対応に関するコンサルティング業務などを経て、野村ホールディングスにてCSR活動を統括。野村アセットマネジメントを経て、2016年7月にオムロン株式会社に入社。ESG評価機関への対応や投資家含むステークホルダーとのサステナビリティに関するエンゲージメントを担当し社内の取り組み推進につなげている。証券アナリスト、ニューヨーク州弁護士登録。

モデレーター

青山学院大学 名誉教授

東京都立大学 特任教授

北川 哲雄

16:40 終了

※ プログラム内容や時間は急遽変更となる場合がございます。予めご了承いただきますようお願い申し上げます。

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