Global GRC Management Seminar
グローバルにおけるガバナンス・リスク・コンプライアンス（GRC）戦略と
組織レジリエンスの構築
～ニューノーマルに求められるこれからのリスク・マネジメント～

近年、国際情勢の複雑化やテクノロジーの進化などによる市場環境の変化、パンデミックや災害、人権・環境問題、IT・情報セキュリティ、不正・不祥事など、外的要因から内的要因まで、企業が対応すべき脅威やリスク課題はますます多様化しています。このような中、「コーポレートガバナンス・コード」の改訂も相まって、企業のリスク・コンプライアンス・ガバナンス対応への要請が高まり、これら全体の対策の見直しと強化は、経営における最重要課題の一つとなっています。

一方で、こうした不確実性時代の企業運営においては、その変化に対応しうる意思決定のさらなる迅速化・高度化が求められています。組織の成長を維持し、さらなる価値向上のための企業活動を支える質の高い意思決定には、経営の障壁となりうるあらゆるリスク課題を最小化しつつ、経営陣・取締役会、そして各コーポレート部門における迅速な情報連携や意思疎通が、必要不可欠となっています。コーポレート機能全体の透明性や効率性、実効性を確保・向上していくためにも、今改めて、全社的な攻めのリスクマネジメント、コンプライアンス、監査、グループガバナンス戦略の見直しが求められているのではないでしょうか。

本セミナーでは、変化の時代にも組織のレジリエンス（変化対応力）を確保し、さらなる企業価値向上を実現していくためのリスク・コンプライアンス・ガバナンス（GRC）戦略のあり方を、有識者・実践者の視点を踏まえ、考察していきます。また、ニューノーマルの環境下において働き方・業務環境も変化する中でこの舵取りを担う機能部門は、どのようなアプローチのもと、対応していくべきか。現在の潮流や課題を踏まえ、そのマネジメント体制や仕組みの構築、そしてこれから目指すべき方向性の議論を交え、検証します。