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Innovative Data Management 2020
不確実時代のイノベーションに
求められるデータ活用戦略

~市場を捉え、新事業を創造する~

開催概要

開催日時

  • Online2020年12月16日(水)13:00~16:10

開催趣旨

ビジネス環境の変化が激しさを増す中、企業はあらゆる面でイノベーションを求められています。しかしながら、新型コロナウィルス感染症の拡大をはじめ、不確実性の高い環境の中で新たな事業創造やイノベーションを生み出すことは容易ではなく、多くの企業で重要な経営課題の一つとなっています。先行きが不透明な時代にイノベーションを生み出すために今、経営戦略や事業戦略における知財情報やデータの重要性が高まっています。戦略的に市場を捉えるデータを活用してイノベーションの種を見出し、自社の経営戦略や事業戦略とつなげることで、新事業の創造やイノベーションを実現することが、不確実な時代に確固となる競争優位性の確立につながっていきます。

本セミナーでは、新たな事業の創造とイノベーションに不可欠な戦略的データ活用のための視点と考え方、そしてそのために今、企業に必要なアクションとは何か、先進企業の取り組み事例から考察する不確実な時代におけるイノベーションを生み出すためのヒントを考察していきます。

概要

参加対象者

企業の経営者、役員、経営企画、新事業開発、知的財産、R&D、イノベーション推進部門の管理職の方々

参加料

無料(事前登録制)

参加定員

150名

参加形式

オンラインLive配信(配信環境:zoom)

本セミナーはオンラインでのライブ配信となります。視聴方法はお申込み後にご案内いたします。

同時通訳をお聞きになる場合はzoomアプリのインストールが必要となります。

お申込者でない方への視聴用URL共有はご遠慮ください。同じ会社内で複数名でのご参加を予定されている場合にも、お手数ですがお一人ずつお申し込み下さい。

登録時のメールアドレスに登録完了メールを送付いたしますが、万が一届かない場合、大変お手数ですが、customer1@b-forum.netまでご連絡ください。

申込み多数の場合は抽選とさせて頂きます。何卒ご了承くださいませ。

共催

クラリベイト・アナリティクス・ジャパン株式会社

株式会社 日立製作所

企画・運営

株式会社ビジネス・フォーラム事務局

区切り線

プログラム詳細

13:00~13:40 基調講演

データドリブン経営、その成功のカギについて
~Withコロナ時代にこそ高まる、データマネジメントの重要性~

古くから「データはヒト、モノ、カネと並ぶ第4の経営資源」と言われ、近年では「データは次のオイル」などと称されるようになりました。AIやIoT、デジタルマーケティング・・・ITの進化と浸透により、ネットだけでなくリアルの世界でも「ヒト」や「モノ」のあらゆる動きがデータで取得できるようになりました。

しかし、膨大なデータが取得可能になり、「いざ、活用したい」と思った場面で何が起こるか。

活用対象となるデータが社内の様々なシステムに散在し、「バラバラでつながらない」、「信頼性がない」、「どのシステムにどのデータが存在するのかすらわからない」といったハードルに直面します。

さらに、Withコロナ時代には、組織がリアル(対面)で当たり前のように出来ていたことができなくなり、「データを通して」お客様を把握したり、データに基づくビジネス上の意思決定がより重要となります。

データドリブン経営の要諦となるデータマネジメントについて、そもそもそれが何故今求められるのか、そして、その成功の秘訣とは何かについて、わかりやすい例示を紐解きながら解説します。

株式会社リアライズ 代表取締役社長

一般社団法人日本データマネジメント・
コンソーシアム[JDMC]

理事 兼 事務局長

大西 浩史

1997年に自ら発案したデータマネジメント事業でNTTデータの社内ベンチャーとして起業。NTTグループ各社をはじめ、自動車/自動車部品/家電/鉄鋼/素材/食品/製薬/化学/文具・家具などの製造業、BtoB/BtoCを問わず様々な商材を扱う小売・流通業、ネット専業EC事業者、電力・ガス・交通等の公共インフラ業、メディア、金融、官公庁/教育等の公的機関まで、幅広い領域におけるデータマネジメントの取り組みをリードしてきた。講演・セミナーなどにも多数招聘され、データマネジメントの重要性について出版等の普及・啓発活動を行う。

13:40~14:00 セッションⅠ

今こそ、イノベーションを加速させるべき時   同時通訳

今日の製品は、発明者、製造者、販売者が知的財産に投資することなくして、持続的な成功を収めることはできません。知的財産はイノベーションの基盤となります。知的財産権によって保護された発明は、ユーザーに利益をもたらし、企業が他の革新的な発見に再投資することを促します。

このことを認識している世界中の組織が、成長を支え、競争上の優位性を維持し、私たちの生活を向上させ、私たちの共通の進歩に貢献するために、その組織自身の知的財産権を確保しようとしています。イノベーションから最大の価値を得るためには、企業側での知的財産権に関する認識および管理・活用の視点が不可欠です。

今日、COVID-19は世界各国のほぼすべての企業に影響を与え、全産業が一時停止を余儀なくされ、何百万人もの従業員が解雇されたりしています。しかし、世界中の成功している先進的企業では、イノベーションとその保護がこれまで以上に重要であることに気づいています。本セッションでは、グローバルの知財活動の状況とCOVID-19がイノベーションに与える影響についてお話します。

Clarivate, IP Group, Head of Strategic Development

Mr. Vasheharan Kanesarajah

クラリベイトの知的財産グループ内の戦略チームの上級メンバーであり、市場に焦点を合わせた組織の戦略の設計と実行において重要な役割を果たしています。経験豊富な特許・技術アナリストであり、以前はヨーロッパの特許分析業務を統括し、アジア地域のプリンシパル コンサルタントも務めていた。

14:00~14:10 休憩

14:10~14:40 セッションⅡ

データ駆動型(Data-Driven)時代の到来に向けて
〜変化する市場に対応できる、クラリベイトの次世代ソリューション創出のアプローチ〜

  • ニーズとトレンド:情報やデータから洞察(Insight)を得るのにかかる時間を短縮する需要が高まっている
  • データの重要性:より大きなデータの利用が必要とされる。AI等新しいテクノロジーを応用する際にはデータが肝
  • クラリベイトの取組み:

    (1) クラウド戦略による製品開発力の強化およびサービス提供の柔軟性の向上

    (2) データ戦略によるコンテンツの優位性の保持および新しいデータ技術の応用への強化

クラリベイト・アナリティクス・ジャパン株式会社

IPグループ ソリューション&ストラテジー部 部長

一級知的財産管理技能士(特許)

褚 冲(ツー ツォン) 

製薬企業にて12年以上、研究開発や特許出願/調査等の業務に従事。2005年にクラリベイト前身のトムソン・ロイター(前トムソンコーポーレーション)知的財産ソリューション部門に移る。トレーナー、オンラインビジネスマネージャー等のポジションを経て、現在はIPソリューション&ストラテジーチームをリードし、知的財産情報に関するソリューションをアジア地域の企業・政府機関などを含む様々なお客様に提案し、幅広く活動。

14:40~15:10 セッションⅢ

知財部門の「データ利用」へのチャレンジ

  • 何のためにデータを利用するのか?単なるベンチマークを超えて
  • 何をしようとしているのか?IPデータサイエンティストを育ててみよう
  • 感じている課題:組織としての「データ利用」

株式会社日立製作所

知的財産本部 知財戦略部 部長

比嘉 正人 

1997年株式会社日立製作所入社。2000年弁理士試験合格。特許取得業務、戦略立案、係争対策等種々の業務を経験。2007年4月に日立アメリカへ出向し、海外における知財マネジメント業務を経験。2019年4月に日立製作所に復帰し現職。現在は、知財戦略部部長として、コーポレート視点での知財戦略の立案、特に知財中計の立案を行っている。

15:10~15:20 休憩

15:20~16:10 パネルディスカッション

イノベーションを生む現場のリアル ~情報活用の課題と解決策を探る~

summary

パネリスト

株式会社村田製作所

企画管理本部 知的財産部 知財調査課

シニアサーチスペシャリスト

戸波 與之

1988年から18年間、株式会社村田製作所で部品設計、プロセス開発業務に従事。その後、技術管理、環境管理業務を経て、2009年に知的財産部門へ移り、シニアサーチスペシャリストとなる。現在は、研究開発部門から依頼を受けて、SDI、FTO調査、技術動向調査のための検索式作成を行なう一方、技術者に対し最新ツールを用いた特許調査手法やパテントマップ作成手法を指導している。

パネリスト

株式会社ダイセル

知的財産センター 知的財産ソリューション
グループリーダー

(兼)事業創出本部 新事業開発部
新事業企画グループ主席部員

江川 祐一郎

1993年、ダイセル化学工業株式会社(現・株式会社ダイセル)に入社、研究所にて核磁気共鳴(NMR)による材料分析を担当。1997年、工場にて医薬原料製造プロセス開発とプラント建設に従事。2000年、化学品・医薬原料・光学異性体分離カラムの営業を担当。2007年、知財部門にて出願権利化・特許訴訟に従事、2012年に弁理士登録、2013年より調査解析を兼務。2017年から2年間、新たな知財戦略の企画推進に専従、新規テーマのインキュベーションや産官学連携による推進を実施。2019年、IPランドスケープを推進する知的財産ソリューショングループの新設に伴いグループリーダーに就任。2020年より事業創出本部を兼務、森林資源を活用した新産業創造に挑戦中。

パネリスト

クラリベイト・アナリティクス・ジャパン株式会社

IPグループ ソリューション&ストラテジー部 部長

一級知的財産管理技能士(特許)

褚 冲(ツー ツォン) 

モデレーター

株式会社日立製作所

公共システム営業統括本部 第二営業本部
第五営業部第二グループ 主任

小野 雄一郎 

2003年株式会社日立製作所入社。知財ソリューションの事業企画を中心に、全国の新規営業開拓やパートナー企業に対する販売支援を担当。2011年より中国における特許調査DB事業の立ち上げ支援や、ASEAN地域における新規開拓を経験。現在はマーケティング・オートメーション施策、持ち前のコミュニケーション能力や行動力を活かしてさまざまな企業とのパートナーシップによる新たな価値創出に従事している。

※ プログラム内容や時間は急遽変更となる場合がございます。予めご了承いただきますようお願い申し上げます。

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