新型コロナウィルス・パンデミックの影響を受けたほぼすべての産業において、多くの企業では迅速な業績回復の兆しが見えず、回復に至るまでにはかなりの時間を費やさねばならない状況に陥っています。

パンデミックが始まって以来、世界の製造業においても新製品購入ニーズは減少し、2008年の経済危機以来の最低水準となっています。

多くの製造業がこのような厳しい状況に置かれている中、コストを削減し、収益を向上させるための新しい方法を早急に見つけ出す必要があります。さもなければ、長期的な影響を受けることとなります。

製造業におけるアフターサービスは、従来から不況時における収益基盤となるビジネス領域であり、サービタイゼーション（製品のサービス化）というビジネスモデルに市場が移行しつつある中、収益向上達成とともに、顧客満足度の向上・市場シェアの拡大をも促進します。

いまこそ、ウィズコロナ・アフターコロナを見据えたビジネス戦略の一つとして、アフターサービスを改めて見直すタイミングではないでしょうか。

今回で4回目の開催となる本セミナーは、本年度はセミナー名称を「Syncron Innovate2020 Tokyo」に改め東京で開催し、来年度は本社スウェーデンを中心に各国で開催予定のエグゼクティブセミナーです。

今回、三菱重工業機械システム社によるアフターサービス改革のお取組みをご紹介いただく特別事例講演をはじめ、アマゾンウェブサービス社によるクラウドIoTセッション、両社のご講演者とのQ＆Aセッション、弊社製品・ソリューションを通じての欧米の最新市場動向・活用事例のご紹介などを予定しております。

本セミナーを通じ、ビジネス戦略におけるアフターマーケット改革、および改革を実現するためのプロセス改善の必要性を、再認識・ご再考いただければ幸いです。

ご多忙とは存じますが、是非ご参加くださいますよう、お願い申し上げます。