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DXの到達点
~変革と適応を導くDX起点の
マネジメント・リーダーシップ~

開催概要

開催日時

東京

Online

2021年 1月21日(木)13:00~17:50
(受付 12:30~)

開催趣旨

世間ではコロナウイルスの感染者の抑制と増加が繰り返すなか、確実にニューノーマルな時代に進みつつあります。菅新政権におけるデジタル庁の新設にみられるように、デジタルを前提とした社会活動・経済活動が急速に進むなか、企業として今求められているのは、DXをどこまで自社の競争力に活かせるかという視点です。

多くの企業においても、リモートワーク・ソーシャルディスタンスに考慮した取り組みなど様々な業務領域でデジタル化が進む一方で、既に新しい顧客価値の創出やオペレーションの変容・組織の自己変革に取り組み目覚ましい成果をあげられている企業もいます。

不確実性の高い状況を機会ととらえるかリスクととらえるかは、企業の経営者の視座・リーダーシップやこれまで培ってきた組織の変化対応力が問われているのではないでしょうか。特に、組織の行く先を示す経営者は、「変えるものと変えないもの」を判断し、業務レベルのDXを進めるのみならず、様々な市場機会の模索や優位性の再構築などDXに対する高い視座とゴール設定が求められます。

本セミナーでは、V文字回復・新規事業・大がかりなDXプロジェクトなど組織変革にデジタルを活用し推進した実務家・経営者と、世界最前線の経営理論を追う第一人者よりデジタル変革を推進する上での経営的な視座を学び、困難な時代に飛躍するヒントをご提供いたします。

新型コロナウイルスへの対応について

本イベントはライブ配信と、現地開催をいたします。会場では席と席との間を十分空けるなど、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染リスクを高める3つの条件(①換気の悪い密閉空間、②人が密集している、③近距離での会話や発声が行われる)を防止します。

ライブ配信が視聴できるURLや会場のご案内についてはセミナーご当選者様にのみご連絡いたします。回線や容量、および現地会場の席数の観点からセミナーを抽選制とさせていただきますので何卒ご了承ください。

また、当イベントは政府や東京都の方針に則り速やかに対応し、予防と拡散防止に努めます。今後状況が変化した際は変更事項などを随時ご案内いたします。

概要

参加対象者

経営者、役員、経営企画、営業統括、営業推進、店舗統括、人事部門、教育研修、デジタル化・DX推進、
社長室や次世代戦略を推進・立案される責任者の方々

参加料

無料(事前登録制)

参加形式

ライブ配信:1,000名

会場へのご来場(一橋大学一橋講堂):100名程度

ライブ配信(Web)にてご参加いただけます。会場への参加をご希望者される方は会場をご案内いたしますが、状況によってはライブ配信のみとさせていただきます。

ご来場者は100名程度とさせていただきます。

ライブ配信希望の方はお申込み後に視聴方法をご案内いたします。

登録時のメールアドレスに登録完了メールを送付いたしますが、万が一届かない場合、大変お手数ですが、customer1@b-forum.netまでご連絡ください。

申込み多数の場合は抽選とさせて頂きます。何卒ご了承くださいませ。

主催

ClipLine株式会社

協力

株式会社ビジネス・フォーラム事務局

会場

一橋大学一橋講堂

東京都千代田区一ツ橋2丁目1-2 学術総合センター

東京メトロ半蔵門線、都営三田線、都営新宿線「神保町駅」A8・A9出口より徒歩4分

東京メトロ東西線「竹橋駅」1b出口より徒歩4分

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プログラム詳細

13:00~13:10 主催者挨拶

13:10~14:00 基調講演

世界標準の経営理論で考える、DX経営の本質

  • コロナショックにより求められる経営層の目線
  • 企業変革へのアクション ~価値創造・顧客体験・企業文化~
  • 変化対応力の向上から成果を生み出すために

早稲田大学大学院経営管理研究科

早稲田大学ビジネススクール 教授

入山 章栄

慶應義塾大学経済学部卒業、同大学院経済学研究科修士課程修了。三菱総合研究所で、主に自動車メーカー・国内外政府機関 への調査・コンサルティング業務に従事した後、2008 年 に米ピッツバーグ大学経営大学院より Ph.D.(博士号)を取得。 同年より米ニューヨーク州立大学バッファロー校ビジネススクール助教授。 2013 年より早稲田大学大学院 早稲田大学ビジネススクール准教授。 2019 年より現職。専門は経営学。 「Strategic Management Journal」など国際的な主要経営学術誌に論文を多数発表。著書は「世界標準の経営理論」(ダイヤモンド社)、「世界の経営学者はいま何を考えているのか」(英治出版)「ビジネススクールでは学べない 世界最先端の経営学」(日経BP社) 他。 テレビ東京「ワールドビジネスサテライト」のレギュラーコメンテーターを務めるなど、メディアでも活発な情報発信を行っている。

14:00~14:30 主催者講演

デジタルシフトによる組織マネジメント変革のゴールと成功へのステップ
~ニューノーマル時代の売上アップとコスト構造最適化のための変革の要所~

  • 企業変革 ~どのようにデジタルを取り入れるか~
  • 売上・コスト構造の変革 ~求められる経営者の視座~
  • DXのゴール設定と成功の用件 ~VUCA時代を生き抜くために~

ClipLine株式会社

取締役

金海 憲男

日本航空にて整備部門における予算策定/管理業務、エンジニア職等に従事後、ジェネックスパートナーズに参画。様々な業界において、高橋とともにクライアントの内部に入り込むハンズオン型での支援においても業務改革、マーケティング、新商品開発等で多数の財務成果を創出。営業、クライアント支援全般を統括しクライアントニーズをプロダクト開発に活かす。大阪大学基礎工学部卒業、同大学院基礎工学研究科修了。

14:30~14:45 休憩

14:45~17:00 事例講演 ※途中15分休憩

DX経営成功事例:デジタルシフトによる組織変革の難所の乗り越え方

summary

クリスピー・クリーム・ドーナツ・ジャパン、V字回復を超え組織機動力のある企業への躍進

クリスピー・クリーム・ドーナツ・ジャパンはアメリカ発のドーナツの製造販売を手掛ける飲食小売企業。日本では2006年に1号店を出店して以来全国64店舗まで急拡大した。

日本上陸10周年となる2016年に、経営資源を集中すべく全店30%近くにあたる約20店の閉店を決定。その後、戦略の転換、商品開発、顧客体験設計、人材マネジメント、オペレーション転換など様々な改革を経た結果、顧客満足度の継続的な向上を実現し、コロナウィルス感染拡大による影響が出る2020年1月まで、30か月連続して売上高前年越えを達成。直近では一時的な臨時休業・営業時間短縮を経ながらも果敢に環境変化対応に取り組み、再び前年度を超える水準に売上を向上させている。同社のV字回復と、コロナウイルスの影響下で機動的な対応を導いた若月社長に、変革に必要な全社戦略について伺う。

クリスピー・クリーム・ドーナツ・ジャパン株式会社

代表取締役社長

若月 貴子

1992年株式会社西友入社。経営管理本部企画室海外グループマネジャー等を経て、2007年株式会社経営共創基盤入社。2012年、クリスピー・クリーム・ドーナツ・ジャパン株式会社入社。2017年4月代表取締役社長就任。筑波大学卒業。

C&P、美容業界の新セグメント開拓とwithコロナ時代の顧客体験・組織戦略を支えるデジタルシフト

株式会社C&Pは美容業界大手の株式会社アルテサロンホールディングスのグループ会社で、ヘアメンテナンスに特化した美容室を67店舗運営する。

美容師が個性を発揮しお客様に指名・リピートされることが良しとされる美容業界のなかで、40,50代の女性のセルフカラー・セルフヘアメンテナンスの置き換えをコンセプトとした新業態を開発。サービスの均一化と休眠美容師の戦力化というオペレーションを武器に、店舗出店を加速させることに成功。その背景にはデジタル技術を活用しサービスを提供する人財を最大限活かす思想がある。

コロナによる影響も大きいなか、美容業界の特徴や課題、そして人財価値・提供価値を磨き上げ、次なる飛躍に向かう同社の戦略や今後の展望について上原部長に伺う。

株式会社C&P

営業部 部長

上原 薫

美容師として店長、マネジャーと現場での経験を積み、2010年 株式会社スタイルデザイナーに入社。外部加盟型FC店舗のSV(スーパーバイザー)を担当。2011年にカット・カラー専門美容室ChokiPeta(直営店)の立ち上げに携わり現在56店舗(2019年9月現在)を展開。2019年1月に株式会社C &Pとして分社化し、現在は集客、求人・採用、スタッフ教育(マネジメント・技術講習)と運営全般に携わる。

オオゼキ流!食品小売業界を勝ち抜く、従業員にも地域にも愛される経営・組織マネジメント

株式会社オオゼキは東京を中心にスーパーマーケットを展開する食品小売企業。

食品スーパー市場は、長期的には人口減少による市場縮小が予測され、コンビニやドラッグストアなどが品揃えを拡充した結果、他業態との競争も激化している。また、他の小売業と比較してEC化率が低く、人財・優れた店舗オペレーションが顧客価値につながりやすい。そのような背景のなか、昨今はコロナウイルスの影響で食品スーパーの意義が高まる一方、従業員のケアと地域のお客様との共生・共存が大きなテーマとなっている。オオゼキ社は正社員比率を高め、地域のお客様に愛され、固定客・ファンの獲得を実現している。オオゼキ社が店舗オペレーションや人財価値をさらに高めるべく取り組み始めた教育・マネジメントへのデジタル活用について、人財開発室長青木氏に伺う。

株式会社オオゼキ

人財開発室 室長

青木 慎一

1990年にオオゼキ入社。フロア部門での販売経験を積んで、1996年から店長職を遂行する。小型から大型の様々な店舗を経験し、2017年の創業60周年を機に「100年企業を目指す」ため、新設された人財開発室へ部署異動。主に採用から教育研修、従業員フォローアップ等幅広く担当。

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モデレーター

ClipLine株式会社

代表取締役社長

高橋 勇人

京都大学理学部卒業、同大学院理学研究科修了後、アクセンチュア株式会社、株式会社ジェネックスパートナーズにおいてコンサルタントとして多数の多店舗展開企業の経営改革を主導。回転寿司チェーン「あきんどスシロー」を始め、売上数百億〜1千億円規模の企業の業績向上と組織変革を完遂。2013年ClipLine株式会社を創業し、コンサルティングノウハウを活かしてClipLineを開発。AIなど先端技術の応用可能性を検証する一方で、サービス業の価値の源泉である人材の育成こそが真の生産性向上につながるという思想を持つ。

17:00~17:50 特別講演&対談

小売・サービス業界の企業変革
~変革のプロから学ぶ、DXの「X」の本質とは~

  • DX=企業変革 ~経営のトップアジェンダとして~
  • 全社DXにおける組織と人材
  • 小売・サービス業界における変革へのヒント

<後半20分間:対談形式>

ファミリマートのデジタル統括責任者として活躍され、現在はDX JAPAN代表として大手企業の本気のDXを支援する植野氏に、小売・サービス業のDXについて、徹底的に深堀していきます。

DX JAPAN

代表

植野 大輔

早稲田大学政治経済学部卒、商学研究科博士後期課程 単位満了退学。三菱商事(情報産業グループ)に入社、在籍中にローソンに約4年間出向。ボストンコンサルティンググループ(BCG)を経て、2017年1月ファミリーマートに入社、改革推進室長、マーケティング本部長を歴任の後、デジタル戦略部長に就任。デジタル統括責任者として全社デジタル戦略の策定、ファミペイの垂直立上げ等のデジタルトランスフォーメーション(DX)を主導。2020年3月、DX JAPANを設立。

対談者

ClipLine株式会社

代表取締役社長

高橋 勇人

※ プログラム内容や時間は急遽変更となる場合がございます。予めご了承いただきますようお願い申し上げます。

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