経営脳を刺激する
ビジネスセミナー情報サイト

〈オンデマンド開催中〉
サイバーセキュリティ・フォーラム 2021
ニューノーマル時代を見据えた
攻撃に強い情報セキュリティ体制の構築

開催概要

オンデマンド配信 視聴期間

  • online2021年2月12日(金)~5月10日(月) 12:00まで

開催趣旨

未曾有の新型コロナウイルス禍が世界を震撼させた2020年、従業員へのテレワーク推奨など、ビジネスのあり方も大きく見直され、今後さらに企業の現場においてデジタル活用の重要性が増していくと予想されています。しかしながら経済産業省が公開する『サイバーセキュリティ経営ガイドライン』では、デジタルの活用と比例するように企業ITシステムへのサイバー攻撃は増加傾向にあり、その手口は巧妙化、「企業戦略として、ITやセキュリティに対する投資をどの程度行うか」、経営層には強いリーダーシップのもとで迅速な対応が求められています。

実際に報道などによって表に出る標的型攻撃の事案はあくまでも氷山の一角であり、その裏で侵入されていることに気づかずにいる被害組織は約4割に達すると言われています。また、サイバー攻撃の対象は、従来のオフィスを中心としたものから、場所を問わない広範囲なものへと対象が広がりつつあり、企業は、「攻撃はもはや止められないものであり、攻撃に備えてしておくべきことは何か、攻撃された時にどのように対処するか」、常に想定しておくことはもちろん、自社の収益性を高めるためにも計画的、かつ積極的にサイバー攻撃に対する投資を行っていくことが重要となります。

今回のサイバーセキュリティ・フォーラムでは、ニューノーマルの時代に企業が継続した事業活動を行う上で、サイバーセキュリティ対策を強化していくことの必要性について考察してまいります。冒頭では、経済産業省様より最近の企業に対するサイバー脅威・攻撃事例のご紹介、そして経済産業省様が推進する産業サイバーセキュリティ政策についてお話しいただきます。その後のセッションでは、爆発的に広がるサイバー攻撃に対して企業が取るべき施策、今後の人的リソースを考慮した効果的なセキュリティ人材の配置・育成・外部の活用、最終セッションでは製品セキュリティの対応チームの発足から、ビジネスセキュリティの強化への展開などといった企業における情報セキュリティ戦略の事例についてご紹介いただきます。

概要

参加対象者

企業の経営層およびセキュリティ、情報システム、経営企画、総務部門ご担当の管理職者

参加料

無料(事前登録制)

参加形式

オンライン配信(配信環境:vimeo)

本セミナーはオンラインでのライブ配信となります。視聴方法はお申込み後にご案内いたします。

お申込者でない方への視聴用URL共有はご遠慮ください。同じ会社内で複数名でのご参加を予定されている場合にも、お手数ですがお一人ずつお申し込み下さい。

登録時のメールアドレスに登録完了メールを送付いたしますが、万が一届かない場合、大変お手数ですが、customer1@b-forum.netまでご連絡ください。

主催

株式会社ビジネス・フォーラム事務局

協力

マクニカネットワークス株式会社

S&J株式会社

区切り線

プログラム詳細

基調講演(50分間)

産業分野におけるサイバーセキュリティ政策

最近のサイバー攻撃の高度化・攻撃起点の多様化に加え、新型コロナウイルスによる混乱等に乗じたサイバー攻撃も増加しています。さらに、地域・企業規模に関わらず中小企業もサイバー攻撃の対象となっていることから、サプライチェーン全体を視野に入れたリスク管理が求められています。本講演では、最近のサイバー脅威・攻撃事例について紹介した上で、経済産業省で進める産業サイバーセキュリティ政策についてご紹介します。

経済産業省

商務情報政策局 サイバーセキュリティ課

企画官

鴨田 浩明

民間企業にてセキュリティに関する研究開発・コンサル・システム構築・運用監視等に従事。2003年 ドイツFraunhofer FOKUS客員研究員、2004年イギリスImperial College London客員研究員、2009-2011年 経済産業省 商務情報政策局情報処理振興課出向。2015-2019年 静岡大学客員教授。2015-2019年 愛知県警察本部サイバー犯罪・攻撃対策アドバイザー。2019年7月より現職。博士(工学)。

講演(40分間)

新時代のシステム予測と持続可能なSOC/CSIRTの役割とは

境界型・多層防御型セキュリティは限界を迎え、今後数年でゼロトラスト型セキュリティへの急速な移行が進むと予想されています。本講演では大きな環境変化について技術動向を交えながら解説し、変化に対応しながら持続可能な体制を作る為に自社で抱えるべき人材・ 体制と外部サービスに切り出すべき箇所を、他社事例を交えながらご紹介します。

マクニカネットワークス株式会社

第1技術統括部 セキュリティサービス室

瀬治山 豊

マクニカネットワークスにてEDRやメールセキュリティの製品を担当後、現在は主に関係会社であるS&J株式会社とのSOCサービスの新規開発や運営に携わる。主業務の傍らではマクニカ富士エレHDのCSIRT要員、セキュリティ系の情報収集や発信・啓蒙活動、海外からの新規テクノロジー発掘などの活動も実施。

マクニカネットワークス株式会社

第2営業統括部 第1営業部 第1課

課長

山川 博輝

2011年マクニカネットワークス入社。お客様担当営業として、インターネットサービス・放送業界のお客様向けの米国ソリューションの調査、セキュリティやネットワークソリューションを提供。2018年からはセキュリティサービスチームのマネージャーとして、マーケティング活動、自社サービス開発を中心に、お客様のセキュリティ運用課題の解決に従事する。

事例講演(50分間)

オリンパスの情報セキュリティ戦略 ~CISO組織の活動概要ご紹介~

オリンパス株式会社では、約2年前に情報セキュリティ担当役員(CISO)とその推進組織を発足。従来から取り組んで来た社内ITセキュリティ対策や、製品品質の一部としての製品セキュリティ管理の考え方から変革し、「グローバル・メドテック・カンパニー」として相応しい、新たなCISO組織の整備とグローバルなセキュリティ・ガバナンス体制を構築しました。本講演では、製品セキュリティの対応チーム(PSIRT)の発足から、ビジネスセキュリティの強化への展開など、オリンパスの情報セキュリティ戦略の概要をご紹介します。

オリンパス株式会社

執行役員

チーフインフォメーションセキュリティオフィサー
(CISO:情報セキュリティ担当役員)

北村 正仁

1982年オリンパス光学工業株式会社(現オリンパス)入社。情報機器(光ディスク装置)の開発業務等に従事し、1999年オリンパス・シンガポール勤務。2003年からIT戦略推進室長としてERPプロジェクトを担当後、2009年にIT統括本部長。2012年4月より執行役員となり、初代CCO(チーフ・コンプライアンス・オフィサー)に就任。2016年4月からはCSR本部長。2018年11月より現職。

PAGE TOP