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デジタルガバナンス・フォーラム 2021
攻めのITへの戦略とガバナンス
~自動化・最適化から紐解く、これからのIT投資~

開催概要

開催日時

  • Online2021年 3月19日(金)14:00~16:05

開催趣旨

新型コロナウイルスの影響から、あらゆる業務がデジタルにシフトし、ITが企業の価値向上や競争力強化を支える柱となっています。さらには、昨年11月に「デジタルガバナンス・コード」が経産省から発表されたことで、どのように攻めのITを推進していくかが競争を勝ち抜く鍵となり始めています。

しかし、多くの日本企業では、未だにレガシーシステムが足かせとなっている、DXに取り組むもののうまく推進できず、変革の入り口で足踏みをしている、といった状況下にあり、依然として大幅に遅れている状況です。

また、あるCIO・IT統括責任者向けイベントでのアンケートによると、最も課題を持つ項目として「1位:ITコストの削減や最適化」、「2位:業務の自動化・省人化」が挙がりました。この結果から、情報システムの複雑化やブラックボックス化によって、自社に必要なITの見極めやITコスト管理、それに伴った攻めのIT投資ができていない企業が多いようです。

こうした課題を解決しつつ、デジタル化競争環境下において企業がさらに成長していくためには、ビジネスとITを一体的に捉え、最優先の経営課題として、自社のIT戦略を見直していく必要があるのではないでしょうか。

攻めのIT実現への第一歩として、まずはITの自動化・見える化をし、自社に最適なIT投資とは何かを考えていかなければいけません。

本フォーラムでは、デジタル化競争時代を勝ち抜き、攻めのITで企業価値向上・競争力強化を実現するために必要となる「IT投資・最適化」を大きな軸に、これからのITガバナンスについて考察していきます。特別講演Ⅰでは、長年にわたり変革のリーダーとして日産のITを主導されている能丸氏に、IT投資やグローバルでの最適化について、ご経験やご知見からの考え方や価値観を交えてお話しいただきます。そして最終セッションでは、DX先進企業の横河電機の舩生様から、攻めと守りのIT投資・最適化について、CIOとDX推進のお立場からの考えや展望を交え、お話しいただきます。今まさに変革を志す皆様へのヒントをご提供いたします。

概要

参加対象者

企業の経営者・役員、経営企画部門、情報システム部門、総務部門、経理財務部門、
DX・デジタル推進部門、他事業部門の管理職の方々

参加料

無料(事前登録制)

参加定員

100名

※個人・競合企業等、参加対象外の方はご参加をお断りする場合がございます。

参加形式

オンラインLive配信(配信環境:zoom)

本セミナーはオンラインでのライブ配信となります。視聴方法はお申込み後にご案内いたします。

お申込者でない方への視聴用URL共有はご遠慮ください。同じ会社内で複数名でのご参加を予定されている場合にも、お手数ですがお一人ずつお申し込み下さい。

登録時のメールアドレスに登録完了メールを送付いたしますが、万が一届かない場合、大変お手数ですが、customer1@b-forum.netまでご連絡ください。

申込み多数の場合は抽選とさせて頂きます。何卒ご了承くださいませ。

主催

ServiceNow Japan合同会社

協賛

ウチダスペクトラム株式会社

企画・運営

株式会社ビジネス・フォーラム事務局

区切り線

プログラム詳細

14:00~14:20 主催企業講演

増大し実態把握が困難なIT資産。無駄なコストを削減しうる「自動化」とは?

多くの日本企業では、複雑に増加し続けるIT資産を可視化し不要なコストを検出することがIT資産管理の適正化であると考えがちです。しかし、削減のために必要なアクションを人が行っていれば作業工数の削減には結びついていません。ServiceNowは、見える化の先の投資削減に必要なアクションを「ワークフロー」との連携によって自動化し、プロセス化することで継続的な投資の最適化を実現します。本セッションでは、その実現方法についてユーザー事例を交えてご紹介いたします。

ServiceNow Japan合同会社

執行役員

ソリューションセールス統括本部 統括本部長

高山 勇喜

監査法人系ソフトウェア開発会社を経て、1996年 SAPジャパン株式会社に入社。会計コンサルタント、プロジェクトマネージャー、営業部長職などを経て、2015年 ハイブリス事業本部 事業本部長に就任。2018年10月より現職。

14:20~15:10 特別講演Ⅰ

日産におけるグローバルIS/IT戦略
~その成果と課題~

  • グローバルガバナンスの取り組み
  • グローバルリソースの最適化
  • IS/IT部門のこれからの役割と戦略

日産自動車株式会社

グローバルIS/IT 理事(VP)

能丸 実

日産自動車入社後、生産技術開発部門にて、新しい自動化設備の開発と導入に従事。情報システム部門への異動後、システム開発、運用、企画統括を担当し、現在は、 デジタルパフォーマンスオフィサーとして、Nissan Global IS/IT 次期中期戦略 「Nissan Digital Next」の策定と実行を通して、デジタルトランスフォーメーションによる新しいビジネス価値創造に挑戦している。

15:10~15:15 休憩

15:15~15:35 協賛企業講演

ソフトウェアベンダーコントロールで実現するコスト削減と賢いIT投資

既存のIT投資を見直し、無駄なコストを省く賢いIT投資を可能にするためにはIT資産のコントロールが不可欠です。IT資産の管理とは、すなわち、ITコスト管理であり、それは、構成管理、契約管理、ベンダー管理、標準管理、変更管理、品質管理など重要不可欠なビジネスの機能で構成されています。ITコスト管理変革をドライブするにはベンダー戦略と、実行者であるベンダーマネージャが重要な鍵を握ります。しかし、メガベンダーの契約は非常に複雑なため、自社のニーズや運用環境において最適化された使用許諾や契約条件をコントロールし、契約交渉により継続的に改善することは困難を極めます。

本セッションでは、ニューノーマルにおけるIT投資の最適化を、ベンダーコントロールによりどのように実現することができるのか、そして、複雑化するメガベンダーの契約コントロールにおいて不足する人材や能力をどのように補完し、また、ベンダーマネージャを支援し、IT資産の運用を最大化するためのビジネス機能を担保する効果的な自動化技術を実装することができるのかについて解説します。

ウチダスペクトラム株式会社

取締役常務執行役員

岡田 恭介

2013年よりウチダスペクトラムでグローバルなライセンス契約統合サービスの責任者として事業育成に携わる。その後、ソフトウェア集中購買アウトソーシングサービス事業、ITAMマネージドサービス事業を歴任。2019年にこれらのベストプラクティスを体系化し、ソフトウェアトータルライフサイクルサービス「USILIS」を発表。日本の大手企業のソフトウェアライセンスのグローバル契約統合や集中購買スキームの企画立案、導入、運用支援、また、ソフトウェアの最適化を目的としたITAMライフサイクルの企画、構築支援を中心に活動している。

15:35~16:05 特別講演Ⅱ

横河電機のグローバルIT変革
~DXを支えるIT最適化への取り組み~

  • IT部門のグローバル化
  • アプリケーション・インフラのグローバル最適化
  • DXケーパビリティ強化

横河電機株式会社

執行役員(CIO)

デジタル戦略本部長兼デジタルエンタープライズ事業本部

DXプラットフォームセンター長

舩生 幸宏 

1990年に大学卒業後、株式会社NTTデータに入社し、金融機関(大手銀行・証券・生保・損保)向け情報系システムの開発、プロジェクトマネジメント、インフォメーションモデリング、ITコンサルティング等に従事。2000年にソフトバンクファイナンス株式会社(現SBIホールディングス株式会社)に移り、インターネット金融サービス企画開発、IT子会社のCIOを歴任。2003年にソニー株式会社に移り、ITのグローバル最適化を目指し、グローバルITガバナンス構築、グローバルITトランスフォーメションを推進。2009年から2013年までシンガポール赴任。2018年3月に横河電機株式会社に移り、執行役員(CIO)兼デジタル戦略本部長に就任。現在に至る。2019年4月からデジタルエンタープライズ事業本部 DXプラットフォームセンター長を兼務し、お客様向けDXサービスの企画開発を担当。

※ プログラム内容や時間は急遽変更となる場合がございます。予めご了承いただきますようお願い申し上げます。

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