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シリーズ マネジメントの未来@Business Forum
事業ポートフォリオマネジメント 2021
事例にみる戦略的事業再編
~持続的な成長を実現する
攻めのマネジメントからの考察~

開催概要

開催日時

  • Online Live配信 2021年7月28日(水)10:30~16:50
  • オンデマンド配信 2021年8月2日(月)~2021年9月3日(金)
    ※期間内は、見たい時に何度でも視聴可能となります!

開催趣旨

本格的な事業再編の時代が幕を開けた。昨年7月に経済産業省から『事業再編実務指針~事業ポートフォリオと組織の変革に向けて~』が公表され、そして何よりも、デジタル革命と新型コロナウイルス感染症拡大による市場環境の劇的な変化は、経営者にとって事業の選択と集中、そして自社事業の競争優位性の確立を再考する大きな契機となっており、従来の不採算部門の整理といった経営判断の枠を超え、自らで変化を求め、果敢な事業ポートフォリオ改革を進める事例が日本企業でもようやく動き出している。

しかしながら、「両利きの経営」実現の重要性が理解されながらも、事業ポートフォリオマネジメントを行う仕組みが社内において十分に整備されていなかったり、また日本では合併や買収(M&A)に比べて「事業の切出し」については、消極的な企業も多く、大胆な事業の組換えを実現している企業はまだまだ少ないと言える。今、経営には未来を描き創る果断な経営判断と実行力が求められている。「有事」と向き合いながら、企業の競争優位性に基づくビジネスモデルを確立し、中長期的な企業価値の向上をどう実現していくか。デジタル革命とコロナ禍における現下の混乱は、裏を返せば大きな変革を興す「絶好のチャンス」が到来しているのではないだろうか。

未曽有の混乱を最大のチャンスに変えていくべくスタートした、シリーズ「マネジメントの未来」。今回のフォーラムでは、「事業ポートフォリオマネジメント」にフォーカスを当て、ポートフォリオ改革の実践や未来を創るであろうマネジメントの意思決定、事業評価の仕組みの構築や運用などについて、様々な視点から議論を進めていきます。攻めの経営にチャレンジする先進企業をお迎えし、COVID-19後の世界を生き抜くために今為すべき施策として、そして新たな世界で戦うためのキーファクターについて検証していきます。

概要

参加対象者

経営者、役員、CFO、経営企画、ファイナンス/経理財務部門、 R&D、企画系他、各事業部門の管理職の方々

参加料

25,000円(お一人様 / 税込み)

参加定員

200名

参加方法

オンライン配信 (配信環境:クラストリーム)
(ライブ視聴&1ヶ月間のオンデマンド視聴)

本セミナーはオンラインでの配信となります。視聴方法はお申込み後にご案内いたします。

お申込者でない方への視聴用URL共有はご遠慮ください。同じ会社内で複数名でのご参加を予定されている場合にも、お手数ですがお一人ずつお申し込み下さい。

登録時のメールアドレスに登録完了メールを送付いたしますが、万が一届かない場合、大変お手数ですが、customer1@b-forum.netまでご連絡ください。

主催

株式会社ビジネス・フォーラム事務局

協賛

株式会社ディーバ

KPMGコンサルティング株式会社

区切り線

プログラム詳細

10:30~11:30 特別講演【攻めの経営と戦略的事業再編】

富士フイルムホールディングスにおける経営革新と事業ポートフォリオマネジメント

  • “両利きの経営”を実現するマネジメント~事業再編、トランスフォーメーションの道のり
  • 改革のシナリオを如何にして実行するか~経営力と組織力
  • 未来を担うチェンジリーダーに向けて
助野 健児 氏

富士フイルムホールディングス株式会社

代表取締役会長・取締役会議長

助野 健児

1977年京都大学法学部卒業、富士写真フイルム株式会社(現富士フイルムホールディングス株式会社)入社。主に、経理・経営企画部門に従事。85年~英国、2002年~米国(CFOとして)現地法人での駐在などを経て、13年富士フイルムホールディングス取締役執行役員経営企画部長、16年代表取締役社長グループ最高執行責任者(COO)に就任。21年6月29日、代表取締役会長・取締役会議長に就任。

講演内容のポイント

既存事業の深化と新領域の探索、『両利きの経営』の代表例、成功例として取り上げられ、今もなお様々な革新を遂げる、富士フイルムホールディングス。写真市場のデジタル化というビジネス環境の激変を、事業構造の転換を進めることで乗り越え、現在は「ヘルスケア」「マテリアルズ」「ビジネスイノベーション」「イメージング」の4つの領域において、社会課題の解決に向けた更なる挑戦を続けている。未来を予測することの難しい現代の経営環境において、新領域の探索と成熟事業の深化の実践はマネジメント層の共通した経営課題であろう。しかしながら、言うは易し、行うは難し、その実現には数多くの困難が伴うであろう。写真で培った技術をもとに『両利きの経営』と評されるマネジメントはどのように実践されたのか。事業の多角化のみならず、人や組織をどう活かし経営革新を果たしてきたのか。その改革を牽引し経営の舵取りを担う代表取締役会長・取締役会議長の助野氏を迎え、世界で評価を受ける同社の経営革新の道のりと事業ポートフォリオマネジメントなどについてお話しいただきます。

11:30~12:10 講演【経営管理と事業ポートフォリオマネジメント】

DX時代における事業ポートフォリオマネジメントの実践方法

  • なぜ、簡単なようで難しい?事業ポートフォリオマネジメントのための経営管理基盤
  • DX時代における経営管理基盤つくりの実践例
寺島 鉄兵 氏

株式会社ディーバ

取締役 事業統括本部長

寺島 鉄兵

外資系ERPベンダーにてERP導入を経験した後、事業再生系バイアウトファンドで、投資実行、事業再生実務を経験。現在は株式会社ディーバにて、グループガバナンスの強化をDXを通して実現することをミッションに事業を推進。

講演内容のポイント

コーポレートガバナンス改革以降、企業における事業ポートフォリオマネジメントの取り組みが進んでいます。しかしながら、事業ポートフォリオマネジメントに資する情報を得ようとしても、タイムリーに情報が出てこないという課題に直面している経営者が多くいらっしゃいます。「基幹システムやERPの統合には相応の投資をしてきているはず、そんなに複雑で精緻な情報を求めていないはずなのに、なぜ情報が出てこないのか?」というお声を伺います。加えてコロナ禍において、社会全体のDX推進が叫ばれている中、事業ポートフォリオマネジメントに資するDXのあり方を再度見直す必要が生じています。本講演では、企業における具体的な対応事例を踏まえ、クイックに事業ポートフォリオマネジメントのための経営管理基盤整備を実現する実践方法をご説明いたします。

12:10~13:00 休憩

13:00~14:00 事例講演Ⅰ【事業ポートフォリオ改革~創出と切出し】

未来を創る戦略的事業再編と経営改革
~日立グループにおける事業ポートフォリオマネジメント

  • 日立製作所にみる未来を創る意思決定の道のり~グループ経営における事業再編と経営改革
  • 事業ポートフォリオ改革、最適化手法
    ~資本コストとROIC経営
  • CFO、経理財務部門からみた今後の課題と展望
河村 芳彦 氏

株式会社日立製作所

代表執行役 執行役専務 CFO 兼 財務統括本部長 兼 投融資戦略本部長

河村 芳彦

慶応義塾大学経済学部卒業。ケンブリッジ大学大学院修了、ハーバード・ビジネス・スクールAMP修了。三菱商事株式会社入社後、人事部、情報産業企画部等を経て、2010年4月同社執行役員ITサービス本部長に就任。2015年4月、株式会社日立製作所入社。情報・通信システムグループエグゼクティブストラテジスト、IoT推進本部副本部長兼インキュベーション推進本部長を経て、2017年4月、執行役常務 投融資戦略本部長(兼)未来投資本部長、2018年4月、執行役専務 最高戦略責任者 CSOに就任。2020年4月、代表執行役 執行役専務CFO、2021年4月より現職。

講演内容のポイント

「社会イノベーション事業のグローバルリーダー」を目指し、モビリティ、ライフ、インダストリー、エネルギー、ITの5つのセクターを成長分野と定め、果敢な事業再編、経営改革を進める日立製作所。最適な事業ポートフォリオ構築を目標に資本政策を見直し、2009年時点で22社あった上場子会社は、21年4月の時点で2社となり、一方で海外のインフラ事業買収など、成長分野には積極投資を進めている。事業セグメントごとのKPIにROICを導入するなど、資本効率を意識した経営を推進、世界で戦うための “事業ポートフォリオ改革” と “攻めのマネジメント” を今まさに実践・実行している代表企業である。資本効率性を考慮した事業ポートフォリオの最適化とはどのようなものか、未来を創るマネジメントの意思決定はどのように為されてきたのか。事業再編を牽引しその経営の舵取りを担う、代表執行役専務 兼 CFOの河村氏を迎え、これまでの改革の道のり、そしてその取組みから見える課題や展望など、CFO/ファイナンス部門の視点から、事業ポートフォリオマネジメントのキーファークターなどについてお話しいただきます。

14:00~14:30 講演【事業ポートフォリオとROIC経営の勘所】

プロジェクト現場から見たROIC経営定着化に向けた要所とは?

  • 事業ポートフォリオマネジメントを支えるROIC経営の制度導入に向けた成功の要点を説明
後藤 友彰 氏

KPMGコンサルティング株式会社

執行役員パートナー

後藤 友彰

大手電機メーカー 経理財務部門での実務経験の後、外資系コンサルティングファームで経理財務領域における15年以上のコンサルティング経験を経て現職。共著「企業情報の開示」、「デジタル・ファイナンス革命 FUTURE OF FINANCE」東洋経済新報社、「プロジェクト現場から見た内部統制 」日経BP、「IFRS時代の会計イノベーション」日経BP、他寄稿・講演多数

講演内容のポイント

2020年に経済産業省から「事業再編実務指針」が発表されて以来、様々な企業で事業ポートフォリオマネジメントの実践に向けてROICを中心とした最新の経営管理制度を導入する動きが加速しています。一方で、過去の流れを見てもこうした新たな経営手法が現場レベルに徹底されるには多くのハードルがあり、理念偏重による経営側と現場側の認識ギャップが発生することや、仕組みの導入そのものが頓挫することなどが繰り返されていることも多いのが実態です。今回は、多くの企業に対しROIC等の経営管理プロジェクトを支援した経験から、定着化に向けた難所や成功事例などを説明します。

14:40~15:40 事例講演Ⅱ【事業評価の仕組みの構築と運用】

オムロンにみるROIC経営と事業ポートフォリオマネジメント
~経営と現場が一体となり自走する企業価値向上の取り組み

  • オムロンのROIC経営~仕組み、実践からのヒント
  • ROIC逆ツリーによる社内への展開・浸透
  • ポートフォリオマネジメントの考え方
  • 攻めのマネジメントを実践するために~今後の課題と展望
安藤 聡 氏

オムロン株式会社

取締役

社長指名諮問委員会、人事諮問委員会、報酬諮問委員会 各副委員長

安藤 聡

1977年慶應義塾大学法学部卒業、東京銀行(現三菱UFJ銀行)入行、資産運用業務や米国・インドネシアでの海外勤務などに従事した後、2007年同行退職。同年オムロン株式会社に入社し、常勤監査役、2011年執行役員経営IR室長、2015年執行役員常務グローバルIR・コーポレートコミュニケーション本部長を経て、2017年6月取締役に就任し、現在に至る。

講演内容のポイント

1933年に立石電機製作所として創業し、現在は世界約120の国と地域で事業を展開するグローバルカンパニー、オムロン。「企業理念の実践を通じて社会的課題の解決や人々の生活の向上に貢献する」、その成長の仕組みとして、経営と現場が一体となったROIC経営を実現している代表的な企業である。ROIC経営を通じて自走的な成長を実現し、いかにしてイノベーションの創造を経営のメカニズムの中に取り込んでいるのか。稼ぐ力を高め、規律とチャレンジで成長サイクルを回すための仕組みとはどのようなものか。「ROIC逆ツリー展開」と「ポートフォリオマネジメント」の2つの取り組みを中心に、様々な壁や課題を乗り越え、今もなお進化を続けるオムロンのROIC経営について、経営の舵取りを担う取締役の安藤様を迎え、持続的な成長を実現する攻めのマネジメントのヒントをお話しいただきます。

15:50~16:50 パネルディスカッション【アクティブ・ポートフォリオマネジメント】

事業ポートフォリオ経営の実践と課題
~未来を創る意思決定と競争優位性の実現に向けて~

  • ポートフォリオ経営の実践と課題
  • 課題からみえる施策、攻めのガバナンスを支える仕組み 等
  • 更なる企業価値向上に向けて~課題と展望

パネリスト

東京都立大学大学院 経営学研究科 特任教授

橋本 勝則

(前デュポン株式会社  取締役副社長 CFO

慶應義塾大学商学部卒業、デラウェア大学修士課程修了(MBA)。YKKの英国CFO等を経て、1990年デュポン入社。米国勤務を経て2001年に財務部長、09年より取締役副社長としてダウケミカルとの合併・3社分割、グループのガバナンス等を担当した。東京都立大学大学院経営学研究科特任教授。共著に『ワールドクラスの経営』がある。

小澤 壽人 氏

パネリスト

三菱重工業株式会社

取締役 常務執行役員 CFO 兼 財務企画総括部長

小澤 壽人

1986年東京大学法学部卒業、同年4月 三菱重工業株式会社、入社。2016年4月 ドメイン財務総括部副総括部長、2019年5月 グローバル財務部長、同年10月 執行役員、CoCFO、20年4月 執行役員 CFO、同年6月 取締役 執行役員 CFO、21年4月 取締役 常務執行役員 CFOに就任、現職に至る。

パネリスト

味の素株式会社

理事 コーポレート戦略部長

澤 由紀子

国際基督教大学教養学部卒、ダートマス大学タック経営大学院MBA修了。三菱銀行に約7年間勤務後、MBAを経て、メリルリンチ証券(ニューヨーク)、メリルリンチ日本証券、JPモルガン証券の投資銀行部にて約15年間M&Aアドバイザリー、資本調達業務に従事。2013年より味の素に移籍、同社にて事業ポートフォリオの戦略立案、M&A/PMIの企画・執行、スタートアップ投資等新規事業創出に従事。

武井 一浩 氏

モデレーター

西村あさひ法律事務所

弁護士 パートナー

武井 一浩

1991年弁護士登録(西村あさひ法律事務所パートナー)。東京大学法学部、米国Harvard大学Law School(LLM)、英国Oxford大学経営学修士(MBA)各卒。米国NY州弁護士。上場会社の企業法務を中心に、M&A、ガバナンス/会社法/資本市場法制、DX関連、税務等を取り扱う。政府「規制改革会議」委員、金融庁「スチュワードシップ・コード及びコーポレートガバナンス・コードのフォローアップ会議」メンバー、経済産業省「事業再編研究会」委員など。最近の著書(共著含む)として、「株主総会デジタル化の実務」(中央経済)、「デジタルトランスフォーメーション法制実務ハンドブック」(商事法務)など

16:50 終了

※ プログラム内容や時間は急遽変更となる場合がございます。予めご了承いただきますようお願い申し上げます。

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