経営革新のための
デジタルトランスフォーメーション
~迅速な意思決定と企業価値の向上を
実現する情報基盤の構築にむけて~
開催概要
開催日時
- online2021年7月15日(木)13:00~17:30
開催趣旨
激変の時代を迎え、デジタルトランスフォーメンションの推進は加速しています。しかし、企業の中核を担う経営企画、経営管理部門は、中長期戦略策定や事業目標管理など多岐にわたり経営を支えている部門こそ最もDXが推進されるべきと考えます。企業の持続的成長を維持するためには、計画立案、予測、市場への俊敏な対応と適応が必須です。そのためには、最新の情報と360度の可視化で把握した全体像に基づいて、意思決定を迅速に行う必要があります。また、データの分断をなくし、財務計画と事業部門の計画を統合することで、変化に強い意思決定が可能になります。本バーチャルイベントでは、経営戦略計画から組織内の各事業部のあらゆる計画を統合し、意思決定のスピードを効率的かつ効果的に向上させ、変化に強い組織づくりに寄与するテクノロジや海外・国内事例のご紹介と共に、業界の専門家を迎え、日本企業の皆様の意思決定の高度化に有意義な知見をご提供いたします。
<Board Dayについて>
Board Internationalは、毎年開催していたBoardVilleという大規模ユーザーカンファレンスをイベント名を「Board Day」として各国でも開催することとし、昨年はバーチャルで開催しています。(COVIDにより)Board Dayというロードショータイプの本イベントは、本年が2回目となりますが、今年から日本でも開催することとなりました。従来であればお客様、パートナー様をメインとして、Boardのテクノロジロードマップや各国の事例、業界の動向などを共有する場としてご提供しておりましたが、バーチャルイベントとなりましたため、プロスペクトを含め幅広くBoardを認知、ご理解していただくイベントとして開催することになりました。ヨーロッパを中心とした国々では多くの事例講演やパートナー様講演のご協力をいただきながら、多くのお客様、プロスペクト、パートナー様ご来場(聴講)いただいております。
2021年も引き続きデジタルトランスフォーメンションの推進が求められる状況下において、日本企業の皆様にも是非Boardのテクノロジをご理解いただき、意思決定のDXにお役立ていただける機会になればと考えています。
概要
参加対象者 |
役員、経営企画、財務・経理、事業企画、生産、サプライチェーン、ロジスティクス、DX担当部門の |
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参加料 |
無料(事前登録制) |
参加形式 |
オンライン配信(オンデマンド視聴有り) ※本セミナーはオンラインでの配信となります。視聴方法はお申込み後にご案内いたします。 ※お申込者でない方への視聴用URL共有はご遠慮ください。同じ会社内で複数名でのご参加を予定されている場合にも、お手数ですがお一人ずつお申し込み下さい。 ※登録時のメールアドレスに登録完了メールを送付いたしますが、万が一届かない場合、大変お手数ですが、customer1@b-forum.netまでご連絡ください。 ※参加対象外の方はご参加をお断りする場合がございます。予めご了承下さい。 |
主催 |
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協賛 |
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運営 |
株式会社ビジネス・フォーラム事務局 |
プログラム詳細
13:00~13:15 ご挨拶
Board Japan株式会社
カントリーマネージャー
篠原 史信
13:15~13:45 特別講演
JTグループのグローバル化の歩みと現在、そしてその先にあるもの
- 「グローバル経営」なるものの正体
- パフォーマンスが上がらなくなる原因
- 再成長に向けて財務部門が取り組むべきこと
日本たばこ産業株式会社
財務部長
近藤 敦嗣 氏
1996年4月日本たばこ産業株式会社入社後、総務部、法務部、米国ロースクール派遣、REIT(不動産投資信託)、財務部、たばこ事業本部事業企画室、たばこ事業本部(RRP担当)等を経て、2019年4月財務部長就任、現在に至る。
13:45~14:15 基調講演
迅速な意思決定を支えるデータ、アナリティクス&インサイトの実現像とは?
事業ポートフォリオマネジメントの普及やDXの発展に伴い、経営管理領域を取り巻く環境や最新手法が進化する一方で、迅速な意思決定を行うためのアナリティクスの基盤となるデータ活用に際して十分でないという声を多く聞きます。従来の枠を超えたデータの活用に向けた将来像、高度なインサイトを得るために必要な要素に加え、昨今のEPMツールに期待することをご支援実績に基づき解説します。
KPMGコンサルティング株式会社
執行役員 パートナー
後藤 友彰 氏
大手電機メーカー経理財務部門での実務経験の後、外資系コンサルティングファームで経理財務領域における15年以上のコンサルティング経験を経て現職。共著「企業情報の開示」、「デジタルファイナンス革命」東洋経済新報社、「プロジェクト現場から見た内部統制 」日経BP、「IFRS時代の会計イノベーション」日経BP、他寄稿・講演多数。
14:15~14:40 事例講演
タカラレーベンにおける収益の見える化ジャーニー
Boardで実現した収支計画の高度化ー膨大なエクセル地獄からの脱却を果たした事例をご紹介。
タカラレーベンが実現している複数プロジェクト収支を一元的に把握し、速やかな情報の収集プロセスの構築により意思決定スピード向上させ、将来見込み、シミュレーションにより効果的な財務報告を実現した取り組みについてご紹介いたします。
株式会社タカラレーベン
IT推進部 次長
武部 敬次 氏
1991年、東京大学工学部卒業。大学卒業後、大手監査法人にて勤務。会計やEDPに触れる。その後、ソフトウェアを開発・販売する企業にて20年間勤務。WindowsアプリケーションやWEBアプリケーションの開発に携わる。一番得意なプログラム言語はC言語。2016年タカラレーベン、エコエナジー事業部に入社。2019年よりAI推進課。AI推進課のテーマは IT・ICT・AI・DX。情報処理安全確保支援士(登録番号 第018924号)
講演内容のポイント
Excelからの脱却。収支の現在、過去、未来を見える化。複数のプロジェクトの収支を一元的に把握し、速やかな情報の収集プロセスの構築により、意思決定のスピードが向上。将来見込み、シミュレーションにより効果的な財務報告が可能になった同社の事例をご紹介します。
14:40~14:55 講演
製造業における経営管理DX実践事例を交えた、これから求められる経営管理システムランドスケープ
- COVID-19を契機とした前例のない不確実性に抗するために、前提条件の透明性が担保されている事業計画立案~先行指標に基づく着地予想~アクションプランニングといったマネジメントサイクルを高速で回せる経営管理基盤が望まれていると考えています。
- そのためには、計画諸元・実績がデジタルデータとしてアセット化されていることや、プロセスそのものがデジタル化されていること、社員/企業風土の意識など様々な要素で変革が必要です。
- NTTデータがご支援してきた製造業のお客様における経営管理DX実践事例を交えながら、変革プロジェクトの推進ポイント、求められる経営管理システムランドスケープをご紹介致します。
株式会社エヌ・ティ・ティ・データ
コンサルティング&ソリューション事業本部
コンサルティング事業部
課長 / マネージングコンサルタント
藤本 肇 氏
15年以上、法人企業のコンサルティングサービス事業に従事。近年では自動車産業(OEM/Tier1)における、グローバル経営管理高度化やデジタルトランスフォーメーションに関わる経営幹部への提言、構想策定プロジェクト実行責任者を務めています。ITソリューションを限定せず、経営管理を起点としたDX戦略立案~システムグランドデザイン~実現化~意識変革までEnd to Endでサポートできることを強みとしております。
14:55~15:25 講演
VUCA時代の今こそ進めるべきKPIマネジメント再構築 ~デジタル化によるマネジメントスタイル変革
昨今、企業の経営管理は、ただでさえ不確実な環境下にありましたが、新型コロナによる急激な外部環境の変化により、より一層迅速かつ柔軟な舵取りを求められることとなりました。その「VUCA withコロナ」の時代において、「見える化」と「経営と現場の連鎖性向上」を本質とするKPIマネジメントの重要性は間違いなく高まっています。
一方、日本の多くの企業では、既に何らかの形でKPIマネジメントが導入・運用されていますが、「有効に活用しきれていない」「十分に機能していない」といった課題を抱えているケースが少なくありません。
当講演では、KPIマネジメントの再構築を着実に進めるための着眼点と、マネジメントスタイルの変革に資するデジタル・テクノロジーの要諦を解説いたします。
アットストリームコンサルティング株式会社
シニアマネージャー
堀江 修太 氏
トヨタ自動車株式会社を経てアットストリームに入社。経営管理、会計、S&OP領域を専門とし、業務改革およびシステム企画・導入のコンサルティングに従事。業務・IT両面の幅広い知見と、豊富なプロジェクト経験を活かした企画構成、プロジェクトマネジメントが強み。直近では、KPIマネジメント・予算管理・投資管理といった管理プロセス改革支援や、スマートファクトリー化などのDX推進支援のプロジェクトマネージャーを歴任。
15:45~16:05 Boardデモセッション【選択制】
16:10~16:35 講演
今必要とされるAccounting、FP&A部門のイデオロギー破壊 ~DX推進、その前に~
DX推進というキーワードを多く見かける昨今ですが、日本大手企業の実態は2025年の崖問題に象徴されるように既存システムの運用保守に手一杯であり、前向きなDX投資にITリソースを注ぐ余裕がない、という会社も少なくないと思います。その背景には日本ならではのシステム構築手法、経理・業績管理部門の要件をひたすらアドオンで対応する慣習があります。また、業務部門全体のITリテラシーが不足していることも要因の1つです。IT部門任せではなく、AccountingおよびFP&A部門も自分事として捉え、意識を変えてITリソース枯渇問題に取り組む必要があり、そこに対応しないとその先のDXは見えてきません。当講演では、当該課題への打ち手を、実際に改善に取り組んでいる事例を踏まえて発信します。
株式会社クニエ
ディレクター
鈴木 哲也 氏
会計系コンサルファーム、大手SIer等を経てQUNIEに入社。会計ビックバン対応から継続して連結会計・連結業績管理領域でのコンサルティングに従事。複数の連結システムの開発経験を持ち、業務とIT双方の豊富な知見と多くのプロジェクト経験を活かした実践的なプロジェクト支援に定評を有する。現職ではQUNIE会計チーム内の連結領域サブリーダーとして、ファイナンス部門の支援に日々従事している。
株式会社クニエ
シニアマネージャー
野瀬 裕太 氏
大手SIer、外資系コンサルティングファームを経てQUNIEに入社。グループ経営管理 / 連結決算 / 管理会計など財務経理・経営管理領域を専門に改革の構想策定から実行支援まで幅広い範囲の経験を有する。近年は中期事業計画の立案や事業構造改革といった、より事業側に近い領域に対するファイナンス視点での支援もしており、強く当事者意識を持ったプロジェクト支援に定評を有する。
16:40~17:10 事例対談
日清紡ホールディングス × Board Japan
グループ経営管理DX ~ファイナンスとオペレーション計画の統合~
- 検討の背景から決定のポイント
- 導入から本格稼働に至るまで
- 今後の予定について
日清紡ホールディングス株式会社
経営戦略センター 経営戦略室 専門課長
横田 謙 氏
1997年日清紡績株式会社(現:日清紡ホールディングス株式会社)入社。入社以来、本社・事業所・子会社(海外子会社含む)の経理・財務に従事し、2019年より経営戦略室にて全社業績管理、全社経営戦略・事業計画立案に従事。
Board Japan株式会社
セールスディレクター
岡城 俊介
2017.8- Board Japan Inc.
EPM/CPMとERPシステムを組み合わせた新たなソリューションを提案。取引企業:日本取引所グループ様、アルペン様ほか、製薬、公共、ベンチャーなど 幅広くお取引。
1996.4- 2017.7- 国内Sier
中堅企業ー大手企業の基幹システム構築に従事、専門:経営管理、BPR、国内広告メディア業界向けPJをリード、プレイングマネージャー。
講演内容のポイント
新型コロナウィルスのパンデミックは社会・経済の隅々まで影響を及ぼし、人々の生活様式を大きく変化させた一方で、脆弱なサプライチェーン、正確性に欠ける情報、多様化する顧客ニーズへの対応など企業の多くの課題が浮き彫りになりました。この大きな変革を生き抜く為には、経営データを正確・迅速に集め、分析、将来をシミュレーションする基盤の構築が急務と言われています。日清紡ホールディングス様のご担当者をお招きし、ご検討の背景からご決定・ご導入に至るまでのお話をお伺いしたいと思います。
17:10~17:30 ラップアップ&クロージング
Board Japan株式会社
カントリーマネージャー
篠原 史信
Board Japan株式会社
シニアセールスディレクター
沖野 元司
17:30 終了
※プログラム内容は予告なく変更となる場合がございます。予めご了承ください。