ニューノーマル時代のCX/DX経営
~コロナを乗り越え、日本企業が元気になるための
リーダーシップとCX/DX~
開催概要
開催日時
東京
Online
2021年 7月15日(木)13:00~17:50(受付 12:30~)
開催趣旨
日本においては、コロナウイルスに伴う緊急事態宣言の発令が繰り返されるなか、海外ではワクチンによる自粛生活からの解放と経済活動の再開が報告され始めました。 日本においてもワクチン接種・オリンピックなど、不確実な社会のなかで徐々に明るい話題と未来の可能性が見えつつあるのではないでしょうか。
一方、コロナを契機に10年早まったといわれるデジタル化・DXの推進状況はどうでしょうか。
コロナが過ぎ去った後も、企業が始めたデジタルを活用する新しいビジネスモデルや働き方は元に戻らないと考えられます。デジタルを活用して変革を遂げた企業が顧客価値を高め、競争を優位に進めることができるでしょう。
コロナによる経済停滞期は数ある経済の波にすぎません。
企業の持続的成長のために、経営者・リーダーは、DXという手段にとらわれず、その先の顧客価値・顧客体験といった本質を見極め、この期間を企業変革・体質強化の機会として組織をリードする必要があります。
今回は、日本の歴史を紐解き経営者・リーダーに必要な創造的なリーダーシップを研究される米倉誠一郎先生、またコロナ禍においても数々のV字回復を実現された日本屈指のマーケター・刀 CEO 森岡毅氏、そして企業変革を実現されるリーダーの方々をお迎えして、リーダーシップ・マーケティング・DXといった観点から、コロナ後に元気を取り戻しさらなる飛躍を遂げるためのヒントについて伺います。
本イベントはライブ配信と、現地開催をいたします。会場では席と席との間を十分空けるなど、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染リスクを高める3つの条件(①換気の悪い密閉空間、②人が密集している、③近距離での会話や発声が行われる)を防止します。
ライブ配信が視聴できるURLや会場のご案内についてはセミナーご当選者様にのみご連絡いたします。回線や容量、および現地会場の席数の観点からセミナーを抽選制とさせていただきますので何卒ご了承ください。
また、当イベントは政府や東京都の方針に則り速やかに対応し、予防と拡散防止に努めます。今後状況が変化した際は変更事項などを随時ご案内いたします。
概要
参加対象者 |
経営者、役員、経営企画、営業統括、営業推進、店舗統括、人事部門、教育研修、デジタル化・DX推進、 |
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参加料 |
無料(事前登録制) |
参加形式 |
ライブ配信:1,000名 会場へのご来場(一橋大学一橋講堂):100名程度 ※ライブ配信(Web)にてご参加いただけます。会場への参加をご希望者される方は会場をご案内いたしますが、状況によってはライブ配信のみとさせていただきます。 ※ご来場者は100名程度とさせていただきます。 ※ライブ配信希望の方はお申込み後に視聴方法をご案内いたします。 ※登録時のメールアドレスに登録完了メールを送付いたしますが、万が一届かない場合、大変お手数ですが、customer1@b-forum.netまでご連絡ください。 ※申込み多数の場合は抽選とさせて頂きます。何卒ご了承くださいませ。 |
主催 |
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協力 |
株式会社ビジネス・フォーラム事務局 |
会場
東京都千代田区一ツ橋2丁目1-2 学術総合センター内2F
※東京メトロ半蔵門線、都営三田線、都営新宿線「神保町駅」A8・A9出口より徒歩4分
※東京メトロ東西線「竹橋駅」1b出口より徒歩4分
プログラム詳細
13:00~13:10 主催者挨拶
13:10~14:00 基調講演
不確実な時代を乗り越える創造的対応と経営者のリーダーシップ
~多様性×デジタル×ソーシャル経営~
- 二極化の背景 ~DX成功企業と苦戦企業~
- 経営層・リーダーに求められる経営と組織づくり
- 日本企業が変革を成功させるための示唆

一橋大学名誉教授・法政大学大学院 教授
一般社団法人Creative Response Social Innovation School 学長
米倉 誠一郎 氏
一橋大学社会学部(1977年)・経済学部(1979年)卒、同大社会学修士(1981年)。ハーバード大学PhD(歴史学博士、1990年)。企業経営の歴史的発展プロセスを戦略・組織・イノベーションの観点から研究。著書に、The Japanese Iron and Steel Industry 1850-1990: Continuity and Discontinuity (Macmillan)、『経営革命の構造』(岩波新書)、『企業家の条件』(ダイヤモンド社)、『脱カリスマ時代のリーダー論』(NTT出版)、『創造的破壊:未来をつくるイノベーション』(ミシマ社)、『オープン・イノベーションのマネジメント』(共編著、有斐閣)、『二枚目の名刺 未来を変える働き方』(講談社)、『イノベーターたちの日本史:近代日本の創造的対応』(東洋経済新報社)、『松下幸之助:きみならできる、必ずできる』(ミネルヴァ書房)など多数。
14:00~14:30 主催者講演
ClipLine流 DX for CX&EX サービス業の利益に直結するDXの着眼点
- 事業利益を高める本質的なDX
- 顧客視点・従業員視点からみる、DX成功への鍵
- 先進事例考察 ~外食・小売・物流・介護・対面/法人営業など~

ClipLine株式会社
取締役
金海 憲男
日本航空にて整備部門における予算策定/管理業務、エンジニア職等に従事後、ジェネックスパートナーズに参画。様々な業界において、高橋とともにクライアントの内部に入り込むハンズオン型の支援においても業務改革、マーケティング、新商品開発等で多数の財務成果を創出。営業、クライアント支援全般を統括しクライアントニーズをプロダクト開発に活かす。大阪大学基礎工学部卒業、同大学院基礎工学研究科修了。
14:30~14:45 休憩
14:45~17:00 事例講演 ※途中15分休憩
DX経営成功事例:デジタルシフトによる組織変革の難所の乗り越え方
LUFLOS、全社DXの先駆けとなったマネジメントのデジタル変革と財務効果
LUFLOS社は宝くじやスポーツ振興くじtoto、ギフト券販売を手掛ける総合商社。 特に主力事業の宝くじ販売事業においては、発行体であるみずほ銀行からの受託販売という形式で、全国131店に及ぶ宝くじ専門店舗を有している。 同社が店舗網を広げてきた一方、宝くじ全体の売上は、堅実志向の若者の増加やジャンボ宝くじの人気低迷により年々右肩下がりに推移するとともに、ネット販売の開始により対面販売の強み創出が問われるようになった。そのような中、同社はコロナウイルスが本格化するタイミングでマネジメント改革を実施。その結果宝くじ販売の売上1.3倍を達成しトップラインの引き上げに成功。そこから各種デジタル化の推進が始まった。マネジメント改革以前から同社で様々な変革を仕掛ける吉田祐助専務に、変革の意思決定と実行について伺う。

LUFLOS株式会社
専務取締役
吉田 祐助 氏
東京大学経済学部経営学科卒業後、LUFLOS株式会社の取締役に就任。会計学を学ぶ傍ら、財務・経理業務のサポート、主に経理業務の業務改善に従事。2017年12月、専務取締役に就任し、本格的に経営に参画。財務状況の安定化、人事評価制度構築、近年では全社的なDX推進と組織構造改革に着手している。
キンコーズ・ジャパン、環境変化に即した事業・組織のデジタルシフト
「キンコーズ」は、アメリカで誕生したプリントサービスを店舗販売する"ビジネスコンビニ"の先駆けであり、キンコーズ・ジャパンは同事業を日本で展開する業界のリーダー企業。 2012年からはコニカミノルタグループに入り、従来の印刷サービスに加えDXソリューションを展開する。 同社を取りまく外部環境として、働き方改革や急速なDXの進展で印刷サービス業界全体としては新たな価値の創出が求められている。キンコーズ社においても、自社独自の価値について様々な角度で見直しながら、 DXソリューション・感染症対策ソリューションのなど事業・組織のデジタルシフトを急ぐ。 事業と組織の変革をリードする渡辺社長に変革の決意や同社の戦略を伺う。

キンコーズ・ジャパン株式会社
代表取締役社長
渡辺 浩基 氏
都内のホテル業界、インターネット業界、飲食業界で店長を経験し2004年キンコーズ・ジャパン株式会社入社、店長で店舗・工場の立ち上げ経験後、エリアマネージャー、店舗運営部長、取締役を経て2021年4月より代表取締役社長。

モデレーター
ClipLine株式会社
取締役
金海 憲男
外食DX!デジタルベースの事業構造への変革ステップと先進事例
外食業界は、コロナウイルスに端を発する緊急事態宣言の影響で、営業時間の短縮・酒類提供の制限など大きな困難に直面されています。
既存店のテイクアウト・デリバリーへのシフトも去ることながら、急激な業態転換や異業種への進出など、オペレーションから事業戦略まで大きな変革を求められているのではないでしょうか。特に厳しい経済状況を経験した外食業界こそ、業務のIT化にとどまらず、事業構造をアナログからデジタルベースに変革する「本来のDX」が求められています。内食・中食との競争にも直面するなか、外食DXの中心となるのは顧客体験とコストを直視した店舗および従業員の価値の再構築ではないでしょうか。
本講演では、ClipLineが外食業界各社様をご支援してきた経験から、弊社の考えるDXの着眼点や成果創出のための勝ちパターンをご紹介いたします。
ClipLine株式会社
取締役
金海 憲男
17:00~17:50 特別講演
生き残りのカギとなるマーケティング の本質
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)をわずか数年でV字回復させたことで広く知られる日本稀代のマーケター・戦略家の森岡毅が実戦する「マーケティング」とは?
「マーケティングとエンターテイメントで、日本を元気に」という強い想いの下で自身が立ち上げた株式会社刀では、USJにも導入した森岡流マーケティング(森岡メソッド)を実戦し、実績を出し続けている。コロナ災厄に見舞われたこの困難な時代にも生き残りのカギとなるのはこの“森岡流マーケティング(森岡メソッド)。
本講演では、人間の購買行動を決定的に変える「マーケティングの威力」とそれを機能させるために必要なマーケティングの本質」についてお話しいたします。

株式会社刀
代表取締役 CEO
戦略家・マーケター
森岡 毅 氏
高等数学を用いた独自の戦略理論等マーケティングノウハウを形式知化し「森岡メソッド」を開発、経営危機にあったUSJに導入、わずか数年で劇的に再建を果たす。使命完了後、2017年マーケティング精鋭集団「株式会社刀」設立。「マーケティングとエンターテイメントで日本を元気に」の大義の下、数々のプロジェクトを推進、抜群の実績を上げる。近著に『誰でも人を動かせる!あなたの人生を変えるリーダーシップ革命』。
※ プログラム内容や時間は急遽変更となる場合がございます。予めご了承いただきますようお願い申し上げます。