Digital Supply Chain Summit
開催概要
開催日時
- Online2021 年 6 月 10 日(木) 16:00~17:10
開催趣旨
小売、流通、製造業界のお客様に向けて「 Digital Supply Chain Summit(デジタル サプライ チェーン サミット)」 を開催します。本イベントは先だって米国で開催されました同デジタル イベントの日本版として位置づけております。本イベントでは、デジタル サプライ チェーン プラットフォームを構築して優れた顧客体験を実現する方法、持続可能性を持つサプライ チェーンを構築する方法、AI や ML といった Google Cloud の先進技術を使用することでデジタル化したサプライ チェーンを構築する方法についてご紹介いたします。
業界から注目されている企業の講演者としてアスクル株式会社 小池様をお招きし、サプライ チェーンのデジタル化や、プロセス、人員、チームの強化など組織づくりについてお話いただきます。その他にも、Google Cloud でサプライ チェーン ビジネス担当の藤沢 賢二より、クラウドベースのソリューションがもたらした実際の影響とビジネス成果についてお話します。そして、アクセンチュア株式会社、デロイト トーマツ コンサルティング合同会社のインダストリー プラクティス担当リーダーより、バリュー チェーン全体にわたる、顧客中心のデジタル サプライ チェーンとコネクテッド デジタル スレッドを構築する方法などについてご紹介していただきます。
ぜひ本イベントにご参加いただき、クラウドベースのソリューション、データ分析、AI を活用したデジタル戦略を知っていただき、皆様のサプライ チェーンや物流運営におけるデジタル トランスフォーメーション推進に役立つ機会になればと思います。
概要
参加料 |
無料(事前登録制) |
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参加方法 |
オンライン配信 ※本セミナーはオンラインでの配信となります。視聴方法はお申込み後にご案内いたします。 ※お申込者でない方への視聴用URL共有はご遠慮ください。同じ会社内で複数名でのご参加を予定されている場合にも、お手数ですがお一人ずつお申し込み下さい。 ※個人・競合企業等、参加対象外の方はご参加をお断りする場合がございます。 |
主催 |
グーグル・クラウド・ジャパン合同会社 |
協力 |
株式会社ビジネス・フォーラム事務局 |
プログラム詳細
16:00~16:05 オープニング
16:05~16:10 Welcome Session
summary

Google Cloud
CEO(最高経営責任者)
Thomas Kurian
Thomas Kurian は 2018 年 11 月に Google Cloud の CEO として Google に加わりました。その前は Oracle に 22 年間在籍し、退職時の役職は製品開発部門プレジデントです。その前は McKinsey でビジネス アナリストとエンゲージメント マネージャーを務めていました。30 年近く培った経験によって、大規模な組織におけるエンジニアリングやエンタープライズ リレーションシップ、リーダーシップに深い造詣があります。
プリンストン大学を首席で卒業し電気電子情報工学(EECS)理学学士(BSEE)を取得。スタンフォード大学ではトップ 10% に与えられる Arjay Miller Scholar の称号とともに経営学修士(MBA)を取得しました。スタンフォード大学経営大学院の諮問委員会とプリンストン大学工学部の諮問委員会のメンバーとしても活動しています。
16:10~16:20
デジタル サプライ チェーン プラットフォームの構築
(Digital Transformation Journey + Creating a Digital Supply Chain Platform)
今日のサプライ チェーンが直面している課題は通常業務に加えて自然災害、地政学リスク、パンデミックなどによる先行き不透明な中でのリスク マネージメントと、それらの課題を解決するための迅速な対応です。Google Cloud は、デジタル トランスフォーメーションを通してサプライ チェーンとロジスティクスの変革を支援します。
本セッションでは、物理的なサプライ チェーンのデジタル化と、 End to End サプライ チェーンの可視化を提供し、自律的かつ迅速な意思決定を可能とするサプライ チェーンを構築することによりサプライ チェーンの本質としての経営のリスク低減の実現方法についてお話します。

グーグル・クラウド・ジャパン合同会社
Director,Supply Chain & Logistics
藤沢 賢二
30年以上にわたってサプライ チェーンを軸に製造、ヘルスケア、コンシューマ、リバース ロジスティックスによる補償モデル構築、Eコマース、ハイテク関連のポストセールスのサービスモデルを構築。
調達から生産・物流まで一気通貫でサプライ チェーン構築及びそれを支える IT システムの刷新、グローバルでのサプライ チェーン戦略の立案、実行。
海外駐在歴:アジア(シンガポール、台湾)アメリカ(テキサス、フェニックス)。
Fortune500 外資系および日経一部上場会社にて SC&L 日本代表を務める。
16:20~16:30
求められるのは変化への対応力 ~Digital SCM を強化する AI powered サービスのご紹介~
スマートフォンの普及により、消費者にとってデジタルは完全に日常の一部となりました。これにいち早く対応できた企業とそうでない企業との間で、コロナ禍における収益性の格差が更に広がってきています。今の時代に必要となるのが「変化への対応力」。想定される可能性をデジタルの世界でシミュレーションし、どう意思決定につなげていくか、が鍵となります。これを実現可能とし効率的な SCM に寄与する弊社の AI サービスをご紹介します。

アクセンチュア株式会社
ビジネス コンサルティング 本部
AI グループ アソシエイト・ディレクター
佐々木 三泰 氏
アクセンチュア で IT コンサルタントとして 20 年以上の経験を有する。近年は AI のスペシャリストとして、業界を問わず、コンサルティング業務やデリバリー案件のリードとして多数の案件に従事。現在、弊社 AI powered Services(マネジメント コックピット、サプライ チェーン マネジメント、等)の企画~導入を主にリード。
16:30~16:40
デジタル サプライ チェーンを加速させる実践的な Enabler のご紹介
様々な分野でデジタル化が加速する現代において、次世代 SCM には①「リーン化」: 徹底的に効率化したオペレーション、②「バリュアブル」: 顧客ニーズに即したビジネスの実践、③「レジリエンス」: 変化ヘの迅速かつ柔軟な追随といった要件が求められています。これら次世代 SCM に求められる要件を実現すべく、デジタル サプライ チェーン トランスフォーメーションを加速させる実践的な Enabler をご紹介します。

デロイト トーマツ コンサルティング合同会社
SC&NO Senior Manager
稲垣 圭介 氏
外資系コンサルティングファームを経て現職。Global IT Grand Design(SAP ERP および S/4 HANA の構想策定・導入)、また SCM 実行領域における各種 BPR プロジェクトに従事。近年では DX 企画・構想におけるソリューション導入支援、ならびにデジタル サプライ チェーン ワークショップの実績多数。
16:40~17:00
お客様事例 - アスクル・シミュレータで実現を目指す EC 物流デジタルツイン
アスクルでは 2016 年から Google Cloud Platform を活用し AI x データ プラットフォーム 「 ASKUL EARTH」 の構築を進めてきました。ASKUL EARTH は、データレイク層、モデル層、シミュレーション層の三層からなるデータ中心のエコシステムであり、目指すところは EC 物流ビジネスの全体最適です。その重要な鍵となるシミュレーション層「アスクル・シミューレータ」について紹介します。

アスクル株式会社
テクノロジスティクス本部
デジタルエンタープライズ デジタルエンタープライズ2
先端テクノロジー マネージャー
主席研究員
小池 和弘 氏
第 2 次 AI ブーム期に電機メーカに入社し、第五世代コンピュータ プロジェクト(ICOT)の知識ベース開発に従事。 ICOT 終了とともに AI の長い冬が訪れた後、シリコンバレーのベンチャー General Magic 社と Magic Cap 端末とモバイル・エージェントの研究開発を行う。米国ベンチャー、SIer を経て 2012 年にアスクル入社。2019 年より東京大学田中研究室に共同研究員として参加し、EC 物流における最適化問題に取り組む。特に深層強化学習や量子アニーリングなどに興味あり。

グーグル・クラウド・ジャパン合同会社
Director, Supply Chain & Logistics
藤沢 賢二

グーグル・クラウド・ジャパン合同会社
Senior Account Executive
千田 麻理子
前職より小売・物流業界を担当する営業として、業界におけるクラウド活用を推進。
17:00~17:10 クロージング
※ プログラム内容や時間は急遽変更となる場合がございます。予めご了承いただきますようお願い申し上げます。