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製造業限定
Data Innovation Seminar 2021
攻めのデータ活用で生みだす、
未来志向の新たな価値と成長の糧
~日本のモノづくり企業こそ実現できる
〝現場を活かす“データマネジメント~

登壇者一覧

内田 和成  氏

早稲田大学ビジネススクール

内田 和成

久世 和資  氏

旭化成株式会社

久世 和資

山道 弘信 氏

AGC株式会社

山道 弘信

飯田 聡  氏

株式会社クボタ

飯田 聡

川縁 俊寛 氏

ボッシュ・エンジニアリング・アンド・ビジネス・ソリューションズ

川縁 俊寛

石附 洋徳 氏

カシオ計算機株式会社

石附 洋徳

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プログラム詳細

13:00~13:30 特別ゲスト・基調講演

ポイント!:競争戦略の巨匠が語る、製造業のデータ活用思考!(*7/2の配信のみ)

「経営者に必要な情報センス」
~データを読み解くために忘れてならないのは問題意識~

早稲田大学ビジネススクール

教授

内田 和成

東京大学工学部卒業、慶應義塾大学経営学修士(MBA)。 日本航空を経て、2000年から2004年までボストン・コンサルティング・グループ(BCG) 日本代表。 2006年には「世界の有力コンサルタント25人」に選出された。 2006年より早稲田大学教授。 専門は競争戦略、リーダーシップ論。 著書に『リーダーの戦い方』(日経BP社)、『仮説思考』『論点思考』『右脳思考』(以上、東洋経済新報社)、『ゲームチェンジャーの競争戦略』(編著)『異業種競争戦略』 (以上、日本経済新聞出版社)などがある。

講演内容のポイント

競争戦略論、リーダーシップ論のプロフェッショナルである、内田様より、「企業の経営において情報やデータは、どのような価値を持ち、どう使いこなせばいいのか?」 製造業のこれからの経営において『データ活用』が持つ意味と意義を特別講義いただく予定です。当日の内容を乞うご期待ください。

13:30~14:00 ゲスト事例講演Ⅰ

ポイント!:マネジメント視点で知る、製造業ならではのデジタル変革フェーズでのデータ活用の要諦!

旭化成における「デジタル×共創」によるビジネスの変革

  • マネジメント視点で見る、デジタル変革における成功要因
  • 人 : 全社員のデジタルリテラシー向上とデジタルプロフェッショナル人材の育成
  • データ : データ活用の加速とプラットフォーム
  • 組織風土 : 顧客視点とアジャイル開発によるビジネス変革

旭化成株式会社

常務執行役員 兼 デジタル共創本部長

久世 和資

1987年に筑波大学大学院工学研究科修了。工学博士。同年に日本IBM入社。2005年に執行役員。東京基礎研究所所長、システム開発研究所長、サービスイノベーション研究所長、未来価値創造事業部長、開発製造担当、研究開発担当を歴任、2017年より最高技術責任者(CTO)。2020年7月に旭化成入社。執行役員エグゼクティブフェロー。2021年4月より現職。

講演内容のポイント

旭化成は、デジタルトランスフォーメーション(DX)をワンステージ先に進めるため、本年度から新組織「デジタル共創本部」を設立。社内の専門人財を集結させるなど体制を強化し、これまで個別業務で取り組んできたDXの取り組みを事業・経営全体へと定着を図っています。 デジタルの力でビジネスモデルの変革を加速させ、「新たな社会的価値の提供」を実現するため、どのようにデータを活用しているのか?デジタル共創本部を率いる久世様より、これまで成果を上げている取り組みと、未来志向の取り組む今後の展開をお話しいただきます。

14:00~14:05 休憩

14:05~14:45 提案講演Ⅰ

ポイント!:未来志向のデータ活用を考察!~国内・海外の製造業の先進企業事例から知る~

国内外の先進事例に学ぶデータ活用成功の要諦

  • 業務・組織・デジタルの三位一体での変革
  • 草の根的な実行施策を矢継ぎ早に実行・継続していくことが重要
  • 製造業の現在地を各種統計データや成功事例から取り組みを考察する
鹿内 健太郎

株式会社セールスフォース・ドットコム

インダストリーズトランスフォーメーション事業本部

製造業担当マネージャ

鹿内 健太郎

総合系コンサルティング会社、外資系ソフトウェア会社を経て株式会社セールフォース・ドットコム入社。多国籍企業における戦略立案・業務改革プロジェクト経験を活かし、国内製造業のデジタルトランスフォーメーション推進活動に従事。

講演内容のポイント

世界に誇れる日本の製造業は、デジタルトランスフォーメーションでより競争力を強化できる。過去20年で国内外の先進企業は製造工程だけでなく、顧客・代理店と接点をもつ業務のデジタル化に取組み、商売のやり方を試行錯誤してきた。業務・組織・デジタルを三位一体で変革していくにあたり、パーパス・ビジョン・ミッションと同様、将来の業務がどう変わるかを従業員とともに考え、企業文化の変革に向けたロードマップを作成し、草の根的な実行施策を矢継ぎ早に実行・継続していくことが重要である。当セッションでは、製造業の現在地を各種統計データや成功事例から探り、未来に向けてすべきことを考察します。

14:45~15:15 ゲスト事例講演Ⅱ

ポイント!:‶製造現場“のデータ活用 × 技術・技能伝承法!

「匠の知見」を組織知に変えた”匠KIBIT”
~データを活用した製造現場における技術・技能伝承法~

  • AGCのDX推進の歩み
    『スマートファクトリー 』→『 スマートR&D』→『全社的なDXへ』
  • 技術・技能伝承の課題と”匠KIBIT”の開発から導入への軌跡
  • ”匠KIBIT”社内への浸透と今後の課題について

AGC株式会社

技術本部企画部 戦略企画グループ

パートナー

(前 フロート技術推進部 部長)

山道 弘信

1986年入社、硝子事業部にて国内、海外拠点で製造に従事。2001年グローバル体制移行に伴い、研究開発コーディネーター、日本・アジア地域の製造統括を担当。社長プロジェクトで新規開発プロセスを立ち上げ後、技術統括室グループリーダーとして技術の横展開を実施。技術本部に移り、フロート技術推進部を立ち上げた後、現在は、DX事業推進に携わっている。経営学修士。

講演内容のポイント

日本で初めて板ガラスの工業生産に成功したAGC株式会社。100余年の歴史を越え、長い歴史の中で積み上げた高い技術により、今なお、世界のガラス生産においてトップシェアを誇ります。「両利きの経営」を実践すると称されるように、現状に甘んじることなく新しいチャレンジを続けるAGCが取り組んだデジタルトランスフォーメーションの一端を担うのが、 熟練技術者の匠(たくみ)の知見をデータ化、AIが技能伝承システムづくりです。 この「情報・技術・人を横串でつなぐ」とも表現できるシステムのプラットフォーム作りを担われてこられた山道様に、ここでしか聞けない経験の数々と独自のご知見をお話いただきます。

15:15~15:20 休憩

15:20~15:40 提案講演Ⅱ

ポイント!:‶サプライチェーン現場“におけるデータ統合・活用のポイント!

データクラウド
〜データのグローバルネットワークが繋ぐサプライチェーン~

原材料の調達、パーツ製造、組立、出荷、販売、消費者による使用、口コミ・体験の共有、回収…と、プロダクトの一生が成立するにはさまざまな人々や組織が関わることになります。これらの人々が行動した結果を取得するためにはデータの活用が不可欠ですが、データがそれぞれの組織の手元にあり、バラバラに散らばっているとなかなか統合的なインサイトを得ることは難しく、どうしても見えない部分を空想に基づいた意思決定に頼らざるを得ません。

こういった課題を解消し、データを移動させることなくデータ同士を繋ぐネットワーク効果を得ることができ、 様々な組織が持つデータをコラボレーションさせ、データ活用を推進する方法を提案します。

Snowflake株式会社

プロダクトマーケティングマネージャー

KT

BI、ETL等情報系システムのプロジェクトマネージャーやプロダクトトレーナーを歴任。2015年からビジュアル分析ツールTableauでプリセールスコンサルタントとして年間300を超える顧客へ提案支援やデモンストレーションを行った。2020年6月よりスノーフレイクでプリセールスとして活動したのち、2021年4月から現職。Snowflake、Tableau共に公式上級技術者認定資格を保持。プロダクトが掲げるコンセプトを伝えるエヴァンジェリストとして活動しながら、製品を愛する人々の集まりであるコミュニティを作り育んできた。400人を超える卒業生を輩出するデータドリブン文化醸成を目指す人々のためのDATA Saber認定制度の創設者。

講演内容のポイント

これまで複数企業、組織間のデータを共有するとなるとデータを安全かつ素早く「転送」する仕組みを考えることが一般的でしたが、Snowflakeが考えるデータクラウドコンセプトはまったくアプローチが異なります。人と人がインターネットというネットワークを通して、これまでは出会えなかったような場所にいる異なる人間同士が「繋がり」新たな発想を得たのと同じように、データも人にあげるのではなく、あくまでもその場にいながらネットワーク上にいる様々なデータと「繋がる」ことによってコラボレーションし、新たな想像力の源になると考えています。 『データ活用の新しい時代の幕開けとなる』と言っても過言ではない、新たな提案を是非、お聞きいただければと存じます。

15:40~16:10 ゲスト事例講演Ⅲ

ポイント!:‶研究開発現場“のデータ活用と新価値創造への知見!

クボタが挑む『スマート農業』が見据える未来
~データ利活用で実現する、新たな技術開発と価値創造の‶勘所“ ~

クボタでは次世代農業の取組みとしてICT、IoTを活用したスマート農業技術の開発を行なっている。

本講演では担い手農家が直面する課題解決のため、
1.データ活用による精密農業
2.自動化・無人化による超省力農業
を中心に、これらの開発実証状況および今後の方向性について紹介する。

また、データを活用した農業技術の開発と普及にあたって直面した課題と克服してきたポイントについて述べる。

株式会社クボタ

特別技術顧問

工学博士

飯田 聡

1980年久保田鉄工(現クボタ)入社、99年トラクタ技術部第二開発室長、同99年建設機械技術部長、 03年建設機械事業部長、04年クボタヨーロッパS.A.S(フランス)社長、09年執行役員、クボタトラクターコーポレーション(アメリカ)社長、11年常務執行役員、機械海外本部長、12年農業機械総合事業部長、農機海外営業本部長、 14年研究開発本部長、15年専務執行役員、16年取締役専務執行役員、18年3月より現職。

講演内容のポイント

創業以来、日本の農業と共に歩み、米づくりを支えるクボタ。他に先駆けて2014年にはICTを活用し、データに裏打ちされたスマート農業を営むための支援をスタートさせています。また昨年から提供を始めた故障解析用の拡張現実(AR)アプリ「Kubota Diagnostics」など、デジタルトランスフォーメーションへの歩みを加速させています。 10年以上前から、データを活用し研究技術開発を進めてこられた飯田様より、これからの世の中において、新たな技術開発を実践していく中で必要な価値創造の‶勘所“を、これまでの知見と経験を交え、お話しいただきます。

16:10~16:15 休憩

16:15~16:45 ゲスト事例講演Ⅳ

ポイント!:‶グローバルな生産(工場)現場“における先進的データ活用の今!

製造業の可能性を拡大する、AI活用・データ活用
~ボッシュの取り組みからみる、インテリジェントな製造プロセス~

  • IT-OT統合は、すべてのインテリジェントな製造ソリューションの基礎
  • AI、MLによるパフォーマンス管理による生産機械の信頼性向上
  • 「エネルギー効率、環境への配慮」へのデータ活用
川縁 俊寛

ボッシュ・エンジニアリング・アンド・ビジネス・ソリューションズ

カスタマソリューショングループ ジャパンリード

川縁 俊寛

prof

講演内容のポイント

ボッシュは2021年にAIソリューションをボッシュの世界中の約50のパワートレイン工場に導入し、800以上の生産ラインに接続すると発表。AIを活用で目指すところは、「工場の効率化」、「生産性の向上」、「環境へのさらなる配慮を可能にし、製品の品質を向上」、「工場のコスト削減への貢献」です。 そのために必要な【データ活用のポイント】は、いったいどんなところにあるのか?グローバルな生産体制におけるデータ活用の事例を交え、お話いただく予定です。

16:45~17:15 ゲスト事例講演Ⅴ

ポイント!:製造業の未来志向の鍵!‶顧客起点のデータ活用実践“へのヒント!

「ユーザー中心のバリューチェーン」を実現するデータプラットフォーム構築
~カシオが目指すデータ・デジタルを活用したユーザーファーストの未来~

  • “ユーザーファースト”を実現するために発足した
    全社横断DX推進組織「デジタル統轄部」
  • 「ユーザー中心のバリューチェーン」を実現するための
    全社DXロードマップ
  • あらゆるデータが事業活動の様々な場面で活用される仕組み

カシオ計算機株式会社

デジタル統轄部長

石附 洋徳

株式会社博報堂にて、マーケティング戦略やシステムの導入などを様々な業界で推進。2019年からカシオ計算機株式会社に参画し、カシオの新しいデジタルマーケティングの仕組みづくりをリード。2021年より全社のDXを統合・推進する組織としてデジタル統轄部を立ち上げ、責任者としてカシオのバリューチェーン全てのDX推進を統括。

講演内容のポイント

カシオ計算機は、ニューノーマルの時代においても選ばれ続ける企業になるために、“プロダクトファースト”のバリューチェーンから、市場や社会のニーズに常に応え続ける“ユーザーファースト”のバリューチェーンへの変革を目指し、全社横断のDX推進組織として「デジタル統轄部」を立上げました。 「ユーザーのデータが開発、生産、営業と連携する」、「開発現場のデータがユーザーと連携する」、といった、データでカシオとユーザーが繋がる未来の構築に向けて、現在の取り組みと今後の展望についてお話しいただきます。

※ プログラム内容や時間は急遽変更となる場合がございます。予めご了承いただきますようお願い申し上げます。

開催概要

開催日時

  • Online2021年7月2日(金)13:00~17:15 (*予定)

開催趣旨

製造業におけるデータ活用は、今後どのように進めていくべきか? 

2016年の世界経済フォーラムにおいて『第四次産業革命』というフレーズが初めて使用されてから、早くも5年が経とうとしています。

一般的に、『第四次産業革命』 が、AI(人工知能)やIoTを用いることで起こる製造業の革新といわれる中、これまでAI(人工知能)を導入しデータを活用するIoTビジネスへのチャレンジ、そしてブロックチェーンやXRのような新興技術の利活用を取り入れたスマート化・デジタル化を進めるも、実は「独自価値を生む可能性があるのに活用できていない、利用できていないデータ」は多いのではないでしょうか?

例えば、製造や研究の‶現場″には、これまで日本の製造業が培い、蓄えてきた『宝となるデータ』が数多くあるものの、結果的に活用しきれていないという企業が圧倒的多いという調査結果もあります。

特に製造業では、データを扱うスキル不足や組織体制がデータ活用における障壁になるとともに、生産設備にはサポートの切れた「老害パソコン」が数十万台規模で稼働しており、データを活用した新たなテクノロジーとの融合を阻む原因になっているということも聞かれます。

しかし、データ活用に二の足を踏んでいてばかりではいけません。目の前の課題を乗り越えていった先に、日本製造業の未来と成長への光明が見えてくるはずです。現に、課題や障害を打破する【攻めの姿勢でデータ活用】を進め、新しい可能性や成長の糧を掴んでいる企業も続々と登場してきています。

本セミナーでは、製造業の‶現場″にフォーカスしたデータ活用の先進企業の取り組み事例を中心に考察します。

その考察から得られる『未来志向のヒント・考え方』は、必ず貴社の転換を後押し、日本のモノづくり企業の皆様だからこそ実現できるデータ活用方法を導きます。

ご登壇者の皆様がチャレンジし、新たな領域を切り開いているからこそ納得できる考察ポイントの数々と貴重な知見を、余すことなくお聞きいただき、貴社が実現する『新たな価値創造』の切っ掛けにしていただけば幸甚です。

 

概要

参加対象者

製造業の経営層、役員、経営企画・戦略、新規事業(イノベーション)、情報システム(IT)、デジタル変革(DX)部門などを中心とした新たな変革に挑む管理職・リーダーの皆様

参加料

25,000円(お一人様 / 税込み)

参加定員

150名

配信システムへの事前登録が必須となります。申込み多数の場合は抽選とさせていただきます。

事前登録いただいた方へ、視聴用URL、ID、Passwordを送付します。

参加方法

オンライン配信

本セミナーはオンラインでの配信となります。視聴方法はお申込み後にご案内いたします。

お申込者でない方への視聴用URL共有はご遠慮ください。同じ会社内で複数名でのご参加を予定されている場合にも、お手数ですがお一人ずつお申し込み下さい。

登録時のメールアドレスに登録完了メールを送付いたしますが、万が一届かない場合、大変お手数ですが、customer1@b-forum.netまでご連絡ください。

主催

株式会社ビジネス・フォーラム事務局

ゴールド協賛

株式会社セールスフォース・ドットコム

Salesforce

シルバー協賛

Snowflake株式会社

Snowflake

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