【ご招待】
DX × 業務自動化
Executive Forum 2021
~自動化導入の成功企業に学ぶDX戦略の要諦~
開催概要
開催日時
- online2021年8月24日(火)14:00~15:30
(配信開始予定 13:45~)
開催趣旨
近年のテクノロジー進化とビジネス環境の劇的な変化は、これまで疑問を持たなかった商習慣の潮流を変え、価値提供の場を加速度的にデジタル空間へ移行しております。またコロナ禍を起因とする経営危機に直面するなかでも、迅速にITインフラを整え、テレワークをはじめとしたテクノロジーの活用度によって競争優位性に大きな差が発生してきています。
言わずもがな、変化することが当たり前となっている環境下において、迅速かつ柔軟に環境変化に対応していくために、テクノロジーとビジネスを融合し、時に共創しながら変化に強いデジタル変革の実行が求められているのではないでしょうか。
しかし一方で、これまでの成長戦略に伴い部分最適で導入した既存システムの複雑化・ブラックボックス化が顕著となりDXの実現へ大きな障壁となっているケースや、自動化ツール等新たな投資に対する効果を求められ積極果敢なデジタル戦略を実行することができていないケースなど、DX実現へ向けた課題も多く聞かれるようになってきました。
こうした課題を乗り越え、システムが中心の企業IT戦略から、ヒトとデジタルテクノロジーの融合による変化にスピード感をもって対応できるデジタル/IT戦略を構築していく必要があるのではないでしょうか。
そこで今回は、”スピード経営を実現する、変化に強い企業IT”をテーマに、待ったなしとなったDXへ向け、【テクノロジー・人財(ヒト)・ビジネスとの融合】の観点から、自動化による生産性向上へ向けたテクノロジーの可能性や、テクノロジーを生かす人財の育成から部門横断型組織の構築事例、そしてビジネスとテクノロジーを融合させ新たな時代で成長戦略を描く先進企業のお取組み事例から、局所的なデジタル化から全社一丸となったDXへ向けたヒントを紐解いていきます。
概要
参加対象者 |
経営者、役員、情報システム、経営企画、業務、経理財務他、各事業部門の管理職の方々 |
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参加料 |
無料(事前登録制) |
参加定員 |
100名 ※申込み多数の場合は抽選とさせて頂きます。何卒ご了承くださいませ。 ※個人・競合企業等、参加対象外の方はご参加をお断りする場合がございます。 |
参加形式 |
オンラインLive配信(配信環境:クラストリーム) ※本セミナーはオンラインでのライブ配信となります。視聴方法はお申込み後にご案内いたします。 ※お申込者でない方への視聴用URL共有はご遠慮ください。同じ会社内で複数名でのご参加を予定されている場合にも、お手数ですがお一人ずつお申し込み下さい。 ※登録時のメールアドレスに登録完了メールを送付いたしますが、万が一届かない場合、大変お手数ですが、customer1@b-forum.netまでご連絡ください。 |
主催 |
株式会社ビジネス・フォーラム事務局 |
協賛 |
プログラム詳細
14:00~14:30 基調講演Ⅰ
DXによる経営変革への挑戦
三菱マテリアル株式会社では、デジタル化戦略の一環として、2020年4月よりDX推進本部を設置し、当社の目指す姿の実現に向けてグループ全体でのDXの取り組みを開始しました。昨年度は、今やるべき変革施策を検討し、21のDXテーマを選定、実行計画を策定し、今年度より具体的な施策の実行に着手しております。経営改革としてのDXの取り組みのアプロ―チとポイント、事業発展に向けた施策、データ活用や人材育成、業務効率化など経営基盤強化の施策概要を含め、ご紹介します。

三菱マテリアル株式会社
最高デジタル責任者(Chief Digital Officer)
亀山 満 氏
1980年東北大学工学部卒業後、日産自動車入社。車両実験部、技術システム部を経て、1995年からITを活用した全社業務改革を担当。2000年ゴーン改革を肌で感じながら企画室で車へのIT適用プロジェクトのグローバルリーダー、2005年中国合弁企業のCIOなどを歴任。2012年に資生堂入社、店頭応対のデジタル化、グローバルシステムの展開等を推進。2020年2月三菱マテリアル株式会社、同4月よりDX推進本部長。
14:30~15:00 協賛社講演
企業IT と RPA -活用戦略とスピード経営への貢献
これまでの企業ITでは、基幹系システムを中心に社会的影響が大きいものも多く、従前より高い信頼性の確保と慎重な運用が求められていました。
一方で、昨今のビジネスの変化は著しく、そのスピードは加速の一途を辿っています。
経営環境の変化へ迅速に対応するため、様々な特性があるITの選択肢を、自社の状況に応じて柔軟に組み合わせることが重要です。
本講演では、RPAを企業IT戦略へ取り入れて柔軟性とスピードを高めるため、基幹系システムとの連携や棲み分けの考え方、IT部門とユーザー部門の緊密な連携による新時代のEUC等についてご紹介させていただきます。

UiPath株式会社
取締役 Chief Revenue Officer
鈴木 正敏 氏
日本オラクル株式会社勤務を経て、2015年にSAPジャパン株式会社に入社。バイスプレジデントとして、同社のプラットフォーム事業、金融、通信、公共、公益インダストリー部門の事業責任者を歴任。2019年に株式会社シマンテックの執行役員社長に就任、エンタープライズセキュリティ事業を統括。UiPath社では、ダイレクトセールス、パートナーセールス、プリセールス、オペレーションズ、マーケティングをはじめとした同社の日本における収益活動の全般を指揮。
15:00~15:30 基調講演Ⅱ
老舗バルブ製造業の自動化とDXへの挑戦
世界大手のバルブを中心とした流体制御機器を広く手掛ける(株)キッツでは、約10年前からグループグローバルに基幹システムの再構築(メインフレームからSAP)を進めて、2019年にキッツ本体の再構築を終えた。
これからは、この基幹システムのデータをフルに活用し、いよいよDXに本気で挑戦していくことになるが、社会的インフラ製品を担うB2B企業特有の企業風土の課題、基盤技術の遅れ、体制の未整備、工数の不足など、様々な現実的課題が存在していた。これらを一瞬にして解決する魔法は無く、まだまだ始まったばかりの挑戦ではあるが、それらの課題をブレークスルーすべくどう挑戦してきたか、これからどういう道筋を描いているのかを、生々しく講演する。

株式会社キッツ
執行役員 IT統括センター長 / CIO
石島 貴司 氏
1990年、日産自動車株式会社入社。製造業各種システム開発・保守、ITインフラ導入、ITアウトソーシング企画導入など幅広く情報システム関連業務に従事。また北米駐在や提携先の仏ルノー社IT部門への出向、中国・アジア等へのビジネス拡大に伴うIT領域の整備、独ダイムラー社や三菱自動車との提携IT関連業務など、グローバル・ダイバシティも広く経験し、2011年よりチーフITアーキテクトとして、グローバルなDX推進、クラウド化、データ活用推進、SOC立ち上げなどを指揮すると同時に、DXを加速させるルノー・日産グローバルなIT組織ガバナンスを構築。 2018年 株式会社キッツに入社、日産での経験を活かし、基幹システム再構築(ERP)、その後“働き方大改革プロジェクト”を立ち上げOffice365の導入や情報共有基盤の整備、RPA導入、全社の意識風土改革を足早に推進し、2021年4月より、執行役員 CIO / IT統括センター長として、全社DXを支えるためのIT部門新戦略“KITZ Digital 2025”を始動。
※プログラム内容や時間は急遽変更となる場合がございます。予めご了承いただきますようお願い申し上げます。